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kどdkぢあいあおあまんこまんこ
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チンチンチンポまんこサンタさんの巨大棒
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サンタ「また…駄目だった…か」
精霊「もうっ!何匹のトナカイをおかしくしたら気がすむんですか!」
サンタ「わざとじゃないんじゃ…」
精霊「そんなことは知ってます!でもこんな幼いトナカイに時速9000キロはまだ無理ですよ!」
サンタ「しかし…」
精霊「……もう諦めたらどうです?」
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サンタ「ワシがその言葉を使ったら世界の子供に申し訳がたたん…」
精霊「どだい無理な話なんですよ。世界の子供全てにプレゼントを配るなんて」
サンタ「じゃがの、来年にはまた人口が増えるだろう?今年、もう今年しかないんじゃ…」
精霊「でもね、今ですらサンタとして配れてるのは2割いってないんです。今年も今まで通り一年コツコツ幸せな夢を見させたらいいじゃないですか」
サンタ「……子供に幸せな夢を見させるのもしんどいんじゃよ」
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精霊「…あの子達が死んでしまったのはあなたの責任じゃないですよ」
サンタ「…この、魔法の夢の粉が見せる夢は時に勇気になる。昔からそうじゃったが……」
精霊「だから!あなたのせいじゃありません!人間の幸せなんて僕らにはわからないじゃないですか!」
サンタ「いや、ワシにも責任の一旦はある」
精霊「アンタはあほですか!まさか爆弾を巻きつけて他人を巻き込んで死ぬのが幸せな夢だなんて!おもいもしないじゃないですか!」
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サンタ「…あの子達の幸せは間違っとるとワシはおもっておる」
精霊「知りませんよそんなこと!人の子達の幸せは人の子達が決めることです!」
サンタ「本気でそう思っておるのか?」
精霊「思ってますね」
サンタ「ならば、やはりワシは今年必ず全ての子供に配らなければならぬ」
サンタ「奇跡や夢でクリスマスを満たさなければ…!」
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精霊「その結果これですか。若いトナカイ壊してアメリカ軍まくのだって今のトナカイにどれだけ負担があなたが一番分かってるでしょう?」
サンタ「わかっとる…トナカイ達ももうおいぼれじゃ…だから若いのの育成に励んでおる」
精霊「それにね、子供へのプレゼントだってこっちも手一杯なんですよ。例年通りしか用意できませんからね!」
サンタ「それは…ほら、Amazonとかトイザらスでなんとか…」
精霊「魔法の国に届けて下さいって大量発注するんですか?それ本当に現実的に考えてます?」
サンタ「………」
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時間なので乗っ取りここまで。誰か続き書いてもいいし戻ってきて書いてもいいと思ってる。
采配はまかせる。
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精霊「それに今のプレゼント、多様化し過ぎててリクエストに添えないものが多すぎるんですよ」
サンタ「例えばどんなものじゃ」
精霊「多いのはアップル社関連かな」
サンタ「リンゴ?」
精霊「…あなた機械弱いですもんね。精密機械ですよ」
サンタ「えっそんなの作っとるのか?」
精霊「まさか。無理に決まってんでしょ。リンゴをあげてます」
サンタ「やはりリンゴか。去年も何割かリンゴを渡したの」
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精霊「車、なんてのもあります」
サンタ「子供だからの…格好いいものはすきなんじゃろ」
精霊「これは車のペーパークラフトセットをおくってますね」
サンタ「ううむ…ペーパークラフトか」
精霊「これは意外と好評です」
サンタ「なんと!だいぶランクダウンしとるのに」
精霊「生産の小人にガチなマニアがいてそれがほぼどのデザインも監修してます。それを組み立てるというのは子供心にかなりくすぐるようですね」
サンタ「なるほど」
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精霊「地味に困るのはペットですね」
サンタ「生物はさすがに渡せないからの」
精霊「親御さんの意向もありますしね。これはぬいぐるみをおくってます」
サンタ「妥当じゃろうな」
精霊「はい。これなんて今年の出来の中でも自信作のようです」
サンタ「うわっ薄気味悪っ!なんだこれ!」
精霊「ワラスボだそうです。干潟マニアの子供からのリクエストですね」
サンタ「もはやエイリアンじゃの…」
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精霊「一方で安全な水、なんてリクエストもありますよ」
サンタ「……世界は広いからの」
精霊「これは掘削マニアと地形マニアの小人が監修した絵本を書きました」
サンタ「小人たちちょっとおかしくないかの」
精霊「この『かんたん!はじめてのいどほり!』は発行数で言えばベストセラーですね」
サンタ「絵も可愛らしいの」
精霊「それは僕が描きました」
サンタ「すごい」
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精霊「今年で一気に増えたのはSW関連ですね」
サンタ「まあ、そうじゃろうな」
精霊「この辺りは全てホースを」
サンタ「フォース?」
精霊「いえ、ゴムのカラーホースです」
サンタ「駄洒落」
精霊「いえ、こう…ふりまわすと…」ブォンブォン
サンタ「おおっブレてライトセーバーのようじゃ」
精霊「はい、人様のネタを丸パクリです」
サンタ「それは言うでない」
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精霊「まあ、このように無理矢理こじつけて生産してますが…全ての子供にはまったく足りません」
サンタ「…そこをなんとかして欲しいのじゃ!」
精霊「む り で す!」
サンタ「じゃあほら、なんかこう…魔法?的なもので」
精霊「それが使えたら苦労してないですね」
サンタ「ほら、ここ魔法の国だし…君、精霊だし…ワシはサンタだし…」
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精霊「そりゃここは魔法の国ですがあくまでちょっと不思議な国程度ですし、あんたなんかプレゼント配るのがたまたま12月25日のただのじいさんですよ」
サンタ「うう…」
精霊「もう仕方がないんです。代わりに例年通り出来るだけのことはしますけどね」
サンタ「…トナカイたちの様子を見てくるの…」
精霊「………悪い人じゃないんだけど夢見がちなんだよなぁ」
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若トナカイ「kどdkぢあいあおあまんこまんこ」
サンタ「大丈夫かの…?」
若トナカイ「kどdkぢあいあおあまんこまんこ」
サンタ「駄目かの…?」
若トナカイ「サンタさん…」
サンタ「!」
若トナカイ「サンタさんの巨大棒おおお!!」
サンタ「やっぱダメじゃの」
ベテラントナカイ「無茶させるからですよ」
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サンタ「…ちょっとしかしとらんもん」
ベテラントナカイ「嘘こけ。何年相棒してると思ってんだ」
サンタ「なんじゃ、いつもより反抗的じゃの」
ベテラントナカイ「そりゃそうでしょ。仲間がこんなんにされてりゃ」
サンタ「どいつもこいつも同じような説教をしたがるのう」
ベテラントナカイ「どうせ精霊さん辺りに言われたんでしょ?私はそっちの意見を支持しますね」
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サンタ「…鼻があかくないくせに」
ベテラントナカイ「トナカイですからね」
サンタ「…夜道にピカピカ光らんくせに」
ベテラントナカイ「ハイハイ、トナカイですからね」
サンタ「冬はツノが落ちてイメージとちがーうとか言われてるくせに」
ベテラントナカイ「表にでろ!」
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サンタ「いやじゃ、今夜はもう寝る!」
ベテラントナカイ「トナカイ侮辱してなんたる…なんたる…!」
サンタ「知らん!年寄りの朝は早いんじゃ!じゃあの!」
ベテラントナカイ「こんな時ばかり年寄りヅラすんなジジイ!おやすみ!」
サンタ「おやすみ!」
ベテランサンタ「………あんなんでも夜の見回りだけはきちんとする人なんだけどなぁ」
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ーーーーー12月24日
サンタ「もうイブじゃの…」
精霊「やっぱり生産は例年通りですよ。文句あるならこのやつれた小人たちにどうぞ」
小人たち「………モウムリデス」グッタリ
ベテラントナカイ「こっちも例年の仕上がりですよ。これ以上走らせたら明日は動けませんね」
ソリトナカイたち「………ガンバッタケドキョネンヨリタイムオチタ」ゲッソリ
サンタ「…皆、よく頑張ってくれたの…もうよい。ワシのワガママに付き合わせてもうて悪かった…明日のためによく寝ておくれ」
精霊「ま、仕方ないですよ」
ベテラントナカイ「代わりに明日は頑張りますから」
サンタ「お前たちもすまなかったの。おやすみ…」
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>>18
ベテランサンタ「………あんなんでも夜の見回りだけはきちんとする人なんだけどなぁ」
↓
ベテラントナカイ「………あんなんでも夜の見回りだけはきちんとする人なんだけどなぁ」
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面白い
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ベテラントナカイ「…願いを叶えてやりたいのは山々なんだけどな」
精霊「…実は届けるだけならなんとかなるかもしれないんだけどね」
ベテラントナカイ「いや、無理ですよ。ドーピングしたってこれ以上はどうにもなりません」
精霊「いや、あるツテが……
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…………
ベテラントナカイ「確かにそれならなんとかなるかもしれませんね。トナカイとしては複雑ですが」
精霊「でもプレゼントはどうにもならない。生産はこれ以上はできないからあの人にぬか喜びさせるくらいなら黙ってたほうがいいよなあ」
ベテラントナカイ「確かに。それ知ったらきっとまた暴走しますね…」
若トナカイ「うう…サンタさんのぼ…」
ベテラントナカイ「お前は寝てろ。だいぶ良くなったとはいえむちゃするな。明日の事はいいから」
若トナカイ「棒…?呼ぶ…まん…」
精霊「なんだ?なんか言いたいことがあるっぽいけど」
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若トナカイ「k…mi…dis…巨大…」
ベテラントナカイ「そうか!」
精霊「なんだ?」
ベテラントナカイ「こちらにもツテがあるんです!そちらと同じくらい巨大なツテが…!彼ならプレゼントもなんとかしてくれるかもしれません」
精霊「本当に!?」
ベテラントナカイ「ええ、彼というのは……」
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…………
精霊「それすごいツテだな」
ベテラントナカイ「はい、最近仲間のトナカイがあちらに派遣されまして」
精霊「こっちも似たようなもんだよ。ただ…」
ベテラン「はい、とにかく多忙な方達ですからね。アポなしで助けてもらえるかどうか…」
聖霊「でも、やってみる価値はあるかもしれない!」
ベテラントナカイ「こちらで早いトナカイを二頭用意します!精霊さんは手紙をお願いします!」
精霊「ああ!頼むぞ!」
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ーーー12月25日
精霊「おはようございます。そろそろ昼になりますよ。起きてください」
サンタ「おはよう。起きとるよ」
精霊「ならさっさとご飯食べてください」
サンタ「さすがに毎年この日だけは緊張するの…どれ、食事の前にトナカイの様子を見に行くかのう」
…ピュ-----イ…
バッサバッサ
精霊「きた!」
サンタ「なんじゃ、えらい派手な鳥じゃの?」
精霊「あった!手紙!ちょっと待っててください!僕が先に読みます」
サンタ「?」
精霊「……ありがとうございます…サンタさん、あなた宛の手紙です」
サンタ「ワシ?読んでもいいのかの?」
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【親愛なるサンタクロース殿
毎年、子供たちへのプレゼント感謝いたしております。
さて、精霊殿から今年は世界のすべての子供へのプレゼントを届けたいが人手が足りないとの便りが届きましての。
少しでも手助けが出来ないかと魔法省へのかけあいの結果、手が空いているフクロウ便とフォークスを派遣することに決まったことをここに報告させていただくことになったはこびじゃ。
詳しくは魔法省からのフクロウ便に書いてあるはずじゃが、取り急ぎとしてフォークスを派遣させておいたのでよろしく頼むの。
ホグワーツ魔法学校アルバス・ダンブルドア】
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サンタ「…え?」
精霊「あれ?もしかしてダンブルドア校長知りませんか?」
サンタ「いや、それは知っとる知っとる」
精霊「?」
サンタ「え?なに?どっきり?」
精霊「ドッキリでどうやって不死鳥を用意できるんですか?相も変わらずあほですね」
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サンタ「いや、おかしいじゃろ。いくらなんでも大御所すぎて」
精霊「サンタクロースが何言ってんですか?ほら、トナカイたちのところに報告に行きますよ!フクロウたちにも宅配用の地図が必要なんですから!」
サンタ「えぇー…頭がついていかないじゃが」
精霊「こういう時は本当にポンコツジイさんなんだから!」
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……
精霊「と、いうことで配達はなんとかなるかもしれない」
ベテラントナカイ「やったな!」
サンタ「うん…?」
ベテラントナカイ「…なんですか?ぼーっとしてますが」
精霊「事態がでかくて頭がついてこないだってさ。さて、あとはプレゼントだけど」
サンタ「ああ、そうじゃそうじゃプレゼントじゃ。運ぶ方法はなんとかなっても物がなきゃなんともならんの…」
ベテラントナカイ「そっちも都合が合えばそろそろきますよ」
精霊「これまたすっごい大御所ですからね。腰脱がさないでくださいよ」
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サンタ「ハードル高すぎじゃろ」
ベテラントナカイ「だってアンタそういわないと手紙読まないでしょ」
精霊「老眼で辛いのはわかりますけど、うちの小人たちは手紙読み上げ係じゃないですからね」
サンタ「だって1日何通もリクエストが手紙が来るんじゃもん」
精霊「それを読むのがサンタクロースの仕事」
ベテラントナカイ「そうですよ」
サンタ「お主ら年寄りをもうちっといたわるべきじゃぞ」
精霊「僕見た目子供ですけどあなたより年いってますよ」
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ジーニー「あらん、そうなの?」
精霊「そうですよ。一応精霊ですからね」
ベテラントナカイ「精霊さんがいてくれるからここが回るんですよ。感謝してます」
サンタ「ワシは?ワシは?」
ベテラントナカイ「クリスマスだけは流石ですね」
サンタ「まあの!」
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「「「!!!???」」」
ジーニー「なに!?えっもしかしてネズミ!?きゃあ!」ボンッ
ジーニー「食ってやるにゃー!!出てこいチューチューちゃん!なんちゃって!!」
サンタ「えっなんでネコ出てきたの?!」
精霊「違います!変身したんですよ!」
ベテラントナカイ「青い猫なんかいるか!」
ジーニー「あらそんなこと言っていいの?日本には」ボンッ
ジーニー「僕ドラえもんなんて猫がってこりゃロボットだ!一本取られたね!アッハー」
サンタ「」
ベテラントナカイ「」
精霊「」
-
ジーニー「なあにみんなして、お口聞けなくなっちゃった?」ボンッ
ジーニー「そんな時にはハイコレ、龍角散!喉の痛みも一発で治る優れもの!今ならあれもこれもどれもぜーんおまけにつけちゃう!」
精霊「ストップ!えー…っと…」
ジーニー「あらやだ、自己紹介まだだったわ!せっっかちって嫌ねー!気が遠くなるくらい長くランプの精やっててもなかなか治らないの。これが僕のわるいくせ!右京さん!なんて」ボンッ
ジーニー「右京さん改め元ランプの精、今は自由のジーニーさんでーす!ハイこれお手紙!読んでみて読んでみて!」ボンッボボンッ
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ベテラントナカイ「なんか色々すごいのきた」
精霊「一人で三人分は喋ってるな」
サンタ「フクロウが怯えてるんじゃが」
ジーニー「あらほんと。フクロウちゃーん!みてみてアルキメデス!」ボムツ
ジーニー「もしかしてこっち!ほーらオウル!」
ベテラントナカイ「これ誰が止めるんだ」
精霊「話が進まないからサンタさん、読んじゃってください」
サンタ「そうじゃの…」
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【親愛なるサンタクロース様
トナカイさんから助けが欲しいとのお手紙が届きました。僕はクリスマスは忙しいからそちらにはいけないけれど、友人のジーニーが代わりに行ってくれることになりました。
彼は魔法が使えるからきっと力になれると思います。
では、良いクリスマスを!
Ⓜ︎より】
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サンタ「アカーン!ハハッて聞こえてきそうでアカーン!」
ベテラントナカイ「いや、セーフです!セーフですよ!」
精霊「彼もイニシャルでとどまってくれたじゃないですか!」
サンタ「そもそもジーニーがまずいじゃろ!名前出ちゃってるぞ」
ジーニー「サンタのおじいちゃん、真面目な話をするとジーニーは広い定義の魔人のことだから…セーーーフ!!!」パンパカパ-ン
サンタ「えぇー…」
-
精霊「細かいこと気にしてるとはげますよ」
ベテラントナカイ「歯槽膿漏になりますよ」
サンタ「お主ら適応力高いの」
ジーニー「滝に打たれちゃう?」パチンッザバ-
フクロウたち「ホーホー」
サンタ「フクロウたちまでワシをバカにしとらんかの」
精霊「もうっ!時間がないんですよ!」
サンタ「ああ、そうじゃった。急がねばの」
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ベテラントナカイ「配達のフクロウたちはこちらで預かりますよ。いつの間にやら凄く増えてきて木もきしんでますし広い場所に移動します」
精霊「フォークスもお願い」
ベテラントナカイ「わかりました。なんか結構種類もいますしうまく振り分けたら効率が上がりそうですね」
サンタ「かなり大型のもいるしの。夜目がきくのは便利じゃ」
ベテラントナカイ「…まだ増えていくみたいですし混乱を防ぐために指示を出すためにここに残りますから、今年は私はソリはひけません」
サンタ「そうか…」
ベテラントナカイ「…頑張ってくださいね」
サンタ「うむ。任せなさい」
ベテラントナカイ「他のトナカイを頼みますよ。じゃ、フクロウの皆こっちにきてくださーい!人間の世界を見下ろせる所でスタンバイしますよー!あと不死鳥さんも!」
ピュ--イ
ホ-ホ-ホ-ホ-
ホ-
ホ-ホウ
-
精霊「さて…と、ジーニーさん?」
ジーニー「はいはーい」
精霊「プレゼント作りを手伝ってもらっていいですか?」
ジーニー「モーチのロン!歴代のご主人様の願い事に比べたらお安い御用さねー!」
サンタ「かなりの量が必要なんじゃが、大丈夫かのう?」
ジーニー「じゃあちょーっち待って!大量プレゼントの項目」ボンッペラペラ
ジーニー「た…た…あった!なになに?フムフムー?ヘムヘムー!なーるほど」バムッ
ジーニー「こうやってリボンを結んでひっぱれば」ビンッボンッ
ジーニー「ほーら、約2億本の色鉛筆セットのでーきあがりー!」
サンタ「すごい。想像以上」
精霊「でも途中の取説のくだりは絶対にいりませんでしたよね」
サンタ「まあの」
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精霊「ま、まあ、ここは僕たちに任してください。多分余裕で間に合う予感です。プレゼントは小人に振り分けさせますし、あなたは自分の準備を」
サンタ「そうじゃの。そろそろ日が落ちる。着替えてそりの調整をしてくるわい」
精霊「今夜は頑張ってくださいね」
サンタ「ワシが今日頑張らないでどうするのじゃ!」
精霊「全くですよ」
サンタ「よし、やるかの!トナカイ舎に行ってくるの!」
精霊「はいはい」
ジーニー「じゃ、いっちょ一肌脱ぎますか!」
ドカ-ン!
バリバリボ-ン!
ヒュルルル…
サンタ「雲床にあながあきそうじゃの…」
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ーーーーー
サンタ「よし、ソリトナカイの準備も万全じゃ」
ソリトナカイたち「ガンバリマッス!!」
サンタ「7頭引きではちと格好がつかないが仕方がないの。では、行くかの!」
若トナカイ「…んこ…ま…」
サンタ「おお、この前のトナカイじゃな。体調はどうじゃ?」
若トナカイ「棒…サンタさんの…ため…まんまん…いくうぅうう!!」プシャャャア!
サンタ「!?」
若トナカイ「いっ…しょ…はjaDに」
サンタ「…ソリを引きたいのかの…?」
若トナカイ「そうです」
サンタ「急に普通にしゃべるでない」
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サンタ「……ちょっと待っておれ。ハーネスを持ってくる」
若トナカイ「よっしゃ!流石巨大棒!」
サンタ「ちがう!サンタじゃ!」
若トナカイ「がんばりゅううぅぅ!」
サンタ「こんなキャラばっかりじゃの」
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ーーー
サンタ「よし、やはり八頭がおちつくのう」
ベテラントナカイ「今年もきちんと撒くんだぞ!」
ソリトナカイ「マカシテクダサイッ!」
ベテラントナカイ「お前も頼むぞ」
若トナカイ「ウッス!」
サンタ「フクロウたちはどうじゃ?」
ベテラントナカイ「もう準備できてますよ」
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サンタ「プレゼントは?」
精霊「余裕過ぎて怖いくらいですよ」
ジーニー「プレゼント用意できたら配達のお手伝いもしちゃいますかねー」
サンタ「よろしく頼むの」
サンタ「では、皆の者!今年は特別じゃ!気合いいれていくぞ!」
「「「おおっ!!!」」」
サンタ「出発じゃー!!!」
シャンシャンシャンシャン
ピ-ュイ
ホ-ホ-
ホ-
-
ーーーー
ベテラントナカイ「行っちゃいましたね…」
精霊「残される側も結構不安なもんでしょ」
ベテラントナカイ「はい…」
ジーニー「あのーしんみりしてるところわいんだけどねー」
精霊「ああ、どうしても作れないプレゼントがあるんですよね」
ジーニー「ここいらのリクエストはちょーっと驚異の小パワーでも無理だわねー」
ベテラントナカイ「ま、その辺もあの人わかってるでしょ」
精霊「…さぁさ、僕らにはどうにも出来ないし残りの作業頑張りましょ」
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ーー
ー
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サンタ「今年も地上は浮かれとるのう」
サンタ「さて、良い子の皆、プレゼントじゃ」
………
サンタ「…この子はウォンカチョコか。虫歯には気をつけるんじゃぞ」
………
サンタ「ふむ、この子はバスケットシューズか。左手は添えるだけを忘れずにの」
………
サンタ「この子はモンハン2…2!?ううむ、片手剣は極めておくべきじゃ」
………
サンタ「ワラスボ…お主か。ぬいぐるみで我慢しとくれ」
………
サンタ「この子のプレゼントは…………」
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ーーーー
ーーー
ーー
ー
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シャンシャンシャン…
精霊「帰ってきた!」
ベテラントナカイ「流石に今年は早かったですね」
サンタ「ふう…なんとか撒けたわい」
ソリトナカイ「ツッカレタ-」
ベテラントナカイ「お疲れ様。お前らはもう休んで良いぞ」
ソリトナカイ「ヤッタ-!オツカレサマ-」
サンタ「よしよし、お疲れ様」
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若トナカイ「kどdkぢあいあおあまんこまんこ」
ベテラントナカイ「お前…」
サンタ「最後のスパートにやられてのう…」
精霊「もうっ!無茶させないでくださいよ!」
サンタ「わざとじゃ無いんじゃ…」
精霊「ワザとなら髭むしりとってますよ!」
サンタ「こわっ」
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サンタ「さて…プレゼントの配布具合はどうかの?」
精霊「八割は行きましたね」
ベテラントナカイ「フォークスとジーニーさんが帰ってきたら八割五分いきますよ」
サンタ「十割じゃないのか!?」
精霊「そりゃあね。プレゼントが足りませんもん」
サンタ「ジーニーが用意したんじゃろ?」
ベテラントナカイ「全ては無理ですよ。わかってんでしょう?」
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サンタ「………」
ジーニー「バッビューン!偶然フォークスくんにも会って一緒にやってきましたよー」ビュン
サンタ「おお、お疲れ様。どうじゃったかの?」
ジーニー「こういう良いこともたまにはいいもんだねー!なになに?フォークスもそうおもう?きっぐーう!もしかしてランプの精も不死鳥成分があるのかしら?」ボンッ
ジーニー「オリバンダーの店に置いてもらっちゃおうかしら!」ボンッ
ジーニー「…でもどうしても渡せないプレゼントがあるんだ」バムッ
サンタ「…わかっとる」
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ベテラントナカイ「…じゃ、日が昇る前に行きますか。他の奴らは疲れてるんで行けるのは私だけですけどね」
サンタ「………」
精霊「ほら、魔法の粉です」
サンタ「…用意が良いの」
ジーニー「お手伝いしますよ。サンタのおじいさん。フォークスくんも?」
ピョ---イ
ジーニー「疲れ知らずっってこいう時に便利だあね」
サンタ「…感謝してもしたりないの…」
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精霊「昔からこういう願いのためにこの粉があるんですよ。言ったでしょ?人の子の幸せは人の子が決めるって」
ベテラントナカイ「ほら、急いで!」
ジーニー「今夜で十割達成だー!じゃ、おっさきー!ビュッビューン」ドドド…
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サンタ「はやいのう」
ベテラントナカイ「負けてられませんね。ホラ精霊さんも!」
聖霊「僕も!?」
ベテラントナカイ「待つ側以外の心配もわかりますよ」
精霊「…いくか!」
サンタ「今年最後の出発!」
シャンシャンシャン…
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………
【サンタさんへ
プレゼントはいりません。死んだお母さんに会いたいです】
サンタ「お母さんと会える夢じゃよ。…よくおやすみ」
………
【サンタクロースへ
パパともう一度だけ遊びたい】
サンタ「きっとお父さんもそう思っておるじゃろ。おやすみ…」
………
【サンタなんかいない。いたら家族をかえして欲しい】
サンタ「かえすことはできんが今夜一晩、夢の中で存分に甘えるんじゃぞ…」
………
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精霊「皆、幸せな夢をみれてますかね」
サンタ「じゃといいのう」
ベテラントナカイ「そろそろ夜が明けますよ」
サンタ「うむ、クリスマスもおしまいじゃな。明日からまただらけるかの」
精霊「ジジイ働け」
ベテラントナカイ「あとトナカイ壊すな」
サンタ「辛辣じゃの…」
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ベテラントナカイ「…癪ですが今年は良くやったんじゃないですか」
精霊「帰ったらマッサージ位してあげますよ」
サンタ「おお!ワシの評価がうなぎのぼりじゃ!」
ベテラントナカイ「うざ」
精霊「あほですか」
サンタ「ツンデレもデレ成分少ないと可愛くないのう…まあ、なんにせよ」
サンタ「メリークリスマス!」
おわり
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面白かった
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しばらく見てない間にコメありがとう
乗っ取りで勢いだけで書いたから読み直すと誤字脱字酷いけどクリスマスなら許されるはずだ
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すまん、押し忘れてあげちゃった
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