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小説家「萌える文章が書きたい」JC「ほう」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:34:26 AzJiYEBk
小説家「というわけで、何かこう、可愛い感じの事をしてくれ」

JC「私がやるんかい」

小説家「いいじゃんちょっとぐらい、減るもんじゃなし」

小説家「あ、やってくれたらご褒美にお菓子あげる」

JC「増えるじゃん!脂肪と体重が!」

小説家「減るより増える方が嫌だったか……」


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:37:46 AzJiYEBk
JC「ていうか小説家って、そういう萌えー、とかって書く方だったっけ?」

JC「ちょっと前までじゅんぶんがくーとか本格派ーとかってうるさかったじゃん」

小説家「……落選したんだもん」

JC「えっ?」

小説家「だって!ほとんど女の子が出てこない小説書いて送ったら!」

小説家「一次選考で落ちちゃったんだもん……!」

小説家「ぐすっ」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:40:32 AzJiYEBk
JC「あ、あー……そだったんだ」

JC「まぁその、ごめんね?傷口えぐっちゃって」

JC「泣くなってば」

小説家「……べつにいいし、お姉ちゃんないてないし」

小説家「ぐすっ、ずずっ」

JC「泣いてるよ、もうこれ以上ないぐらいわかりやすく泣いているよ」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:42:35 AzJiYEBk
JC「目元なんか腫れちゃって真っ赤だよ」

小説家「うるさいなぁ!……ずずっ」

JC「はいティッシュ」

小説家「……ありがと」チーン

JC「この前、三日ぐらいあんまりご飯食べなかったのも、それ?」

小説家「うん」

JC「あー、うん、どんまいお姉ちゃん」

JC「じゃなくて、小説家」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:44:42 AzJiYEBk
JC「ちなみにどこに送ったの?」

小説家「雷撃文庫大賞」

JC「そりゃ落ちるわ……」

小説家「よく考えたら私、太宰先生以外の小説ってラノベしか読んだことなかった」

JC「それでよくもまぁ純文学とか口に出せたね」

小説家「……ぐすっ」

JC「ああっ、ごめんごめん」


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:47:27 AzJiYEBk
JC「で、話は戻るけど、なんで私なのさ」

JC「自分をモデルにすればいいじゃん、そんなの」

JC「小説家は、ぴちぴちのじょしこーせーなんだから」

小説家「えー?自分をモデルにするとか無理だってー」

小説家「それに、私よりJCの方が可愛いし」

小説家「ぷにぷにだしすべすべだし、自慢の妹ちゃんだし」ナデナデ

JC「なーでーるーなー」ワシャワシャ


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:52:31 AzJiYEBk
JC「文章っていうか、ようするにシチュエーションでしょ?」

JC「そんな事言われたって、私にだってわから……」ムニムニ

JC「おい、何やってる」ムニムニ

小説家「妹ちゃんの胸を揉んでいます」モミモミ

JC「何故揉むのか」ムニムニ

小説家「私は気付いてしまったからです」モミモミ

JC「そうか、どうでもいいからまずその手を離すがよい」ムニムニ


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:55:50 AzJiYEBk
小説家「そう、妹君のおっしゃる通り、私に必要なのは萌えるシチュエーション……」モミモミ

小説家「そして、萌えシチュにはとある黄金属性が存在する!」モミモミ

JC「ねえ、人の話聞いてる?聞いてないよね?」ムニムニ

小説家「そう、それは……百合萌え!」バッ

JC「やっと放した……何だって?」

小説家「JCちゃんの発言によって、私は気付いたのですよ」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 15:59:44 AzJiYEBk
小説家「よくよく考えてみれば、私は花も恥じらうJYOSIKOUSEI」

小説家「そしてここにおわすは、雪解けを待つ可憐な蕾のCHUUGAKUSEI」

JC「聞き取りづらっ、その発音聞きづらっ!」

小説家「つまり!ここには百合シチュを発生させる土壌が存在しているっ!」ガバッ

JC「え、何言ってんの、ていうかなにしてんの」ガッシ

小説家「妹の行動の自由を奪っています」

JC「それはわかる、なぜしているのかと問うておるのじゃ」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 16:05:04 AzJiYEBk
小説家「それはもう、ここをこうして」サワサワ

JC「ちょっ、どこに手入れて」

小説家「こうして……」コショコショ

JC「あ、あはははっ!ちょっ、やめっ!」

小説家「こう……」コショコショ

JC「あはははっ、あはっ、あはははっ!」ジタバタ

小説家「そしてこう!」チョンッ

JC「……っ!?」ビクンッ


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 16:09:26 AzJiYEBk
小説家「んー、うわ、ブラ越しだとわからなかったけど、JCちゃん結構……」サワサワ

JC「ちょっ、ほんとにどこ……ていうか手つめた……っ」

小説家「あ、ここかな?」ツミッ

JC「ひぁっ!」ビクッ!

JC「や……ほんとに、やめ……」ハァ ハァ

小説家「うわぁ……あれ、うちの妹ってこんなに可愛かったっけ……」ハァハァ

小説家「なるほど、これは確かに禁断の恋に目覚めるのも納得かも」モミモミ

JC「……このっ!」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 16:14:03 AzJiYEBk
JC「ひひはへんにひろぉっ!」ガブゥッ

小説家「いだっ!?いたっ、痛いいたい!」

小説家「ガチ噛みはダメだって!痕残る!ていうかちぎれる!」

JC「えやっ!」スルッ

小説家「あっ、逃げられた……」

JC「……お姉ちゃん」

小説家「小説家って呼ん……いえ、何でもないです」

JC「何か申し開く事はございましょうか?」

小説家「……ご、ごめんなさい」

JC「うん、許さない」ニコッ


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 16:18:09 AzJiYEBk

小説家「ガチ説教された……」

小説家「うー、足が痺れるー」ピリピリ

JC「自業自得って真理だよね……」シンミリ

小説家「妹ちゃんが遠い目をしてらっしゃる」

小説家「……でもやわっこくて気持ちよかったなぁ」

小説家「そのうちまた夜中にでも襲っていふぁいいふぁい!」

JC「懲りた?」ギリギリ

小説家「ふぉりまひた!」ヒリヒリ


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/10/31(土) 16:18:33 XbXhrpZc
ほう・・・


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