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僧侶「押していいですか?」勇者「ま、待った」
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ドカーーーーン
勇者「」
僧侶「勇者様!?目を、目を開けてください!」
僧侶「か、回復呪文・中!」
僧侶「ダメ・・・もう死んでる。回復呪文が効かない」
"
"
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僧侶「仕方ない。死体を埋めて、一度国に帰ろう」
ーーー大国・王の間ーーー
大国王「大臣から伝え聞いた。本当に勇者は死んでしまったのか?」
僧侶「はい。敵の罠に嵌まり、亡くなられました」
大国王「ふむ・・・」
大臣「大国王様、次の勇者を探しましょう。すぐに神殿に連絡を取り、選別を行わせます」
大国王「そうだな。僧侶よ、暫し体を休めよ。次の勇者が見つかり次第、新たな旅に出てもらう」
僧侶「はい」
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押し倒していいですかに空目した
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ーー国立神殿ーー
神官「あら、僧侶様」
僧侶「選別は進んでいますか?」
神官「先代勇者より神力の強い者がついさっき見つかりました」
神官「前回は王国軍しか選別の対象としていませんでしたが、今回は王国軍及び傭兵隊を対象としました」
僧侶「なるほど。では新勇者様は元傭兵ですか」
神官「そうです」
僧侶「新勇者様はどちらに?」
神官「大国王様にお会いするため、城へ向かいました。僧侶とは入れ違ってしまいました」
僧侶「そうですか・・・では私も城に戻ります」
神官「あの、僧侶様」
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僧侶「はい?」
神官「旅が終われば、この神殿で働きませんか」
僧侶「申し訳ありません、私はあの神殿が好きなんです」
神官「・・・そうですか」
僧侶「失礼します」
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"
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>>3
悶々としてらっしゃるのですね。お気持ち察します
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なんですぐ勇者死んでまうん?
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ーーー大国・城門ーーー
勇者「・・・」
僧侶「(きっとこの人だ)」
僧侶「あのー。新勇者様ですか?」
勇者「そうだが、誰だお前」ムスッ
僧侶「(ちょっと態度の悪い人だな。さすが元傭兵)」
僧侶「先代勇者様と共に魔王討伐の旅をしておりました、辺境神殿の僧侶です」
勇者「辺境神殿の僧侶・・・大国王が旅のお供に連れていけと言っていた女か」
僧侶「これからよろしくお願いしますね」
勇者「ああ」
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僧侶「大国王様からはいつ旅立つように言われましたか?」
勇者「明日の朝のうちに旅立てだとさ」
僧侶「そうですか。では急いで荷造りしなければなりませんね」
勇者「なあ、僧侶・・・」
僧侶「はい?」
勇者「・・・いや、何でもない」
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ーーー大国・国門ーーー
僧侶「おはようございます」
勇者「ああ」
僧侶「取り敢えず、忘れ物がないか確認しましょう」
勇者「そうだな」
僧侶「(昨日の印象としては『態度の悪い人』だったけど、意外に素直かも)」
勇者「大丈夫なようだな」
僧侶「では行きましょうか!」
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ーーー始まりの道ーーー
勇者「ひっ」
僧侶「攻撃してください勇者様!」
勇者「いや、本当・・・本当さあ!」
下級魔物「ぴきー」
僧侶「落ち着いてください勇者様!怪我しても私が回復しますから!」
勇者「いや本当ぶにょぶにょ無理!ぶにょぶにょキモい!!」
下級魔物の群れ「ぴきー」「
ぴきー」
勇者「増えたー!!!」
僧侶「落ち着いてくださいって!大丈夫ですから!!」
勇者「大丈夫じゃねえんだよ!!本当さあ!!」
僧侶「(キャラ崩壊ひどすぎる)」
下級魔物達「ぴきー」「ぴきー」「ぴきー」「ぴきー」ザワザワ
勇者「キモい・・・あれ、頭が痛い」バタッ
僧侶「ちょっ、勇者様!?」
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ーーー大国・王の間
僧侶「これは推測なのですが」
大国王「話してみよ」
僧侶「はい」
僧侶「恐らく、勇者様はスライム状の魔物に対して異常な不快感を感じたのでしょう」
僧侶「不快感によるストレスで突如として脳の血管が詰まってしまったようです」
大国王「そうか・・・」
僧侶「旅立つ前に、何か私に告げようとしていました。もしかしたらこの事を教えてくれようとしたのかもしれませんね」
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>>3
おま俺
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逝っちゃったよ
"
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