■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■

シンジ「もしも、『>>2みたいな世界』だったら」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 22:38:19 i1t3COjw
シンジ「どんな感じになってたんだろう……?」

シンジ「別の可能性があったのかな……?」


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 22:41:32 dG6lcXM2
セカンドインパクトがおこらなっかた


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:02:02 i1t3COjw
【アダムが卵に還元されてるけど、セカンドインパクトは起きなかった世界】


『サキエル殲滅後』


ネルフ作戦部長「シンジ君、君はお父さんとは暮らさないのかね?」

シンジ「はい……。父さんも一緒に暮らす気はないでしょうから、どこか別の家で一人暮らしします」

ネルフ作戦部長「しかし、それではあまりにも……。君はまだ中学生なんだし」

シンジ「いえ、今までも似たようなものでしたから、平気です。家事は一通り出来ますし……」

ネルフ作戦部長「とはいえだな……」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:14:45 i1t3COjw
【ネルフ本部】


リツコ「シンジ君、一人暮らしするそうですね。今、作戦部長の方からそんな話が入りました」

葛城博士「司令と一緒には住まないのか?」

リツコ「ええ、作戦部長も困惑してましたけど、シンジ君本人がそう言っているので、どうにも。結局、ネルフでマンションの一部屋をあてがったそうです」

葛城博士「そうか……」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:22:58 i1t3COjw
葛城博士「…………」

リツコ「何かひっかかる事でも? ずいぶん、深刻な顔をされてますけど」

葛城博士「いや……娘の事を思い出して、少しね」

リツコ「そういえば、あまり好かれてないとか……前にそんな事を言ってましたっけ」

葛城博士「ああ、どうやら私は嫌われてるようだ。だから、他人事のようには思えなくて、ついね……」

リツコ「確か、今は第二新東京市にいるとか……」

葛城博士「ああ、もう結婚してそっちで住んでる。そういえば、もう何年も顔を見てないな。研究一筋だったからな、私は……」


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:30:12 i1t3COjw
【マンションの一室】


シンジ「……ここが今日から僕の家か」

シンジ「知らない場所に来て、知らない家に住む事になって、誰もいない部屋でこれから過ごす……」

シンジ「別にいいんだ、それでも。これは僕が望んだ事だから。今更父さんと一緒に生活なんて、そっちの方が気まずいだけだし」

シンジ「でも……」

シンジ「部屋がやけに広く感じて……。部屋がやけに静かに感じて……」

シンジ「……本当に、これで良かったのかな」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:36:12 i1t3COjw
【シャムシェル殲滅後】


ネルフ作戦部長「碇シンジ君。君はどうして私の言う事を聞かず、後退しなかったんだ」

シンジ「すみません……」

ネルフ作戦部長「今回は運良く使徒を殲滅出来たが、一歩間違えれば世界が滅んでいた。君にその自覚はあるのか」

シンジ「すみません……」

ネルフ作戦部長「私は謝罪を聞いている訳じゃないし、謝って済む問題でもない。自覚があるのかないのかを聞いているんだ」

シンジ「すみません……」

ネルフ作戦部長「…………」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:43:34 i1t3COjw
ネルフ作戦部長「わかった、もういい。君は一回頭を冷やすといい」

シンジ「…………」

ネルフ作戦部長「何に対して不満があり、何に対して君がふてくされているのか、それをもう一度整理するんだな。言葉にしなければ何も伝わらないのだから」

シンジ「…………」

ネルフ作戦部長「君がいじけるのは勝手だ。そのせいで君が死ぬのも勝手だ。だが、そのせいで私たちや人類全体が滅ぶとなれば、話はまったく別のものになる」

シンジ「…………」

ネルフ作戦部長「しばらく様子を見させてもらう。殴れるものなら、多分、私は君を殴っていた。それだけは覚えておくように」クルッ、スタスタ

バタンッ

シンジ「……みんな、勝手な事ばかり…………」ボソッ


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:51:29 i1t3COjw
【逃げ出して、連れ戻された後】


ネルフ作戦部長「どうして、また勝手な真似をした。言い訳があるなら聞こう」

シンジ「……僕はもう、エヴァには乗りたくありません」ボソッ

ネルフ作戦部長「例え、そのせいで人類が滅んだとしてもか?」

シンジ「……人類の事なんて、僕は知りません。……僕はもう嫌なんです」ボソッ

ネルフ作戦部長「そうか。なら、もういい。司令には私からそう伝えておく」

シンジ「……!」

ネルフ作戦部長「恐らく、もう二度と会う事もないだろう」クルッ、スタスタ

バタンッ

シンジ「……僕は。僕は……!」グスッ


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:55:59 i1t3COjw
【モノレール出発前】


トウジ「今まですまんかった! だから、ワシを殴れ!」

ケンスケ「悪いな、こういうやつなんだよ」


シンジ「……別に。いいよ、もう。君たちとも二度と会わなくなる訳だし」


トウジ「せやけど、それじゃあワシの気がすまん! だから、一発殴れや! それでチャラや!」

シンジ「もういいって言ってるでしょっ! これ以上、僕に構わないでよ!!」

トウジ「っ……!」

ケンスケ「……碇」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/25(火) 23:58:42 i1t3COjw
【モノレール出発後】


トウジ「行ってまったな……あいつ」

ケンスケ「うん……」

トウジ「結局、殴らずじまいや……。なんか罪悪感が半端ないわ……」

ケンスケ「もう仕方なかったと思って諦めなよ……トウジ。どうしようもなかったんだからさ」

トウジ「せやけどな……」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 00:04:49 ..h4vWlQ
【ヤシマ作戦】


青葉「再び、使徒に高エネルギー反応!」

マヤ「第二射まで、あと十八秒かかります! 間に合いません!」


ネルフ作戦部長「万事休す、か……! 終わった」


『きゃあああああああ!!』


ゲンドウ「レイっ!!」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 00:07:01 ..h4vWlQ
ラミエル戦でファイナルインパクト発動

バッドエンド



もしも〇〇だったら
下1


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 00:48:34 TKKDSbkA
シンジとアスカの立場が逆だったら

生まれた瞬間からね


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 00:59:14 ..h4vWlQ
【シンジとアスカの立場が生まれた瞬間から逆だったら】


チビアスカ「パパは……? パパはどこ?」

親戚の叔父「アスカちゃんのお父さんは、大事なお仕事をしてるんだ。だから、しばらくパパとは会えないんだよ」

チビアスカ「……そう」

親戚の叔母「アスカちゃんも寂しいだろうけど、我慢してね」

チビアスカ「アタシはさびしくなんかない……。一人でも大丈夫」

親戚の叔母「そう。アスカちゃんは偉いのね」

チビアスカ「うん……。アタシは偉いの。泣かないんだから」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:02:29 ..h4vWlQ
【ドイツ 病院】


キョウコ「ほーら、シンジは可愛いわね。まるで私のお人形さんみたい」

人形「…………」


チビシンジ「母さん……?」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:05:38 ..h4vWlQ
キョウコ「ねぇ、シンジ。シンジはママの事が好き?」

人形「…………」


チビシンジ「母さん……。僕はここにいるよ……。その人形じゃないよ……」


キョウコ「そう。やっぱりシンジもママの事が好きなのね。嬉しいわ……」

人形「…………」


チビシンジ「母さん……。僕に気付いてよ……。僕はここにいるよ……」グスッ


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:09:14 ..h4vWlQ
キョウコ「ねぇ、シンジ……。それなら一つお願いがあるんだけど……」

人形「…………」


チビシンジ「違う……。違うよ、母さん……。僕はここにいるよ……」グスッ、エグッ


キョウコ「私と一緒に死んでちょうだい……」(首しめ)

人形「」


チビシンジ「母さん……。母さん……。やめてよ……!」グスッ、エグッ


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:13:10 ..h4vWlQ
【サキエル戦】


ゲンドウ「そうだ。久しぶりだな、アスカ」

アスカ「パパ!」


ゲンドウ「出撃」

アスカ「え……」

ミサト「無茶です! レイでさえシンクロするのに6ヶ月もかかったんですよ!」

アスカ「待って! ミサト、待って」

ミサト「え?」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:16:54 ..h4vWlQ
アスカ「一つだけ聞くわ、パパ。アタシを呼びつけたのはこのロボットに乗せる為なの」

ゲンドウ「そうだ。その為にお前を呼んだ」

アスカ「どうして!? アタシがパパの娘だから!? だから、このロボットに乗れっていうの!? 都合が良かったから!?」

ゲンドウ「お前にしか乗れないからだ。だから、呼んだ」

アスカ「……アタシにしか」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:18:55 xfByyD2Y
キョウコ「そう。やっぱりシンジもママの事が好きなのね。嬉しいわ……」

チビシンジ「それは違うよ!!」

キョウコ「アナタもキャラが違うわ」


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/26(水) 01:21:44 ..h4vWlQ
アスカ「……いいわ。わかったわ。乗ってやろうじゃないの。すぐに準備させて!」

ミサト「いいの、アスカ? 大丈夫なの?」

アスカ「ええ、いいわ。どんなのか知らないけど乗ってやるわよ。それであの化物を倒してくればいいんでしょ、パパ!」

ゲンドウ「ああ」

アスカ「アタシの活躍、そこで見ておきなさいよね!」

ゲンドウ「…………」


リツコ「すぐにエヴァの準備を。急いで!」


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/30(日) 06:04:39 OXMbvG5c
>>21
メタい事言ってんじゃねーww


"
"

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■