女騎士（オークじゃなかった…）
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女騎士「あ、いや、その」
男「なぜか気になる。この気持ちは何だ…」
ﾅｯｾﾞｯｶ ｷﾆﾅﾙ…
男「なに、殺せだと？何か嫌な事でもあったのか？それとも自殺願望があるのか？」
女騎士「い、いえ…なんていうか…すいません」
つまり……
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女騎士「えと…乗って貰うより乗る方がいいかなーとか」
男「ん？」
女騎士「なんていいますかね…一連の流れというか…くっ殺せというのは、なんていうんですか緊張感…？」
男「何を言っているんだお前は」
男「ええい、まるで意味が分からんぞ！」
女騎士「んー、この辺のしきたりというか、お約束というか…」
男「まだ理解が追いついていないが…つまり、俺はあんたを犯せばいいのか？」
女騎士「ま、まぁそういう事になりますかねー」
女騎士（この人見た目が、まるでオークだし、まぁいっか。早くセクロスフロンティアしたいし）
ﾇｷﾞﾇｷﾞ
男「やらない訳にはいかんな」
ﾎﾞﾛﾝ ﾆｷﾞｯ ﾑｷｯ
女騎士（ｼﾞｭﾙﾘ）
ｼﾞｭﾙﾘ
男「さぁ、やろうか」
ｳﾞｩﾝ
男「なっ、女騎士の姿が消え…」
ｶﾞｼｯ ﾇﾊﾟｯ ｾｶﾗｼｶｧ
男「え…いつの間に俺は仰向けに寝て…あっ…ふっ…」
ﾇﾌﾟﾘ
男「なっ…気が付いたら騎乗されていた…まさかスタンド能力か！？」
女騎士「ちゃうで」
女騎士「私ほどのベテラン女騎士にもなれば、レイプされるのなど朝飯前なのさ」
ﾇﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
女騎士「そしてぇ、高速ピストンは既に始まっているぅ〜！」
ﾇﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
男「なんて事だ…なんて事だ！」
女騎士「伊達に犯されてはいないのさ、これがな」
ﾇﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
女騎士「ンフフフフ…純情よ、星を巡れぇぇぇぇぇ！」
男「ンア…ンア…」
女騎士「すごいよこの男根、まるでオークのみたいにょるぉぉぉぉぉ！」
ｼﾞｮﾊﾞﾝﾆ! ｶﾝﾊﾟﾈﾙﾗ!
女騎士「名残惜しいがフィニッシュだ！」
ｸﾞﾙﾝｯ ﾀﾞｲｳﾁｭｳ…
ｷﾞﾝｶﾞｧ…
男「え…これは宇宙か…アルタイル…ベガ…彦星様、織り姫様…」
女騎士「快楽の到達点…終着駅…つまり！真理は！」
ﾌﾟﾂﾝ…
男「あ…」
男「うぅっ…」
ｽﾞｷｯ
男「ぐあっ！」
酷い頭痛の中
男が見たのは白い天井であった。
？「あ…あぁあ！」
まだハッキリとしない意識の中
男が聞いたのは少女の声であった。
男「ここは…」
状況が理解できぬ中
男がつぶやいたのは
ありきたりな一言であった。
男「…？」
？「よかった…よかったぁ…」
男「いったい君は…ここは…」
？「あ、そっか。今の状況…だよね」
男「あ、あぁ。何が何だか分からないんだ」
男「…は？」
？「うん…急に言われても、だよね」
男「20年…？いや、だが…ぬぅっ…」
？「それでね、またまた驚かないで欲しいんだけど…私は、貴方の娘です…」
男「…」
男（…なんだか、考えるのも驚くのもめんどくさくなった…寝るか）
ﾊﾞﾀﾘ
娘「あぁっ、父さん！？」
男「ふぅ…」
ｺｰﾋｰ ｽﾞﾋﾞｰ
娘「落ち着いた？」
男「正直落ち着いてはいないが、落ち着いた」
娘「よかった」
男「で、だ。信じるしかないのだろうな、君の言った事を」
娘「うん…」
娘「で、これからなんだけど…」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
メガネ「目が覚めたというのはほんと…うのようだな」
娘「あ、メガネ先生…」
メガネ「いかにも」
ﾒｶﾞﾈ ｸｲｯｸｲｯ
メガネ「むっ、変な奴とは何だね」
ﾒｶﾞﾈ ｸｲｸｲｯｸｲｯ
娘「メガネ先生はね、ここの所長さんなの」
男「ここ…そういえば、ここは…？」
娘「国営研究所だよ」
男「なぁにそれ」
男「…いいよ、父さんで」
娘「あ、えと…いい、の？」
男「まぁその通りな訳だしな。しっくりこないけど、まぁ…な」
娘「！」
ﾊﾟｧｧ
娘「父さん！父さん！父さん！」
男「はいはい…」
ﾒｶﾞﾈ ｸｲｯ ｸﾙｸﾙ ﾊﾟｼｭﾝ
娘「あ、はい。メガネ先生、何でしょうか」
メガネ「さっそくで悪いが、話をさせてもらっていいかな」
ﾃｸﾃｸ
男「…」
メガネ「右手の甲を見てみたまえ」
男「…？」
メガネ「いいから。見るんだ」
ｽｯ
男「…！」
メガネ「その『紋章』を、我々は勇者の証と呼んでいる」
男「勇者…？」
男「…つまり？」
娘「つ、つまり…せっ…せっ…せっく…///」
男「あぁん、なんだって？ハッキリ言ってくれないかねェ」
ﾆﾔﾆﾔ
メガネ「ふふ」
ﾆﾔﾆﾔ ﾒｶﾞﾈ ｸﾙｸﾙ
ﾋﾞﾝｯ
男「ンフフフフ…」
ﾋﾞﾝｯ
娘「きゃあ！」
「「フ ラ ン ク フ ル ト ！」」
「「い い や フ ラ ン ス パ ン ！」」
ふたつ並んで
フランスパン
【続く】
『そう、女騎士とはつまり…』
『やはり、親子だな。なら死ねェ！』
『父さん！やめてぇぇぇ！』
『このメガネ、伊達ではないぞ！』
『過去…前世…』
『1562回目の再会ですね、先生』
『うん、私、やるよ』
『いっけーーー！！』
ｶﾐﾝｸﾞｽｩｩｩｩｩﾝ…
〜国営研究所〜
男「ふぅ…」
メガネ「ふぅ…」
ｽｯｷﾘ
娘「…」
娘は、泣いていた。
何があったかは、謎である。
娘「…」
男「で、なんだったっけ」
メガネ「なんだっけ」
娘「…勇者の証について、でしょ」
娘「女騎士…母さんは勇者の末裔っぽいとのもっぱらの噂だったの。で、母さんとまぐわった男性は、もれなく勇者の血が覚醒し、勇者になるという寸法よ」
男「なるほど。俺は勇者になったのか」
メガネ「あぁ。せやから魔王倒せや」
男「なんとぉー！」
娘「魔王…その名の通り魔物の王。いつの時代も存在する、災いの象徴！」
ｷﾞﾘｯ…
男「む、娘…」
娘「魔王は…いえ、魔物は滅ぼさなければならない。もれなく、例外なく！」
男「む、娘…」
メガネ「彼女は魔物を憎んでいる。いや、憎むなんて言葉じゃ足りないくらい憎んでいる」
男「？」
メガネ「その憎しみはもはや憎しみを通り越している…それくらい憎んでいるんだよ」
男「日本語がおかしい」
男「えぇー！女騎士は魔王に殺されたのかい？」
ﾏｽｵｫ
娘「そ゛う゛な゛の゛よ゛ぉ゛〜」
ﾊﾅｻﾞﾜｧ
メガネ「ハーイ、バブヴ…」
ｲｸﾗﾁｬｧｧｧﾝ
男「なっ…なんだと」
娘「魔王は…弱い魔王とまぐわい、その潜在能力を開花させるの…そう、魔王はまぐわった相手を魔王にする体質とのもっぱらの噂！」
メガネ「そんな魔王が…ひょんな事から女騎士とまぐわってしまったのが悲劇の始まりなのだよ…」
男「ひょんな事からのひょんってなんだろ」
男「む、娘…」
メガネ「いや、彼女はまだ死んではいない」
娘「っ！あんなの！…あんなの…生きているっていえない…」
男「？」
メガネ「彼女は…女騎士は、この国営研究所で、どうにか生命活動を維持している」
メガネ「ついて来たまえ。地下に彼女がいる」
・ ・ ・ ・ ・
〜地下室〜
ﾃｸﾃｸﾃｸ
メガネ「この培養液に満たされたカプセルの中で眠っているのが、女騎士だ」
ｺﾎﾟｫ…
男「えらく説明的な台詞だな」
メガネ「そうかね」
娘「母さん…」
男「まじかよファックス！」
娘「ファッキンジャップ！」
メガネ「このカプセルの中で進行を遅らせてはいるが、いづれは…」
男「治す方法はないのか？」
メガネ「分からん。元凶である魔王を倒せば、あるいは…」
男「…そうか」
男「正直、俺は彼女をよく知らん。20年前、いきなりレイプされただけの関係だしな。だが…」
ｸﾙｸﾙｯ ﾀﾝｯ ｽﾞﾊﾞﾊﾞｯ ｷﾒｯ
男「なぜか無性に助けてやりたくなったぜ」
ﾆﾔｯ
娘「と、父さん！」
メガネ「ほう、変わり者だな君は」
男「よく言われるよ。まぁ勇者に覚醒してしまったからには魔王を倒さないと、だしな」
娘「ありが父さん！」
男「略すな」