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義父「娘ちゃん…」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/21(土) 22:20:42 05IvT8mg
義父「いつかパパと呼んでねぇ」

ニマァ


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/21(土) 22:34:54 0dZS.G9I
ドピュドピュ


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/22(日) 12:36:28 09fYd/Pc
家族が増えるよ!


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/22(日) 21:56:35 .ZiWtfjs
それから八年後…

〜仏壇の前〜

義父「娘ちゃん…ついにパパと呼ぶことは無かったね…」

グスッ

義父「あれからなんやかんやで…とうとう私はひとりぼっちになってしまったよ…」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/23(月) 12:50:38 iufr.RM.
義父「ウッウッ…」

バタッ

義父「私は…これからどうすれば…」

ガラガラッ

?「邪魔するぜ」

義父「!?」

?「よう、あんたと会うのは初めてだよな…俺は黒服、あんたの娘に金を貸していた者だ」

義父「なっ…娘ちゃんが金を!?」


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/23(月) 13:01:00 iufr.RM.
黒服「あぁ。利子がついて、なんやかんやで…ざっと三百万!」

義父「さっ、三百万…!?」

黒服「あぁ、娘が死んだ今、あんたに返してもらおうと思ってニャ」

義父「そんな…まさか娘ちゃんが借金していたなんて…嘘だ…」

黒服「嘘じゃねぇよ…借用書もちゃんとある」

義父「うぐぬぬ…」

黒服「さて、キッチリ返してもらおうかな」

義父「無理でやんす…私は無職で貯金もほとんど無いでやんす…」

黒服「心配無い。あんたみたいな小太りの中年にも金を稼ぐ方法は、いくらでもあるのさ…これがな」

ニマァ


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 00:14:48 sHn3PpzA
義父「た、例えば…?」

黒服「そうだなァ…例えば…」

ヌギッ

黒服「俺みてェな男に尻穴を差し出す、とかかなァァァ!」

義父「!?」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 19:50:36 AbI/pbDQ
デスヨネー


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 19:52:39 sHn3PpzA
ピッカァァァ

義父「た、たくましかァ…」

黒服「さて、三百万の借金…一回七万として…どれくらい楽しめるかなァ…」

義父「い、一回って…何が一回なんですか…何が一回なんですかァァァん!?」

黒服「とっくにご存知なんだろう?」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 19:57:41 sHn3PpzA
ヒタ…ヒタ…

義父「近寄るな、んん…近寄るなァァァっはぁぁぁぁぁん!」

ビィィィィィン

義父「うふっあ…うふっあ…」

黒服「ふん、恐怖のあまり失神したか…好都合さね」

ガシッ

黒服「脱がせるぜ…優しくな」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 20:02:19 6zJt5vLY
義父がイくまでが1回なのか
黒服が射精すまでが1回なのか


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 20:03:29 sHn3PpzA
シュルッ…

衣擦れの音が
艶めかしく響いた。

黒服「ふふ…楽しいぜ」

シュルッシュルッ

黒服「さて、お楽しみだ…」


ビリィ

黒服「ンフフフフ…」

義父「…」

黒服「さて、そろそろ目を覚ましてもらおうか」

ピシャッ

義父「んっ…」

パチリ

義父「きゃっ…」

黒服「いい反応だ」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 20:05:18 Gi2SxuLw
43回か
四十八手には少し足りないな


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 20:05:46 sHn3PpzA
義父「ひ、人を…人を呼びますよ!」

黒服「無駄だ、玄関には人払いの結界を張っておいた…俺は陰陽術を使えるンでね」

義父「そんな…」

黒服「さて、お前のトリセツ…読ませてもらおうか」

ジュルリ


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/24(火) 20:11:09 wzeD3lRk
義父の口調が乙女でワロタ


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 05:09:17 6KEFlsvg
七万とか高えw


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 17:22:00 olgcTRjM
ガシッ

義父「きゃぁぁぁ!」

黒服「さて、両手は押さえた…プッ!」

ヒュン プス

義父「ぐぬっ!」

黒服「毒針を打った。すぐに痺れて体が動かなくなるぜ」

義父「なんて奴…外道ってのはてめぇのような奴に使う言葉だぜ〜!」

黒服「これが俺のやり方だ…これまでも、そしてこれからもな」


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 17:58:58 olgcTRjM
ジワジワ

義父「ぐっ、体が…手足が…動かな、い…」

黒服「我が一族に伝わる特殊な製法で調合された毒だ…全身に力が入らず動かなくなる…そして…あらゆる感覚が数十倍になるのさ」

義父「つ、つまり…?」

黒服「快楽も数十倍になるって訳さ…!」

ニマァ


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 18:01:59 olgcTRjM
義父「な、なんやて工藤…」

黒服「誰が東の高校生探偵やねん」

義父「い、いやだ…」

黒服「そうだ、その表情…その絶望に満ちた顔が俺の好物!生き甲斐!何よりも優先すべき事なンだよォォォ!」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 18:09:39 olgcTRjM
ギュワンギュワンギュワン

黒服「かぜ、だいち、せいめい…あふれ、あつまり、はぜよ…」

ムクッ ギンッ どるるるる

義父「ち、チンポがドリルみたいに回転して…!?」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 18:17:45 1HwyQXCA
ワロタ


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 18:38:34 olgcTRjM
黒服「これぞ先週見たロボットアニメから編み出した必殺技よ!」

義父「なんて回転だ…そんなドリルで貫かれた快楽死するに違いない!」

黒服「それをやってやろうってんだよォォォ!」

義父「なんとぉー!」

黒服「いくぜ…お祈りの時間だ…せめて楽にイケますように、とな…!」

ギュワンギュワンギュワン

義父「南無三!」


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/25(水) 21:00:39 olgcTRjM
ヌプゥ

義父「はうっ…はっ、はっ…はにゃ〜ん…」

トロォン

義父「は、はちみつ…」

ヨダレ ダラァ

黒服「ククッ、まだまだほんの序の口よォ…」

ギュワンギュワンギュワン
ググンッ

モッサン! ゴッサン!

義父「あびゅりぃぃぃぃぃ!」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 14:44:08 5Z2jOfcM
これもう(どの層に向けてんのか)わかんねぇな


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:37:58 RHcYtsic
ピクッ ピクッ

義父「うあ…あ…わたしは…何故…あぁ…娘ちゃん…娘ちゃん…」

黒服「ふはは、死んだ奴を呼んだってなぁ、来やしないんだよぉぉぉ!」

グリグリ

義父「やぁ…もぅ…いやぁ…」

義父「楽しや楽し、笑えや笑え…イヒッ、キヒヒッ…イーヒッヒッヒ!」

義父「く、くるってる…」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:41:20 RHcYtsic
黒服「イーヒッヒッヒ…ヒヒヒ!」

どるるるる
どるるるる
どるるるる

義父「ぐふっ…」

黒服「おぉっと、意識を失えば楽になれるとでも思ったか?甘いねェ…とんだ甘ちゃんさ!」

グイッ
グッグッ

黒服「覚醒のツボ!」

義父「はぁぁぁぁぁん!」

シャッキリィィィ

義父「気を失う事さえ…許されないのか…」


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:45:08 RHcYtsic
黒服「そうさ…全ては俺が満足するまで終わらない…終わらないのさぁぁぁ!」

どるるるる

義父「ぐふっ…」

グッグッ

義父「はぁぁぁぁぁん!」

シャッキリィィィ

黒服「ソイヤッ」

どるるるる

義父「ぐふっ…」

グッグッ

義父「はぁぁぁぁぁん!」

シャッキリィィィ


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:46:36 RHcYtsic
黒服「ソイヤッ」

どるるるる

義父「ぐふっ…」

グッグッ

義父「はぁぁぁぁぁん!」

シャッキリィィィ

黒服「ソイヤッ」

どるるるる

義父「ぐふっ…」

グッグッ

義父「はぁぁぁぁぁん!」

シャッキリィィィ


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:46:54 inTYEkcQ
義父の喘ぎ声 大スキだわwww


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 21:55:23 RHcYtsic
・ ・ ・ ・ ・

そう

宴は

まだまだ終わらない…

次に開く箱にあるのは

希望か絶望か…

【続く】


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/26(木) 22:01:50 RHcYtsic
〜次回予告〜

『今日からここが君の家だ』



『む、娘ちゃん…?』



『貴方…不快です』



カミングスーン…


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/27(金) 13:27:23 5ajiAnR.
>>25で義父が一人芝居になってるんだぜ
だが、それをものともしない圧倒的筆致力!


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 09:59:10 XPJFJy82
・ ・ ・ ・ ・

〜とある牢屋〜

義父「んん…」

パチリ

義父「ここは…一体…」

ヂャラ…

義父「ぐぬっ、足に何やら違和感…!?」

ヂャラ…

義父「足枷…なんてことを…」

ウグッヒグッ…

義父「ひでぇよ…こいつぁひでぇよ…」


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 10:07:06 XPJFJy82
義父「…」

義父「腹減ったなぁ…」

コツンコツン

義父「足音…誰か来るようだ」

コツンコツン コツン

?「…」

義父「薄暗くてよく見えないな…仕方がない…」

バッ

義父「技を借りるぜ天津飯…太陽拳!」

ピカー

?「きゃぁっ!」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 10:10:40 XPJFJy82
ピカー

義父「よし、顔を拝ませてもらお…うかっ!?」

義父は見た。
確かに、見た。
懐かしくて愛おしい
その顔を。

義父「む、娘…ちゃん…!?」

似ている?瓜二つ?
違う。そのものなのだ。
少なくとも義父にとってその顔は
娘と同じものであったのだ。


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 10:15:51 XPJFJy82
?「いきなりなにするんですか…不快です」

義父「む、娘ちゃん…娘ちゃん娘ちゃん娘ちゃん!」

ガシガシガシ

義父「生きていたんだね!よかった!あぁよかった!嬉しい!嬉しい!あはぁーん!」

?「申し訳ないですが、私は貴方の言っている娘ちゃんさんではありませんが」

義父「娘ちゃんじゃない…だと…?」

?「はい。私は…私は少女。この地下牢で食事の世話をしています」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 10:23:18 XPJFJy82
義父「そんな…似ているというには君はあまりにも…あまりにも!」

少女「そう言われましても私は私ですので…」

義父「そん…な…」

ガックリ

義父「ぐふっ…」

バタリ
ジョロロロロ…

義父(ショックのあまり失禁してしまった…だがもうどうでもいい…どうでも、いいんだ…)

ジョロロロロ…

少女「うわぁ…」

義父(娘ちゃんそっくりの子に失禁を見られている…何やら…何やら快感が押し寄せてきて…ウムフ…)

ウ ム フ ?


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 14:29:50 jZP3XtS.
U・M・F!


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 21:05:54 Z9Fg1SDI
すまない… あまりにも素敵な言葉を使うもんだから、義父の台詞 一部 頂いてしまった…。


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 23:01:31 XPJFJy82
義父「ハァ…ハァ…」

ヌッチョリ

少女「…です」

義父「?」

少女「貴方…不快です」


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 23:07:05 XPJFJy82
義父「うぐっ…返す言葉も無い…」

少女「どうでもいいです、これ以上変態さんを相手にする程暇じゃないですから」

ドン

少女「これが今日の食事です。また明日同じ時間に来ますので、それでは」

義父「あ、ちょ…」

テクテクテク

義父「行ってしまった…」


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/28(土) 23:10:14 XPJFJy82
義父「てか牢屋の外に置いてったんだが…手がギリギリ届く距離に…くそっ、嫌がらせかよ!」
チョイチョイ

義父「と、届くか…くぅっ」

チョイチョイ

義父「よし、あとは引き寄せるだ…」

ガシャーン
ビシャー

義父「お約束ぅぅぅ!」


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 07:55:23 K5sX6ii2
ビシャー

義父「あぁ、なんてことだ…だが、待てよ…胃に入れば何でも同じ筈…よって地面にぶちまけられても食べられる!」

義父「見たところ、お粥…一面に飛散している。悲惨な光景だが、悲観するにはまだ早い」

義父「地面の泥や土と混ざっているが、四の五の言ってはおられんのさ、これがな」

義父「食うぞ…私は…地面にぶちまけられたお粥を…食うぞ!」


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 10:23:26 pifGJhLk
「……。」ゴクリ


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 11:53:34 K5sX6ii2
ズムッ

義父「姿勢を低くして…地面のお粥に口を…近づける…そして、すする…すすったるねん!」

ズズズ…
ンクッ

義父「…」

モチュモチュ

義父「…」

義父は泣いた。
何故か分からぬが泣いた。
空腹に粥が染みたのか。
惨めさに辛くなったのか。
自分にも分からなかった。
ただただ泥まじりの粥が
たまらなく美味かったのは確かだった…


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 11:59:48 K5sX6ii2
〜翌日〜

義父「…」

コツンコツン

義父「来た…」

コツンコツン

少女「…」

ヒョイ

少女「汚い…本当に不快です」

カチャカチャ

少女「はい、今日の分の食事です。それじゃ」

コツンコツン

義父「今日は手の届くところに置いてくれたか…」

チョイチョイ
スッ

義父「ふぅ、ようやくまともに食べれるか」


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 12:53:13 pFRI8sZo
我々の業界でご褒美かどうか審議中…


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:28:23 K5sX6ii2
義父「今日はなにかな…ぬっ?」

ナマニク

義父「生肉…それも鶏の生肉!?」

義父「これを食べろというのか…そう言うのか!」

ガシッ

義父「馬鹿にしやがって!」

ムッシャー

義父「ぐむ、ぐむ!」

ムッシャー
モチュモチュ


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:31:17 K5sX6ii2
義父「鶏肉を生で食べるのは危険…しかもこんな不衛生な場所で…危険極まりない、だがな!」

モチュモチュ

義父「生きてやる…生き延びてやる…その為に私は!」

モチュモチュ

義父「食う…食うのだ…生肉だろうと、なんであろうと!」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:37:16 K5sX6ii2
・ ・ ・ ・ ・

その後

案の定下痢になった。

義父「うぐっ、ひぃぃぃぃぃん!」

ブリュブリュブリュッセル!

義父「止まらない…便の流れが止まらない、止めることなど、できない!」

ブリュッセル
ブリテン
ブリヂストン!

義父「あ゛み…」


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:42:09 K5sX6ii2
ミチィ

義父「あ゛み…すずき…」

シロメ グルンッ
アワ ブクブク

義父「…」

プスッ ピープスー

義父「もうガスしかでねェ…なぁんもかんも…出し切っちまったよ…」

ガクリ


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:45:42 K5sX6ii2
義父「…」

義父「この状況、なんとかせねばな。臭いが酷くて眠ることさえできないこの状況を、な…」

ウーム

?「何かお困りかえ?」

義父「だ、誰だ…いつの間に私の背後に!?」

?「ワシにとって背後をとるなど造作もない事さね…そう、このワシにはのぅ」


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:47:50 K5sX6ii2
義父「あんたは一体…」

?「ワシは消毒ババア…SBさね」

義父「消毒ババア…?」

SB「うにゃ。名の通りあらゆるものを消毒するババアじゃよ」

義父「消毒…それはなんという好都合!」


54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:50:12 K5sX6ii2
SB「と、言うと?」

義父「見ての通りこの牢屋には一面便がぶちまけられている…これをどうにかしたいんだ」

SB「ヒッヒッ…つまりワシに消毒しろと?」

義父「うん」

SB「よかろうて…消毒がワシの生き甲斐じゃからな」

義父「助かるよ」


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/29(日) 13:52:14 K5sX6ii2
SB「見るがいい…これが生涯を消毒に捧げた女の姿よ!」

ファサァァァ

義父「SBが舞いだした…」

ピッピッ

義父「ぬっ、何か液体が飛んできた…」

ペロッ

義父「これは消毒液!」


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 13:08:43 FppGWvYQ
鳥の生肉マジ危険らしいね…


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/31(火) 12:18:42 buKJv2LM
SB「そう、ワシの着物は消毒液に浸しておってな…舞う程に消毒液をまき散らすのじゃよ!」

ファサァァァ
ピッピッ

義父「なるほど、あきれるくらいに効率的だ」

ファサァァァ
ピッピッ

義父「あぁ…消毒されてきた…実感…実感実感実感!」

ムクムクムク
ビィィィン

義父「勃起!」

ゴールデンカムイィ…


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/31(火) 17:02:32 y6vcVlbw
リスの生肉は危険じゃないのかなあ…


59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 01:49:06 2LNt9c9I
義父「か〜ら〜の〜」

キュキュキュッ
シコ
プシャァァァ…

義父「萎え」

SB「早いのう。というか消毒したばっかりなのに、また汚したのかえ」

義父「すまん、消毒してくれ」

ボロンッ

SB「仕方がないのぅ…」

ススッ

義父「な、なにをする!?」

SB「…フェラ」


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 01:54:58 2LNt9c9I
義父「SBが姿勢を低くして…うわぁぁぁ!」

カポネン

義父「…?」

SB「…」

ニヤリ

義父「快楽が来ない…」

SB(ふぇふぇふぇ…これぞSBの必殺技…サイレントフェラよ!)

義父(直接脳内に…SB、あんた一体何者なんだ!?)

SB(ふぇふぇふぇ…なぁに、ただのババアさ…かつての勇者と共に世界を救った者の…なれの果てさね!)


61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 01:58:23 2LNt9c9I
義父(ゆ、勇者…?あんた、一体何を言って…)

SB(さて、そろそろサイレントはお終いさ…ここからは…過激にいくのじゃよ)

ヌパッ

義父「え…」

カポネン

SB「死ねィ!」

カポポポポポポ


62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 07:54:14 2LNt9c9I
義父「にゅるむりゅぅぅぅ!果て死ぬぅぅぅ!」

ビィィィン
ビィィィン
ビィィィン

SB「ふぇふぇふぇ!」

カポネン

義父「あ、うあ゛…うま…う」

シロメ グルンッ

義父「これは…これはまるで…せかい…ゆれて…まわり、こわれる…!」

プヒャン

義父「…」


63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 08:00:07 2LNt9c9I
カポネン
カポ…

SB「…」

ピタッ

SB「ふむ、少々やりすぎたかのぅ。しかしあのお方は、こんな奴の何を恐れているのやら」

テクテクテク

?「ふん…かつての英雄も、そいつの危険性に気づけぬと見た」

SB「ぬっ、黒服どの…」

黒服「そいつは危険なんだよ…少なくとも我々の計画の邪魔になる存在だ」


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 08:10:55 2LNt9c9I
SB「そうかえ…まぁいいわい、とりあえず依頼通り精子は空にした。ワシの仕事はここまでじゃ」

黒服「ご苦労。報酬はいつも通りでよろしいな」

SB「うむ、ではさらばじゃ」

ザザッ
ヴワン

黒服「黒い霧に包まれ消えた…ふん、相変わらず気味の悪いババアだ」


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 12:56:12 wwuTzvBY
黒服の黒幕感


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 13:40:28 2LNt9c9I
黒服「さて、こいつをどうするかだ…」

ガチャリ キィ…
テクテクテク

黒服「このまま楽に死なせるのはつまらんからな…しばらくは生かしておいてやろう…ふふ、せいぜい足掻くがいいさ」


67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/02(木) 14:11:51 2LNt9c9I
・ ・ ・ ・ ・

義父「…」

ザワ

義父「!」

義父「少女ちゃんの気配!」

テクテクテク

少女「…」

義父「やぁ」

少女「…おはようございます」

テクテクテク
ドンッ

少女「今日の分の食事です」

義父「いつもありがとう」

少女「…」

義父「今日も、話を聞いていくかい?」

少女「…はい」


68 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/03(金) 14:35:45 oRsp6S8M
デレた…だと……


69 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 10:33:17 r5ennzfc
・ ・ ・ ・ ・

義父「…でね…だから…うんそうそう…だよ…」

ペラペラ

少女「…」

義父「だよね…だから…うん…いやいや…へぇ…」

少女「…」

義父(少女ちゃんは僕の他愛もない話を真剣に聞いていた)

義父(誰でも知っているような昔話、自分の子供の頃の話、テレビや漫画の話…少女ちゃんは産まれてからこの地下牢から出たことが無いらしく、どんな話にも興味をもってくれた)


70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 10:43:14 r5ennzfc
義父「でね…」

少女「あ…あの…」

義父「ん?あぁ、そろそろ帰る?」

少女「は、はい…」

義父「うん、じゃあまた明日」

少女「はい」

テクテクテク

義父「行ったか…」

ヌギッ

義父「さて、一人になったし…」

モゾモゾ

義父「メンタリズムメンタリズム…時空を捉えて…手力…スーパーフリーーダム!」

パシャッ
タパパッ

義父「ふぅ…」


71 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 10:49:28 r5ennzfc
義父(…私はいったいいつまでこうしていればいいんだろうか)

義父(とは言ったものの、ここから出て何をする訳でもなく)

義父(ここにいて…毎日、少女ちゃんと会えればいいのかもしれない)

義父(あぁ…考えても答えはでないか…食事を済ませて早く寝よう)


72 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 10:51:37 r5ennzfc
カチャカチャ

義父「今日は蜂蜜うどんか」



蜂蜜うどんとは?
まだ芯が残るくらい固めに茹でたうどんに
蜂蜜をたっぷり絡ませ
仕上げにザラメをまぶした
激甘なうどんである!


73 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 11:19:36 sXWcwmAs
病気になっちゃう


74 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 12:57:36 dAwaPPxY
糖尿になっちゃう


75 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/04(土) 13:21:18 f2sHRxho
乾燥麺揚げたのかと思いきや
糖分凄まじいな


76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/05(日) 00:09:44 E.1oLyV6
義父「食うか…」

ズゾゾゾゾ
ハムハム

義父「甘いね、どうにも」

ハムハム
モチュモチュ

義父「小麦粉の匂いと蜂蜜の匂いが混ざって…若干の吐き気を催すんだな、これが」

モチュモチュ

義父「だが、箸が止まらないのも事実…やめられないとまらない…とめることなんて、できない…」

モチュモチュ
ゴクン

義父「はぁぁ…///」

恍惚!


77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/05(日) 00:12:08 E.1oLyV6
義父「あぁ…気分がいいな…」

フワァ ビクンビクン

義父「う゛ぁ…と、時の流れが数字で見える…」

ビクンビクン
シロメ グルンッ

義父「甘味に支配された…もはや私はただの糖質だ…」

ビクンビクン
ジョワ〜

義父「アイアム…シュガー…」

バタリ


78 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/05(日) 13:00:22 JNAFDq0M
無限の糖質(アンリミテッドシュガーワークス)


79 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/05(日) 23:42:57 E.1oLyV6
・ ・ ・ ・ ・

『義父さん』

『まだ、パパとは呼んでくれないんだねぇ…』

『ごめんなさい…私のパパは世界にたった一人なんです…』

『そっか…』

『ごめんなさい…』

『いや、そんな顔しないで。私は…それでも君の父親だから…パパにはなれなくても…父親、だから』

『義父、さん…』

・ ・ ・ ・ ・


80 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/05(日) 23:45:33 E.1oLyV6
ボヤ〜

義父「んん…寝ていたか」

ムクリ

義父「娘ちゃん…」

ウッウッ

義父「娘ちゃんはもういない…いないんだ…なのに何故私はまだ…こうやって生きている…もはや意味を無くした人生だ…生きていても…無駄なんだ…無駄なんだ!」


81 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/06(月) 14:36:25 53lgazY2
唐突なシリアス


82 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/06(月) 20:14:05 2fXeeRgg
コツンコツン

義父「!」

テクテクテク

少女「…」

義父「少女ちゃん…」

少女「今日の分の食事です」

義父「あ、あぁ…ありがとう…」

少女「…」

少女「…泣いて、いるんですか?」

義父「!」

少女「…」


83 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/07(火) 08:32:03 73fvbCZU
なんと


84 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/09(木) 20:12:42 Lz0tczog
義父「…」

少女「あの…」

義父「…るな」

少女「え…?」

義父「しゃべ、るな…」

義父「あの娘と同じ顔で!喋るな!何故私の前に現れた!?何故私にあの娘を思い出させる!?何故…何故なんだ…」

ガクリ

義父「もう食事を運んでこなくていいよ…このまま静かに死なせてくれ…」


85 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/09(木) 20:16:15 Lz0tczog
少女「…」

タッタッタ

義父「…」

義父「これでいい…娘ちゃんが死んだ時点で私の人生は終わっていたんだ…もう終わりにしなければ…いけないんだ…」

バタリ

義父(このまま…餓死しよう…)


86 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/09(木) 22:58:53 Lz0tczog
・ ・ ・ ・ ・

義父「…」

義父(あれから何日経ったのか…)

義父(空腹で頭が回らない)

義父(そう、私は食事をとっていない…なのに)

義父(少女ちゃんは毎日、食事をもってくる)

義父「…勘弁、してくれよ」


87 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 09:15:45 mGkQLWd2
切ねえ


88 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:35:30 BUhEUHv.
〜翌日〜

カチャカチャ

義父「…」

義父(また来た…食う筈もない食事を…くそっ、イライラさせる…)

カチャカチャ トン

少女「…」

義父「…」

少女「あの…食事、置いておきます…」

義父「…チッ」

少女「!?」

義父「もう食べないって言ってるだろ…何故持ってくる?」


89 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:39:09 BUhEUHv.
少女「…」

義父「答えれよ…答えれよォォォ!」

少女「…」

義父「ったく………っ、ぐっ…」

フラッ

義父「ぐぁぁっ、うぐっ!」

少女「!」

少女「ど、どうしたんですか!?」

カチャカチャ バタン
テッテッテ

少女「だ、大丈夫ですか!」


90 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:40:45 BUhEUHv.
義父「…」

ガシッ

義父「…」

少女「!?」

義父「ふふ、演技だよ…心配して牢の中に入ってくるのを待っていた…」

少女「そ、そんな…」


91 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:46:00 BUhEUHv.
義父「ふふ…もはや全てがどうでもよくなった…」

ジュルリ

義父「キヒヒッ…白い肌…まぁるい瞳…真っ赤な血の通った唇…キヒヒッ…うぅまそぅぅぅ…」

少女「いや…いやぁぁぁ!」


92 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:50:54 BUhEUHv.
義父「なぜいままでこうしなかったのか…たかが娘ちゃんに似ているだけの小娘を…こうやって襲わなかったのか…キヒヒッ…ヒヒッ…欲望のままにやれば、こうも気分がいいのだから…なぁ、少女ちゃぁん…」

ジュルリ

少女「や、やめてくだされ…やめてくだされぇぇぇぇぇ!」

義父(恐怖のあまり口調が変になっている…)


93 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:56:45 BUhEUHv.
少女「やぁ…」

義父「ふふ…」

ザザッ

?「待てぃ!」

義父「だ、誰だ!いつの間に私の背後に!」

?「若い蕾を乱暴につみ取り欲望のままに犯す愚行…人、それをレイプという…」

義父「だ、誰だ貴様は!」

?「貴様に名乗る名は無い!」

シュパーン

?「私は便乗レイパー…通称BRだ!」


94 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/10(金) 16:58:51 BUhEUHv.
義父「び、BR…?」

BR「そう。他者のレイプに便乗して参加する奴さ!」

少女「外道め〜!」

義父「なるほど…ならば私の邪魔はしないという事だな」

BR「いかにもタコにも」


95 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/11(土) 00:47:56 B.VPJqHg
屑じゃねぇかwww


96 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/11(土) 15:27:13 shVb4gXg
これはひどい(これはひどい)


97 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/11(土) 21:37:33 fZ3f4vXs
そのBRという男は
いわゆるヒョロガリであった。
長身で、黒のスーツを着ていた。
社会の窓は全開で
いまにも何かが飛び出してきそうな勢いであった。

BR「さぁ、早くやるんだ。私は便乗して君に続くから!」

義父「お、おう」

ガシッ

少女「やっ…痛いっ…」

義父「暴れるなよ…おいBR、こいつ押さえとけや」

BR「がってん承知の助!」

ガシッ

少女「っ…」


98 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/11(土) 21:39:17 fZ3f4vXs
BR「あぁ…いい匂いだ」

スンスン

少女「やぁ…匂い嗅がないでよぉ…」

BR「いいや、嗅ぐね!」

スンスン スンスン スンススーーン!

BR「ハリアーーーー!」


99 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/11(土) 21:41:00 fZ3f4vXs
ビクンビクン

BR「ぐふっ…」

ガクリ

少女「え…」

BR「死んだ」

義父「な、なにぃ!?」

ピトッ
ミャク ハカリー

少女「し、死んでる…」


100 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/12(日) 14:10:51 SR08xDOI
義父「ばかな…」

少女「脈が無い…死んでいます」

義父「いきなり出てきて死んだ…なんという急展開だ」

少女「丁重に弔いましょう…死者にもはや罪は無いのですから…」

義父(自分を犯そうとしていた男を…なんという慈愛の心だ…)


101 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/12(日) 15:24:13 /174SmTs
何のために…出てきたんだ…


102 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 00:21:03 Kn4TTiDQ
義父(こんな愛は見たことがない…なんて素晴らしいんだハラショー…それに比べ私ときたら…)

義父(急に自分が惨めになってきた…仕方ない、舌を噛もう)

ガリッ トチュウ…

義父「ぐふっ…」

バタリ

少女「また死んだふりですか?もうひっかかりませんよ?」

義父「…」

少女「…」

義父「…」

少女「…ま、まさか…」

義父「その、まさかさ…ぐふっ…」

テテテテッ
ミャク ハカリー

少女「み、脈が無い…し、死んでる…」


103 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 10:07:58 xjA79A1Q
まさかー


104 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 21:52:52 VM2O8YoA
えぇ…


105 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 23:20:15 Kn4TTiDQ
少女「…義父さん」

ポロッ

少女「なぜでしょうか…涙が…短い付き合いでしたが、悪い人ではなかった…です」

ガシッ アタマ ワシヅカミー

少女「埋めて墓つくったろ!」


106 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 23:22:58 Kn4TTiDQ
アナホリ
ホリホリホリホリホリホリ…
ホリホリホリホリホリホリホリホリホリホリ!

少女「うばらっしゃぁぁぁ!」

ホリホリホリホリホリホリホリホリホリホリ!

少女「よし、適度な穴が掘れました。義父さんを埋めるとしましょう」

ポイッ

少女「あとは土をかけて…」

ウメウメ…
ウメウメウメウメウメウメウメウメ!

少女「うばらっしゃぁぁぁ!」


107 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 23:26:04 Kn4TTiDQ
少女「最後に墓石を乗せて…完成です!」

ドンッ

墓の下からの声「ありあとあした〜」

少女「どういたしまして、です」

墓の下からの声「ゆっくり休ませてもらうとするよ…ぐふっ…」

少女「はい…ゆっくり…おやすみなさい…」


108 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/13(月) 23:29:57 Kn4TTiDQ
少女「…」

少女「不思議…」

少女「悲しいのは確かなのに…」

少女「不愉快では…ないのです…」

少女「私は…義父さんに父性を感じていたのでしょうか?」

少女「今となっては…もう…」


109 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/14(火) 10:13:35 y6jCYHSc
この巻き具合


110 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 00:18:01 c0I0vK8I
早く成仏しろやwww


111 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 08:35:55 Ax5//gBU
ザザッ

少女「背後に気配!?」

テクテクテク

黒服「…」

少女「黒服さん…」

黒服「何を…何をやっているだぁー貴様ぁぁぁ!」

少女「…」

黒服「貴様に命じたのは義父の食事係だ…なのに何故義父が死んでいる!?」

少女「すいません…いえ、すいますいません」

黒服「貴っ様〜ふざけているのか!」

少女「はい」


112 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 08:41:07 Ax5//gBU
黒服「そいつは生かしておいてこそ価値があったんだ…それを!」

少女「そう言われましても…義父さんは勝手におっ死んだんですよ…私は何もしていません」

黒服「だが貴様が原因なのだろう…そうなのだろう!?」

少女「しらね」

黒服「くっ、貴様ぁ…いつになく強気だな…私に飼われている分際で!」

ズイッ

黒服「しつけが必要のようだな!」

ヒュッ
ピシャッ

少女「あうっ!」


113 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 08:44:33 Ax5//gBU
黒服「ふふ…貴様は私の所有物だ…ならばそれらしく私に従うのだ!」

少女「…」

ジッ

黒服「何だその眼は…何だその眼は、と言っている!」

ピシャッ

少女「あうっ!」

ピシャッ ピシャッ ピシャッ

少女「し!ど!い!」

黒服「まだぶたれたいか!どうなんだ!」

少女「…」


114 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 08:51:53 Ax5//gBU
少女「…」

少女(今までの私なら…このまま諦めて黒服さんのいいなりだった…でも、今の私には…『抗う精神』があるッッ!)

ズイッ

黒服「っ!?」

少女「今日!私は生まれ変わる!黒服さん、貴方を倒して!」

ヒュッ ズムッ

黒服「ぐぁぁぁぁぁ!みぞおちに重い一撃が!左ジャブなのに、なんて重い一撃なんだぁぁぁぁぁ!」

少女「ジャブじゃありません…利き足をスイッチしたんです…これは左で撃つストレートです!」


115 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 08:54:16 Ax5//gBU
黒服「なんて奴…だ…」

バタリ

黒服「ぐふっ…」

少女「気絶しましたか…この隙に逃げるとしますか」

テッテッテ


116 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 09:27:16 C5E2nmWo
つよい


117 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 13:35:23 Ax5//gBU
墓の下からの声「…」

黒服「…」

墓の下からの声「みじめだな、黒服さんよぉ」

黒服「貴様…私を笑うか!」

墓の下からの声「あぁ…笑うさ…あんたが私をこんな風にしたも同然だからな…あんたさえいなければ…こんな事にはならなかったんだ!」

黒服「何を世迷い言を…もとはと言えば貴様の娘が借金などするからだろ」

墓の下からの声「そうかもしれん…だが…私は…」

黒服「そうやって何もかも誰かのせいにしていればいいさ…所詮貴様も…うっ、ぐぁぁ…ぐふっ…」

墓の下からの声「死んだか」


118 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/15(水) 15:00:30 Ax5//gBU
墓の下からの声「しかし、なぜ黒服は私を飼い殺すような真似をしたんだ…私に何か秘密が…あるのだろうか…」

墓の下からの声「まぁいい…今となっては、何も意味をなさない…私はもはや…死人同然だからな…」

墓の下からの声「娘ちゃん…少女ちゃん…しばらく眠らせて…もら、う…」

シーン


119 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/16(木) 14:19:05 PxvCqVyE
同然…同然?


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