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質屋「いや、だって…」
ﾍﾞｯﾁｮﾘ ｸﾞｯｼｮﾘ
質屋「洗濯すらしてないでしょ、そのパンツ」
筋肉「え、その方が付加価値高くなるんじゃないのか？」
質屋「誰も得しないですよ！」
質屋「女子高生と筋肉ダルマじゃ世間の需要度が違うんですよ。てか今時の女子高生ってそんな事してるんですか…」
筋肉「くそっ、どうしても早急に金が必要なんだ…どうしても今日発売のプロテインを買わなければならないんだ！」
質屋「プロテインかよ！」
質屋「おっとそれ以上は言わない方がいいですよ」
筋肉「何故だ、別にやましい事があった訳じゃ…」
質屋「あったの！色々あったの！俺巨人ファンだからあまり触れないで」
筋肉「くわたー、止めて止めてー！」
質屋「触れんなってんだろうが！」
質屋「止めろや！…やめ、ろや…」
ｶﾞｯｸﾘ
質屋「…」
筋肉「隙あり！」
ｶﾎﾟｯ
質屋「なっ、パンツを俺にかぶせ…」
ﾌﾟﾜｧﾝ
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質屋「な、なんだこの匂い…いや、フェロモン…脳内麻薬…脳内麻薬が！脳内麻薬が！溢れるぞぉ！脳内麻薬が！」
筋肉「あの、あんまり麻薬麻薬って連呼しない方が…」
質屋「たかまってきた！」
ﾌﾞﾙﾙﾝ
質屋「テ ン シ ョ ン 上 が っ て き た」
筋肉「ひいっ、引くわ」
質屋「俺の好きな選手は皆…みぃんな…黒くなる…」
質屋「ある意味彼は物理的に黒くなったけどさ」
質屋「くそぅ…何だか全てがどうでもよくなってきた」
筋肉「ならパンツ（使用済み）を質にいれても…いいかな？」
質屋「いいともー！」
ﾃﾚｰﾃｯ
新発売のプロテインを買った。
そのプロテインを誰がプロデュースしようと
美しく汗迸る肉体に罪は無いのだから…
【完】