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女「抱いて」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 19:44:57 .Gzx/WQg
男「君が望むなら抱いてあげたいよ」

男「でも、君だけを力強く抱き締められない」

女「二股かけてたの?!」

男「僕は浮気だけが生きがいの男なんだ」

女「ブッ殺してやろうか」

男「もうこれ以上、これ以上は傷付きたくない。でも、君だけを・・・」

女「死ね」ドゴッ


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 19:50:34 .Gzx/WQg
男「待ってくれ!もうしないから許して!」

男「眠りましょう」

女「は?」

男「夢を見よう」

男「君が眠いのは知っている。だから眠ろう」

女「そうね・・・」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 19:56:50 .Gzx/WQg
女「って・・・」

女「寝てどうする!」

男「いつまでも微笑んでいられたら幸せだろう」

男「二人で青色のあの空をいつまでも見ていよう」

女「もっと君といたいけど・・・」

女「もっと傍にいたいけど、笑顔に潜む弱き涙これ以上は隠せないよ」グッ

男「痛い!ツネらないで!」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 20:05:34 .Gzx/WQg
女「絶望のドン底に消えな!甘えん坊のお坊ちゃんが!」ドカッバキバキ

男「何故、何故繰り返される?」

女「君の綺麗な右手は私の手で段々醜くなっていく」シュルシュル

男「ピーラーでむくなああ!」

女「君の右手はとっても綺麗で細くて段々むかついて来たよ。だから・・・」

女「吊るしたんだ!」グンッ


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 20:09:20 .Gzx/WQg
男「うっ・・・」ガクッ

女「ああ・・・」

女「君に起こった一つの事故が僕を悩ませ、」

女「君を救う言葉の一つも言えず冷めた」

女「僕がそこにいた」

男「だったら殺さなければよかっただろ!」

女「生き返った!?」


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 20:18:35 .Gzx/WQg
男「フンッ!」ベキィ

女「ぎゃああああ骨が!」

男「人とは傷つけることで癒されてゆくのだろう?」

女「あ・・・あああ・・・」

男「遠い目をしてるのは何故かな?」

女「あっそうだ!これを・・・」

男「これは・・・林檎飴?」

女「赤い飴玉、思い出がほら、一緒に溶けて無くなる」

男「ふむ」ペロペロ


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/17(日) 20:28:10 .Gzx/WQg
男「届くはずのない太陽に俺は何を望み灰にした・・・」ペロペロ

女「残酷なまでにかようは月と太陽」

男「明日さえも目をふさいだ。赤日に問うは寡黙と・・・」

女「よかったじゃん」


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