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クリスタ「余の愛馬となれ〜い」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:48:13 dEf7zxyc

ジャン「は?」


クリスタ「余は貴様を愛ず。暫し控えよ」


ジャン「いやちょっと待て……何?」


クリスタ「グリンデルヴァルトに代りて、余の愛馬となるがよい。馬面の者よ」


ジャン「だから何言ってるか解んねぇよ!普通に喋れよ!」


クリスタ「何故我が恩赦を拒まんとす? 寿げ!馬面の者よ」


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:49:26 dEf7zxyc


ジャン「言葉の4割位しか拾えないんだが……」


クリスタ「余はロリババァ。当然ぞ」


ジャン「ロリババァってのはなぁ!古風なエセ広島弁を喋るもんなんだよ!」


クリスタ「それは真であるか?馬面の者よ」


ジャン「そうだ!!まことだマコト!」


クリスタ「むぅ……余は古風過ぎ、であったか」


ジャン「解ったら普通に喋ってくれ!頼む!」


クリスタ「うむ……」


ジャン「……」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:50:16 dEf7zxyc


クリスタ「だが、耳朶を忘らば事もなし……」


クリスタ「馬面の者よ。元より余は貴様に傾聴を求めぬ」


ジャン「は?」


ユミル「普通に喋ってやれよ全く……」


ジャン「通訳さん!!!」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:51:20 dEf7zxyc

ユミル「ここからはクリリンガルは必要ねぇぞ」


ジャン「なにそれこわい」


クリスタ「何ぞそれは……余は其を欲す」


ジャン「何て?」


ユミル「何それ欲しいってよ」


ジャン「何それもこわい」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:52:21 dEf7zxyc


クリスタ「そばかすの者よ……何処へなりと消えよ」


クリスタ「余はこれにおる馬面の者と――」


ユミル「あんだと?」


クリスタ「……」


クリスタ「うむ……許す。貴様も余に侍るがよい」


ジャン「何て?」


ユミル「本当はお前と一対一で話したかったけど、私も居ていいとよ」


ジャン「お前が居ねぇと何話していいのかわかんねぇよ……」


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:54:16 dEf7zxyc


クリスタ「では馬面の者よ……余は今一度、言問わん……真に欲する所を曝けよ」


ジャン「何て?」


ユミル「今からもう一回質問するから本当の事答えてねって」


ジャン「うぁ、解った……」


クリスタ「余の四肢となり、地を駆ける覚悟はあるか?」


ジャン「いや……」


クリスタ「むぅっ……!」


ジャン「なる!なるから!」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 20:59:20 dEf7zxyc


クリスタ「よいよい!なれば馬面の者よ。我が愛馬グリンデルヴァルトを超えて見せよ」


ジャン「よく解らんが、やってやるよ」


ユミル「よく言った!」


クリスタ「……我が愛馬。ヨツンヴァインとなるがよい」


ジャン「こうか?」


クリスタ「うむ……」


ユミル「うわっ、跨りやがった」


クリスタ「ふむ……心地よい……」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:00:31 SrYN3Tgs
意味がわからん


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:01:56 dEf7zxyc


ジャン「……」


ユミル「女王様ってやつか」


クリスタ「余は神様にあらず。余は姫にあらず」


クリスタ「余はクリスタ=レンズ也」


ジャン「クリスタさん?じゃあそろそろ許してくれませんか……?」


クリスタ「………よく頑張ったねジャン」ナデナデ


ジャン「!?」


ユミル「……」


ジャン「……」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:04:57 dEf7zxyc


クリスタ「ごめんね。言ってたこと解らなかったよね」


ジャン「本当だぞ……」


クリスタ「ジャンが困ってるの見たら楽しくなってきちゃって……」


ユミル「お前は本当にいじめ甲斐があるからな……」


ジャン「おい」


クリスタ「何?」


ジャン「まず降りろ」


クリスタ「あっ」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:09:27 dEf7zxyc


ユミル「そういえばそうだったな。自然すぎて忘れてたわ」


クリスタ「ごめんごめん……すぐ降りるから……」


アルミン「ジャン、ちょっと頼みごとが……」


クリスタ「あっ」


ジャン「あっ」


アルミン「………………………」


ユミル「ぷはっ」


ジャン「アルミン……これは違うんだ……」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:14:06 6VMw59gg
期待


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:15:55 dEf7zxyc


アルミン「……………」


ユミル「ぷふっ!ふふははは」


アルミン「解ってるよ。ユミルの見ている前でそんなプレイをするはずがないってこと位」


クリスタ「プレっ……」


ジャン「……つーかさっさと降りろよ……!」


クリスタ「ごめんごめん……」


ユミル「これがライナーだったら勘違いして更に面白かったんだが」


アルミン「面白くないよ!心臓に悪いんだから!」


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:19:55 dEf7zxyc


クリスタ「おかっぱの者よ………余が貴様を、我が眼界に敢えて映じる理もなし」


クリスタ「消えよ」


アルミン「酷いよクリスタ!僕には解らないと思って!」


ジャン「ちょっと待てアルミン」


アルミン「……どうしたの?」


ジャン「お前解るのか?」


アルミン「うん」


ジャン「この場でクリスタの言ってることが解らねぇのは俺だけか」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:21:35 dEf7zxyc


アルミン「……そうなるね」


ユミル「そうだな」


ジャン「何か俺だけバカみてぇじゃねぇか」


ユミル「ぷはっ」


クリスタ「そんな事ないよ!」


アルミン「仕方ないよ」


ジャン「止めろ!優しさが悲しいんだよ……」


ユミル「黙れ駄馬が」


ジャン「」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:23:34 dEf7zxyc


クリスタ「口を慎まぬか!」


ユミル「はぁ……」


ユミル「たまにめんどくせぇんだよなぁこいつ……」


ジャン「そろそろ口調戻してくれよ……」


クリスタ「わかった」


ジャン「えっ」


アルミン「愛馬の言う事は聞いちゃうんだね……」


ユミル「その代わり馬は主人に絶対服従だがな」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:26:19 dEf7zxyc


ジャン「そうなのか」


クリスタ「……? どうしてそうじゃないと思ったの?」


ジャン「……」


ユミル「あーこりゃダメだな」


アルミン「お気の毒だねジャン」


ジャン「ふざけてねぇで助けろ」


ユミル「……クリスタのお守りはしばらく任せた」


アルミン「ジャンは犠牲になったのだ……」


ジャン「なってねぇ!なってねぇぞ!」


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:29:16 dEf7zxyc

ユミル「じゃあな」


アルミン「ごゆっくり」


ジャン「おい待って!行くな!助けて!」


クリスタ「助けてなんて酷いなぁ……ねえ?」


ジャン「いや……あの、ククク、クリスタ……」


クリスタ「馬がどうして立ってるの?部屋の隅で這い蹲ってないとダメでしょ?」


ジャン「えっ!?……は、はっ!」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:32:28 dEf7zxyc


クリスタ「そうそう」


ジャン「うぐっ……」


ライナー「クリスタに首の間を跨いでもらえるなんて……」


ジャン「……苦しいんだが」


クリスタ「どこが?」


ジャン「首が……絞ってるんだが、心当たりはあるか?」


クリスタ「そう?ごめんねジャン」


ジャン「とか言いながら絞まってるんですけどおおお!」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:34:28 dEf7zxyc


クリスタ「暴れないで。あなたは暴れ馬なの?」


ジャン「暴れ馬でも何でもいいから!死ぬ!!」


クリスタ「全くしょうがない子だなぁ……後で躾けてあげないと、ね」


ジャン「止めろ!!シャレになってねぇよ!!」







ベルトルト「ライナー、エロいね……」


ライナー「だが羨ましすぎる……」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:36:56 dEf7zxyc


ジャン「あの……」


クリスタ「何?」


ジャン「重い」


クリスタ「……」ギリギリギリ


ジャン「かはっ……クリ……スタ……」


クリスタ「馬が私に重い?訂正するなら今だよ?」


ジャン「……解りました!全て俺のせいです!クリスタ様は重くありません!」


クリスタ「うん」ナデナデ


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:44:52 dEf7zxyc

ジャン「……」


クリスタ「ふふ……ジャン。顔真っ赤だよ?」


ジャン「どう考えても首絞められたからだろ……」


クリスタ「かわいいねジャン」


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:45:24 dEf7zxyc


ジャン「………………」


ジャン「ありがとうございます」


クリスタ「………」






アニ「調教完了だね」


ベルトルト「アニが何でいるんだよ!?」


ライナー「静かにしろ!」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:48:43 iBg3.VZE
そういえばジャンクリの同人誌あったな


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:49:55 9j8RExV6
ジャンは調教しがいがありそう


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:52:05 dEf7zxyc

クリスタ「そのまま歩いてみて」


ジャン「えっ?」


クリスタ「いいから言う通りにして」


ジャン「こ、こうか……?」ペタペタ


クリスタ「うんうん。そうそう……」



 ※参考画像

 http://imgur.com/wMY8RXE


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:53:48 dEf7zxyc

アニ「もはや跨ってないじゃないか……」


サシャ「全く、15歳にもなってお馬さんごっこですか?」


ライナー「ちがっ……うぁないのか?」


ベルトルト「さあ……?」


ライナー「……」


ライナー「……にしても腰がエロいな」


ベルトルト「ジャンの?」


ライナー「……」


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:54:45 zjWUi6dY
邪武の画像がくるかと思ったのにw


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:54:56 dEf7zxyc


クリスタ「え?そろそろ限界?いいよ……好きにしても」


ジャン「もう本当……手首が……」グラッ


クリスタ「あっ!?」


ジャン「いってぇ……」


クリスタ「いたた……」





※参考画像  http://i.imgur.com/uubuQB2.jpg


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:56:17 dEf7zxyc


ジャン「クリスタ……大丈夫か?怪我とか……無いか?」


クリスタ「うん。大丈夫だから……あっ」


ジャン「どうした?」


クリスタ「な、何でもないよー」


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:56:57 dEf7zxyc

アニ「うわ……」


ライナー「クソッ!クソッ!!」


ベルトルト「本当にエロいなぁ……」


サシャ「倒れちゃいましたね」


コニー「へぇ、お馬さんごっこってやつか?懐かしー……」


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 21:59:57 dEf7zxyc

クリスタ「好きにしてもいいよとは言ったけど……」


ジャン「悪い……我慢し切れなかった」


クリスタ「……別にいいよ。私だって本当は解ってたもん」


ジャン「解ってて止めてくれなかったのかよ……意地悪だな……」


クリスタ「だから言ったでしょ?私はジャンにだけは意地悪出来るの」


クリスタ「……楽しいからね」


ジャン「……」


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:37:18 dEf7zxyc

ベルトルト「何だろう、台詞がすごくエロい」


ライナー「目を閉じてみろ。完全に事後だぞ」


アニ「うるさいよ」


サシャ「ジゴ?」


コニー「何だそれ」


エレン「ん〜? あいつら何やってんだ?」


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:39:11 dEf7zxyc


サシャ「エレン!しーっ!」


アニ「帰った方がいいよ!」


エレン「じゃあお前は何で帰らねぇんだよ」


アニ「それは……」


ベルトルト「……」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:47:26 dEf7zxyc

ジャン「そろそろ帰りたいんだが……」


クリスタ「ダメ。今日は返さないよ」


ジャン「えっ」


クリスタ「馬は主人に従わないと、ね」


ジャン「……」


クリスタ「じゃあまず何してもらおうかな……」


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:50:59 dEf7zxyc


ジャン「ちょ……」


クリスタ「ジャンは何がしたい?」


ジャン「クリスタ……帰宅が……したいです……」


クリスタ「ダメ。帰さないって言ったよね?」


ジャン「……」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:52:55 dEf7zxyc


クリスタ「じゃあスキンシップから始めよ?」


ジャン「俺達ってそんな初歩から始めないといけないのか」


クリスタ「馬と人間だもん」


ジャン「……」


クリスタ「よーしよし、かわいいなージャンは」ナデナデ


ジャン「何だよこれ……ほんと……何これ……」


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:54:55 dEf7zxyc

ライナー「うらやまっ!うらっ!うらやましい……!!」


ベルトルト「ライナー、気持ち悪いよ」


アニ「うわ」


エレン「本当に気持ち悪いよ……何考えてんだよお前……」


ライナー「……………」


ミカサ「皆。悪いけど邪魔」


サシャ「すみません……」


コニー「すぐ退くからな……お前らもだぞ!」


ミカサ「ん……?」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:56:51 dEf7zxyc


クリスタ「へぇ〜、ここってこんなにジョリジョリしてるんだね」


ジャン「そんなとこ触るな」


クリスタ「でもこっちは犬みたいにフワフワだね。ほらほら」


ジャン「だから……」


クリスタ「馬なのに」


ジャン「……言うと思った」


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:58:17 dEf7zxyc


クリスタ「私のも触ってみる?」


ジャン「要らん」


クリスタ「うりゃ〜」ファサファサ


ジャン「バカ!カユいって!」


クリスタ「それだけ?」


ジャン「何だ?」


クリスタ「気持ちいいとか無いの?」


ジャン「ねぇよ!!」


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 22:59:23 dEf7zxyc

ベルトルト「気持ちいいとかここの毛はフワフワだとか私のも触ってみる?とか……」


ライナー「うるさいぞベルトルト!」


アニ「はぁ……」


ミカサ「とても卑猥」


エレン「ひわい?」


マルコ「卑猥だね……」


コニー「そうだな」


サシャ「ですね〜」


エレン「………?」


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:00:14 dEf7zxyc


ユミル「おい」


アルミン「何してるの?皆して!」


ジャン「誰か居るのかー!?助けてくれー!」


クリスタ「ダメ!今は開けちゃダメだから!」


ユミル「うるせえよ!」


アルミン「あっ」



※参考画像 

http://i.imgur.com/FGaSMHJ.jpg


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:01:33 dEf7zxyc


ジャン「さっさと助けやが……」


ユミル「……」


アルミン「……」


クリスタ「あの……えっと……」


アルミン「はぁ……」


ジャン「よし!やっと帰れr」


ユミル「死んでろ」


ジャン「」




   完


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:04:10 lm5UEjqg
クリスタが6歳くらいでジャンが親戚のおっちゃんって感じやな

これで終わりなわけがないだろ?な?


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:11:21 SrYN3Tgs
おつです!
やっぱり短いのは読みやすい


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:13:24 dEf7zxyc
ギャグのつもりが何か変なのになってしまった 書き溜めはもうないので続ける予定はないです


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/05(土) 23:13:51 6VMw59gg
参考画像がいちいち和む

終わるのは残念だが面白かた



48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/08(火) 19:26:09 d02EWaUg
おまけ編


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/08(火) 21:13:34 d02EWaUg

クリスタ「私と契約して愛馬になってよ!」


クリスタ「可愛がってあげるから待ってて」


クリスタ「グリンデルヴァルトに代って、私の愛馬になってください。馬面さん」


クリスタ「何でそんなこと言うの?喜んでよ馬面さん!」


クリスタ「私はロリババァだからね。当然だよ!」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/08(火) 21:15:15 d02EWaUg


クリスタ「本当なの?馬面さん」


クリスタ「う〜ん……私は古風過ぎたって事かぁ……」


クリスタ「む〜……」


クリスタ「でも耳が聞こえなければ問題ないよね?」


クリスタ「そもそも私は馬面さんに聞いて欲しいわけじゃないの」


クリスタ「おかっぱさん……あなたをあえて私の視界に入れる必要もないよね」





ジャン「こんな事言ってたんだな」


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/08(火) 21:16:13 d02EWaUg


ユミル「何か訳すとかわいいな。訳すと酷い事言ってるのもあるが」


ジャン「だな。若干あざといのは気になるが」


ユミル「私好みに意訳しただけだ」


ジャン「えっ……」


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:20:33 kzOS10jQ
ここから本編(だったはずのおまけ)


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:21:12 kzOS10jQ

クリスタ「隈が出来ておるぞ。」


ジャン「おう!実は文語勉強してきたんだ」


クリスタ「善かろう……褒美を使わす」


ジャン「え?」


クリスタ「今一度言う。余は貴様を愛ず」ナデナデ


ジャン「……………」


クリスタ「愛い。やれ愛いのお……」ナデナデ


ジャン「ありがたき幸せ……」


54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:22:53 kzOS10jQ


クリスタ「うむ。では下がれ」


ジャン「何だこれ……戦国ごっこかよ……」


サシャ「あの〜?二人とも何してるんですか?」


ジャン「別に何もしてねぇぞ」


クリスタ「馬鈴薯にぞ餓える者……か。殆、貴様の魂魄は解せぬ」


サシャ「へ……?」


ジャン「お前姫モードのときは結構口悪くなるよな」


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:24:04 kzOS10jQ

サシャ「解るんですか?」


ジャン「勉強したからな」


サシャ「へぇ〜、私ならそこまで出来ないですよ」


ジャン「まあな」


ユミル「我が姫の耳朶に囁き掛けし奴僕の吐息……」


サシャ「え?何ですかユミル?」


ジャン「きめぇこと言ってんじゃねぇよ」


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:25:23 kzOS10jQ


クリスタ「そばかすよ。余を鎧し功、大義也」


ユミル「ありがたき幸せ。姫」


サシャ「話についていけません……」


ジャン「大丈夫だ。俺も意味は解るが話は解ってないからな」


クリスタ「ではそばかすよ。下がるがよい……貴様らも散げ」


ジャン「……とりあえずどっか行くぞ」


サシャ「頭痛くなってきました……」


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:26:31 kzOS10jQ


ベルトルト「おのれ悪魔の末裔め!拙者が成敗してくれる!」


ライナー「拙者、助太刀いたす」


マルコ「呵々、哂わせおるわ三下侍共がッ!」


コニー「へっへっへ!先生、やっちまってくだせぇ!」


ミカサ「あい解った」


ベルトルト「ひぃっ!?」


ライナー「ぶぶぶ武士たるもの、とっ、とと取り乱すでないわ!」


アニ「情けない……」


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:27:27 kzOS10jQ


ミカサ「跪き……首を舞わせろ。女狐め」


アニ「……狂気の徒よ、斬られて吠えろ」


ライナー「アニの中二病が悪化した……」


ジャン「何だアレ」


サシャ「さあ……?」


エレン「拙者の愛刀、風切翅翼を受けてみよッ!!」


アルミン「その程度の技、拙者には効かぬッ!」



 104期では中二病が流行った


59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 18:47:35 Njt1w5K.
楽しそうだな


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 19:29:14 kzOS10jQ

クリスタ「稚尾を揺り、拝謁するか我が愛馬」


ジャン「そう無理に五七五にしなくても……」


クリスタ「いざ麾かん……参れ」


ジャン「へいへい、行きますとも」


クリスタ「愛い愛い。これを愛ずして何とせん……」ナデナデ


ジャン「これ褒められてるよな……?」


クリスタ「悉皆、我が愛馬を奪する事能わじ」


ユミル「いらねーよ」


61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/09(水) 19:34:38 kzOS10jQ

ジャン「ちょっと嬉しいぞ……」


クリスタ「寿げ。余の寵愛を受けし馬。愛馬よ」


ユミル「まあ一番愛されてるのは私だがな」


クリスタ「と……当然よ」


ユミル「どうだ?悔しいか?」


ジャン「………」


クリスタ「むっ……!余の握りし絆、断ち切るは貴様か」


ユミル「心配すんなって……そんなつもりはねぇ」


クリスタ「ならば良い」


62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 00:14:41 XFUBl1ww
面白いよ~ 続きあったらかいてねー


63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 14:29:44 O6iiV3mo
これは面白いんで続きくれください


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 17:20:41 2OlW/Rz6
続きは21時ごろに書きます


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 21:29:17 2OlW/Rz6


ユミル「……っておい!そう言いながら跨ってんじゃねぇよ!」


クリスタ「不服か?」


ジャン「不服だ……」


ユミル「不服に決まってんだろ!」


クリスタ「……で、あるか」ビシビシ


ジャン「ひ、ひひーん……」


ユミル「……」


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 21:30:28 2OlW/Rz6

ジャン「どうだ……?羨ましいか?」


ユミル「いや……あのな」


ユミル「私はお前がかわいそうになって来たぞ……」


クリスタ「何故ぞ」


ユミル「いや……だってお前」


ジャン「いいんだよもう……これでいいんだ……」


67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 21:37:16 2OlW/Rz6
ユミル「……」


クリスタ「よしよし。偉いよー」ナデナデ


ジャン「……」


ユミル「お前ってやつは……」


ジャン「これが俺の決めた道だ。もう迷いはねぇ」


ユミル「そうか……ジャン」


ジャン「何だ?」


ユミル「お前……胸張って生きろよ」


      完


68 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 21:39:31 R5q8.Rxg
(なんだろこれ)乙!


69 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 22:01:19 HCPFhFbw



70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/11(金) 22:38:12 2OlW/Rz6
正直自分でもよくわかりません


71 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 00:48:17 xD.4Vv8I
なんだこれ……

なんだこれ

大層乙であった


72 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 06:43:38 IdJHrLMg
四つん這いじゃ胸も張れないよね


73 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 11:28:27 w9kDouc.
四つん這いじゃ胸張れないで不覚にもワロタ


74 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 14:05:38 qG5VNedQ



75 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 15:21:09 L3T92P5Y
乙であった


76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/12(土) 23:06:48 iUDG5dRQ
なんか不憫なジャンにニヤニヤした
乙でありました


77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/13(日) 01:13:23 gGD6W8Ls
なんだかんだ尻にしかれる感じなジャン好き


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