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アニ(鼻の頭がカユい……)ムズムズ
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アニ(かゆいかゆい……でも動けない……!)ムズムズ
アニ(いますぐ出たい!出て鼻の頭を掻きたい!!) シャガッ!!
ハンジ「あ、アニが目を開けたよ!!!リヴァイ見てよこれ!!!」
リヴァイ「何だコイツ……すげぇ顔してやがるな……嫌な夢でも見やがったか」
アニ(かゆいかゆいかゆい!!!) ムズムズ
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水晶の中か?せめて見張りが見てない間とか、、我慢できなかったのかww
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エルヴィン「眠り姫は悪夢を見たと?なるほど……しかし様子がおかしい」
アニ(鼻の頭がかゆいんだよ!!ここは収まるまで待つしか……!)ムズムズ
ハンジ「もしかしたら、結晶化が解ける直前なのかもしれない!!ここは注意深く見守ろう」
リヴァイ「くだらねぇ……」
エルヴィン「……なるほど苦しそうな顔をしている」
アニ(どっか行け!居なくなってこっそり掻くしか……)ムズムズ
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エルヴィン「24時間交代で見張りをつけよう。リヴァイ、ミケ、ハンジ、ケイジで6時間ごとに交代で見張っておいてくれ」
アニ(それは止めて!!このままじゃ本当に……結晶化を解いてしまいそうだよ……!)ムズムズ
ハンジ「本当に苦しそうだねwwちょっと笑えるww」ケラケラ
リヴァイ「フフッwwお前はちょっとどころじゃねぇだろ」
ケイジ「アニ・レオンハートが目を覚ましたというのは本当ですか!?」ギィ
ミケ「……本当のようだな」バタン
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ミケ「しかし見れば見るほど……可哀想になってくるほど苦しそうな表情だな」
アニ(見るんじゃない!!でも……かゆい!!)ムズムズ
ケイジ「そんな!裏切り者に同情など……!」
ミケ「冗談だケイジ」
ハンジ「さて……私はアイスピックでも持ってこようかな……」
リヴァイ「傷つけて巨人化しても俺は役には立てねぇぞ」
ハンジ「今なら柔らかくなってたりするのか確かめるだけだから!」ガチャッ
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リヴァイ「チッ……掃除道具を持ってくるか」ガチャッ
ミケ「俺たちもエルヴィンを呼びに行くぞ。万が一がある」
ケイジ「了解しました!」
アニ(行ったな……もうとっくに限界だったよ!)シュゥゥゥゥ
アニ「あー……幸せ」ポリポリ
エルヴィン「あっ」ガチャッ
アニ「あっ」
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エルヴィン「……」スッ
アニ(銃!?)
エルヴィン「これで延髄をいつでも吹き飛ばせる。恐らく君たちはそれで死ぬのだろう?」チキッ
アニ(……私は死ぬのか)
えるびん「おーい!みんな!!あそぼーぜぇ!!」
アニ(一瞬で幼児退行した!?)
りばぃ「なんだえるびん?」ガチャッ
はんじ「あそぶの?あそぶの!?」
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ミケ「またえるびんになった……やれやれ」
ケイジ「団長!?それにハンジさんもリヴァイ兵長も……!」
えるびん「まずはこれでロシアンルーレットだ!!」ゴトッ
アニ(これ引き金引いたら100%死ぬ奴……) ゾワッ
アニ「……」スッ
りばぃ「さっさとうっちまえよ!!」
はんじ「やれ!はやくやっちゃえ!」
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アニかわいいよアニ
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ギャグかと思いきやえげつない事しやがる…
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アニ「……死ぬのはあんただよ!」パンッ!
えるびん「」チーン
ミケ「エルヴィン!!」
ケイジ「団長!!!!」
エルヴィン「クックック……空砲だ」
リヴァイ「死ぬのはてめぇだ女型の巨人」
ハンジ「出来ればもうちょっと実験したかったんだけど……ね」
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黒いwwww
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ミケ「戻ったか」
ケイジ「団長!…生き急ぎすぎです!」
アニ「……」
エルヴィン「さあ!ここでなら幾らでも実験できるぞ!」
リヴァイ「俺はあれがやってみたかったんだが……やはり最初はそれか」
ハンジ「まず巨人化してみてくれ。出来るなら頭だけ」
アニ「私がそんなことに協力すると……!」
リヴァイ「お前に拒否権はない。さっさと巨人化しろ」
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エルヴィン「さあ」
アニ「……」ガブッ
カッ!!
女型の巨人「……」
ハンジ「さあ早く!髪の毛だけ硬化して!」
女型の巨人(えっ?そんなこと出来たっけ……)パキキ
ハンジ「すっげえええ!!髪の毛バリッバリだよ!!」ゲシゲシ
リヴァイ「フフww」
エルヴィン「なるほど。効果の能力というのは中々便利な物だな……」
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ケイジ「ミケさん……」
ミケ「お前も見ているといい。対鎧戦で参考になるかもしれんからな」
ハンジ「見てよリヴァイ!!うなじからアニがはみ出してるよ!!」
女型の巨人(え!?嘘……本当に!?)
リヴァイ「不恰好にも程があるな……まあ頭だけだから仕方ねぇが」ビシビシ
女型の巨人(痛い痛い!!今何されてる!?)
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エレン「アニの意識が戻ったって本当ですか!!?」
アルミン「アニ!……えっ?」ガチャッ
リヴァイ「何だ?」ビシビシ
エレン「兵長!何やってるんですか!?」
リヴァイ「憂さ晴らしだ。浮いてるからちょうど殴りやすいしな」ビシビシ
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サンドバッグの為に策を打ったのかwww
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アルミン「」
エレン「それでア……女型の巨人の頭だけがありますが」
ハンジ「これはね、アニが頭だけの巨人体を出現させたの」
リヴァイ「オイ、見えるだろ?こいつの無様な姿が」
エレン「は、はみ出してる……!」
アルミン「本当に浮いてますね……」
エルヴィン「エレン、彼女に効果の方法を教えてもらうといい」
ハンジ「もう人間に戻っていいよー!」
女型の巨人「……」シュゥゥゥ
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アニの髪の毛でブレード作れるかもな!ww
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アニ「……硬化の方法は……дεЙδ∀\xAD\xF4гだよ」
エレン「……」
エルヴィン「巨人語か……解るのか?エレン」
エレン「解りました。硬化したいと思ったらなんかできるって言ってました」
ハンジ「意外にアバウトなんだね……」
ケイジ「……」
ミケ「……」
アニ「……///」
リヴァイ「何頬染めてんだ。早くやれエレン」
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ハンジ「危ないからとりあえず頭だけ出してみて」
エレン(そんなの出来たっけな……)ガブッ
カッ!!
エレンゲ「……」
ハンジ「じゃあ髪の毛硬化してみて!!」
エレンゲ(えっと……髪の毛硬化したい髪の毛硬化したい……)シャキーン
アルミン「すごいよエレン!!まるで針山だよ!」
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リヴァイ「あぶねぇな……さっさと元に戻せ」
ハンジ「よくやったエレン!実はね……」スッ
エレンゲ「……」シュゥゥゥ
エレン「な、なんですか?……ハァ、ハァ……」
リヴァイ「キツイか?エレン」ニヤッ
エレン「いえ……そんな……ゴホッ……ハァ、全然……大丈夫……」
ハンジ「壁は巨人の硬化能力で出来ていることが判明したんだ。だからエレン!」
ハンジ「もしかしたら君で壁を塞げるかもしれないんだ!!」
エレン「俺で……穴を塞ぐ?(俺が、じゃなくて?)」
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こうしてエレンはウォールマリアの壁を塞ぎ、続いてシガンシナ区の壁を塞いだ
地下室には巨人の詳細な資料と、もう一人分の巨人化薬があった。アニはもう一回結晶化した
エルヴィンは巨人化し、髪を硬質化させた。巨人体から出てきたエルヴィンに髪は生えていなかった
アニはもう一回結晶化した
完
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