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小説家「萌える文章が書きたい」JC「ほう」
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小説家「というわけで、何かこう、可愛い感じの事をしてくれ」
JC「私がやるんかい」
小説家「いいじゃんちょっとぐらい、減るもんじゃなし」
小説家「あ、やってくれたらご褒美にお菓子あげる」
JC「増えるじゃん!脂肪と体重が!」
小説家「減るより増える方が嫌だったか……」
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JC「ていうか小説家って、そういう萌えー、とかって書く方だったっけ?」
JC「ちょっと前までじゅんぶんがくーとか本格派ーとかってうるさかったじゃん」
小説家「……落選したんだもん」
JC「えっ?」
小説家「だって!ほとんど女の子が出てこない小説書いて送ったら!」
小説家「一次選考で落ちちゃったんだもん……!」
小説家「ぐすっ」
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JC「あ、あー……そだったんだ」
JC「まぁその、ごめんね?傷口えぐっちゃって」
JC「泣くなってば」
小説家「……べつにいいし、お姉ちゃんないてないし」
小説家「ぐすっ、ずずっ」
JC「泣いてるよ、もうこれ以上ないぐらいわかりやすく泣いているよ」
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JC「目元なんか腫れちゃって真っ赤だよ」
小説家「うるさいなぁ!……ずずっ」
JC「はいティッシュ」
小説家「……ありがと」チーン
JC「この前、三日ぐらいあんまりご飯食べなかったのも、それ?」
小説家「うん」
JC「あー、うん、どんまいお姉ちゃん」
JC「じゃなくて、小説家」
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JC「ちなみにどこに送ったの?」
小説家「雷撃文庫大賞」
JC「そりゃ落ちるわ……」
小説家「よく考えたら私、太宰先生以外の小説ってラノベしか読んだことなかった」
JC「それでよくもまぁ純文学とか口に出せたね」
小説家「……ぐすっ」
JC「ああっ、ごめんごめん」
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JC「で、話は戻るけど、なんで私なのさ」
JC「自分をモデルにすればいいじゃん、そんなの」
JC「小説家は、ぴちぴちのじょしこーせーなんだから」
小説家「えー?自分をモデルにするとか無理だってー」
小説家「それに、私よりJCの方が可愛いし」
小説家「ぷにぷにだしすべすべだし、自慢の妹ちゃんだし」ナデナデ
JC「なーでーるーなー」ワシャワシャ
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JC「文章っていうか、ようするにシチュエーションでしょ?」
JC「そんな事言われたって、私にだってわから……」ムニムニ
JC「おい、何やってる」ムニムニ
小説家「妹ちゃんの胸を揉んでいます」モミモミ
JC「何故揉むのか」ムニムニ
小説家「私は気付いてしまったからです」モミモミ
JC「そうか、どうでもいいからまずその手を離すがよい」ムニムニ
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小説家「そう、妹君のおっしゃる通り、私に必要なのは萌えるシチュエーション……」モミモミ
小説家「そして、萌えシチュにはとある黄金属性が存在する!」モミモミ
JC「ねえ、人の話聞いてる?聞いてないよね?」ムニムニ
小説家「そう、それは……百合萌え!」バッ
JC「やっと放した……何だって?」
小説家「JCちゃんの発言によって、私は気付いたのですよ」
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小説家「よくよく考えてみれば、私は花も恥じらうJYOSIKOUSEI」
小説家「そしてここにおわすは、雪解けを待つ可憐な蕾のCHUUGAKUSEI」
JC「聞き取りづらっ、その発音聞きづらっ!」
小説家「つまり!ここには百合シチュを発生させる土壌が存在しているっ!」ガバッ
JC「え、何言ってんの、ていうかなにしてんの」ガッシ
小説家「妹の行動の自由を奪っています」
JC「それはわかる、なぜしているのかと問うておるのじゃ」
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小説家「それはもう、ここをこうして」サワサワ
JC「ちょっ、どこに手入れて」
小説家「こうして……」コショコショ
JC「あ、あはははっ!ちょっ、やめっ!」
小説家「こう……」コショコショ
JC「あはははっ、あはっ、あはははっ!」ジタバタ
小説家「そしてこう!」チョンッ
JC「……っ!?」ビクンッ
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小説家「んー、うわ、ブラ越しだとわからなかったけど、JCちゃん結構……」サワサワ
JC「ちょっ、ほんとにどこ……ていうか手つめた……っ」
小説家「あ、ここかな?」ツミッ
JC「ひぁっ!」ビクッ!
JC「や……ほんとに、やめ……」ハァ ハァ
小説家「うわぁ……あれ、うちの妹ってこんなに可愛かったっけ……」ハァハァ
小説家「なるほど、これは確かに禁断の恋に目覚めるのも納得かも」モミモミ
JC「……このっ!」
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JC「ひひはへんにひろぉっ!」ガブゥッ
小説家「いだっ!?いたっ、痛いいたい!」
小説家「ガチ噛みはダメだって!痕残る!ていうかちぎれる!」
JC「えやっ!」スルッ
小説家「あっ、逃げられた……」
JC「……お姉ちゃん」
小説家「小説家って呼ん……いえ、何でもないです」
JC「何か申し開く事はございましょうか?」
小説家「……ご、ごめんなさい」
JC「うん、許さない」ニコッ
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小説家「ガチ説教された……」
小説家「うー、足が痺れるー」ピリピリ
JC「自業自得って真理だよね……」シンミリ
小説家「妹ちゃんが遠い目をしてらっしゃる」
小説家「……でもやわっこくて気持ちよかったなぁ」
小説家「そのうちまた夜中にでも襲っていふぁいいふぁい!」
JC「懲りた?」ギリギリ
小説家「ふぉりまひた!」ヒリヒリ
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ほう・・・
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