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女狩人「今日からお前達は狩人だ」
-
女狩人「それぞれのコードネームは確認しているな?」
狼「はい、女狩人さん!」
熊「…………」
猫「にゃははは、私にぴったりにゃー」
鷹「…………」コクリ
女狩人「よし、それと狼」
女狩人「今は女狩人さんではなく、『隊長』と呼べ」
狼「うっ、すみません……」
"
"
-
女狩人「お前はこの部隊の班長だ、期待しているぞ」
狼「は、はい!」
熊(なんでコイツが……)ギリッ
猫(にゃは、熊ちゃん殺気だってるにゃ)
鷹「…………」
女狩人「では、今回の作戦を確認するぞ」
-
女狩人「今回のターゲットは『大猿』、最近になって名前が上がってる獲物だ」
女狩人「最大の特徴は多くの『子猿』とグループを作り動くこと」
女狩人「奴等の連携は厄介だ、こちらも必ずグループで動くように」
狼「はい!」
女狩人「今回は私も同行する」
猫「にゃ?隊長さんも来るにゃ?」
女狩人「途中から別ルートを捜索するが、お前達がピンチになったら直ぐに駆けつけるさ」
狼「心強いです」
熊(……ちっ)
-
女狩人「最優先は『大猿』の討伐だ」
女狩人「初任務にBランクは厳しいかもしれんが…」
女狩人「お前達ならやれると信じてる」
女狩人「必ず生きて帰ってこい」
狼「期待に応えられるよう頑張ります!」バッ
熊(最初から死ぬつもりはない)
猫「にゃふ、早く狩りたいにゃー」
鷹「…………」
-
───
──
─
D地区
狼「静かですね……」タッタッ
女狩人「この辺りは『大猿』の縄張りだ」
女狩人「恐らく『大猿』のグループに殺られたんだろう」タッタッ
猫「鷹ちゃん、何か見えるかにゃ?」
鷹「……まだ何も」
"
"
-
女狩人「ここからは私は別ルートに行く」
女狩人「お前達はこのまま直進して捜索を行え」
女狩人「『大猿』が現れたら直ぐに私に連絡しろ、いいな?」
狼「わかりました」
女狩人「慎重に行動するように」タッタッ
猫「にゃは、またねー」
熊「さっさと行くぞ」タッタッ
狼「あっ、熊くん待って!」タッタッ
-
───
──
─
D地区 中央
猫「だいぶ来たけど、まだお猿さんいないにゃ…」タッタッ
狼「そうだね、一体どこに───」
鷹「……見つけた」
ダンッ
子猿「ウキィィィ!!」
熊(数は6人か…)ジャキン
猫「やっと暴れられるにゃー!」ダンッ
狼「ちょっ、猫ちゃん突っ込んじゃダメだって!」チャキン
鷹「……援護する」スッ
-
子猿「弱そうな狩人、新米かぁ?」タン
子猿「俺達の連携見せてやるぜ!」タン
猫「にゃは、楽しみにゃ♪」バッ
子猿「おらっ!!」ブン
猫「にゃにゃにゃ!」ヒュンヒュン
子猿「後ろががら空きだせ」ブン
ザシュ ザシュ
子猿「なっ…に……?!」ドサッ
猫「猫の短剣さばき、どうかにゃ?」ペロ
子猿「野郎!殺して─────」
ザン! ブシャー
熊「…雑魚が」ブン
猫「胴体真っ二つ…すごい力にゃ」
狼(ほんとあの細腕で、よくあんな大剣振り回せるなぁ)ダンッ
-
子猿「ウキィ?!」
ザシュ ボトッ
狼「腕、いただきました」
子猿「ガァァァ!」ブン
狼「…………」ヒュン
ザシュ ドサッ
狼「ふぅ…」
子猿「スキありっ!」バッ
鷹「…………」ギリギリ
ビュン ドスッ
子猿「弓……矢??」ドサッ
-
子猿「ヒィィ?!」バッ
熊「逃がすかっ…!」ダンッ
ブォン!
子猿「がはっ……?!」ブシュッ
子猿「ぐふっ……!」ドサッ
狼「二人同時に…」
猫「猫も大剣使いたいにゃー」
熊「お前じゃ無理だ」
狼「みんな怪我は無さそうだね」
鷹「…………」コクリ
-
狼「隊長、『子猿』達を確認」ピッ
狼「殲滅しました」
女狩人『そうか、こっちも今対処したところだ』ザザッ
狼「お怪我はありませんか?」
女狩人『馬鹿者、自分の身を心配しろ』
女狩人『そのまま捜索を続けろ』
狼「はい」ピッ
女狩人「さて、当たりはどっちにくるかな」
子猿「──────」ドサッ
-
───
──
─
D地区 『大猿』拠点
猫「ここに来るまで結構倒したにゃー」
熊「ターゲットは恐らくここにいる」
狼「そうだね、ここからはより慎重に行こう」
狼「じゃあ、入るよ」
ギィィ
-
狼「…………」スタスタ
鷹「……奥に誰かいる」
熊「……ターゲットか?」
鷹「…………」コクリ
猫「にゃは♪猫ちゃんが一番──」
狼「ダメだ、慎重に」
ダンッ
鷹「……飛んだ」
狼「えっ?」
-
ドスンッ!
熊「ちっ……!」ザッ
猫「にゃー?!」ザザッ
狼「これが、『大猿』?」
大猿「………………」ゴア
狼(何て殺気だ!)ビリビリ
猫「にゃは、ボスさんいただきにゃー」ダンッ
熊「俺が斬る」ダンッ
狼「二人とも待って!」
大猿「…………」
ヒュンヒュン ザシュ
-
猫「にゃ……に?」
熊(刃がほとんど入らない…強固な皮膚か)
大猿「狩人と言っても…新米かよ」
大猿「こりゃ、1分もかからねぇな?」ブォン!
ドゴッ
猫「がっ…ぎっ…?!」メキメキ
ビュォン ドォン!!
熊「はぁぁぁ!!」ブン
大猿「ふん、当たらねーよ」ヒュン
大猿「ほら、よっと!」ブォン
ガキィン
熊「ちぃぃ…!!」ザザザ
大猿「……………」ノシノシ
-
狼「熊くん下がって!鷹ちゃん!」ダンッ
鷹「………」ビュン
大猿「おっと、あぶね…目狙ってくんなよ」ヒュン
大猿「オラッ!」ブォンブォン
狼「くっ…」ヒュンヒュン
大猿「へぇ、やるじゃねぇか!」ビュォン
狼(ここだ!!)ヒュン
ザシュ
大猿「おっ?」ブシュッ
狼「はぁはぁ…」タン
-
大猿「今時、日本刀とは珍しいが…結構な切れ味だな」ポタポタ
狼(浅い…もっと深く!)ダンッ
大猿「少しは楽しめそうだ」スッ
狼(構えた?…相手の動きをみ───)
大猿「ふんっ!!」ドゴッ!!
狼(なっ?!地面を叩き割った?!)グラッ
大猿「予想外だったろ?」ニヤッ
狼「くっ…はっ!!」ヒュン
大猿「おせぇ、よっ!!」ガッ
メキッ!ビュォン ドォン!
狼「がはっ!」ブシャ
大猿「ふん…もう少しまとも──」ドスッ
鷹「………」ギリギリ
大猿「あぁん?」ギロ
"
"
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