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男「あそこを舐めさせてもらえないか」女「なんで」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 22:59:10 2a4baTYw
コンコン

男「開いてません」

ガチャ

女「やっほー、また来たよ」

男「また来たな」

女「昨日ぶりだね」

男「回数が多い」

女「しょうがないじゃない。うちのお母さんと男のお父さんが仲良しなんだから」

男「幼馴染なんだっけ?最近再開した」

女「確かそうだったと思う」

男「いい迷惑だ。それで二人は?」

女「もう出かけた」


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 22:59:45 2a4baTYw
男「…飯も作らずにか」

女「今日もよろしく頼む」

男「一回ぐらい抜いても大丈夫だろ」

女「おなかすいた」

男「ひじょうにめんどくさい」

女「あとお風呂も」

男「一回ぐらい抜いても大丈夫だろう」

女「とりゃー!」

男「なにをするきさ…ぐはあ」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:00:18 2a4baTYw
女「れでぃーにいう言葉ではなかった」

男「一人でしゃんぷーもできない子供が何を言うのか」

女「ちがうの」

男「なにが」

女「レディーは自分であらうのではなく、洗わせてあげるの」

男「飯作ってくるから、それまでに入っとけ」スタスタ

女「うっ…」


女「これはこまった…」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:00:51 2a4baTYw
男「こまったぞ。チキンライスまで作って卵が切れてた」

男「しゃあない。買いに行く前に風呂場への通話ボタンで、と…」ポチッ

男「おーい、ちょっとコンビニで卵を…」

女『無理ー!やっぱりいたいのー!!』

女『こんなのぜったい耐えられないから!』

男(目ェ閉じろよ)

男「まぁ、あいつ風呂長いし、いいか」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:01:31 2a4baTYw

店員「しゃっせー」

男「あー、中あったけー」

男「さて、目的は卵だけなのだけれど」スタスタ

男「どうしてわざわざ遠回りになる本棚の方から行くのか」スタスタ

男「自分のことながら不思議である」ピタッ

男「っとー、なんだこれ。表紙に裸の女性の絵が」

男「お風呂の正しい入り方的な本かな」ペラッ

男「ふむ」ペラッ

男「ふむふむ」ペラッ


女「あれ、替えの服は…?」


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:16:08 2a4baTYw
男「思ったより長居してしまった。あいつ怒ってるかなー」

男「ただいまー。しかし返事がない。風呂場の電気もついてない」

男「まぁいい。オムライスを早く仕上げよう」

男「…今回は刻み玉ねぎを抜いておくか」

男「一人でずっとぶつぶつ言っていたが完成」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:17:52 2a4baTYw
男「電気はついてるが、…起きてるか〜、飯できたぞー」

女「…じゃあおきる」

男「あまり目を擦らないほうがいいぞ。というかなんで俺の服着てるんだ」

女「…お母さんのバッグに入ってたのより、かろうじてましだったから」

男「いったいどんなのだったんだ」

女「それ」

男「猿柄の着ぐるみパジャマか」

女「ださい」

男「それには同意する」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:23:54 2a4baTYw
女「きょうのおむらいす…」

男「なんだ、たまねぎは入ってないぞ」

女「どうして男の方には緑の丸いの入ってないの?」

男「た、たまたまだ…。意識してないから、もう食べてしまったんだと思う」

女「そっかー。てっきり男が嫌いだから、うちに全部入れたんだと思った」モグモグ

男「そんなことあるわけないじゃないか。あ、…牛乳つぎ足そうか?」

女「ありがとー」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:33:17 2a4baTYw
女「あ、そうだ。あとで男がお風呂はいるとき、うちも入る」

男「なんでだよ」

女「理由は二つある」

男「ほう」

女「一つ目。ごめんなさい。髪がうまく洗えないので手伝ってください」

男「だと思ったよ。二つ目は?」

女「二つ目は、男と一緒に入りたいから」

男「ええー…」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:38:10 2a4baTYw
男「まぁ、食後すぐに入るのは良くないからテレビでも見てろよ」

女「わかった」

男「俺は片づけてしてから行くから」

女「いつも苦労をかけてすまないな」

男「まったくだ」

女「そこは言うことば違う!」

男「うるせー、とっとと行きやがれ」

女「あとでジュースもってきてよー」

男「へいへい」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:47:08 2a4baTYw
男「机は拭いたから、皿洗いするか、と思ったが」

男「それぐらい糞親父にやらせるか」

男「あとオレンジジュースだったな」

男「かさましのためにグラスに氷を入れよう」ジャラジャラ

男「よし!」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/01(金) 23:57:37 2a4baTYw
男「おーい、ちょっとあけてくれー」

女「はぁい」ガチャ

男「おまっ…あぶねー! 落とすとこだった…」

女「あぶないなぁ」

男「なんで下何も履いてないんだ!」

女「ちょっとケチャップかかっちゃってたから拭いてたの」

男「机も大参事だったが…服にもかかってたか…」

女「うぐぐ、なかなか取れない…」

男「いいよ、またすぐ風呂入るんだし、洗濯機で洗っちゃえば」

女「おお、それはよかった!」

男「…ところでなんだが」


男「あそこを舐めさせてもらえないか」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/02(土) 11:52:12 wFaH3lZ6
続きはよ!


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/02(土) 21:34:20 Xe8DBs1I
急に世界が崩壊したな


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/04(月) 22:38:09 v4FKaQIE
女「なんで」

男「何か問題でもあるのか?」

女「きたないよ」

男「お風呂入ったばかりだろ」

女「うーん」

女「良く分かんないけど、いや」

男「分からないのか」

女「どうして舐めたいの」

男「それが俺にもよく分からない」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/04(月) 22:45:49 v4FKaQIE
女「小5の男にも分からないなら小2のうちにもわからない」

男「この衝動の理由を追及するためにも、実行させてほしい」

女「ついきゅうって何?」

男「もやもやをなくすために頑張るって事さ」

女「どうやって?」

男「舐めさせてください」

女「うーん・・・じゃぁゲームで男が勝ったらね」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/04(月) 22:51:35 v4FKaQIE
5分後

男「準備できたぞ、さぁやろうか」

女「いつもなら負けるから嫌がるくせに」

男「そうだっけ」

女「てかげんしないから」

3分後

女「・・・なんかいつもより強くない?」

男「きのせいだろ」

10分後

女「さ、3回戦だから」

15分後

女「・・・・・・こまった」


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/04(月) 23:02:17 v4FKaQIE
男「どうやら俺の勝ちみたいだな・・・」

女「本当にするの・・・?」

男「それが約束だったしな」

女「うぅ…」

男「仰向けになってくれるか?」

女「……」コクン

コロン

男「手伝おうか?」

女「いい、自分で脱ぐ・・・」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/04(月) 23:58:17 v4FKaQIE
女「……」

男「手で隠れててはっきり見えてないが、顔真赤になってないか?」

フルフル

女「はずぃ…」

男「さっきまで曝け出してたじゃないか…」

女「さっきと、違う・・・」

女「なんか、もう泣きそうだ」

女「恥かしいし、怖いし、いつもの男じゃないみたい・・・」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/05(火) 00:12:50 aMJF7ERI
男「……」

女「ぐすっ・・・・・・ひっく・・・・・・」

男「すまない、俺が悪かった…もうやめにしよ、う!?」

ガシッ

男「いてててて!なんだ、急に首を絞め・・・!」

男「うぷっ、なんだ・・・!?」

女「ひゃあっ・・・!」

ゲシッ

男「ぐぉっ!」

女「約束は、ま、守ったからな!!」

男「なんのはなしだ?!」

女「先にお風呂入ってるから!」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/01/05(火) 00:24:51 aMJF7ERI
男「今の間に一体何が起こったのか」

男「落ち着いて整理してみよう…」

男「まず首を絞められて引き寄せられて・・・」

男「顔ぶつけたと思ったら圧迫されて、息が詰まるかと思って・・・」

男「その次に何かが舌に触れたような・・・」

男「・・・・・・」

男「口の中が血生臭い」

男「だめだ、口の中の痛みと血の味で思い出せない」


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