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男「何だあれは!」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:28:44 RqJcAqjA
その男は、何とズボンをはいたままで尿をしていた。

しかし、ズボンの股は濡れていない。

そこでよく見てみると、ズボンのチャックから細い管が出ている。

そして、その中を黄色い液体が流れている。

どうやら彼は、ちんこに管を付けて尿をしているようだ。

俺がじっと見ていると、彼は尿を途中で止め、すぐにトイレを出て行ってしまった。


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:31:32 RqJcAqjA
俺はその男の後をつけてみた。

すると、彼は頭に黄色い器具を乗せ、空中に浮かび上がった。

そして、まるで人間とは思えないような速さで飛び去ったのだった。

恐ろしい。


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:34:25 RqJcAqjA
それ以来、ずっとあの男のことが気になっていた。

しかし、彼はトイレで会ったきり俺の前に姿を現さない。

排尿装置を見られたのが屈辱だったのだろうか。

それなら、最初からやらなきゃいいのに。

そんな事を思いながら、2ヶ月過ごした。


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:39:28 RqJcAqjA
ふと窓の外を見ると、小雨が降り出していた。

俺は洗濯物を取り込みに屋上に向かっていた。

その時だった。

鼓膜が爆発するような轟音とともに、家全体が上下左右に揺れた。

そして、窓の外が黄色い光に包まれる。

窓を開けて外を見ると、その光の中に人間が浮いていた。

俺はその人間が彼であることにすぐ気が付いた。


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:43:17 RqJcAqjA
しばらくすると、頭に器具を乗せた彼が窓から家に入ってきた。

そして、器具を取り外すと、腹部に付いたポケットにそれを入れた。

さらに、俺に何か小声で言っている。

「ヨクモ、ミタナ」

いや、あれだけの轟音と轟光を発している人がいたら、誰だって気になる。

「ユルサナイ。オレハ、ミラレルコトガ、クツジョクダ」


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:46:52 RqJcAqjA
すると、彼はズボンのチャックを開け、管を伸ばした。

「オイ。トイレヲカセ」

俺は、すぐ断った。

が、彼は無言でトイレに入った。

俺はカメラコントロールルームに急いだ。

この家には80個の監視カメラが付いている。

もちろん、このトイレにも、だ。


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/19(木) 20:51:13 RqJcAqjA
俺は彼が尿をしているところを観察した。

やはりあの時と同様、透明の管から黄色い液体を出している。

俺が驚いたのは、彼がその後とった行動だ。

何と、ズボンの尻ポケットに太い管を入れ、その管から大便を出している。

一体どういう構造になっているんだ。

彼は大便をし終わると、トイレから出てきた。

俺は彼に駆け寄る。


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 03:51:37 mqppNcJ6
何だこのスレは!


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 10:27:57 MgtC.OjI
なんだろう
取り敢えず続き


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 21:20:32 iLPWZAC6
「どうしてたかが大小便をするためだけに、わざわざそんな面倒なことやってんだよ」

彼はすぐに答えた。

「アナニ、クダヲサシテ、ダシテイル」

どうやってるのかなんて、聞いてない。

「何のために管から出してんだよ」

彼は、それについては答えず、頭に器具を乗せると、凄まじい速さで飛び去ってしまった。


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 21:25:53 iLPWZAC6
そこで俺は、彼を捕獲するための装置を作った。

トイレ型捕獲・監禁装置だ。

このトイレの床には、上に乗った物の重さを感知する機能がある。

重さが感知されると、ドアが閉まり、鍵がかかる。

トイレには隠し部屋が併設され、俺はそこで待機する。

彼が捕まったら、俺が壁を突き破ってトイレの中に入り、彼を拷問にかける。


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 21:31:35 iLPWZAC6
翌日、俺が家に帰ると、彼の後姿が見えた。

どうやらまたトイレを借りに来たらしい。

俺は鍵を無くした時のために開けてある廊下の窓から家に入り、

カメコンルームに行った。

彼は庭に置いた装置の前にいた。

トイレに入ろうとしているようだが、警戒しているようでもある。

俺は、彼をトイレに誘い込むために、ある装置を作動させた。


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 23:42:22 0EUSRWEs
尿意増大装置。

これは人に水を噴射して体温を下げ、尿意を催させる装置だ。

彼の体は一瞬の内にずぶ濡れになった。

すると彼はズボンに手を突っ込み、股を押さえた。

ちんこはあるらしい。

さらに水をかけ続けると、彼は太股を交差させて中腰になる。

漏れる寸前のようだ。

しかし、彼はトイレに入らない。


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 23:47:50 qg.GC3mQ
そこで次なる装置「爆音失禁するかも装置」を作動させようとした時だった。

彼はポケットからピンク色の冷蔵庫を出し、その中に入った。

まさか、携帯仮設トイレなのか。

俺は庭に出て、冷蔵庫のほうに歩いていった。

右手に電動ドリル、左手に電動ドリルの本体を持って。


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/20(金) 23:53:20 MdEzg3rs
だが、俺が近付くと何と冷蔵庫ごと彼は消えてなくなってしまったのだ。

跡には手紙が残されていた。

“オレノショウベンヲ、カンサツシヨウトシタラ、プッコロス”

プッコロス。

ぶっ殺すの間違いだろうか。


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/21(土) 21:25:57 cWlJaObk
するとその夜、またしても家が光に包まれた。

しかも今度は光と共に板状の物体が屋上に降りてきた。

板状の物体の上には、彼が乗っかっている。

俺が見ていると、彼は突然放尿をし始めた。

俺は即、目線を逸らす。

見てしまったら、殺されると思ったからだ。

しかし、彼は尿を振りまきながら俺に近付いてくる。

そして、俺の肩を掴んだ。


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/21(土) 21:31:33 cWlJaObk
俺が悲鳴を上げそうになると、彼はもう片方の手で俺の口をふさいだ。

そして、ピンク色の冷蔵庫を取り出すと、その中に無理矢理俺と入った。

と、突然冷蔵庫の床が無くなり、俺は宇宙空間のような空間に放り出された。

彼の姿が見えなくなり、俺は空間の中を高速でどこかへ飛ばされて行く。

この時はマジで死ぬかと思った。


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