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オーク「正義の味方になりたい」
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女騎士「へぇ」
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オーク「そう思っていたのも遠い過去」
女騎士「えっ」
オーク「やはり人間はオークを認めようとはしなかった。ある時、魔物に襲われている人間を助けたんだが」
女騎士「ふんふん」
オーク「私の姿を見るなり唾を吐きかけてきた」
女騎士「それはひどい。助けたのに、か」
オーク「辛かった…」
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オーク「逆に、人間に傷付けられている魔物を助けたこともあった」
女騎士「ふんふん」
オーク「同様に、魔物に唾を吐きかけられたよ」
女騎士「魔物にもか」
オーク「私が誰かを助ける事が、そんなにおかしいのか」
女騎士「うーん」
-
オーク「今ではもう、何かある度唾を吐きかけられる事を期待さえしている」
女騎士「…」
オーク「な?」
女騎士「ただの唾好きやんけ!」
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オーク「ごたくはいい、来い」
クイックイッ
女騎士「いや、吐かないよ?」
オーク「ガーン」
女騎士「そんなにショックを受けるとは」
オーク「…いくらだ?」
"
"
-
女騎士「えう?」
オーク「お前の唾はいくらだと訊いている!」
ドン!
女騎士「えぇ…買うのォ…」
オーク「くっ…私だって本当はこんな手段は嫌だ…だが仕方あるまい…仕方、あるまいよ…」
女騎士「オーク…」
-
女騎士「…」
オーク「…」
チラッ チラッ
オーク「…」
チラッ チラッ
女騎士「…いや、吐かないよ?」
オーク「くっ…殺せ!」
女騎士「思い通りにならなかったら殺せとか…なんなんだよ、あんたは!」
オーク「ただの唾好きさ」
キリッ
-
女騎士「…」
オーク「…」
女騎士「しょうがない、にゃあ…」
オーク(ちょろいぜ)
オーク「ちょろいぜ」
-
ワロタ
-
女騎士「ん…はぁ…」
ダラリ
オーク「わくわく」
女騎士「ひゃい…ぷっ!」
ヒュッ ビチャリ
オーク「んほぉぉぉ!ご褒美ィィィ!」
女騎士「ぷっ!ぷっ!ぷぷぷ!」
ベチャリ ベチャリ ベチャリーニ!
オーク「はぁ…恍惚ぅ…」
女騎士「ンフフフフ…」
-
オーク「…」
ジワッ
オーク「あ…あつ…熱い!肌が焼けるようだ!」
ジワワワワ
女騎士「女騎士の唾は強酸性…知らなかったのかい?」
オーク「し、知らねえ〜!」
ジワワワワ
オーク「アイェェェ!」
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何故お前のSSは登場キャラが全員狂人なんだ
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ほんと予想もつかない展開だよ
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女騎士「ンフフフフ」
オーク「た、頼む、やけどなおしを…やけどなおしをくれ!」
女騎士「やだね」
ニマァ
女騎士「そんなことしたら、ただれた皮膚が治っちゃうじゃないかぁ〜」
ベロォ〜
オーク「ひ、ひぃ…く、くるってる…」
ジョロ…
女騎士「おやぁ、失禁かい、はしたないねェ…」
-
ムンズ
オーク「アヒィ」
女騎士「しまりないゾウさんだねェ…おしおきだよ」
グッ
ヒネリ
グルンッ
ガスト!
-
オーク「あ、あ、あ…あぁんけぇん…さぁぁぁぁつ!」
女騎士「ンフフフフ…もぎたて」
チンコ モガレタァ…
オーク「わいの…わいのワイルドワイバーンが!」
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安定の失禁……からの〜
お前はいったいオークに何の恨みがあるというんだ
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女騎士「なぁにがワイバーンよ!せいぜいトカゲだわ!」
オーク「なんとぉー!」
女騎士「こんなもの…踏んづけてやる!」
ポイッ グニュッ
オーク「なんとぉー!」
女騎士「挽き肉にしてやるぁぁぁぁぁぁ!」
グニュッ グリグリグリ
オーク「なんとぉー!」
-
女騎士「ふぅ…ふぅ…」
オーク「気は…済んだか?」
ニコッ
女騎士「!」
ドキッ
女騎士(ちょっとドキッとしちゃうじゃん…急に笑顔なんてしないでよ…///)
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オーク「私のチンコは死んだ。同時に、君の悲しみも死んだ…もう君は…辛い思いをしなくていいんだ…いいんだよ」
ナデ
女騎士「…」
ナデナデ
女騎士「うぐっ…ひっぐ…うわああああん!」
オーク「今は泣くといいさ。明日笑えるために」
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泣いて
泣いて
泣き止んだら…
女騎士「ふぅ」
オーク「さて、落ち着いたようだし…」
女騎士「えう?」
オーク「唾、吐こうか」
ニンマリ
-
女騎士「フッ…そうだな。明日笑えるために…今日は唾を吐こう」
スゥッ
女騎士「いくぞ…私の全力全開…唾さみだれ乱れ撃ち!」
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上げて落としてから上げて落とすな!
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スペペペペ!
ピチャピチャ
オーク「んほォ!!!!!」
ビクン ビクン ビクン ビクン
オーク「イク!イク!イク!イク!あんぁぁぁぁなご!」
ビクン
オーク「んガ―」
バタリ
女騎士「し、シンデル…」
オークは死んだ。
唾にまみれた、その顔は
寒気がするくらい笑っていたという…
キャーッ!
【完】
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(飽きたんだな…)
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(んだ)
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(あ、これ怪談だったんだ…)
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