インデックス「おい、当麻」
当麻「ん...どうしたインデックス」(いつもより口調が荒いな)
インデックス「あのさ、一体いつになったら私がタイトルになった理由が分かるのかな?新約から私空気だし」
当麻「そりゃ仕方ねえだろ、作者だって考えてるはずだよ、理由ぐらい」
インデックス「なんであの短髪貧乳は主人公にもなってて私はタイトル以外で出番がないの？作者のバカ!」
当麻「あーあ、そんなこと言ってたらもっと出番なくなるなこりゃ」
インデックス「私だって貧乳なのに...」
当麻「残念ながらそこじゃねえんだよな、あいつはツンデレという武器があるんだ、けど、お前には無い」
当麻「実際同居したらうざいと思うしあの日常パートは俺だから成り立ってるわけで一般人なら出ていくか追い出してるかしてるからな、噛みついたりするの辞めればまだ出してもらえたかもな」
"
当麻「まあ、そうかもな」(何言ってんだコイツ...)
インデックス「大体、私だってシスター服ぶん投げて普通におしゃれすればもっと人気が出ると思うんだよ!新約になってから私とのデートパートが皆無なんだよ!作者のバーカ」
当麻「おいおい、はいむらさんが私服書いてくれただろ?」
インデックス「pixivじゃ目につかないんだよ!!」
当麻「まあ禁書には人気貧乳キャラも多いしな、暴力的でうざいお前にはもう用済みってこったろ」
インデックス「そんな...」
当麻「お前は貧乳でツンデレでもない凄く微妙なステータスだからなぁ、旧約ではヤンデレ気質な気もしたけど新約からは『もう勝手にいちゃこれしてればいいんだよ!』的な感じだったし」
当麻「坊主にね」ﾌﾟﾌﾟｯ
インデックス「噛むよ?」
当麻「そうそう!そういう所だよ!もう噛みつきキャラとして定着しちゃってさ、暴力的だって皆の心に根付いてるんだよ」
インデックス「」ｶﾞｰﾝ
当麻「まあ個人的にはポニーテールとか良かったけどな」
インデックス「話が...まあいいや、ポニーテールかぁ」
当麻「そうそう、私服のポニテは良かったぞ」
インデックス「でもいちいち結ぶの面倒くさいんだよねアレ」
当麻「ちょっとの手間じゃないですか!人気になりたくはないのか?!」
インデックス「イメチェンしたって出なければ意味がないんだよね」
当麻「はぁ？お前が言い出したんだろうが!」
インデックス「次に表舞台に出してもらえるのはいつかなぁ...」
当麻「別に心配しなくても出るだろ」(話が変わるなぁ...)
インデックス「心配するよ!私は今あんまり関係無いんだからね?首輪つけられて操られて放置されて...酷い...」
当麻「あぁ、言いたいことはわかる」
インデックス「ついに茶色短髪貧乳どころか金短髪貧乳にすら出番取られるんだ...」
上条「今回の話のキーはバードウェイ姉妹って書いちゃってるもんな...」
上条「どんまい、次は出るさ」
バードウェイ「パトリシアがメインキャラになったらどうしよう...」
上条「今回だけだって、spしか出てねえし許してやれよ」
インデックス「どうせまた当麻惚れて戦力になるんだ絶対そうだ」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
上条「だぁ、もう分かった分かった!もうこの話は終わり!飯食おうか」
インデックス「えっ!やったー、ねえ当麻早くはやくー!」
"
インデックス「スフィンクス、おいで」
スフィンクス「」ﾆｬｰ
上条(動物と戯れてる所もいいなぁ)ｼﾞｭｰ
インデックス「あっ?!スフィンクスダメ!」
スフィンクス「」ﾍｿﾅﾒﾅﾒ
インデックス「あは!あははは!くすぐったい」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
スフィンクス(痛)ﾆｬｰ!
インデックス「あっ...スフィンクスごめんね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
スフィンクス()ﾌｰ
上条「...」
上条「出番なくても、お前は俺のヒロインだぜ」
純粋所とて←純粋な所はとても
上条「だから、お前は俺のヒロインだよ」
インデックス「い...いきなりなんなの」ﾃﾚ
上条「俺やっと気づいたんだ、自分の気持ちに」
上条「俺はお前の純粋でわがままで暴力的で...そんなお前が大好きだ！」
上条「だからさ、俺と一緒にいつまでもいてくれ!好きだ！インデックス」
インデックス「.........」ｼﾞﾜｧ
インデックス「本当に...私でいいの?」ｳﾙｳﾙ
上条「ああ、寧ろお前じゃなきゃダメだ!」
インデックス「う...嬉しい」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
インデックス「これからもよろしくなんだよ!当麻」ﾆｺ
インデックス「とーうーま!なんで私のパンツをジロジロ見てるのかなぁ??」
上条「ｹﾞｯ!インデックスさん、えっと、その、これはですねぇ...」
インデックス「問答無用」ｶﾞﾌﾞｯ
上条「いデデっ!あぁぁぁぁぁぁ!!」
インデックス「フガ!ﾌｶﾞﾌｶﾞ フガﾌｶﾞﾌｶﾞ!」
上条「許してーーーーーー」
ー
上条「決してパンツを見たかったんじゃ無かったんです...ただたまたま洗濯機に不自然に引っ掛かってたパンツを手に取っただけなんです」
インデックス「へぇ...じゃあとうまは私のパンツはこれっぽっちも見たくなかったの?」
上条「勿論です!インデックスのパンツなんてこれっぽっちも...あぁ!すいませんごめんなさい」
上条「ぎゃあああああああ」
インデックス「ぬぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ｶﾞﾌﾞｯ
インデックソ「fr」
ー噛みつかれてから15分後
上条「あの...聞きたいんですが私たちって恋人ですよね?」
インデックス「そうかも///」
上条「いや、照れるのはかわいいんすけどこれって恋人がやる行為ですかね?せっかく同居人から恋人にステップアップしたのに何も変わってないのはダメでしょ」
インデックス「そんなこと...大体!当麻が勘違いさせるのが悪いかも!」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ
上条「はぁ...あのね、これ以上頭噛みつかれたら毛根が塞がりますよ!あなたは恋人をハゲにしたいんですか?!ハゲフェチかっ!!」
インデックス「逆に刺激されて毛が強くなったりするかもしれない...」
上条「だとしてもっ!恋人の頭を噛みつくのはやめましょう!ね?これ上条さんとのお約束ですよ」
上条「頭に竜が住んでる訳じゃないんで再生しないかも知れないんです、自分が将来禿げる所なんて想像したくないんです!」
上条「いや、むーじゃなくて...一回噛まれてみます?」
インデックス「えっ」ﾋｷｯ
上条「いやいや、あんたが引くのおかしいでしょうが!!」
インデックス「私の神聖な髪を汚そうなんて150年早いかも!」
上条「ダメだこりゃ...」
インデックス「大体、こ...恋人だったらで、でぇとぐらいしてもいいんゃないかな?」
上条「デートねぇ...お前と外でると確実に食い物に金取られるからな」
インデックス「え?でーとって食事をおごる行為じゃないの?」
上条「うだー、魔術以外の知識なさすぎる...」
インデックス「過ごしてるじゃん」
上条「」
インデックス「とうま...」ｼﾞﾄｰ
上条「言葉にできないだけだ...何となく外ぶらぶらしときゃいいんだよ!取りあえず出掛けるぞ」
インデックス「えー、魔法少女カナミンの再放送が...」
上条「んなもん録画すれば見れるでしょうが!!」
インデックス「先日録画機壊れたんだよ...」
上条「マジかよ...しょうがねえな、じゃあ見たら行くぞ」ﾊｧ
インデックス「え?昼の2時からなんだけど...」
上条「おい!!充分行けるじゃん!今5時なんですけど!」
インデックス「早く起きすぎちゃったね」ｴﾍﾍ
上条「誰かさんのせいでな!マウスピース常に噛んでろお前は!!」
インデックス「ま、まうすぴーす?」
インデックス「えっ?私のご飯は?」
上条「そんなん外食で...いやまってろ今作る」
インデックス「がいしょく?!とうまとうま!行こう!」ｷﾗｷﾗ
上条「ちきしょう、ミスった...インデックスさん今のは聞かなかったことに...」
インデックス「無理無理無理無理なんだよ!もう私の外食行きたい度がMAXなんだよ!」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙ
上条「私の財布事情は考えてもらってないんですが」
インデックス「そういえばステイルが『男は貢ぐもんだ』って言ってたよとうま?」
上条「貢ぐなんて言葉忘れなさい!」
インデックス「とーうーまはーやーくーーーー!!!」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
上条「ウルサイウルサイあぁはいはいわかりましたわかったからやめてー!」
インデックス「で、当麻!なん私たちは公園いるのかな?」
上条「ここら辺にたい焼きがあるんだよ、それで我慢しろ」
インデックス「朝御飯が鯛焼きってなんか新鮮かも」
上条「あっ、あったあった...ってしまったーーー!!まだ開いてねえ?!」
インデックス「」ｸﾞﾙﾙ
上条「い、いやぁ、冗談です冗談、ここら辺にもうひとつあるんですよ屋台が」
上条「こっちです」(頼む、開いていてくれ!!)
開店時間 9:30
上条「ですよね、なんでこんな早い時間に外食しようって言ったんだ俺のバカァ!!」ｽﾞｰﾝ
インデックス「」ｶﾞﾌﾞｯ
ーーー結局上条の家に戻ってきました
インデックス「とうま!卵焼き焦げちゃう!」
上条「あっ!やべえ」
上条「......」
インデックス「それ、当麻が食べてね?」ﾆｯｺﾘ
上条「分かりました、はぁ、不幸だ」
インデックス「大丈夫だよ!ガンとかそのくらいの焦げじゃならないから」
上条「おいおい、フラグたてるなよ」ﾊﾟｸｯ
上条「おえええええええ!!!」
インデックス「うひゃあ?!だ、大丈夫?」
上条「インデックス、水...」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ
インデックス「はいなんだよ!」ﾄﾃﾃ
上条「拭かなきゃ...」
上条「こんなに料理下手だっけ俺......」
インデックス「はい、とうま」ｺﾄｯ
上条「おうありがと、ｺﾞｸｺﾞｸ」
上条「おええええええええええ」
上条「」
インデックス「」
上条「インデックス...魔術使われてたりするか?」
インデックス「んー、微弱だけど何かが...」
インデックス「あっ、これは...」
インデックス「私でも解析できない...新しい魔術かも」
上条「何が目的なんだ、『人にゲロを吐かせる魔術』なんて...」
インデックス「地味に効果あるかも...食ったら吐くってことは食事が満足に出来ないからね」
上条「それ俺以外にかかってたらやばいだろ、右手で触ればどうってことないけどな」
インデックス「水を触りながら飲むの?...」
上条「あっ...」
インデックス「やばいよとうま...これ、下手したら死ぬよ!」
上条「死ぬって...俺こんな地味な魔術で死にたくねえよ...まだドラゴンブレスもろにくらって死んだ方が格好がつくよ...」
インデックス「一応魔術を打ち消してみる!」
上条「そんなことできるのか?」
インデックス「歌に記号を絡めるとね」ｵﾎﾝ
インデックス「あー、あーー、あああーーー」
上条(凄く綺麗な声だ...癒される)
インデックス「〜〜〜 ど、どう?」
上条「ん?ああ」ｺﾞｸｺﾞｸ
上条「おえええぇぇ」
インデックス「ダメか...ごめんなさい」
上条「なんで謝るんだ、お前は助けようと頑張ってくれたんだよ」
上条「はぁ...そんなこと言われてもなぁ」
インデックス「場所がわかんないんじゃどうにもならないよね...」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
上条「腹へったなぁ...」ｸﾞｰ
上条「どうやって見つけるか...のんびりしてると空腹で死にそうだ」
インデックス「私に魔力があれば術者を探せるんだけどね...」
上条「そうか...ん?探す...」
上条「あっ!オリアナ騒動で土御門が使ってた気がする...」
上条「でもなぁ...あいつ魔術使うとダメージ受けるし使わせたくないんだよなぁ」
上条「インデックス!家で留守番よろしく!」
インデックス「わかった......気を付けてね当麻」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
上条「大丈夫さ、いつもだろ?」
インデックス「いつもって、また病院で会うなんて嫌だからね?」
上条「分かってる」
ーー
上条「おーい、土御門ー!」
上条「反応がないな、そういえば騒いでも文句言ってこなかったし何処かに出掛けてるのかな?」
土御門「お呼びかにゃー?」
上条「うぉぉ!!急に後ろに出てくるなよ!」
土御門「カミやん、安心しろ」
上条「?」
上条「えっ?お、おい...いっちまった」
ーー
上条「ただいま」
インデックス「とうま?!帰ってくるの早っ!!」
上条「なんか土御門が解除してくれたっぽい」
インデックス「そうなんだ、あの人って本当に謎だよね」
上条「だな」
上条「さて、いただきますか」
インデックス「当麻、ごめん食べちゃった」ﾃﾍ
上条「」
インデックス「ま、まあ冷めないうちに食べてあげる私に感謝するんだよとうま!あのままだったら冷たくて硬いご飯を食べることになってたんだからね、感謝しなきゃね」
子萌「はぁ、上条ちゃん...」
子萌「先生は上条ちゃんの事をこんなに愛しているのに...」
子萌「上条ちゃんの周りは女の子ばかり...それに可愛い」
子萌「むー...」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ーー
上条「ふぁ、眠い・・・」
土御門「おっす、カミやん」
上条「土御門か、おはよう」
土御門「いつもの事だが顔色が悪いぞ、また事件にでも巻き込まれたのかにゃー？」
上条「そんな大層なことじゃないけどな・・・インデックスのやつと揉めちゃって」
土御門「そういえば昨日はドタバタうるさかったにゃー」ﾊﾊ
上条「迷惑かけてゴメンな・・・実はインデックスがさ・・・」
上条「はぁ？さっき食べたでしょうが！！あれが晩ごはんなんです！」
インデックス「ええっ？！あれ晩ごはんだったの？？おやつじゃなかったの？」ｶﾞｰﾝ
上条「6時におやつなんて食べるわけねえだろ！大体、ご飯4杯サラダ2杯魚2匹味噌汁3杯も食ったじゃねえか！」
インデックス「ちゃんと記憶してるなんてえらいえらーい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
上条「おい//やめろよ」
インデックス「ご飯くれたらもっと撫でてあげるのに・・・」
上条「今食ったら明日の朝空腹になるけどいいのか？」
インデックス「うう・・・」
上条「はぁ、おとなしくテレビでも見とけ」ﾋﾟｯ
上条「さてと・・・俺も飯食うか」
インデックス「とうまだけずるい！私にも作るんだよ！」
上条「俺はさっき食べてないの！あなたは先ほど食べました！」ご飯をよそう
インデックス「むむむ・・・」
インデックス「スフィンクスおいで、貧乏でケチなとうまなんてほっとこうね」
上条「おい、テーブルにご飯置いとくけど絶対食うなよ！」ｺﾄｯ
インデックス「ゴクリッ・・・」
上条「もしもし、いんでっくすさーん、今物凄いつばの音が聞こえましたけど」
インデックス「だ、大丈夫」ｼﾞｰ
上条「絶対大丈夫じゃない気がする・・・、スフィンクス！インデックスが食べないか見張っといてくれよ！」
スフィンクスは戸惑ったような声で「にゃー」と鳴いた
上条当麻がおかずを用意しに再び台所へ背を向けるとインデックスは
（目の前においしそうなご飯があるのに我慢できるわけがないんだよ）
ご飯に飛び込むように顔を近づけ、一気にむしゃむしゃとご飯を食べ始めた。
上条は調理に夢中で気づいておらず、ご飯を平らげたインデックスは何事もなかったかのようにテレビに目を移した。
スフィンクス（いつか飯とられるかもなぁ・・・）
上条はなにやら奇妙な鼻歌を歌いながら居間に戻ってきた。
持っているのは適当に色んな野菜を炒めた野菜炒めと豆腐であった。
上条「ふぅ・・・・・・・・・」
上条「いんでぇぇぇぇぇくす！！！」
テレビを見ていたインデックスの肩を掴んで勢い良く自分の方向へ向けさせる。
インデックス「わひゃ？！ご、ごめんなさい...」
上条「食うなって言いましたよねインデックス...そして見張れって言いましたよねスフィンクス...」
スフィンクス(え？俺？)
上条「今日という今日は許しません！インデックス！風呂の掃除と洗濯物やってもらうからな」
インデックス「えー・・・」
上条「えーじゃありません！！いつもいつも俺のご飯を横取りしたりねだったりして！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
インデックス「でも、それはとうまが悪いんだよ！とうまだっていっつも遅くに帰ってくるからご飯も遅くなって普通より食欲が増えるんだよ！」
インデックス「んぎぎ・・・」
上条「んぐぐ・・・」
ーーー
上条「ってわけでさ、深夜までずーっと言い合ってたよ」
土御門「へぇ、カミやんもいう時は言うんだな」
上条「あたぼうよ！口先の魔術師上条当麻を甘く見るなよ」
土御門「はは・・・」（お前は魅惑の魔術師だろ）
上条「あっ、小萌先生だ」
相変わらず車に足が届いていない小萌先生を見て二人は挨拶した。
小萌先生も窓を開けて笑顔で挨拶を返す。
子萌「おはようございます！今日も一日頑張っていきましょうね！！」ﾆｺ
そう言うと小萌先生の車は駐車場まで走っていった。
土御門「なんだカミやん、小萌先生にでも惚れたか？」
土御門は冗談で言ったつもりなのだが...
上条「あぁ、そうみたいだ」
土御門「はっ？！マジでか！にゃーー！！」
上条「あの愛くるしい顔、小さな体、そしてあの生徒を放っておけないやさしい性格」
上条「俺の好みにピッタリ当てはまるんだよ！」
土御門「いや、でもカミやん、そんな素振り今まで見せなかったじゃん」
上条「周りにロリが多すぎてだんだんそっちに目覚めていったんだよ！今ここで開花したんだ！あの屈託のない笑顔を見てな！」
土御門「そ、そうか」
上条「お、俺は決めたぞ！小萌先生に今日からアプローチしまくって落としてやるぜ！」
土御門「おー、頑張れ」
上条「うおおおおおおおお」
ダッダッダッダ
土御門「ﾌﾟﾙﾙﾙ...あっ？ねーちんか？上条当麻は諦めろ、あいつは違う道に逝った」