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モバP「……」ムシャムシャ

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 04:12:12 sXtRx0mo



飛鳥「ただいま」ガチャ

モバP(以下P表記)「……ん」ムシャムシャ…

P「おかえり飛鳥。レッスンの調子はどうだった?」ムグムグ

飛鳥「良くも悪くも、いつも通り、と言ったところだね」

P「そうかそうか。それはいいことだな」ムグムグ

飛鳥「そうかい?」

P「ああ、常に同じ力を発揮できるってのはかなり良いことだ」ムグムグ

飛鳥「なるほど。一理あるね」


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 04:17:16 sXtRx0mo
P「調子が良いに越したことはないが……」ムグムグ


P「そうなると、反動で調子が悪い日がやってくる」ムグムグ



P「……」ムシャムシャ…



P「……今までより上手くても、昨日より下手だってだけで、どんどん調子が落ち込んでいく」ムグムグ

P「そういうのを考えると、いまの飛鳥の状態は最高だな」ムグムグ

飛鳥「……『初心忘れるべからず』ってやつだね?」

P「お、本当の意味を知ってるのか」ムグムグ

飛鳥「まあ、一応ね」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 08:58:59 73yFydSU


P「…あ、そうだ、差し入れのケーキがあるから食べていいぞ」ムグムグ

飛鳥「差し入れ?」

P「ああ、かな子からのな。大量に作りすぎたみたいで、皆に配ってたんだ」ムグムグ

飛鳥「それじゃあ、厚意に甘えてさっそく頂くとするよ。冷蔵庫かい?」テクテク

P「ああ、上の段にあるはずだ」ムグムグ


P「……」ムシャムシャ


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 09:47:26 73yFydSU



飛鳥「このケーキ、とても美味しいね」モグモグ

P「かな子印のケーキだしな」ムグムグ

飛鳥「チョコケーキだけど、苦すぎず、甘すぎず……この味は簡単に出せないと思うよ」モグモグ

P「あとで本人に言っといてやれ。きっと喜ぶぞ」ムグムグ

飛鳥「そうだね。お礼も言いたいし」モグモグ







P「……」ムシャムシャ


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 12:33:33 73yFydSU
飛鳥「…ふぅ、ごちそうさま」

P「ほれ、食後の紅茶だ」ムグムグ……コトッ

飛鳥「わざわざありがとう」


飛鳥「……コーヒーは?」

P「ケーキには紅茶の方が合うだろ。なんとなく」ムグムグ

P「それに、今砂糖無いしな」ムグムグ

飛鳥「砂糖なんか無くても飲めるさ……」ゴクゴク

飛鳥「うん。確かに合うね」

P「だろう?……ごくん」ムグムグ……ゴクン


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 12:37:55 73yFydSU
P「……」

飛鳥「……」


P「……」ヒョイッ

飛鳥「……」


P「あむっ」ムシャッ

飛鳥「……」


P「……」ムシャムシャ

飛鳥「……」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 12:44:42 73yFydSU


飛鳥「……ひとつ、いいかな」

P「…ん?なんだ?予定の確認か?」ムグムグ


飛鳥「…いや、それもあるけど、違う」

P「んー?じゃあなんだ?」ムグムグ


飛鳥「……短刀直入に言わせてもらうけど」

P「おう」ムグムグ







飛鳥「それボクのエクステだよね」

P「……っ」ムグムグ……ピタッ


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 12:50:12 73yFydSU
P「……」

飛鳥「……」


P「…………」

飛鳥「…………」



P「………………」

飛鳥「………………」







P「……ごくん」ゴクンッ

飛鳥「……」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 12:52:03 /OemRrFk
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   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l::::::l::::::::i::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l:::::l:::::::::l:::
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   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l::::l:::::::::::l:
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l::::l:::::::::::::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l:::l:::::::::::::
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   __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l::::::::::::::
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     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /     し
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
   | | | |      \/  l:::/ ノ  ';::/ ';::::l l::l リ l::l l::/ヽ /   し
   .・. ・ ・. ・     ヽ \ リ    レ  ヽ! り  レノ  `y


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 14:37:02 73yFydSU
飛鳥「……」

P「……」


飛鳥「……プロデューサー…」

P「……」


飛鳥「……なんで…」

P「……」


飛鳥「……なんで……こんなこと…」

P「……」







P「ぱくん」ヒョイッ……ムシャムシャ

飛鳥「……」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 14:44:26 73yFydSU
P「……」ムグムグ

飛鳥「……話す気はない、みたいだね」


P「……」ムグムグ

飛鳥「……ボクだって、キミを嫌っている訳じゃない」


P「……」ムグムグ

飛鳥「きっと今回の事も、何か理由があるんじゃないか……そう思って、さっきまでは我慢していたけどー…」








P「くっちゃ…くっちゃ…」クチャクチャ

飛鳥「……」イラァッ…


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 14:52:51 73yFydSU
P「……くちゃっ…」クチャクチャ

飛鳥「……へぇ……、それはボクに対する挑発か何かかい?」


P「もっちゃ……もっちゃ…」モチャモチャ

飛鳥「…プロデューサー、いい加減に話をしてくれないかな。何でこんなことをしてるのか……」

P「……」


飛鳥「……ボクは、本当にただ知りたいだけなんだ」


飛鳥「『一時の気の迷い』なんていう馬鹿げた理由でもいい」


飛鳥「なんでこんなことをプロデューサーがしているのか……その理由だけでいいから、聞かせてくれないかい?悩みがあるようだったら、相談にも乗……」







P「ぷっ」ベチャァッ

飛鳥「」ブチィッ


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 20:10:10 5McYPJJ.
なんだ、いつものじゃん
俺の知ってるPは笹やタクトやカチンコ食ってるからエクステだったら緩い緩い


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 20:37:10 73yFydSU



『一瞬』



そう、まさに『一瞬』でカタはついた。



光速かと思わせる速さでPの目の前に移動した飛鳥は


その勢いに乗せ、両手をPへと突きだし


Pのもみあげを







ひきちぎった。


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/21(火) 20:49:12 73yFydSU



ちひろ「で、こんなことになっている……と」

P「あああああぁぁあああ……出血がああぁぁ……顔の両側の出血が止まらないいぃ……!!」ブシャーー


ちひろ「飛鳥ちゃん。大丈夫?」

飛鳥「フゥー……フゥー……」

飛鳥「……うん、何とか落ち着いたかな……ありがとうちひ」






P「それにしても、微妙な味だったな」

飛鳥「おまっ…!お前えぇェ!!!!」ガッ!!

ちひろ「だめよ飛鳥ちゃん!あんなクズ相手に自分の株を下げちゃ!!」グググ…


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 08:05:50 wpfjXxL6
飛鳥「もみあげだけじゃ気がすまないっ!!あいつのっ……あいつの髪の毛全部ひきちぎってやる!!」ジタバタ

ちひろ「飛鳥ちゃん!こらえて!」グググ…





P「聞いてくれ、飛鳥」

飛鳥「……!…ハァー……ハァー……」ピタッ…

ちひろ「……はぁ…」グッタリ…


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 08:09:34 wpfjXxL6
P「……こんな事をした理由…だったよな?」

飛鳥「……ハァ……ハァ……」


P「…それはな」

飛鳥「…………」








P「お前の事が好きだからだ!!」ドーン!

飛鳥「……えっ…?」

ちひろ(は?)


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 08:51:14 wpfjXxL6
P「飛鳥の事がどうしようもなく好きだ。ちょっと大人ぶってるところが好きだ。苦いコーヒー飲めなくて悲しそうな顔になってるところが好きだ。冬にかっこつけて屋上行って、震えながら帰ってくるところが好きだ。中二病だと知りながらそれを貫く姿勢が好きだ。金網にもたれかかってる姿が好きだ。その年代でラジオが趣味ってところが好きだ。ボクっ娘なところが好きだ……」

飛鳥「……そ、そんなにもボっ、ボクのことを……?」///


P「……だらんと伸びたエクステが好きだ。エクステを前で結んでみたい。エクステで飛鳥を運転してみたい。エクステで飛鳥の顔をひっぱたいてみたい。エクステを扇風機に巻き込ませてみたい。エクステをハムハムしたい。エクステを油で揚げてみたい。エクステを食してみたい。エクステを俺の唾まみれにしてみたい。」

飛鳥「……うん…?」


P「飛鳥の全身をペロペロしたい。飛鳥を味わってみたい。飛鳥を味わうにはどうすればいいだろう?本体に手をつけるのはまずい。ならば分身ともいえるエクステを食べればいい。俺は1年前からこそこそと盗んでいた飛鳥のエクステを今日遂に食した。とても上手かった。感動した。さっき微妙って言ったのは嘘だよ飛鳥。飛鳥の怒り顔がみたかったんだ。その怒った顔を舐めまわしたいよ飛鳥。……あ、今つけてるエクステを俺にくれないかなぁ?やっぱり出来立てが食べたいんだ。あ、飛鳥本人が来てくれるならエクステなんてどうでもいいんだけど。来てくれるk」

飛鳥「なんだただの変態か」ブチブチブチブチィッ

P「ぐわがああぁあおごぇgbzくあせζ*'ヮ'ζう"う"ーっのヮのう"ぁ"い"いいぎぃいいいぃぉおにぎりいぃぃぃいい!!!!!!」ブシャァーーーーッッ!!


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 09:07:35 wpfjXxL6
ちひろ「その後、飛鳥ちゃんはプロデューサーさんの髪でエクステっぽいのをつくり……」


ちひろ「プロデューサーさんの口に次々と詰め込んでいきました」


ちひろ「何が彼女をあそこまで駆り立てたのかは分かりませんが……」


ちひろ「あれだけやれば、プロデューサーさんも懲りたでしょうね」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 09:15:05 wpfjXxL6
〜次の日〜
紗南「おはよーござ……って、Pさん何その頭!?」

P「ああ、これか」サスサス

P「ちょっとクールビズにしたんだ」

紗南「ちょっとどころじゃないと思うけど……」

P「まあ、男は坊主にしてもそんな変わんないからな」

紗南「女の子で坊主は結構辛いからねー」

P「ははは、そうだな」


紗南「……あ、飲み物とってこよっと!」タッタッタッ…

P「転ぶなよー」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 09:18:33 wpfjXxL6
P「……」


P「……」チラッ…

[紗南のバッグ]

P「……」ガサゴソ……


P「……」ヒョイッ








P「……」ガリガリ…


おわれ


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 09:21:01 wpfjXxL6
飛鳥カワイイよ飛鳥

自分の髪の毛でエクステ作って飛鳥につけさせたいよ飛鳥



お目汚し失礼致しました


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 10:21:34 Y00xp9CU
てっきりまた二人して期限切れケーキ食べてトイレ争奪戦かと思ったのに


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/22(水) 10:55:46 wpfjXxL6
>>23
あれ自分じゃないです。
でもあのSSは凄い好きです。


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/28(火) 14:07:29 LKLXcoOs
>>23>>24
kwsk


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/29(水) 08:14:57 LLuNsnkA
>>25
二宮飛鳥「やあプロデューサー、そこのケーキ食べても構わないよ」

ってやつだったかな?間違ってたらゴメン


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