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クリスタ「朝、目を覚ますと巨大な虫に変身していた」
-
〜食堂〜
クリスタ「ちょ、ちょっとやめてよユミル、私の髪で遊ぶのは」
ユミル「んー?いいじゃねーか。減るもんじゃないし」
クリスタ「せめて夕食食べ終わってからにしてよ。食べにくいよ」
ユミル「悪かった悪かった、クリスタの髪は綺麗だからついな。まさに天使の髪だ」
クリスタ「て、天使だなんて……恥ずかしいこと言わないでよ///」カァッ
ユミル(天使……)
アルミン(女神……)
ライナー(結婚しなきゃ)
"
"
-
カフカの「変身」か?
-
>>2
そうです
でもオチは適当だからあんま期待しないでね
-
カフカならフランツ
-
ユミル「恥ずかしがることないっての。お前は将来あたしの嫁になるんだからな、髪いじったぐらいで恥ずかしがられたらその先に進めねーじゃんか」
クリスタ「そ、その先って……?」
ユミル「え、そりゃお前、その……できないだろ? 色々と」ニヤニヤ
クリスタ「も、もうユミルの馬鹿! 知らない!///」カーッ
ユミル「おやおやぁ、大天使クリスタちゃんは『色々』とやらが何なのか分かるのかなぁ?」
クリスタ「わ、分からないもん、何の話か分からないもん。ほ、ホントだよ!!」アセアセ
ユミル(あー可愛いなコンチクショー結婚したい)
ユミル「まぁお子ちゃまのクリスタにはまだ早いか。そうだなぁ、好きな男の一人もいねぇんだもんな」
クリスタ「すすすすすす好きな男の人!?//////」ガタッ
ユミル「」
"
"
-
ユミル「なぁ、クリスタ……お前まさか」
クリスタ「い、い、いないよ、そんな人! 全然いないから!!」チラッ
エレン「おいミカサ。今お前、俺のスプーン舐めようとしただろ」
ミカサ「してない」
エレン「いや絶対しようとした! お前どういうつもりだよ!」
ミカサ「気のせい。私はただ体内にエレニウムを補填しようとしただけ」
エレン「はぁ? 意味わかんねぇよ! いいからその手に持ってるスプーンを返せ!!」
クリスタ「////////////」ドキドキドキドキ
ユミル「」
-
ままさかミカサが男らしすぎてミカサに惚れたとかそんなばかな
-
ユミル「へー……ふーん……クリスタってエレンに気があったんだな、全然知らなかったわ」
クリスタ「は、はぁ? 適当なこと言わないでよユミル!////」ギクッ
ユミル(……エレン、後で極刑だ)
ライナー「ううううう、ぐすん……そうかぁ、クリスタはエレンのことが……。でも良いんだ、障害が多いほど愛は燃え上がる」メソメソ
ベルトルト「ライナー……もう諦めなよ」
-
期待
-
サシャ「あ、クリスタ、なんだかさっきからご飯が進んでいませんね! これは私が貰ってもいいということでしょうか!」
クリスタ「ご、ごめん。ちょっと手が止まってただけで食べないわけじゃあ……」
ユミル「おい芋女。それよりお前、私らの分の水汲み終わってないだろ」
サシャ「げっ、な、何のことですかぁ?」
ユミル「とぼけても無駄だ。ほら、こっち来やがれ」ガタッ
サシャ「ああああ、せめて……せめて夕食が終わってから〜!」ズルズル
クリスタ(ユミルがサシャを連れていっちゃった……)
ライナー(……はっ! ユミルがいなくなった! これはまたとないチャンス!!)
-
ライナー「よし、行くぞベルトルト。ユミルがいない今ならクリスタにお近づきできるぞデュフフフフ」ガタッ
ベルトルト「ライナー、かつての君はいったいどこに行ってしまったんだ……」
スタスタ
クリスタ(ふう、今のうちにご飯食べちゃおっと)
ライナー「よ、よぉクリスタ!」ドキドキ
クリスタ「あ、ライナー、それにベルトルトも。どうしたの?」
ライナー「なぁに、たまにはこうして男女で交流を深めるのも大切だなと思ってな。隣座っていいか?」
クリスタ「えっと……うん、多分ユミル達が戻ってくるのはしばらく後だろうし、いいよ」
ライナー(うおっしゃあああああ女神の隣席!!)ウホウホ
ベルトルト「あ、クリスタ。コップの水入れてきてあげるよ」
クリスタ「え、悪いよ。自分で行く」
ベルトルト「いいっていいって。ゆっくりしてて」
ライナー(なっ! ベルトルトの野郎……ちゃっかり点数稼ぎしやがって!)
-
クリスタ「い、行っちゃった。ベルトルトって優しいんだね」
ライナー(くそぅ、くそぅ、ベルトルトの野郎、お前なんて友達じゃねぇ……あれ?)
クリスタ「それじゃあライナーもご飯食べよ」ニコッ
ライナー(……これって要するに俺とクリスタの二人っきりってことだよな……?)
ライナー「おう、そうだな!」ニッ
ライナー(ありがとう、ベルトルト。お前はやはり俺の親友だ)
-
サシャ「ふぅ、ユミルが手伝ってくれたおかげですぐ終わりましたぁ」
ユミル「あまりクリスタを待たせるわけにもいかないからな。今日は特別だ……って、おいおいおい」
ライナー「それで、俺はベリックの奴にこう言ってやったんだよ。おいおい、そりゃあ随分タイタンな行動だなぁってな!」
クリスタ「へ、へー、おもしろーい」
ユミル「いよぉライナー、随分と楽しそうに喋ってるじゃねえか」
ライナー「げっ、ユミル! お前もう戻ってきたのか!」
ベルトルト「お水持ってきたよクリスタ……ってユミル、戻ってくるのが早いね」
ユミル「ベルトルさん、あんたもか……」
クリスタ「ありがとう、ベルトルト。お水貰うね」
-
ユミル「おい、私がいない間にクリスタに変なことしてねぇだろうなぁ?」
ライナー「し、してねぇよ。ちょーっとお話してたぐらいで……」
ユミル「そうかそうか、私がいない間話し相手になってくれてたのか。そりゃありがとうよ、もう充分だからあっち行け」
クリスタ「そんな言い方しちゃ駄目でしょユミル!」
ベルトルト「ははは、ごめんねユミル。ライナーと一緒に退散させてもらうよ」
ライナー「ううう、クソッ、仕方ねぇ……」トボトボ
サシャ「あらら、なんだかライナー寂しそうな顔して行っちゃいましたね」
クリスタ(なんだか申し訳ないなぁ……)ゴクゴク
-
〜馬小屋〜
ユミル「おい、クリスタ。私は先に寮へ戻ってるぞ」
クリスタ「あ、うん。私ももう少し馬の世話したら戻るよ」
ユミル「そうか。じゃあ後でな」スタスタ
クリスタ(ふふ、こうやって馬の世話をしてると、なんだか気持ちが安らぐなぁ。……こんな私でも、役に立てているんだなって)
クリスタ(それにしてもユミル……どうしてさっき、私がエレンのこと好きだって気づいたんだろう……)
エレン「ん? あ、クリスタ。こんなところで何してるんだ?」
クリスタ「……って、エレン!?」アタフタ
-
クリスタ「わ、私はいつもここで馬の世話をしてるの。エレンのほうこそ、こんなところで何やってるの?」
エレン「俺か? 俺はちょっと涼みに来ただけだよ。今日は風が気持ちいからな」
クリスタ「へぇ、そうなんだ……(やばい、ドキドキしてきた)」ドキドキ
エレン「それにしてもクリスタって偉いな。教官に指示されたわけでもないのに自分で馬の世話をするなんて」
クリスタ「そ、そんなことないよ! 私は馬、好きだから」
エレン「そうなのか。確かにいいよな、馬って。俺も好きだぜ」
クリスタ「わ、私と気が合うね!!」ドキドキ
エレン「はは、そうだな。よし、俺も馬の世話手伝うぞ」
クリスタ「えええ!! 本当に!?」
エレン「お、おう……もしかして嫌だったか、俺なんかじゃ?」
クリスタ「そそそそそそんなことない! 嬉しいよ!(ていうか幸せだよ! エレンと二人きりで!)」
-
〜しばらくした後〜
エレン「ふぅ、こんなもんか」
クリスタ「ありがとう、エレン。なんだか馬達もエレンに感謝しているみたいだよ」
エレン「ははは、だといいけどな」
クリスタ(ああ、幸せな時間ってあっという間に過ぎちゃうんだなぁ……)
エレン「なぁ、明日からも毎日、馬の世話手伝っていいか?」
クリスタ「え?」
エレン「い、いやさ。やってみると案外楽しいっていうか、癒されるんだよな馬って。だからこれからも続けたいと思うんだが……駄目か?」
クリスタ「駄目じゃない駄目じゃない! 全然駄目じゃない! むしろ凄くありがたい!!」
-
エレン「そうか、なら良かったよ。じゃあ明日からは一緒にここに来て馬の世話しようぜ」
クリスタ「……うん!」
エレン「よし。それじゃあおやすみクリスタ」
クリスタ「おやすみエレン!」
クリスタ(…………)
クリスタ「/////」ニヘラッ
-
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!期待
-
〜女子寮〜
クリスタ「/////////」ゴロゴロ
サシャ「なんだかクリスタ、さっきから枕に顔をうずめてあっちにゴロゴロこっちにゴロゴロしてますね」
ミーナ「何かあったのかな?」
ユミル「…………」
アニ「放っておきなよ。それよりいい加減眠いから誰か灯り消してくれ」
ミカサ「私が消そう」カチッ
ミーナ「おやすみなさーい」
-
〜深夜〜
クリスタ(うう、明日が楽しみすぎて全然眠れない///)
クリスタ(これから毎日エレンと二人っきりの時間ができるんだぁ)
クリスタ(嬉しすぎ! でも寝ないと明日も訓練が大変!)
クリスタ(そうだ、こんなに嬉しいのなら今夜はいい夢を見れるはず)
クリスタ(ふふふ、楽しみだな///)
………………………
………………
………
-
ごめん、眠い、ので寝る
続きはまた明日
おやすみ
-
おつです!
-
カフカの「変身」って最後どう終わったっけ?
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乙!
待ってます
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カフカいいよな
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>>24
そりゃお前、ポーンでがーんでウアアでポイーよ
きになるなら読んで見な、面白いから。色々と。
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乙
カフカ好きだけど『変身』は苦手だわ…
展開が鬱すぎる…
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>>28
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ミスったスマン
>>28
徹底的に人間の非情さを描いた作品だからねぇ。
現実は残酷で、恐ろしい。
……さぁ、どうなるか。期待。
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図書館に漫画バージョンあって見たらラスト強引にハッピーエンドにしようとしてて吹いた
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何それ面白い
楽しみ
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ハッピーエンドでもいい気がするな
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>>21読むと、もしBADになったらと思うと胸が苦しい・・・
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虫さん客の前に出る 親父のリンゴクラッシュ炸裂 こうかはばつぐんのようだ 虫さん死ぬ 親父「死んだからのんびりピクニックにでも行こうずwwwあいつ元々虫だったんじゃね?wwwバロスwww」END
こんな 感じでしかもめっちゃめっちゃ親父輝いてた
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再開する
今更だが、ラストは元ネタと比べて結構キモいので、カフカファンの方は注意
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〜翌朝〜
ユミル「おーい、朝だぞ。起きろクリスタ」
サシャ「早くしないと朝食に遅れてしまいます!」
ミーナ「あれ、珍しいね、クリスタがお寝坊だなんて。いつもは一番早く起きるのに」
ユミル「ああ、私もそのせいで油断してた。このままじゃ朝食に遅れちまう」
ミカサ「早く起こしたほうがいい。兵士にとって朝食は重要」
アニ「……それにしてもクリスタの布団、なんだか随分と膨れてるね」
クリスタ(ふあぁ……皆の声が聞こえる。あ、もしかしてもう朝なのか)
-
クリスタ(うぅ……なんだか体が重い。まだ疲れが残ってるのかな。困ったなぁ、今日も訓練大変なのに)
ユミル「おいクリスタ。布団めくるぞ、いいな」
クリスタ(それぐらい自分でやるのに……ああでも体がうまく動かせないや)
ユミル「それっ」
ガバッ
ミーナ「」
ミカサ「」
サシャ「」
アニ「」
ユミル「」
-
クリスタ(あれ、どうしたんだろうみんな、突然黙っちゃって)
ミーナ「きゃあああああああああ!!!!」
クリスタ(!?)
サシャ「むむむむむむ虫ッ!? 超大型の虫ぃぃぃ!!!」
ミカサ「い、いったい……これは!」
アニ「ひっ……!」
ユミル「」
クリスタ(!!?? なに、なんなの!? 虫!?)
-
クリスタ(よ、よく分からないけどベッドから出なきゃ)ノソッノソッ
サシャ「う、動き出しましたよこの虫!!」
アニ「やだ……こっちに来ないで……!」
ミカサ「みんな、下がって!」
ミーナ「あ、あああああ……」
ユミル「」
ノソッ……ノソッ……
クリスタ(もう、みんな騒ぎ過ぎだよ。私ちょっと寝坊しただけなのに)
クリスタ(それにしても……どうしてさっきから起き上がれないんだろう……まあいいや、とりあえずベッドから出てっと)
ズシッ
サシャ「こっちに来ますよ!!」
-
クリスタと思ってたら巨蟲、トラウマもんですわ
-
ミカサ「まずい、こっちには武器がない。全員、いったん部屋から出よう!」
サシャ「はははははは、はいいいいいい!!」ダッ
ドタバタドタバタ
ユミル「」
ミカサ「ユミル! あなたも早く!」ガシッ
ユミル「あ……あぁ……」
バタン
クリスタ(…………)
クリスタ(あれ? なんで皆、そんなに慌てて出ていったの!?)
-
何の虫だっけ?
-
クリスタ(酷いや……寝坊した私が悪いのかもしれないけど、せめてユミルは私を待ってほしかったな……)
クリスタ(それにしても、やっぱり体が変だ。今私、どういう状態なの?)キョロキョロ
クリスタ(あ、姿見発見)ジーッ
クリスタ「」
クリスタ(……え、この鏡に写っている虫は何……?)
クリスタ(まさかこれが……私?)
クリスタ(いやあああああああああああああああ!!!)
-
〜部屋の外〜
サシャ「はぁ……はぁ……」
ミカサ「部屋にカンヌキを掛けた。これであの虫は部屋から出られないはず」
ミーナ「あ、あ、あ、あの虫はいったいなんなの!?」
アニ「怖い怖い気持ち悪い気持ち悪い」ガクガクブル
ミカサ「分からない……巨人ならぬ巨大虫としか」
ユミル「……クリスタ」
ミーナ「え?」
ユミル「あの虫、もしかしたらクリスタなんじゃないのか?」
-
サシャ「何を言っているんですか! シャレになりませんよ!」
ミカサ「……どういう意味なの、ユミル」
ユミル「あのベッドはクリスタのベッドだ。本来ならあそこでクリスタが寝ていたはずだ。しかし実際にはクリスタはおらず、代わりにあの虫がいた……」
ミーナ「そ、それだけでクリスタとは断言できないでしょう。もしかしたら今、どこかへ行ってるだけかもしれないし」
ユミル「ありえねぇよ。そもそもあんな巨大虫が部屋に入ってきたら嫌でもみんな目を覚ますっつーの」
ミカサ「……となると恐ろしいことに、あの虫の正体はクリスタということになる……」
サシャ「こ、このこと、早く教官に知らせないと……!」
ユミル「いや、ちょっと待ってくれ、そいつは危険だ。訓練兵とは言え、あんな虫に変身しちまったとなると人間として扱ってもらえるかどうか怪しい。最悪処分されるかもしれないし、運が良くても実験体として扱われる末路は想像に難くない」
アニ「そんなの……決まってるじゃないか」
ユミル「あ?」
アニ「あ、あんな気色の悪い化け物! 処分されて当然だよ!」ブルブル
-
ユミル「てめぇ、それが仲間に対する言葉か!?」
アニ「仲間だって? あの虫が!? ……知らない! 私が知っているのはもっと小さくて金髪で誰から見ても可愛らしい容姿のクリスタだよ! あんなのはクリスタじゃない!」
ユミル「どうやらここでぶちのめされてぇみたいだなぁ!!」
ミーナ「待ってよ二人とも! 今はそんな場合じゃないでしょ!」
サシャ「そうですよ! とにかく、これからどうするか考えないと……」
ミカサ「……とりあえず、この事はこの部屋の人間だけの秘密にするべき。絶対に他の人間に知られてはいけない。もし知られたら……クリスタに未来はないだろう」
ユミル「…………」
アニ「…………」
-
〜食堂〜
エレン「ミカサのやつ今日は遅いなぁ。寝坊か?」モグモグ
アルミン「うーん、ミカサが寝坊するなんて想像もつかないけどなぁ」モグモグ
アルミン(というか、ミカサの部屋のメンバーは全員食堂に来ていないみたいだ)
ミカサ「おはよう、エレン、アルミン」
エレン「おはよう……ってかお前、今日はなんでこんな遅いんだ? 朝の訓練始まっちまうぞ」
ミカサ「すまない、急いで食べる」
アルミン「あ、他にアニやミーナも来たみたいだ。それからユミルも……って、あれ? クリスタは?」
ミカサ「…………今日は体調が悪いみたい」
アルミン「そうなんだ。可哀想に、早く体調治るといいんだけど……」
エレン「え、マジで? クリスタ今日休みなのか?」
エレン(困ったな。今日からクリスタと馬の世話をする約束してたのに……)
エレン(後でお見舞いにでも行くか)
-
〜対人格闘訓練〜
ユミル「な、なぁミカサ……」コソコソ
ミカサ「どうかした、ユミル」
ユミル「今気づいたんだけどよ、あの虫……クリスタってまだ朝食食べてないんじゃないか……?」
ミカサ「……そうだけど、それが?」
ユミル「いや、あいつ腹空かせてるんじゃないかなと思ってさ……昼飯の時間になったら食事持って部屋に行こうかと……」
ミカサ「確かに、いくらあの姿とはいえ食事は必要だとは思う。ただ……やるなら慎重にやったほうがいい。本当にあれがクリスタなのかも私は疑わしく感じている」
エレン「おい、どういう意味だよそりゃ」ズイ
ミカサ「! エレン、あなたはライナーと格闘訓練していたんじゃ」
エレン「いや、お前がユミルと喋ってるのがなんだか珍しくてよ、ちょっと気になって来たんだ。それよりお前、クリスタが疑わしいってどういう意味だよ」
ミカサ「……エレンには関係のないこと。私はユミルと話している」
-
エレン「おい、それはないんじゃないか? 俺だってクリスタの仲間だ、事情ぐらい聞いてもいいだろ。あいつ、何かやばい病気なのか?」
ミカサ「い、いや、そんなことはない。ちょっと体調を崩しているだけ。エレンが心配することは何もない」
ユミル「ミカサの言うとおりだ。だからお前はあっちでライナーでも飛ばしてろよ。私はあとで天使ちゃんを付きっきりで看病してやるんだ」
エレン「ああそうかよ、邪魔して悪かったな。それじゃあな」スタスタ
ミカサ「……ふぅ、エレンにバレずにすんだ。これからはもう少し慎重に……」
ユミル「そうだ……クリスタは天使なんだ…………虫なんかじゃない……絶対に元に戻るはずなんだ……」ブツブツ
ミカサ「……ユミル」
-
〜女子寮〜
クリスタ(…………)
クリスタ(やっぱり夢じゃないんだ……)
クリスタ(何度鏡を見ても写っているのは大きな……大きな……)
クリスタ(なんで……私が何をしたっていうの)
クリスタ(酷いよ……確かに私なんて生きる資格のない人間かもしれないけど……こんな末路はあんまりだよ)
クリスタ(誰か助けて…………エレン……ユミル……)
コンコン
クリスタ(!! 誰かがドアをノックした!)
クリスタ(まずい、こんな姿を人に見られるわけには……ベッドの下に隠れよう)カサカサ
-
ギィ……
ユミル「……い、いるかぁ、クリスタ?」
クリスタ(あ、ユミルだ!ユミルが来てくれたんだ!!)
ユミル「お、お前の分の昼飯持ってきたんだ。どうせお腹ペコペコなんだろ? この私が持ってきてやったからよ、ここに置いておくな」コトン
クリスタ(ありがとうユミル! 今そっちに行くね!)カサカサカサ
ユミル「!? うああああああ!!」
クリスタ(…………え)
ユミル「うわああああああああ!!」バタバタバタ
バタン!
クリスタ(…………)
クリスタ(……嘘でしょう、ユミル?)
-
まさかGか
-
原作だと芋虫だっけ
-
このカサカサ感は……ク、クワガタだろ,,,(震え声)
-
毒虫とかじゃなかったっけ
そもそも形状の描写がないからどんな虫なのかわからなかったような気がする
-
〜外〜
ユミル「はぁ……はぁ……」
ユミル「私は……なんてことを!」
ユミル「クリスタを、あんなに拒絶してしまうなんて……」
ユミル「うぅ……うぅぅ……」グスン
エレン「……なんでお前がこんなところで泣いてんだよ」
ユミル「! し、死に急ぎ野郎……」
エレン「お前、さっき食堂からクリスタの分の食事持っていったよな。あいつちゃんと食ったのか?」
ユミル「……さあな」
エレン「さあな?」
ユミル「なんでもいいだろ……それよりもうすぐ次の訓練が始まるぞ。お前もこんなところでほっつき歩いてないで……」
エレン「いや、俺もクリスタのところに見舞いに行こうと思ってさ」
-
エ、エレンさんならなんとかしてくれるはずや
-
補足すると、カフカは意図的に虫の種類や形状を描かないようにしていたみたいです
表紙にも、虫を描かないようにと念を押すほどです
-
ユミル「は、はぁ? なんでだよ、看病は私がするって言ってるだろ?」
エレン「うるせぇな、俺だって心配してるんだよ。別にいいだろ?」
ユミル「駄目だ駄目だ、男を女子寮に入れるわけにはいかないね。ははぁん、さてはお前、それが目的だな? 巨人のことしか頭にないと思いきや、やっぱり思春期だなおい」
エレン「ば、馬鹿にするなよ、別にそんなつもりじゃないって。とにかく俺はクリスタのところに行かせてもらうぞ」
ユミル「!! 駄目だっつってんだろ!!!」
エレン「!? な、なんだよ、そんなに怒鳴らなくてもいいだろ」
ユミル「す、すまん。だが、とにかく駄目なもんは駄目なんだ。あいつ、今はその……風邪だから、人に移すわけにはいかないんだよ」
エレン「……そうか。まぁそこまで言うんなら無理には行かないけどさ……ただ、早く元気になれよって伝えておいてくれないか?」
ユミル「ああ、分かった」
エレン「ありがとう。それじゃあな」スタスタ
ユミル(…………今のクリスタに伝わればいいんだがな)
-
〜女子寮〜
クリスタ(…………)
クリスタ()ムシャ
クリスタ(うっ! 不味い!!)
クリスタ(なんで……いつもならもっと美味しく感じるのに……まるで体が拒否してるみたい……)
クリスタ(でもお腹が空いた……何か食べたいよ)
クリスタ(……あ、サシャのベッドの下に芋発見!)カサカサ
クリスタ(うわっ……でもこれ腐ってるよ。何考えてるのサシャは)
クリスタ(…………でも、なぜだろう。ユミルが持ってきた新鮮な芋より、この腐った芋のほうが美味しそうに見える)
クリスタ()ムシャ
クリスタ(!! お、美味しい!!!)
-
クリスタ()ムシャムシャムシャムシャ
クリスタ(はぁ……はぁ……美味しい、この芋美味しいよ!)
クリスタ(って、何考えてるの私! 女の子がこんな腐った芋を食べるなんて……!)
クリスタ(でも……空腹を満たすには、もうこれを食べるしかないし……)
クリスタ(…………)ムシャ
クリスタ(……美味しい)
クリスタ(美味しい……凄く美味しいのに……)ムシャムシャ
クリスタ(なんでこんなに悲しいの……)ムシャムシャムシャムシャ
-
〜夕食〜
ユミル(またクリスタのところに飯持っていかねーと)
ユミル「く、クリスター、いるかぁ?」ギィ……
ユミル(……やはりベッドの下に隠れてるのか)
ユミル(……ん? 私が置いた昼飯、全然減ってねーじゃんか。じゃああいつ、いったい何を食べて……)
ユミル(あ、サシャのベッドのそばに芋の欠片が……そう言えばあいつ、食料庫から食べ物を盗んではベッドの下に隠す癖があったな……でも、確かあの芋はとっくに腐ってたはずじゃ……)
ユミル(……まさかクリスタ、私が持ってきた夕食じゃなく、その腐った芋を食ってたのか……?)
ユミル「どうなってんだ……」
クリスタ「………………」
-
クリスタ(その後、ユミルは私がほとんど口に付けなかった昼食を回収し、代わりに夕食を置いて部屋を出た)
クリスタ(やっぱりユミルは優しい……こんな姿になった私にこんなにも優しくしてくれる……なのに)
・・・・・・・・・・・・・・・・
ユミル「うわああああああああ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
クリスタ(……あの時の記憶のせいで、なぜだか素直にユミルに感謝できないよ……)
クリスタ(ごめん、ごめんね……ユミル…………)
-
〜廊下〜
ミーナ「それで、どうするの……今夜の寝床」
サシャ「あんな虫のいる部屋に入れるわけないじゃないですかぁ……」
ミカサ「それなら問題はない。隣の空き部屋を使う。普段は使われていないので多少埃っぽいが、やむを得ない」
アニ「ちょ、ちょっと待ってよ。隣って……あの虫がいる部屋の隣!? 冗談じゃない、あんなのが這いずり回る部屋の隣なんて……!!」
ユミル「仕方ないだろ、わがままいうな。そんなに嫌なら寮の外で野宿でもするんだな」
アニ「う……うぅ……」
-
ユミル「私、ちょっとクリスタの様子を見てくるよ……」
ミカサ「……気をつけて」
ユミル「お前は警戒し過ぎだっての。相手はクリスタだぞ?」
ガチャ……
ユミル「お、おーいクリスタ……夕食は美味かったかぁ?」
ユミル「…………」
ユミル(見当たらない……やっぱりベッドの下か。しかし夕食に全く手を付けていないようだが……ん?)
ユミル「……あれ」
ミカサ「? どうかしたユミル?」
ユミル「…………窓が……開いてる!」
-
今日はここまで
眠い、ので、お休み……
-
おつです!
-
こっちではどう終わるか期待乙
-
芋虫で想像してたけど、カサカサいうやつだったかー
これはかなりきついな
-
乙
どんな鬱展開でも原作よりは重くならないだろうし期待
-
乙
-
乙ー。
さぁ、どうなるかな。。ホント期待。
>>35
いや、それで合ってるよ。原作でもそう。家族視点では忌々しい毒虫が死んで"ハッピーエンド"。
おぞましいことに、毒虫を後天性障碍者の暗喩ととらえるとしっくり来るんだよな。。
-
虫になった本人もやや満足気に死んでいくのもちょっとな
現代ならニートやひきこもりやらにも当てはめても良さそうだ
-
流石にこれは戻ってほしいわ
-
再開する
昨日も書いたがオチがあれなんでカフカファンは注意
-
クリスタ(あぁ、やっぱり外は気持ちいいな。もうあの部屋にいるのは耐えられない……嫌なことばかり考えちゃう)
クリスタ(もう夜だから誰も来ないだろうし……ちょっとだけ、ちょっとだけ厩舎の馬達を見て癒されよう)
カサカサカサカサ
クリスタ(確かこのへん……ん?)
エレン「よし、ちょっと待ってろ。もう少しで掃除が終わるからな」
クリスタ(!? え、エレンだ。エレンが……馬の世話をしてる!)
クリスタ(そうだすっかり忘れてた……確か今夜から一緒に馬の世話をする約束をしてたっけ……)
エレン「クリスタがちょっと体調悪いからな。今日は俺しか世話できないけどごめんな」
クリスタ(あんなに一生懸命やってくれてる……私、今日はいないのに……)
クリスタ(エレン……やっぱり優しいな///)
-
エレン「ふぅ。じゃあちょっと水汲んでくるから待っててくれよ」スタスタ
クリスタ(!? まずい、こっちに来る!! 厩舎の反対側に回りこもう!)カサカサ
エレン「」スタスタスタ
クリスタ(……た、助かったなぁ。水汲みに行ったのならしばらくは戻ってこないはず)
馬「ヒヒーン!」
クリスタ(あ、ごめんね驚かせちゃって。別に襲わないから安心して)
馬「ヒヒヒーン!!」
クリスタ(ちょ、ちょっと、そんなに暴れないで! 私だよ、いつも会ってるじゃない!)
エレン「……なんだお前は……!」
クリスタ(!?)
-
エレン「馬が騒がしいから戻ってきたら……な、なんだこいつ、む、虫!? なんだこれ……デカすぎるだろ!!」
クリスタ(ま、まずい、見つかった!!)
エレン「てめぇ……馬達に何をしようとしやがった!!」バッ!
クリスタ(ひっ! 厩舎用フォークで殴る気だ……逃げないと!)
グサッ
クリスタ(うあああああああああああ!!)
エレン「はぁ……はぁ……く、クリスタがいない今、俺がここを守らねぇと!」
クリスタ(やめてエレン! 痛いよ! 死んじゃうよ!!)カサカサ
エレン「くらえええ!!」バッ!
クリスタ(はやく……はやく逃げないとエレンに殺されちゃう!!)カサカサカサカサ
エレン「ちっ……くそっ! 逃げられた!!」
エレン「はぁ……はぁ……で、でも、守りきったぞ! これで、クリスタが悲しまずにすむ……」
-
クリスタ…辛いだろ
こっちおいで抱き締めてあげるよ(下心無し)
-
すげぇ心痛いな
-
クリスタ(う……うぅ……痛い、痛いよぉ、エレンに……エレンにあんな顔を向けられるなんて……ショックだよぉ……)
クリスタ(もう嫌だ……部屋に、部屋に戻らないと……)
クリスタ(窓が開いてる……私の部屋だ! これでもう安心だ!)
カサカサカサ
クリスタ(あぁ、さっきまであんなに嫌だったのに、今はこの部屋が一番落ち着く……)
クリスタ(もう誰にも会いたくない……エレンにも、ユミルにも……ずっと、ずっと一人でいたい……)
クリスタ(もう疲れた……寝よう)
-
〜翌朝〜
サシャ「ふあぁ、よく寝ました……」
ミカサ「……ユミルがいない。もしかすると……まだ探している……?」
ミーナ「そう言えば、部屋から出ていったあの虫を探しに行ったんだっけ……まさか一睡もしていないの?」
アニ「馬鹿なやつだよ……あんな害虫、いなくなって安心したのに」
ミーナ「あ、ちょっとサシャ、最後に寝るのなら窓閉めといてって言ったのに……開けっ放しじゃない」
サシャ「ふあ? あ、すみません、うっかりしてました!」
ミーナ「まったくもう。それにしてもこの部屋、やっぱり埃っぽいね。ずっと使われてなかったんだから仕方ないけど……いい加減掃除しないと」
バタン
ユミル「……ただいま」
ミカサ「!! ユミル、おかえり」
-
かわいそうでつらい
早く救済を…
-
サシャ「ま、まさか本当に徹夜であの虫を探していたんですか!?」
ユミル「……あぁ」
ミーナ「それで、見つかったの……?」
ユミル「いや……」
アニ「そ、そう! 見つからなかったのなら仕方ないね!」
ユミル「…………」
ミカサ「ユミル」
ユミル「なんだよ」
ミカサ「なんだか思ったより……落ち込んではいないみたい」
ユミル「!? そ、そんなわけないだろ、クリスタが見つからなかったんだぞ!」
-
ミカサ「そう……でも私には、見つからなくてホッとしているように見える」
ユミル「そんなわけ……そんなわけあるか! たとえ姿が変わっても……クリスタはクリスタなんだ!」
ユミル「そうだ……あいつの姿なんて関係ない。それに、あいつなら私の本当の姿を見てもきっと受け入れてくれる……なのに私があのクリスタを受け入れられなくてどうするんだ……!」
ミカサ「何の話……?」
ユミル「……なんでもねぇよ。くそっ、探すのは後回しだ。今は怪しまれないよう食堂に……」
フミッ
ユミル「ん、今何か踏んだような…………黒い、脚……?」
カサカサ
ユミル「ひっ! いやあああああああああああああ!!」
-
クリスタ(突然、脚に激痛が走ったかと思って目が覚めたら……この声は、ユミル?)
ユミル「ど、どうしてお前がここに……!!」
アニ「ひいいい!!」
ミーナ「うわああああっ!!」
サシャ「なななななんで私のベッドの下に虫が!?」
ミカサ「」
クリスタ(どうして皆がこの部屋にいるの……!? 確かに昨日、自分の部屋に戻ったはずなのに……)
クリスタ(あ、この部屋……なんだか埃っぽい。まさか、間違えて隣の部屋に入っちゃったんじゃ)
-
ミカサ「と、とりあえず全員外へ……!」
ユミル「いい加減にしてくれ!!!!」
クリスタ(ひっ…………ゆ、ユミル?)
ユミル「もう……もうたくさんだ! 部屋からいなくなったと思って、こっちは朝までずっと探し続けてたのに……まるで私が馬鹿みたいじゃないか……!!」
クリスタ(うう……ご、ごめんなさいユミル……まさか、そんなに私のこと一生懸命探してくれていたなんて……)
ユミル「……もしお前が本当にクリスタなら……私の知っているクリスタ・レンズなら、こんな自分勝手なことするはずない」
クリスタ(……え?)
-
ユミル「ああ、そうだ。こいつは……こいつはもうクリスタじゃないんだ。自分が人間だったということすら覚えてはいないんだ」
ユミル「もしこいつがあの優しいクリスタなら……きっと今頃、私達に迷惑をかけないようにどこか遠くへ行っているはずだ。あいつはそういう、優しい人間なんだ」
クリスタ(な、何を言っているの、ユミル……?)
ユミル「だからこいつはクリスタじゃない、断言してもいい。もうクリスタはいないんだ。私達の目の前にいるのは、ただの巨大な虫だ」
クリスタ(やめて……やめてユミル!)
ユミル「だからもう、こいつを追いだそう。こんな虫、私達が世話する理由なんてないんだ」
クリスタ(嘘だ……嘘だユミル! うあああああああああああ!!)
-
ミカサ「……確かに、この虫をクリスタと呼ぶことには抵抗がある」
サシャ「むしろクリスタに対する侮辱ですよ! こんな醜いものが……クリスタのはずありません!」
ミーナ「そうだね、正直私もこれ以上こんなのをクリスタと思って接したいとは思わないな……」
アニ「私は最初からそう言ってたんだ! こんなの……女神どころかバケモノじゃないか!!」
ユミル「いっそ処分してしまったほうがいいかもしれない。そのほうが、クリスタのためだ……」
クリスタ(嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)
-
ユミルのクリスタに対する愛はその程度だったのか…
-
>>91
こればっかりは仕方がないだろ 醜い虫をあんなにかわいいクリスタだとは思いたくないだろ
-
やめてえええええ(ToT)
-
ミカサ「処分をするなら剣が必要……ので、今からそれを持って来るべき」
アニ「わ、私が持ってくる! だからあれを斬り殺すのは他の誰かに頼むよ!」スタターッ
サシャ「これでやっと、嫌な思いをせずにすみそうですね……」
ユミル「ああ、お前に同意だよ。あれを処分すれば全て元通りなんだ」
ミーナ「クリスタのこと、教官や皆にはなんて言おう……疾走したってことでいいかな?」
クリスタ(本当に、本当に私を殺す気なの!? そんな……どうしよう、逃げられない! 仲間に殺される!!)
クリスタ(私が何をしたっていうの!? 私は何もしてない……ただ、目を覚ますとこの姿になっていただけ……!)
クリスタ(なのに……なのになのに、この醜い姿に変わったというだけで、誰も私のことを哀れんではくれない。今の私は、ただの害虫……誰にも必要とされないどころか、誰からも疎まれる存在)
クリスタ(おかしいよ……この間まであんなに仲良しだったじゃない! 仲間なら、どんな姿になっても関係無いでしょ!? 私が醜いからいけないの!? 本当は気づいてるんでしょ、この虫が今でもあのクリスタ・レンズだってことに!!)
-
こういうのは勘違いで殺そうとするクリスタ以外が悪い、受け入れれないからって無理矢理処分とか自分のメンタルが弱いくせに全部こいつのせいとか思ってやがる
-
ミカサ「……待って、みんな。さすがに今すぐ殺すのは早計かもしれない」
ユミル「は? どうしたよ今頃」
ミカサ「単純な問題。この虫を殺したとして、その後死骸はどうするの?」
サシャ「それはまあ……外へ運んで、燃やすしか……」
ミカサ「で、誰がそれをやるの?」
ユミル「…………」
ミーナ「…………」
サシャ「…………」
-
まあどっちが悪いかって言ってしまえばそうなのかもしれないけどなあ…いきなりでかいGを仲間だと思えと言われたらなあ…
-
ミーナ「ぜ、全員で一緒に……かな?」
サシャ「嫌ですよ、あんな気持ち悪いものの死骸をズルズルと運ぶなんて! 私だって女の子なんですよ!!」
ミカサ「私も、斬り殺すのは構わないけどそれを自分の手で運ぶとなるとさすがに抵抗がある」
ユミル「……まずあの虫に外へ出てってもらってから殺すか?」
ミカサ「そう簡単に言わないで欲しい。あの巨大な虫を外へ誘導するのは困難……仕方ないが、しばらくこの部屋に閉じ込めておこう」
ミーナ「そうだね……アニにもそう言ってくる。それにどちらにせよ今は時間がないよ、もうすぐ訓練が始まるし」
サシャ「い、いい加減外に出ましょう。ちゃんとカンヌキもかけて、窓には外から取っ手を縛っておけば逃げられませんよ」
ユミル「まぁいっそ窓を開け放って遠くへ行ってくれればホッとするが、これ以上クリスタに生き恥を晒させるわけにもいかないしな……」
バタバタバタ
バタン
クリスタ(…………はぁ、はぁ……た、助かったの……? いや……死ぬのが少し先延ばしになっただけか……)
クリスタ(今ならまだ窓から逃げられるかもしれない……いや、どうせ見つかったらオシマイだ……もう、私に未来は…………)
-
〜食堂〜
ミカサ「…………」モグモグ
アルミン「気のせいかな、なんだか元気ないみたいだねミカサ」
ミカサ「……そんなことはない」
エレン「なあミカサ、今日もクリスタは休みなのか……」
ミカサ「!! …………え、ええ」
エレン「? なんかお前、様子が変だぞ」
ミカサ「そんなことはない。それより早く食べないと訓練に遅れる」モグモグ
エレン「…………」
エレン(クリスタ……本当に大丈夫なのか?)
-
ユミル(殺すにしても、部屋の中で死なれたらあとの処分に困る……なら窓を開けて外から見張り、出てきたところを斬り殺してさっさと焼却するか……いや、無理があるな)
ユミル(いっそ殺すのはやめて、窓を開けたまま放置し、あの虫をどこか遠くへ行かせるか……いや、あんなのを他の人間の目に触れさせるわけにはいかない。クリスタだって可哀想だ)
ユミル(ん? 何を考えてるんだ私は……あれはもうクリスタじゃない、そうだあれはクリスタじゃないんだ。じゃあ何が可哀想なの? なに? 私は何を考えてるの? あれはクリスタじゃないでしょ? そう、あれはただの虫だ。じゃあ殺す必要もないんじゃないの? どういう意味だ? 私は……私は何を考えているの?)
ユミル(そうだ、クリスタなんて奴は最初からいなかったんだ。クリスタ? 誰? あの虫は何? あれは不愉快。だから殺さなくちゃいけない。逃がすつもりもない。ただ殺せばいい。私が考えるべきなのは、どうすれば殺した後に楽に処分できるか。それはじっくり考えればいい)
サシャ「ゆ……ユミル、ご飯が進んでませんよ? ちゃんと食べないと、訓練に励めません」
ユミル「ああ、悪かった。やっぱりお前は私の天使だなサシャ!」
サシャ「え?」
-
流石にこれは…
出来ればハッピーエンドになってほしい。
-
〜昼〜
クリスタ(……昨日はこれぐらいの時間にユミルが昼食を持ってきてくれたけど、さすがにもう来ないよね……)
ギィ
クリスタ(え……ユミル!?)
サシャ「何もわざわざ持ってこなくてもいいじゃないですか、どうせ殺す予定なんですし」
ユミル「この部屋の中で餓死でもされたら、死骸の処分に困るだろ。延命だよ」
クリスタ(延命……そうか、そうなんだね……はは。でも、わざわざご飯を持ってきてくれたのはちょっと嬉しいかな)
サシャ「でも、ユミルだって嫌じゃないですか? この部屋に何度も来るのは……」
ユミル「はは、私のこと心配してくれてるのか? さすが私のサシャ、後で結婚してくれ!」
サシャ「な、何言ってるんですかユミル……」
クリスタ(……え?)
-
サシャ「それ、ユミルがよくクリスタに言ってたセリフじゃないですか……」
ユミル「? クリスタ? 誰だそれは。ここの訓練兵か?」
クリスタ(……え? え?)
サシャ「ちょっと……本当に大丈夫ですか?」
ユミル「大丈夫だよ、何言ってんだ。飯も置いたし、さっさと戻るか」
ギィ……バタン
クリスタ(…………)
クリスタ(はは………そっかぁ、もうユミルの中ではクリスタなんて女の子は存在しないんだね、”最初っから”)
クリスタ(はは………あはははは…………)
-
〜夜〜
ガタ
クリスタ(あれ……窓から音がする)
ガチャ
クリスタ(! 窓が開いた……どうして?……って、あれはミカサ? なんでミカサが窓を開けたの?)
ギィ……
アニ「…………」
クリスタ(え、今度は扉からアニが入ってきた。ん? そ、その手に持っているのは何?)
クリスタ(嫌な予感がする……ベッドの下から出ないようにしないと)
-
アニ「ふぅ……ふぅ……」スタスタ
クリスタ(アニがこっちに近づいてきた……いったい何を)
アニ「く、くらえ!」
シューッ!
クリスタ(!? げほっ、げほっ!! な、何この煙は!! 苦しい!!!)
アニ「死ね……死ね!!!」シューッ
クリスタ(やめてアニ……げほっ!! これは……まさか殺虫剤!?)
ミカサ「アニ、殺しては駄目。窓の外へ誘導しないと」
アニ「分かってるよ! 外に出たらちゃんとお前が斬り殺すんだぞ!」
ミカサ「心配しなくてもこっちは準備ができている」
クリスタ(!!! まずい、外に逃げたらミカサに殺される!!)
-
アニ「くそっ、早く出てってくれ!!」シューッ
クリスタ(げほぉ!! げほっ、ゲホッ!! 苦しいよ、死んじゃうよ! でも外へ逃げたら本当に殺される!! 耐えないと……耐えないと!!)カサカサ
アニ「はぁ……はぁ……この害虫、出てくるどころか余計に奥へ籠もりやがった!!」
ミカサ「作戦は失敗……いったん引こう」
アニ「……あぁ。ちゃんと窓の取っ手を縛るの忘れないでよ」
ミカサ「分かってる」バタン
アニ「ちっ!」スタスタ
バタン
クリスタ(はぁ……はぁ……た、助かった……)
クリスタ(もう嫌だ……もう仲間にこんなことされるのは沢山……誰か、誰か助けてよ……エレン……エレン……助けてエレン!!)
-
友情ってこんな簡単に壊れるのか…
…人が怖くなってきた…
-
〜男子寮〜
ライナー「はぁ……昨日からクリスタと会えなくて寂しいな」
アルミン「風邪らしいね。大丈夫かな」
ベルトルト「ライナーはクリスタを気にし過ぎだよ。いい加減自分の任務を思いだしなよ」
ライナー「え? あ……あぁ、すまん」
アルミン「?」
エレン「なぁ、クリスタって本当にただの風邪なのか?」
-
アルミン「え?」
エレン「いやさ、もしかしたらもっと大変な目にあってるんじゃないかと思って……」
アルミン「なんでまたそう思ったんだい?」
エレン「いや、特に根拠があるわけじゃないが、なんとなく……」
アルミン「ははは、心配し過ぎだよエレンは。もしかしてクリスタのことが好きなのかい?」
エレン「べ、別にそういうわけじゃねえよ」
エレン(ただ、一昨日クリスタと約束したばっかりなのに、一緒に馬の世話をできなかったのは残念だな……)
エレン(そういや、昨日のあのデカい虫はなんだったんだ。自分でも信じられなくて、結局誰にも話してないが)
ライナー「エレン……お前にはクリスタを渡さないからな!」
エレン「は?」
ベルトルト「ライナー……」
-
〜外〜
エレン(気になって女子寮の近くまで来ちゃったけど、さすがに心配し過ぎか俺。でもやっぱり嫌な予感がするんだよなぁ……)
エレン(ん? あれは……)
ユミル「なぁいいだろサシャ? パンなんていくらでもやるから今夜は一緒に寝よう!」
サシャ「ひいいい! 今のユミルと一緒に寝るなんて無理です! 私はまだ綺麗な体でいたいんや!」
ユミル「つれないこと言うなよぉ、可愛い奴め!」
エレン(……あいつら、あんなに仲良かったっけ)
-
フランツ・カフカはこれを笑いながら朗読したらしいな。ギャグのつもりで書いたらしいが胸糞悪いよな
-
エレン「な、なぁお前ら」
サシャ「はっ、エレン! 助けてください!!」
ユミル「ちっ、死に急ぎ野郎か。なんの用だ? こっちは今お取り込み中だ」
エレン「いやちょっと聞きたいんだけど、クリスタのやつは元気なのか?」
ユミル「はぁ? お前もそのクリスタとやらかよ。だから誰なんだよそいつは」
エレン「な、何言ってんだお前?」
サシャ「……クリスタならまだ部屋で休んでいますよ。だから今はまだそっとしてあげてください」
エレン「そうか……」
ユミル「??? よく分かんねぇが、用が済んだならあっち行きな」
サシャ「あ、エレン、ついでにこの状況を何とかしてください! エレーン!!」
エレン(……理由は分からんがユミルとサシャがもみくちゃになっている。よし、今なら女子寮に入っても気づかれないだろう)スタスタ
-
エレン頼んだ
-
エレン頼むぞ
-
〜女子寮〜
エレン(やっぱ寮の構造は男子寮と変わらないな。それにしても女子達はまだほとんどが風呂場にいるらしい。おかげで誰にも見つからずにすんだぜ)スタスタ
エレン(しかし肝心のクリスタの部屋が分かんねえな……ん? あれは)
『クリスタ療養中につき、立入禁止』
エレン(カンヌキになんか書かれてるが……まあいい、ここがクリスタの部屋らしいし、とにかく中に入るか)
エレン(それにしても俺、これじゃあまるでストーカーだな……まさかアルミンの言うとおり、本当にクリスタのことが好きなのか俺……?)
ギィ……
エレン「おーいクリスタ、体調は大丈夫か? お見舞いに来たぞ」
エレン(……あれ、いないのか? もしかして部屋の外に……ん?)
カサカサ
エレン「!!!!!!?????????」
-
エレン「うああああああ!! お前、昨日の!?」
クリスタ(エレン?……エレンが来てくれた……エレンが私のために来てくれた!)
エレン(おい、どういうことだよ!? なんでこんな馬鹿でかい虫が部屋に……まさか)
エレン(まさか……まさかこの虫が……クリスタ!? 嘘だろ、ミカサはこれを隠していたのか!?)
-
初めてエレンが勝ったよ(涙目)
-
いやどうかね...
-
さぁ、真実を知ったエレンがどうでるか・・・
・・・・・・救いが欲しい
-
クリスタ(あぁエレン! あなたはなんて優しいの! さすが私が恋した人!)カサカサカサカサ
エレン(お、落ち着け俺! これはクリスタだ……こいつだって苦しんでるんだ! 拒絶しちゃ……)
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
エレン「ひっ、無理だ…………いくらなんでもこれは……来ないでくれクリスタ……こ、こっちに近づかないでくれ!!」
クリスタ(ユミルにすら見捨てられ……もう私にはあなたしかいない。私にはあなただけなのエレン!!!)
エレン「に、逃げないと! 逃げないと!!」
ガチャガチャ
エレン「!? あれ、扉が開かない……な、なんでだ!?」
クリスタ(ああああああエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン)
エレン「よ、寄るな、寄らないでくれクリスタ!!」
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
エレン「うあああああああああああああああああああ!!!!」
-
やっぱりきついか・・。
-
〜翌朝〜
ミーナ「ふあぁ、今日も元気に訓練訓練!」
アニ「な、なあ、さすがにまた部屋にあいつが潜り込んでるなんてことは……ないよな?」
サシャ「心配ないですよ、今日はベッドの下にもいません!」ビシッ
アニ「そ、そうか。なら安心だな……」
バタン
ミカサ「…………」
ミーナ「あ、ミカサおかえり……って、まさか昨日の夜からずっと探してたの!?」
ミカサ「そう……でも結局見つからなかった」
-
エレンよ
黒真珠のでかいやつだと思えば耐えられるよ
-
ユミル「なんだなんだ? お前一睡もしてないのか? てか何を探してたんだよ」
アニ「そう言えばあんたとサシャは先に寝てて知らなかったね。昨日の夜からエレンが行方不明なんだよ」
ユミル「は? エレンが?」
ミーナ「ユミルの次はミカサが探す番になるなんてね。でも本当にどこへ行っちゃったんだろう」
サシャ「ちょっと待ってください、エレンなら昨日の夜女子寮の近くで会いましたよ」
ミカサ「!! それは本当!?」
サシャ「え、ええ。そう言えばクリスタのこと気にしてたみたいでしたね……一応、クリスタをそっとしてあげてくださいとは言っておきましたが」
ユミル「ん? あいつならその後、女子寮の中に入っていったぞ」
-
まあ人間大のGに近づかれたらこうなるよな
-
あ、そーいうオチか?
まあ、それはそれでアリかもなぁ……
-
グリシャ「息子がかけおちした」
-
ミカサ「え!?」
サシャ「ちょ……どういうことですかユミル!」
ユミル「いや、正直あいつのことなんてどうでも良かったから、気にしなかったんだが……普通に女子寮の中に入っていったのを見た」
サシャ「き、気づきませんでした……だ、だとしたらまさか、クリスタの部屋に行ったんじゃ……」
ミーナ「」ガタッ!
アニ「どうしたのミーナ?」
ミーナ「……昨日の夜、あの部屋のカンヌキが外れてたのに気づいたの……てっきりサシャあたりがうっかりかけ忘れたのかと思って私がかけておいたんだけど……ま、まさか、エレンがあの部屋の中に……いたんじゃ」
ミカサ「!!!!!!」ダッ!
アニ「み、ミカサ!」
-
>>131
笑い過ぎ
-
荒らしやめろ
-
>>136
叫び過ぎ
やめて
-
>>134
ただの荒らしだよ。消去依頼だせばよいと思うよ
-
クリスタ厨って奴か?見たことないけど
-
ユミルが悪いんだよ、クリスタが変わったからって拒絶してさぁ、だからクリスタにも電波したんじゃないか。
-
>>139
新参だから
消去依頼のやり方がわからない
役立たずでごめん
-
>>143
なぁお前には学習能力はないんだな。目障りだからさ辞めろよ。
-
>>1よ……変なのに粘着されて気の毒だ
面白いからこんなの放っておいて続けてくれ
-
街道(管理人)がいるスレで依頼すればいいのか?
-
ミカサ(まずい……もしエレンがクリスタの部屋にいる状態でミーナがカンヌキをかけたとしたら……!! この中にはエレンが!!)
バタン!
ミカサ「エレン、いるの!?」
エレン「ははは、そんなに引っ付くなよクリスタ。誰かに見られたら恥ずかしいだろ」
クチュクチュ
エレン「はぁ……はぁ……愛してる……愛してるぞクリスタ。お前の髪は綺麗だな……こんなに綺麗な金髪、世界中探したってお前だけだ」
カサカサ
ミカサ(……どうして、エレンがこの部屋にいるの)
ミカサ(どうして、エレンがその虫とくっついてるの)
ミカサ(どうして、エレンの服が乱れているの)
ミカサ(……どうして、その虫はさっきから卵を産んでいるの?)
-
NGしとけば関係ないよ
-
エグいな...
-
おおう…
-
エレンが変な方向にクリスタを助けやがった
-
うわぁ、もしかして>>1さんの言ってたキモいラストって・・・
-
>>155
この馬鹿のせいで台なしだな。
-
>>152
辞めて下さい僕がやってると思ってる人います
-
元ネタ知らないけど面白いな、でもきつい
荒らしは黙ってNGしろよ、構うから余計暴れるんだろうが
-
>>161
元々はお前がやっていた事だろう
-
こわいな。
-
>>162
荒らさのせいで更新かと期待するから早く消えて欲しい。
-
エレン「あぁ、クリスタ……もっと、もっと俺の子を産んでくれ。可愛い可愛い俺達の子供を」
クチュクチュ
ミカサ「ああ………」
エレン「いいぞ、クリスタ……その調子だ。頑張れ、俺がついてるぞ」
クチャクチャ
ミカサ「ああああ………」
エレン「あぁ……お前は本当に可愛いなクリスタ……クリスタ……」
ジュクジュク
ミカサ「あああああああああああああああああああ!!!」
-
>>167
訂正荒らしね
-
一応街道に依頼出しました…
-
これは...キモイな...
-
アルミン「エレン……いったいどこへ行ったんだろう。こっちの実験室も探してみないと……」
バタン
アルミン「……ん? なんだか薬品が散らばってるけど、誰か使ってたのかな。といっても何日も前みたいだけど」
アルミン「それに調合の本も開きっぱなしだ。なになに、『変身薬』?」
アルミン「ぷっ、なにこれ。薬に生き物を混ぜて人間に飲ませると、混ぜた生き物に変身しちゃうだって? それじゃあ、巨人にだって変身できちゃうじゃないか」
アルミン「なんだかずいぶん古い本だけど、本当にこの実験室の本なのかなぁ」
それから間もなく、行方不明だったエレンが見つかったという知らせが来た。しかし当のエレンは廃人状態になっており、ミカサも心神喪失状態となってしまっていた。
そして、風邪だと思われていたクリスタは実は重い病気だったらしく、彼女の死亡が知らされた。しかし教官達の様子を見るに、本当の事情を隠しているのかもしれない。
しかしクリスタと同じ部屋だった他のメンバーには箝口令が敷かれたらしく、僕がその真相を知る術はなかった。
まさか実験室で見つかったあの本がこの事件に関係し、全てが一人の黒幕の仕業だったと知ることも永遠に……。
終わり
-
悪意が繋がって積み重なった感じですね。
-
最悪な形で終わりやがった
-
原作もこれくらい後味悪いからな……こっちの方がキモいけど
-
くそぅ・・・誰だよ黒幕は!許せないぜ!
-
ベルトルトが頭に浮かんだ
乙
-
クリスタが人間に戻った版も見てみたいな
-
くぅ疲
これでやっと3作目、なんとなく可愛い娘がカフカの「変身」みたくなったら面白そうだなと思って書いた
バッドエンドしか書いてないからいい加減ハッピーエンドも書きたい……
-
犯人は、水を持ってきた、ベルドルトさんでは?
-
>>188
じゃあ書きましょうか(提案)
-
乙
ところで黒幕ってベ…
-
他作品教えて!
-
続きはないんですか!?
-
ベルトルトオオオ!!
-
乙!
この作品すごく面白いかったからこれで別ルートハッピーとか良いんじゃないですか?
他の作品のタイトルってなんでしたっけ?なんかくぅ疲に見覚えがありますが
-
もしかして、マザーグースのインディアンを書いた人ですか?
-
もしユミルがクリスタと認めていれば…(ゴクリ)
-
一作目
サシャ「」ムシャムシャムシャムシャ エレン「…………」
二作目
エレン「巨人どもの小人化に成功しただって?」
です
どっちもバッドエンドなんで注意
-
そういや、カフカもラストは一言でまとめてる
〜ごくありふれた日常
それがもうすでに奇跡なのです〜
ーbyフランツ・カフカー
>>1もやってみるか?
-
乙乙
つまりベルトルトはライナーを戦士に戻すためにクリスタを…ってことか
普通に殺せばみんな楽だったのにな…
-
改めてお疲れ様です!
次回作にも期待してます。無理しない範囲で頑張って下さい!
二作目と本作のクリスタの位置づけの落差が大きいですね・・・
あと一作目から黒幕が分かりました・・・くそぅ、どうしてくれようか
-
おいw一作目と三作目の黒幕が同じってどういうことだwww
-
読んでもらえて嬉しいです
今作は一作目のifみたいな感じで書いたので色々ダブりましたw
ではおやすみ
-
原作より重い
-
>>123
エレンが耐えられるなんて希望は持たないで
-
うぇっへぇ、なんともはやエグいキモいラスト。えんがちょを超えたえんがちょですよ。(褒め言葉
ただ、サイコホラーにしたいならもっと虫の醜悪さを
-
うぇっへぇ、なんともはやエグいキモいラスト。えんがちょを超えたえんがちょですよ。(褒め言葉
ただ、サイコホラーにしたいならもっと虫の姿の醜悪さを描いて欲しかったか
カフカとの線引きも兼ねるし。
-
おぉぅ、途中投稿になってしまったスマヌ。
あと書き忘れたが乙でした。叩かれる作品だろうけど、個人的にはこういうのがあってもいいと思う。
-
>>198
あんただったのかw
エレクリが分かった時点で読むのやめようかと思ったけど
タイトルに惹かれるものがあって最後まで読んで良かったわ
-
思ったよりサッパリとしてて良かった
エレンが幸せそうで何より
-
ベルトルト「やったぜ。」
-
エレン「…………ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
ジャン「黙れよチントルト」
-
前々回のと違って黒幕の種明かしタイムがなく
しれっと終わってるのが余計怖い
"
"
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