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後輩「七夕ですよ」男「そうだね」
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後輩「七夕といえばなんでしょう?」
男「天の川」
後輩「それもそうですがメインは別ですよ」
男「んじゃ願いを短冊に書いて笹に、とか?」
後輩「正解はヤキソバ・わたあめ・金魚すくいです」
男「そっちメインだっけ!?」
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後輩「先輩ももう少し七夕祭りを楽しみましょうよ」
男「人多いのって苦手なんだよ」
後輩「お祭りが人少なかったら寂しいですよ?」
男「お前は食ってばっかだから人とか関係なくね?」
後輩「・・・そんな食べてないデスヨ」
男「屋台制覇する勢いだったよなお前」
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男「おりゃああああ!」ビリッ
後輩「金魚すくいにそんな気合いいりますかね?」ひょい
男「熱い魂が金魚ちゃんのハートを鷲掴みにするんだよ」
後輩「逃げられてますよ?」ひょい
男「くっそ見てろよ!一番でかいの取ってやるからよ!」
後輩「ふぁいとです」ひょい
男「おうよ!・・・・待て後輩ひょいひょい取りすぎじゃね!?」
後輩「金魚すくいのプロなので」
男「プロ!?」
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後輩「大漁でした・・・」ふふん
男(なんかどや顔してる可愛い)
後輩「あそこの金魚すくい去年はすごかったですよね」
男「なー」
後輩「金魚すくいやめてますよねあれ」
男「コイ入ってたもんな」
後輩「水槽大きいなって思って見てみたら」
鯉『ヤア、ゲンキカイ?』
男「って言ってきてビックリしたよな」
後輩「しゃべってましたっけ!?」
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後輩「ところで先輩、わたしの浴衣どうですか?」
男「びっくりした」
後輩「もう少しマシな感想を期待したわたしがバカでした」げしげし
男「いてえ!冗談だから下駄で蹴るなやいてぇわ!」
後輩「・・・・・」むむ
男「心配すんなって。ちゃんと似合ってるぞ!」ぐっb
後輩「・・・・」ふいっ
男「後輩?」
後輩「うるさいです。アホ先輩はこっちむくのダメ、ゼッタイ、です。」スタスタ
男「・・・・自分で聞いて照れんなよ、まったく」
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後輩「先輩先輩」
男「ん?」
後輩「わたあめ食べませんか?」
男「わたあめ?っつーかでかいなおい!」
後輩「だから一緒に食べてほしいんですよ」
男「まあお前がいいならいいんだけど・・・」
後輩「それじゃあ・・・先輩そっちからどうぞ」
男「・・・・は?」
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後輩「・・・・・あむ」///
男「・・・・んむ」
男(どうしてこうなった!?)
後輩「・・・・先輩?」///
男「い、いや、わたあめ二人で両側から食べるのは恥ずかしいんだけど!?」
後輩「しょうがないんです!私は恥ずかしがってなんかないですし!」///
男「顔まっかだぞ?」
後輩「〜〜〜!!///」べしべし
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また後で投稿します
ものすごい短いお話の予定です
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男(すっごく恥ずかしかった・・・)
後輩「お祭りっていろいろな人がいますよね」
男「まあ子供からおじいちゃんまでいるな」
後輩「そうですねぇ。かき氷のシロップ全部がけてすごい色の持ってる人とか」
男「いるいる」
後輩「射的にバズーカ砲とか」
男「それは反則だからね」
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男「そういや後輩は何をお願いするんだ?」
後輩「先輩にはないしょです」
男「えー」
後輩「えーって言ってもだめですよ。先輩はなにを願うんですか?」
男「うーん、考えてないなあ」
後輩「似たようなものじゃないですか」
男「まあでも、ちゃんとお願い叶うといいね」
後輩「・・・はい、ありがとうございます」ニコ
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しえん
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テスト
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後輩「織姫と彦星ってリア充ですよね」
男「まあ恋愛ばっかで仕事しなかったんだからな。リア充だろ」
後輩「恋愛も大事ですけど、やっぱり他のこともしっかりしてほしいですよね」
男「そーだな。両立大事ー」
後輩「・・・・先輩はそれ以前に恋愛に興味なさそうです」
男「そうみえんのか・・・でもいそいで彼女とか作るもんじゃねえしな」
後輩「そうですね。でも」
男「ん?」
後輩「意外と身近に、先輩を想ってる人はいると思いますよ」
男「そうか?そうだといいな」
後輩「・・・・・いつか、教えてあげますね」
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男「あ、リンゴ飴」
後輩「あれって芯の近くが微妙な味なんですよね」
男「しょーがないだろそれは。シャリシャリかじってると意外と楽しいぞ?」
後輩「にがしぶいリンゴの芯よりぜったいチョコバナナのほうが美味しいです」
男「後輩って意外と子供っぽいところあるよね」
後輩「大人でもないですけど、ちっちゃい子扱いは納得いきません」
男「バカにしてるわけじゃないよ!?ちっちゃ可愛いとこがいいよねって!」
後輩「・・・・先輩はロリコンです。変態です。女たらしです」
男「ひどくね!?」
後輩「でも、可愛いって言ってくれたのは嬉しかったです」にこ
男「そ、そう?ならよかった」
後輩「先輩のそういうところ、嫌いじゃないですよ。ふふ」
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後輩「あ、先輩。空見てください」
男「ん?お」
後輩「天の川・・・・綺麗ですね」
男「だな。あれが今日のメインだぞ後輩」
後輩「先輩は一言多いです。普通に綺麗っていいましょうよそこは」
男「ごめんごめん。でも本当にすげぇな。雲がなくてよかった」
後輩「そうですね。・・・・先輩」
男「ん?」
後輩「星も、月も綺麗ですね」
男「そうだな。あと月が綺麗ですねって奴は別の意味もあるから勘違いされちゃうぞー」
後輩「冗談に決まってるじゃないですか。先輩バカだから知らないと思ってました」
男「バカは余計だ」
後輩「・・・・ホントにバカですよ。先輩は」
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男「七夕ってなんでたなばたって読むんだ?」
後輩「そんなこといったらいろいろありますよ」
男「たとえば?」
後輩「自鳴琴ってなんて読むとおもいます?」かきかき
男「うへえなんだこれ」
後輩「なんでしょう」
男「じめいきん」
後輩「ぶっぶー」
男「後輩のぶっぶー可愛い」
後輩「やかましいです」///
男「正解は!?」
後輩「越後製菓でした」
男「待てぜってー嘘だろ流れで言っただろ」
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男「さーさーのーはさーらさらー」
後輩「さっきからそこしか歌ってませんよね?」
男「そんなことはないんだぜ!」
後輩「語尾おかしくなってますよ」
男「なってなんかないんでございますぜ!」
後輩「続きわかんないんですよねたぶん」
男「チガウヨ!わかるですよ!」
後輩「ではさっきの続きをどうぞ」
男「・・・・」
後輩「じーっ」
男「・・・・・SA-SA-NO-HA」
後輩「英語っぽく歌うというのはちょっとさすがに予想外でした」
男「うるせーわかんねえんだよ!」
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男「お、やっと笹についたぞ」
後輩「あそこで短冊に願いを書くんですね」
男「行こう行こう」
後輩「願いごと見るのはダメですよ?」
男「えー」
後輩「じー」
男「見つめるのは卑怯だと思う」
後輩「じーーー」
男「分かった分かった。見ないって」
後輩「よろしいです。じゃあ行きましょ」
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男「吊るして来たか?」
後輩「ばっちぐーです」
男「おっけ。んじゃ祭りも終わりだし、帰るかな?」
後輩「そうですね。帰りましょ」
男「来年は金魚すくい負けねえからなー」
後輩「・・・・・来年も、一緒に行ってくれるんですか?」
男「ん?ダメ?」
後輩「ダメじゃないです!」
男「うお」
後輩「ダメなわけ・・・ないです」
男「ん。じゃあ決まりだな。」
後輩「約束ですよ」
男「もちろんさぁー」
後輩「・・・なんか軽いです」
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後輩「先輩は何をお願いしたんですか?」
男「ん?んー、無病息災、家内安全かな」
後輩「ぜったいウソですよねそれ」
男「後輩はなにお願いしたんだ?」
後輩「たいしたことじゃないです」
男「気になるなあ」
後輩「教えませんよ」
男「ええー」
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後輩(先輩)
後輩(わたし、先輩のことが好きなんですよ)
後輩(でも先輩に想いを伝えるのは、お願いするんじゃなくて自分で伝えたいんです)
後輩(だから、わたしのお願いは---)
『いつか、先輩の一番近くでで笑える日々をつかめますように』
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後輩「七夕ですよ」男「そうだな」
おしまい
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短かったけどよかった
みんなの願いが叶いますように
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七夕ということで思い立って短いですが書いてみました
支援してくれた方、見てくれた方ありがとうございます
ではまたどこかで
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こういううの、そうとうにきらいじゃないわ!乙でごぜーますよ!
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これで付き合ってないって逆に不自然だわ
もげろ乙
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俺も後輩ちゃんとこんな日常を過ごしたかった……
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イイハナシダナー
こんな青春送りたかったお
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素晴らしい乙
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