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戦士「そうか？」
弓兵「だってよ、死んだらお終いだぜ？はいそれまでよ、だぜ？」
戦士「ノンノン。むしろ死後魂の救済を求めるのが普通だろ」
弓兵「死後ねぇ…」
弓兵「やっぱり狂った価値観だな。俺は殺すが、殺されるのは嫌だ」
戦士「それもまたいいさ。俺は戦士として生まれたんだ。戦士として死ぬ以外考えられないのさ」
戦士「だがな」
弓兵「ん？」
戦士「俺も人の子よ。死ぬまでに童貞を捨てたいと思っているんだ」
弓兵「おやおや、急に話が変な方向に」
戦士「…」
弓兵「…」
戦士「お前、いい尻してるよな」
い い 尻 し て る よ な
ﾆｼﾞﾘ ﾆｼﾞﾘ
弓兵「っ…！」
戦士「遅い！」
ｸﾙﾝｯ
弓兵「なっ…退路が！」
戦士「ははっ、キリマンジャロ」
"
ｼﾞﾘｼﾞﾘ
戦士「ンフフフフ…ふくみ足」
ｼﾞﾘｼﾞﾘ
弓兵「や、止めろ戦士。尻穴での快楽なんて…偽物だ…俺は…俺は本物が欲しい」
弓兵「それは…」
戦士「結局肉棒を穴へ入れて果てる訳だ。結果は…いや、過程さえ違いはそんなに無い。なら…」
弓兵「くっ、言い返したいが確かに一理ある」
戦士「男と女…そんな些細な事に振り回され、本物だの偽物だののたまう…そんなの、欺瞞だろ」
戦士「そうだ」
弓兵「お、れは…」
ｸﾞﾙﾝｯ
ｼﾛﾒ
弓兵「…」
戦士「ンフフフフ…気絶したか」
ﾆｼﾞﾘ ｶﾞｼｯ
戦士「邪魔な服はぬが…」
ﾋﾟﾀｯ
戦士「…」
ﾁﾁﾎﾞﾛﾝ
戦士「こいつ…女だったのか…！」
ﾅｴﾄﾙｩ…
ﾌﾟﾙﾝﾌﾟﾙﾝ
戦士「しかしよく見ると巨乳だな。だがしかし乳など脂肪の塊に過ぎぬ」
ｶﾞｼｯ ﾓﾐﾓﾐ
戦士「ほぅらみろ！こんなもの、微塵も興奮せぬわ！ガハハハハ！」
ﾅｴﾄﾙｩ…
戦士「許さぬ…女としての屈辱を味わってもらわねば…俺の怒りは収まらぬ」
ｷﾞﾘｯ
戦士「そういえば隣町の酒場は性に飢えたチンピラのたまり場だったっけな…ンフフフフ…」
ﾆﾏｧ…
戦士「いい事を思いついたナリよ…」
戦士「よく考えろ俺…チンピラ共にあの女弓兵を襲わせようと思ったが」
戦士「よく考えろ…」
戦士「俺は童貞…隣町にチンピラ…」
ﾎﾟｸﾎﾟｸ ﾁｰｰﾝ
戦士「ひらめいた」
ひ ら め い た
戦士「酒場でチンピラにケンカ売るだろ？」
戦士「あえて負けるだろ？」
戦士「…」
戦士「襲われるだろ？」
戦士「俺のまっさらな尻穴が…しっ…尻穴が…」
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ｼﾞｮﾊﾞｰ
戦士「んっはぁぁぁぁぁ！」
ｳﾁｭｳ!
ｷﾞﾝｶﾞ!
戦士「じ、時間の流れが数字で見える…」
ﾌﾗﾌﾗ
戦士「想像だけで大失禁してしまったぜ」
ｼﾞｮﾊﾞｰ
戦士「止まる気配がない」
止
ま
る
気配がない
戦士「あばばばば」
平民Ａ「な、なんだこいつ」
平民Ｂ「漏らしてやがる…」
戦士「皆俺を見ている…見ているぞ！」
ｼﾞｮﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
ｼﾞｮﾊﾞﾝﾆ!
戦士「尿速で宇宙まで行けそうだ…」
平民Ｂ「へっ、言うじゃん」
平民Ｂ「あぁ、間違いなく脱水状態になるな」
平民Ａ「そ、そんな！」
平民Ｂ「落ち着け。策が無い訳じゃない」
平民Ａ「えっ…」
平民Ｂ「悪意には悪意、敵意には敵意…尿意には」
平民Ａ「尿意…か」
平民Ａ「出ぬ」
平民Ｂ「俺もだ…どうするかな」
平民Ａ「あっ、あそこに人が倒れているぞ」
平民Ｂ「よし、そいつに小便させっぞ！」
平民Ａ「やっべぇぞ！」
平民Ａ「おい君、起きろ」
ﾕｻﾕｻ
弓兵「ん…」
平民Ｂ「よし、目が覚めたようだな」
弓兵「俺は一体…」
ﾁﾁﾎﾞﾛﾝ
弓兵「きゃあ、なんで服が！？」
平民Ｂ「そんな事より！」
平民Ａ「尿を出すんだ、君！」
平民Ａ「はよ」
平民Ｂ「はよ尿出せ」
弓兵「きゅ、急には無理…」
ﾌﾞﾙﾙｯ
弓兵「あ…れ…？」
平民Ｂ「ムムッ？」
平民Ａ「いいんですか？」
平民Ｂ「いいんです！尿を出してもいいんです！」
平民Ａ「かまわんよ」
平民Ｂ「てか君、俺っ娘なのな。乳丸出しやし」
弓兵「あっ、そういえば」
ﾁﾁﾌﾞﾙﾝ
平民Ａ「巨乳やな」
ﾎﾞｯｷ
ﾎﾞｯｷ
平民Ａ「あっ、お前も勃起かいな」
ﾎﾞｯｷ ｶﾞｯ
平民Ｂ「このダボォ！二人とも勃起したらガチガチチンポがぶつかったやないか！」
ｶﾞｯ ｶﾞｯ
平民Ａ「あかん、勃起は止まらへんのや…ぶ、ぶつかり稽古…」
ｶﾞｯ ｶﾞｯ ｶﾞｯ
平民Ａ「あっあっあ」
ｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯ
平民Ｂ「あっあっあ」
ｼﾞﾜｧ
平民Ａ「が、我慢汁」
平民Ｂ「溢れてとろけりゅぅぅぅ！」
ぶわあああああ！
平民Ａ「全身の毛穴から精子！そう、精子が飛び出している！」
平民Ｂ「なんなんだこの現象は…出るはずの無い穴から精子が…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
感情、肉体、精神
そして肉棒が溶けて混ざり
やがてひとつに
いや、宇宙空間（コスモ・ゾーン）になった。
弓兵「一体何だったんだ…目が覚めたら…二人の男がいきなりちんちんチャンバラを始めて」
弓兵「よくわからないうちに消えた…」
いまだに戦士の失禁
いや、大失禁は終わらない。
終
わ
る
気配が無い。
終わらせは、し
な
い
。
夢の果てに
望んだ結末はあるだろうか？
無いと知ったところで
今更の話ではあるがね…
・ ・ ・ ・ ・
戦士「…はっ！」
ｲｼｷ ﾓｳﾛｳ
戦士「くっ、放尿し過ぎで意識が飛んでいたぜ」
ｼﾞｮﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
戦士「しかしどうしたものか。早く尿を止めなければ俺は脱水してしまう…ん？」
ﾃｸﾃｸ
弓兵「…」
戦士「…弓兵か」
戦士「あぁ」
弓兵「危険な状態なのか」
戦士「あぁ」
弓兵「…俺に何かできる事は」
戦士「…」
弓兵「ないのか」
戦士「…俺は、もはやお前を信用できない。俺の親友であった弓兵は、ここにはいない。いるのは、脂肪の塊を胸からぶら下げた雌豚だけだ」
弓兵「っ…！」
戦士「不満さ」
弓兵「あんなに俺達…俺は今でもお前を親友だと…なのに！」
戦士「無理だよ。俺に女の友はいらない…必要なのは、たくましい肉棒を持つ鋼の筋肉達磨の野郎だけだ」
弓兵「っ、聞き分けの無いゴリラめ！」
ｷﾞﾘﾘｯ
ﾊﾘﾂﾒﾀｰﾕﾐﾉｰ
戦士「どういうつもりだ」
弓兵「この近くには畑がある。このまま尿が流れ続けたら被害が出るんだ…だから」
戦士「だから？」
弓兵「お前を…殺す」
戦士「笑えん冗談は好きじゃあないな…」
弓兵「冗談などではない。お前も俺の弓の腕前は知っているだろう…この距離なら外さない。確実に急所を貫く」
戦士「…冗談、だろ…なぁ？」
ｷﾞﾘﾘｯ
戦士「じょ、冗談だって言ってく、れよ…」
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ｼﾞｮｳﾞｧｳﾞｧｳﾞｧｳﾞｧｳﾞｧｳﾞｧ！
弓兵「尿速が上昇した…もはや一刻の猶予もない！」
ｷﾞﾘﾘｯ
弓兵「一矢で仕留める…ラァァイジング、アリョォォォ！」
ﾊﾟｼｭｯ
ｻｸｯ
戦士「ぎやあああ」
戦士「…」
ｼﾞｮ…
ﾋﾟﾀｯ
弓兵「止まったか」
戦士「…」
弓兵「戦士…こうするしかなかったんだ…あと少し時間があれば、俺達分かり合えたのかもな…」
戦士「…」
ﾋﾟｸｯ
弓兵「無限の時間が、な…」
ﾃｸﾃｸ
・ ・ ・ ・ ・
弓兵は去った。
そこには尿臭い死体がひとつ残っただけであった。
だが弓兵は知る由もなかった。
戦士の死体に異形の『何か』が宿り
おぞましいものになろうとしている事を…
ﾆｮｷｯ
ｸﾞﾙｸﾞﾙ
ｽﾞﾌﾞﾘ
戦士「…」
ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ
戦士「…！」
ﾒ ﾊﾟﾁﾘ
戦士「…あぅあ」
ﾀﾞﾗﾝ
戦士「お、れは…いったい…」
ﾎﾞﾝﾔﾘ
戦士「やけに尿臭いな…なんだっていうんだ」
戦士「それに尻穴がムズムズする…気づかない内に誰かに襲われたのか…？」
ｼﾘｱﾅ ｻﾜｻﾜ
戦士「！」
ｻﾜｻﾜ
戦士「お、俺の尻穴に何か…何かが…！」
戦士「な、なんだ…誰だ！？」
？「今あんたが触っているモノさ…まったく、レディに随分乱暴じゃないか」
戦士「れ、レディ…？」
？「せっかく命をつなぎ止めてやったんだ。礼のひとつでもしたらどうだい」
？「私はパラサイト。他の生物に寄生して生きているモンスターさね」
戦士「パラサイト…」
Ｐ「あんた、かなり弱っていたからね。その隙に寄生させてもらったのさ」
戦士「まじかよファッキン」
私は尻から
戦士はことある毎に尻から糞を出す体質になりました。
全てパラサイトの仕業だったんだよ！
なんだってーーー！
【終】