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ちひろ「プロデューサーさん、これエロゲですよね」モバP「あっ」
-
モバP(以下P表記)「違います」
ちひろ「……」
P「それは、エロゲではありません」
ちひろ「……」
P「断じて」
ちひろ「……」
P「違います」
ちひろ「……へぇ…」
"
"
-
ちひろ「このご丁寧に黒いビニール袋で隠されたこれはエロゲではない……と?」
P「……YES…」
ちひろ「……へぇ…」
P「……」
ちひろ「…じゃあ、借りてもいいですか?」
P「えっ」
-
ちひろ「最近、空いた時間にやるゲームとか欲しいなと思ってたんですよ」
P「……え、いや……え?」
ちひろ「このゲーム面白そうなんで借りてもいいですかねえ?」
P「……いや、いやいや、そ、それは思い出のゲームなので…」
P「人には貸せませんね……非常に残念ですが…」
ちひろ「…そうですかぁ、残念だなあ」
P「……」
ちひろ「……」
-
ちひろ「あの、ここで一つ、謝りたいことが」
P「はい?」
ちひろ「実は」
P「はい」
ちひろ「さっきそのゲーム勝手にやっちゃいました」
P「ヴァイ!?」
-
ちひろ「あれがプロデューサーさんにとって大切な思い出なんですね」
P「……ちっ、ちがます!!あっ、あれは一時の過ちというか!捨てるつもりで……!」
ちひろ「やはりエロゲなんですね」
P「……えっ?」
ちひろ「起動させてなんかいません。ハッタリです」
P「」
"
"
-
ちひろ「さて、どのような処罰がいいですか?」
P「まっ、待てェ!!待ってください!!」
P「確かに!!あれはエロゲですっ!!」
ちひろ「認めやがった」
P「だがしかぁし!!俺のではないっ!!」
P「あのエロゲは……」
P「もともとは紗南の物なのだァッ!!」
ちひろ「な、なんですってー」
-
P「紗南がエロゲにも手を出し始めたみたいでしてね……」
P「それで、紗南が買うとマズイので、俺が買ってあげていたという訳でしてね。はい」
ちひろ「ほぅ……」
ちひろ「このエロゲは……」
P「……」
ちひろ「貴様のではなく……」
P「……」
ちひろ「紗南ちゃんのものだ……と」
P「……ええ」
-
ちひろ「……なるほど…」
P「……わかっていただけましたか?」
ちひろ「……まあ、信じるとしておきましょうか」
P「じゃあ、俺はこれで……」
ちひろ「では、この大量のBL本は何ですか?」ドサッ
P「あっ」
-
P「……」
ちひろ「……」
P「……ち…」
ちひろ「ち?」
P「……違います…!」
ちひろ「……」
P「……これは!BL本では!ありません!!」
ちひろ「……ほぅ…」
-
なんだホモか
-
ちひろ「このご丁寧にブックカバーで隠されたこれはBL本ではない……と?」
P「……Thats right…」
ちひろ「……ふぅん…」
P「……」
ちひろ「まあ、既に中見てるんですけどね」
P「えっ」
-
ちひろ「かなりハードでしたね」
P「あ……あ、あ……」
ちひろ「まさかプロデューサーさんが腐男子だったとは……」
P「い……あ…ち……ちが……」
ちひろ「ここまできて違うというんですか?」
P「……っち…ちが……ちがあぁぁうぅっ!!」
P「俺は!」
P「腐男子でも!ホモでもない!!」
-
P「ホモ層や腐男子層のファンも獲得できるよう研究していたんです!」
ちひろ「性的描写が入ってるやつでやる必要は無いですよね」
P「ぐあああぁぁあっ!!」
ちひろ「さて、プロデューサーがホモだと知ったら皆どんな反応をしますかね」
P「…ちっ、ちがう!ちがうちがうちがうっ!!」
P「俺は普通の男だァ……!」
P「……あの本は…」
P「…俺のBL本では!」
P「ありません!!」
ちひろ「……ほう…」
-
P「あのBL本は……」
ちひろ「……」
P「…あの、BL本は……」
ちひろ「……」
P「……もともとは乃々のものなのだァッ!!」
ちひろ「な、なんですってー」
-
なんで森久保なんだよww
由里子とかもっと適任いるだろww
-
もうテンパりすぎて自分が何言ってんのかわかってねーんじゃねーかwww
-
森久保「ちげーし!!」ガタッ
-
P「乃々が最近、BL本にもハマリだしたみたいでしてね……」
P「さすがに、アイドルがBL本を買うのはマズイ!…というわけで……」
P「ワタクシが買ってきてあげていたということでして……」
ちひろ「……ほぅ…」
ちひろ「このBL本は……」
P「……」
ちひろ「貴様のではなく……」
P「……」
ちひろ「乃々ちゃんのものだ……と」
P「……ウィ」
-
ちひろ「……なるほど…」
P「……分かっていただけましたか?」
ちひろ「……まあ、信じるとしておきましょうか」
P「じゃあ今度こそ、俺はこれで……」
ちひろ「では、このおっぱいマウスパッドは何ですか?」
P「あっ」
-
愛海「!」ガタッ
-
P「違います」
ちひろ「……」
P「それはおっぱいマウスパッドでは」
ちひろ「いやこれ思いっきりおっぱいですけど」
P「ですよね」
-
ちひろ「こういうの買う人いたんですね…。こんな人がうちのプロデューサーだなんて……」
P「…ま、まってください!これは間違って注文したものであって!本当は普通のやつを買おうと……」
ちひろ「使い込みすぎてへこんでるじゃないですか」
P「あがあああぁぁああっ!」
ちひろ「…さて、こんなケダモノがプロデューサーだと知ったら、皆どう思うでしょうね」
P「…ちっ、ちちっ、ち乳ちがうっ!!」
P「俺はケダモノなんかじゃない……!」
P「…あのおぱマスは……」
P「…俺のおぱマスでは!」
P「ありません!!」
ちひろ「……ふぅん…」
-
P「…あのおぱマスは……」
ちひろ「……」
P「……あの、おっぱいマウスパッドは……」
ちひろ「……」
P「……もともとは飛鳥のものなのだァッ!!」
ちひろ「な、なんですってー」
-
P「…飛鳥が非日常を求めているのは知ってるでしょう?」
ちひろ「ええ」
P「『マウスパッドをおっぱいにしたら、日常が非日常に変わりそうだよね』」
P「…とか言い出しましてね……」
P「そこで、俺が購入と処分を代わりにやってあげてるということでして……」
ちひろ「……なるほど…」
ちひろ「このおぱマスは…」
P「……」
ちひろ「貴様のではなく……」
P「……」
ちひろ「飛鳥ちゃんのものだ……と」
P「……無論」
-
ちひろ「……そうですか」
P「分かっていただけましたか?」
ちひろ「…これらはすべてPさんのではなく……」
P「……」
ちひろ「Pさんの大切なアイドルたちのものである……と」
P「……ええ…」
ちひろ「って言ってますけど、どうします?皆さん」
紗南・乃々・飛鳥「……」
P「えっ」
-
親愛度急降下
-
私物を勝手にあさるとは、ちひろはやはり鬼悪魔の類であったか
-
紗南「……Pさん…」
P「なっ、えっ…あっ?……どどっ、どうしてお前たちがここに!?い、いつかららっ!!?」
ちひろ「三人とも普通に朝から居ましたけど……気づいてなかったんですか?」
P「なっ、ななな……ななななななな………」ガタガタ…
-
三人「Pさんには失望しました、菜々さんのファンやめます」
-
乃々「…ピンポイントでここにいた三人をあててきたので……わざとかと思ってたんですけど……」
飛鳥「…どうやら、本当にボク達に罪をなすりつけるつもりだったみたいだね」
P「ああぁ……ぅぁあ……」
ちひろ「どうですか?Pさん、今の気分は」
P「……きぶん……?」
ちひろ「隠してたヤバイものが見つけられて……」
P「……っ…」
ちひろ「往生際悪く粘り続け……」
P「…やめろ……やめてくれっ……!」
ちひろ「挙げ句、大切なアイドルを犠牲にして逃げようとした……」
P「……ちがう…おれは……ちがう、そんな、やめ……あああ……」
ちひろ「そんな今の気分はどうかってきいてんだよォ!!」バンッ!!
P「うわああぁぁぁあああああぁぁぁあああああ!!!!」
-
ちひろ「……最後に、何か言うことはありますか」
P「……ぁ……ぁ……」
ちひろ「……口も聞けなくなりましたか」
P「……も…」
ちひろ「……?」
P「申し訳ございませんでしたァッ!!!」ズシャァーーッッ!!
紗南・乃々・飛鳥「!!?」ビクッ
-
P「ごめんなさいすいません誠に申し訳ありません!!許して下さいこの通りでごぜーます!!!」
三人「…」イラッ…
P「今回の一件は完全にワタクシの責任でごぜーます!!それ相応の処分も覚悟してごぜーますが、何とぞ、何とぞ軽めの処罰を……!!」
三人「……」イラァッ……
紗南「……Pさん、顔上げなよ」
P「まことにもうしわk………さ、紗南……?」
乃々「……あの、もう元気だしてください……」
P「もりくぼォ……!」
飛鳥「……別に怪我をさせられた訳でもないからね」
P「飛鳥ァ……!」
-
紗南「って、言ってくれると思った?」
P「えっ」
-
P「……は、はは……何を言い出してるんだ…?三人とも心優しいアイd」
紗南「図々しいんだよハゲ」
乃々「近寄んなクズ」
飛鳥「掘られろ」
P「」
-
P「……おれは………おれ…は………もう……」
「プロデューサー!」
P「……?」クルッ…
愛海「……プロデューサー!」
P「……あ、愛海ィ…」
-
愛海「…あたしね、プロデューサーに伝えたいことがあって来たんだ」
P「……はは、お別れの言葉……か?」
愛海「プロデューサー……あのね…」
P「……」
愛海「こんなやつで満足してんの?」つ[おぱマス]フニフニ
P「あがあああぁぁぁああああぁぁああああっっ!!!!」
-
P「うわああああああああっ!!!!?」ガバァッ!!
ちひろ「きゃあっ!!?」
P「ああ…………………あ?」
ちひろ「…ぷ、プロデューサーさん……大丈夫ですか?」
P「……あれ?……夢…?」
ちひろ「…飛び起きるなんて……どんな夢だったんですか?」
P「……あはは…」
P(……夢……か………。ふぅ……)
-
紗南「Pさん、おっはよー!」
P「おはよう。レッスンは13:00からだからまだ3時間もあるぞ?」
紗南「大丈夫。ソファでゲームやってるから」テクテク
乃々「……」
P「また少女マンガ読んでるのか?」
乃々「……プライバシーを覗かれました……いぢめですか…」
P「今日の収録もちゃんと行くんだぞー」
乃々「…スルーですか……そうですか…」
飛鳥「おはよう、今日のレッスンは2時間後だよね?」
P「おはよう飛鳥。そうだな、2時間後だ」
飛鳥「じゃあ、それまでゆっくりしてるよ」スタスタ…
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P(…考えてみればそうだよな)
P(俺が大切なアイドルたちを犠牲にして自分を守るはずがない!)
P(あんな夢、気にすることはないな)
P(……さーて、少し暇な時間ができたし、何かゲームでもやるか)
P(……あ、そういえば買ったばっかでやってないゲームがあったな)
P(家に帰ったらすぐ寝ちゃうし、やるなら今しかないよなぁ)ゴソゴソ
P(……お、あったあった)ヒョイッ
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ちひろ「プロデューサーさん」
P「?」
ちひろ「それ、エロゲですよね」
P「……っ!!?」つ[エロゲ]
P(ししししまった!!間違えてエロゲを取り出してしまった!!)
P(まっ、まずい!何か、何か言わないと!誤解を解くんだ……!)
P「…こっ、これはエロゲではありません」
完
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こんなクソスレにお付き合いいただいてありがとうごぜーました。
-
おつ
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おっつおつ
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仕事中にオパマスでエロゲやってんじゃねーよ!
"
"
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