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酒の肴は馬鹿話のようです
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わっしょいわっしょい↑↑
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アッヒャヒャアッヒャヒャ↑↑
フォックス期待
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ニヤニヤ期待
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代理スレ立てありがとうございました。
・一部のキャラクターがテンプレのAAと違う場合があります。御了承下さい。
・未成年の飲酒シーンがありますが、未成年の飲酒は法律で禁止されています。真似しないで下さい。
・お気に入りの酒を飲みながら読むのをおすすめします。
前スレ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1399613526/l30
前スレ最終話 >>986 22杯目(後半)
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ミセ* ー )リ「……」
爪;'ー`)「……」
ミセ* ー )リ「……」
爪;'ー`)「……」
ミセ* ー )リ「……」
ミセ*^ー^)リ「……えへへ」
爪;'ー`)そ「うお!?どうしたミセリ?」
ミセ*^ー^)リ「フォックス……私、すっごく嬉しいよ」
爪;'ー`)(え?……何が?)
ミセ*-ー-)リ「……今ならね」
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ミセ*^ー^)リ「『私、死んでもいいわ……』」
.
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爪;'ー`)(……は!?)
ギュッ……
ミセ*-ー-)リ「ありがとう……フォックス……」
爪;'ー`)「お……おう」
ミセ*-ー-)リ「……」
爪'ー`)「……」
ミセ*-ー-)リ「……」
爪;'ー`)(……えっ!?どゆこと!?)
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爪'ー`)y‐「酒の肴は馬鹿話のようです」(゚ー゚*)
22杯目(後編)
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乙
フォックス羨ましいのう
月が綺麗ですねって何になるんだろ、雑学かな? 豆知識?
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>>10
夏目漱石がI love youを訳した物とかそんなんだったはず
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私、死んでもいいわも小説家のやつだよな
いいなあ
-
……
……
深夜2時
服飾科男子 第一バンガロー
入口前
(# ´_ゝ`)「だ!か!ら!!今日は無理だっつってんだろうが!!」
\(#^o^)/「どうしてだYO!俺らはブラザーじゃねえかYO!」
(# ´_ゝ`)「俺だってお前の事は友達だって思ってるよ!でも今日は無理だっつ―の!!」
バンガロー内
((*;ー;))「うぅ……」プルプル
(* ゚∀゚)「アッヒャッヒャッヒャッヒャッwwwwww」
-
((*;ー;))「怖いよ……」プルプル
(;^ω^)「しぃちゃん心配しなくても大丈夫だお!兄者君がなんとか追い払ってくれる筈だお!」
(* ゚∀゚)「アッヒャッヒャッヒャッヒャッwwwwww」
(# ^ω^)「それから!あんたはいつまで笑ってるつもりだお!このKY悪魔!!」
(* ゚∀-)「アヒャwwこれが笑わずにいられるかってんだwwwwww」
(* >∀<)「やっぱり旅行にゃトラブルが起きなきゃ面白くね―わな!アヒャヒャヒャヒャwwww」
(# ^ω^)「ええい!いい加減黙るお!!」
(* ;ー ;)(さっきまで楽しく飲んでた筈なのに……)
(* ;ー ;)(どうしてこうなっちゃったの―――!?)
……
……
-
バンガロー内 30分前
(* ´_ゝ`)「いや―いい感じに酔って来たな!」
( ゚∀゚)「ああん?早くね?」チビチビ
( ^ω^)「慣れない登山で疲れが溜まってるんじゃないかお?僕もほろ酔いだけど」チビチビ
( ゚∀゚)「いや内藤に至っては2杯しか飲んでね―じゃん」チビチビ
( ^ω^)「ストレートは慣れてないんだお―」チビチビ
( ゚∀゚)「俺様は全然足りね―けどな」チビチビ
(*゚ー゚)「アヒャ君だったら1本楽々空けちゃいそうだよね」チビチビ
(* ´_ゝ`)「つ―かしぃちゃんウィスキー大丈夫なの?無理してない?」チビチビ
(*゚ー゚)「ゆっくりなら大丈夫だよ。それに、私はお酒よりも雰囲気を楽しみたいから」チビチビ
( ゚∀゚)「俺様は酒がありゃ何でもいいわ」チビチビ
(* ´_ゝ`)「お前にゃ聞いてね―わ」チビチビ
-
( ^ω^)「そう言えばアヒャ君が酔っぱらった場面って見たことが無いお」チビチビ
( ゚∀゚)「んあ?前にお前ん家で吐いたじゃん」チビチビ
(* ´_ゝ`)「何?アヒャ潰されたの?」
(;゚∀゚)「この馬鹿がコーヒーにJINRO入れてきやがったんだよ」チビチビ
(*゚ー゚)「ああ、あの時のね。アヒャ君ふらふらだったもんね」チビチビ
(;゚∀゚)「焼酎なんか糞喰らえだ」
(* ´_ゝ`)「もったいね―な―!アヒャはとにかく1度でいいから一刻者を飲んでみろよ!!美味いぞ!?」
( ゚∀゚)「ああん?まあ機会があったらな」チビチビカラン
( ^ω^)「兄者君は本当に一刻者好きだお」
(* ´_ゝ`)「ふふん、行きつけのスナックではボトルキープしてるくらいだからな!!……さてと」
( ゚∀゚)「んあ?どうしたよ。便所?」
-
(* ´_ゝ`)「違う違う。一服するだけさ」
( ^ω^)「お―いってらっしゃいだお」チビチビ
(* ´_ゝ`)「おう」
ガチャッ
( ゚∀゚)「さ―てと……もう一杯飲むか」トクトク
( ^ω^)「それ何杯目だお?」チビチビ
( ゚∀゚)「6」チビチビ
(*゚ー゚)「よく飲むね」チビチビ
(;^ω^)「本当にザルだお」
( -∀゚)「そうか?自分じゃあんまし意識したことね―けどなあ」チビチビ
( ^ω^)「僕は弱い方だから羨ましいお」
(*゚ー゚)「私ももう少し強くなりたいな……暑くなってきちゃった」チビチビ
( ゚∀゚)「強くてもなあ。あんまりメリット無いぞ?燃費悪いから金かかるし」チビチビ
-
( ^ω^)「弱いよりは強い方がいいじゃないかお」チビチビ
( ゚∀゚)「ん―どうなんだろうな?まあ弱いやつでもペースさえ崩さなきゃ大丈夫だろ」チビチビ
( ^ω^)「……僕は毎回誰かさんのせいでペース崩されまくりなんだけど」チビチビ
( ゚∀゚)「セックスして―な―」チビチビ
(;*゚ー゚)「アヒャ君……」
( ^ω^)「人の話は最後まで聞きやがれ屑野郎が」
……!!
……ッテ……!!
(*゚ー゚)「……ねえ?なんか外が煩くない?」
( ^ω^)「言われてみれば確かに……」
( ゚∀゚)「んあ?酔っぱらった兄者が独り言でもほざいてんじゃね―の? 」チビチビ
(*゚ー゚)「独り言って感じじゃない気がするけど……それに兄者君以外の声も聞こえるような」
( ^ω^)「確かに。どっかで聞いた事ある声が……」
-
……カラ!……ムリダヨ!!
ナンデダYO!……ダYO!!
(;*゚ー゚)そ「こ……この声って!!」
(;^ω^)「まさかオワタ君かお!何でここに!?」
( ゚∀゚)「キモロン毛?しぃちゃん目当てじゃね―の?」チビチビ
(;*゚ー゚)「そんな……せっかく楽しく飲んでたのに……」
(;^ω^)「うぅ……オワタ君、推しが強すぎだお!!兄者君大丈夫かな?」
( ゚∀゚)「アヒャwまあまあお前ら焦んなよ!トラブルが起きた方が思い出になるだろ?いいじゃんいいじゃんw」チビチビ
(;*゚ー゚)「こ……こんな怖い思い出嫌だよ!!」
(;^ω^)「しぃちゃん落ち着いてだお!」
(* -∀゚)「あっ、空になった。しぃちゃんや内藤も飲むか―?アヒャヒャヒャww」チビチビカラン
(# ^ω^)「今はそれどころじゃ無いお!!」
(* ゚∀゚)「何だよ何だよ大袈裟だな―。つ―か何だか俺様は楽しくなってきたぜ!アヒャヒャヒャヒャヒャww」トクトク
(;*-ー-)「私はちっとも楽しく無いよ……うぅ」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャ……wwww」チビチビ
(# ^ω^)「ああ!もう黙れお!!」
-
……
……
バンガロー前
\(#^o^)/「何で俺をハブろうとするんだYO!」
(# ´_ゝ`)「ハブくとかそういう話じゃね―よ!!ただ今日は服飾科のアヒャも居るし話が合わないだろうが!!」
\(#^o^)/「なら何でホライゾンやしぃが居るんだYO!?お前らが良くて俺がダメだなんて納得出来ないYO!!」
(;´_ゝ`)「いや、だからそれは……」
\(#^o^)/「それに1番納得出来ね―のは!」
\(#^o^)/「何でお前らがあんな嫌味ったらしい嫌われ者と仲良く飲んでるかって事だYO!?」
\(#^o^)/「あんな奴と飲むくらいなら兄者にしぃにホライゾン、それから俺と4人で飲んだ方が絶対に楽しいZE!?」
\(#^o^)/「今から漫画科のバンガローで、4人で飲み直そうYO!!」
\(#^o^)/「あんな奴、1人ぼっちがお似合いだZE!!」
-
( ´_ゝ`)「……」
\(#^o^)/「……」
( -_ゝ -)「……」
\(#^o^)/「……」
( ´_ゝ`)「……なあ、オワタ。確かに俺とお前は友達だ」
\(^o^)/「ブラザーだYO」
( ´_ゝ`)「ああ、うん。それと、確かにお前が言うとおりアヒャは性格最悪の嫌われ者だ」
\(#^o^)/「当たり前だYO!だからあんな奴は( ´_ゝ`)「だけどな」
( ´_ゝ`)「それでも俺の友達なんだよ」
( ´_ゝ`)「オワタとアヒャ、どっちが大事って話じゃない。両方とも大事な友達なんだ」
\(;^o^)/「なっ……何であんな奴!!」
-
( ´_ゝ`)「何でだろうな?う―ん……まあ、普通に考えてさ。あいつと居ると」
( ´,_ゝ`)「楽しいから友達やってんじゃね―の?」
\(^o^)/「……意味分かんね―YO」
( ´_ゝ`)「まあ、人間だって相性があるんだろうから無理に理解する必要もね―よ」
( ´_ゝ`)「ただ、俺の気持ちは理解してくれや」
( ´_ゝ`)「お前も、内藤も、しぃちゃんも。それからあの大馬鹿野郎のアヒャもみんな大事なんだわ」
( ´_ゝ`)「今日は元々、4人だけで朝まで飲もうって約束してたんだよ。旅行が始まる前からな」
( ´_ゝ`)「だからよ。今日は俺の事を立ててくれね―か?」
( ´_ゝ`)「俺達の事をほっといてくれね―か?」
( -_ゝ -)「頼むよ」ペコリ
\(;^o^)/「……」
-
兄者かっけぇな
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流石だな
-
流石だな兄者
そういえばイケメンだったか
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イケメンだよな
服がダサいだけで
-
服がダサい(致命的
-
バンガロー内
ガチャッ
(;´_ゝ`)「あ―疲れた」
(;^ω^)「あっ!兄者君!!」
( ゚∀゚)「追っ払ったのか?」
( ´_ゝ`)「ああ。やけにしつこくてよ……一服どころじゃなくなっちまったよ」
(* ;ー゚)「ありがとう……兄者君」
(;´_ゝ`)「えっ!?何でしぃちゃん半泣きなの!?」
(;^ω^)「ああもう!とりあえず飲み直すお!!今日は二日酔いなんか気にせずガンガン飲むお!!」
-
(*^ー^)「うん……そうだね!」
( ´_ゝ`)「よく分からんが……まあ仕切り直しだな!」
( ゚∀゚)「あ―CC(カナディアンクラブ)うめ―」ゴクゴク
(# ^ω^)「あんたは少しは空気読めお!!」
(* ´_ゝ`)「結局しまらないな……まあ、俺も今日は飲むぞ!!」ゴクゴク
(*゚ー゚)「あっ、私も!」ゴクゴク
(;^ω^)「えっ!?しぃちゃんまで!?……じゃあ僕も!!」ゴクゴク
( ゚∀゚)(あ―この酒うめ―な―)ゴクゴク
……
……
-
(* -ー -)Zzz……Zzz……
(* -ー゚)「……ん?」
(*゚ー゚)「……あれ?」
( ‐ω‐)Zzz……Zzz……
( -_ゝ-)Zzz……Zzz……
(*゚ー゚)(……ああ)
(*゚ー゚)(結局みんな寝ちゃったんだね)
(*゚ー゚)(まあ仕方ないよね。旅行って疲れちゃうし、今夜は結構はしゃいでたもんね)
(*゚ー゚)(楽しかったなあ……)
(*^ー^)(……ふふふ)
(*゚ー゚)(……)
(*゚ー゚)(……あれ?そう言えばアヒャ君が居ないや)
(*゚ー゚)(それにウィスキーのボトルも消えてる……)
(*゚ー゚)(……)
(*゚ー゚)「もしかして……」
-
……
……
深夜4時
集会場横 広場
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「……」
( -∀ -)「」スゥ……
-
( ゚∀゚)「……てぃ―んから―ん―み―ぐ―み―♪」
( ゚∀゚)「う―きてぃくぅ―んし―げ―に―♪」
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「う―まりた―る―な―しぐわぁ―♪わ―みんむ―い―す―だ―ち―♪」
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「いらよ―へい♪いらよ―ほい♪いらよ―」
( ゚∀゚)「かなしうみなしぐわぁ―♪」
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「な―くなよ―や―へいよ―へいよ―♪」
( ゚∀゚)「てぃだん―ひかり―♪う―きてぃ―♪」
-
( ゚∀゚)「」グビグビ
( ゚∀゚)「ゆ―いりよ―や―へいよ―へいよ―♪」
( ゚∀゚)「まささ―あてぃたぼ―おり―♪」
( ゚∀゚)「」ピチョン……カラン
( ゚∀゚)「……無くなっちまった」
( -∀゚)「……」
( -∀ -)「……」
(*゚ー゚)「何の歌?」
(;゚д°)そ「アヒャッ―――!!?」ビクッ
-
(;*゚ー゚)「えっ?また!?何かごめんなさい」
(;゚∀゚)「しぃちゃん……どしたん?」
(*゚ー゚)「起きたらアヒャ君が居ないからさ。それにお酒の瓶も無くなってたから、もしかしたら1人で飲んでたのかな―って」
(;゚∀゚)「いや、まあ正解だけどよ。よく場所分かったな?」
(*゚ー゚)「酔った時は、月を眺めて三味線を弾くのが楽しいんでしょ?なら、月がよく見えるこの場所かな―って」
(* ゚∀゚)「すげ―な。探偵になれるんじゃね―の?アヒャヒャヒャww」
(*^ー^)「何言ってるのよwアヒャ君の話をちゃんと覚えてたら、誰だって分かるよ」
( ゚∀゚)「……そっか」
( -∀゚)(……ちゃんと覚えている奴なんてめったに居ないと思うけどな)
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
-
(*゚ー゚)「……ねえねえ」
( ゚∀゚)「あん?」
(*゚ー゚)「さっきの歌って沖縄民謡?」
( ゚∀゚)「民謡っつ―か、まあ沖縄の名曲だわ。童神っつ―子守唄」
(*゚ー゚)「えっ?今の子守唄なの?」
( ゚∀゚)「一応な。まあ、単純に俺様が1番得意な曲だから唄ってただけだけどな。よく家で弾いてるのよ」
(*゚ー゚)「へ―……いつか弾き語りも聴いてみたいな」
( -∀゚)「あ―そういや俺、学園祭でライブやるぜ?」
(*゚ー゚)そ「えっ!?そうなの!?」
( ゚∀゚)「おう。まあ、あんまり出し物の数が少ないと寂しいから。っつ―頭数揃える為だけの理由だけどなw」
-
(*^ー^)「それでも凄いじゃない!楽しみにしてるね!!」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャwありがとうよw」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚) 「……」
( ゚∀゚)(……あ―)
(*゚ー゚)(やっぱり綺麗だな―)
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「月……いいな」
(*゚ー゚)「うん。綺麗」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
-
( -∀゚)(ちらりと横を向きますと)
( ゚∀゚)(月光に照らされる彼女の横顔がありまして)
( ゚∀゚)(ええと……なんだ?)
( -∀-)(上手く言葉にゃできね―や)
( -∀゚)(まあ、でもな―。多分よ)
( -∀゚)(いや、確実に……)
( -∀-)(……)
( -∀-)(俺は彼女の事を……)
( -∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)「……しぃちゃん」
-
(*゚ー゚)「ん?」
( ゚∀゚)「……愛してるぜ?」
(*゚ー゚)「私もだよ?」
( ゚∀゚)(……アヒャw)
( ゚∀゚)(……内藤に兄者。それから何よりもギコさん)
( ゚∀゚)(申し訳ね―けど……アヒャヒャヒャ)
( -∀゚)(俺様って自己チューの嫌われ者だからよ……)
( ゚∀゚)「なあ、しぃちゃん」
(*゚ー゚)「ん?」
( -∀゚)「……」
( -∀-)「……」
( ∀ )(……抑えきれそうにね―や)
( ∀-)「……」
( -∀-)「……わんね―」
(*゚ー゚)「へ?」
-
( -∀゚)「うんじゅ……いっぺーかなさんどー」
.
-
(*゚ー゚)「え??」
( ゚∀゚)「……アヒャw」
(*゚ー゚)「アヒャ君……今の何?沖縄語?」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャww」
(;*゚ー゚)「えっ?何!?何で笑ってるの!?どういう意味なの!?」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
(;*゚ー゚)「ちょっとアヒャ君!!ちゃんと意味教えてよ!!」
(* ゚∀゚)「アヒャw知りたいかい?」
(#゚ー゚)「当たり前でしょ!……あっ分かった!!また私の事をスッカラカンって言ったんでしょ!?」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャw違う違うw残念でした―wwww」
(#゚ー゚)「もう!ちゃんと教えてよ!!」
(* -∀゚)「え―そんなに知りたいの―?どうしよっかな―?アヒャヒャヒャヒャヒャw」
-
(*゚ぺ)「む―!教えないとこの前みたいに、また頬っぺたつねるよ!!」
(;-∀゚)「うへぇ!そりゃ勘弁して欲しいわ」
(#゚ー゚)「ならちゃんと意味教えてよ!適当に嘘ついたら怒るからね!」
( ゚∀゚)「……嘘なんかじゃ、こんな言葉言わね―よ」ボソッ
(*゚ー゚)「ん??」
( ゚∀゚)「なあ、しぃちゃん」
( ゚∀゚)「……本当に、さっきの言葉の意味知りたいか?」
(*゚ー゚)「へ?そりゃ知りたいけど……」
( -∀゚)「……そっか」
( -∀-)「……」
( ゚∀゚)「……今、教えるよ」
(*゚ー゚)「??」
グイッ……!!
(;*゚ー゚)そ「へっ!?」
-
「――こういう意味だよ」
チュッ……
-
翌日
(;´ω`)「んあ―……頭痛いお―……」
(;´_ゝ`)「俺もちょっとダルいな―。結局オール出来なかったしよ―」
( ゚∀゚)「だらしね―やつらだな本当」
( ´ω`)「あれ?そう言えばしぃちゃんが居ないお?」
( ゚∀゚)「……自分のバンガローに帰ったんだろ」
( ´ω`)「ああ、なるほどだお」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(* ゚∀゚)「……アヒャw」
( ´_ゝ`)「?? どうした?アヒャ」
( ゚∀゚)「うんにゃ―何でもね―よ。ただ……」
( -∀゚)「楽しい夜だったと思っただけさ」
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これは戦争になるな・・・
-
アヒャてめえwww
怒りのギコさんようやく登場かな?
-
今日の1杯
カナディアンクラブ
種類…ウィスキー
世界5大ウィスキーの1つ、カナディアンウィスキー。
そしてカナディアンウィスキーの中でも一際有名なのがカナディアンクラブ。
もともとアメリカの紳士が集うクラブで「クラブ・ウィスキー」と呼ばれ大変人気だった事からその名がついたと言われる。
果実を思わせるような華やかな香りと軽い味わいが特徴。
通称、CCと呼ばれる。
( ^ω^)「カナディアンに興味を持ったらまずこの1本だお!お財布にも優しいのが有り難いお!」
-
今日のもう1杯
杏露酒
種類…リキュール
永昌源から販売されている杏のリキュール。
国産の杏を100パーセント使用しており、独自のブレンドで味に深みを持たせている。
甘く、梅酒のような味わい。
主に女子に人気のある酒。
ちなみに『にごり杏露酒』という種類も販売されている。
爪'ー`)y‐「梅酒がいける奴なら飲める筈だ。たまの変わり種で1杯どうだ?」
-
だいぶ投下遅くなりましたが以上です。
ありがとうございました。
次回で修学旅行編は終了します。
とっととシリアス展開を抜け出したい1でした。
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おつおつ
しぃちゃんが気になるうぅぅぅ!
-
アヒャまじで死んでくれないかなー
-
乙!
>>50 オワタ乙
-
これはアヒャより頭すっからかんな
バカワイイしぃちゃんが悪いだろ
-
乙
>>52
言い方悪いけど尻軽に見えるからな
-
乙でした!
男女の友情(?)からの恋愛のもつれはよくある話で‥胸がキュンキュンしますなぁ(-д-)
確かにしぃちゃんは軽いし、アヒャは本当に好きならすることが違う‥どっちもどっちかな。
-
乙や感想ありがとうございました。
明日の夜10〜12時に23話(旅行編最終話)を投下します。
今回はモヒートのお話です。
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この作品さアヒャの下ネタが無理でいままで読まなくてついに昨日から一気読みして追い付いたんだよ
全スレ読み終わった時点でアヒャ意外といいやつじゃんって思ったのにここのラストでアヒャが嫌いになった
ブーンかわいい
ギコさんかっこいい
兄者サバゲー?
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アヒャみたいのはまじでいるから困る
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アヒャもだけどこれはしぃもどうかと思うわ
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待機
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寝落ちかな?
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待ってるよ(o・ω・o)
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規制かもね
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アヒャは最初から通しでウザかった
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まだー?
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早く投下してくれー
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まったりまってまーす
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規制とけた―――!!1です!
今日の夜10時から23話、番外編第2話、24話を一気に投下します
23話(修学旅行完結)ではモヒートとチチ
番外編第2話ではおつまみレシピを
24話ではジムビームのお話を投下します
よかったら軽く1杯飲みながらでも、お付きあい下さい。
-
ここで評価高いので、亀だが竹鶴12年500mlを三本買ってきた、1480円(税込)
飲んでみるのが楽しみ
-
竹鶴12年まだあるのか…俺も買いたいわ…
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待ってたよー(・ω・)ノ
-
とりあえず23話投下します。
遅いのであしからず。
-
某大型アウトレットモール
(;´_ゝ`)「な―んで修学旅行の締めが、ただの買い物タイムなんだよ……」
( ^ω^)「八ヶ岳から学校への帰り道にこのアウトレットモールが在ったからじゃないかお?単純に」
( ´_ゝ`)「2時間も買い物の時間あっても、ただ暇なだけだろうが」
( ^ω^)「まあ殆ど服屋ばっかりみたいだし、お土産はもうバンガロー近くの売店で買っちゃったし。確かにやること無いお」
(# ´_ゝ`)「適当にふらついて時間潰すしかね―か。糞が!俺達漫画科にはこんな所は無縁だっつ―の!」
( ^ω^)「まあ服飾科の人達とかは楽しいんだろうけどな―……あっ」
( ´_ゝ`)「何々?どした?」
( ^ω^)「ほら、あそこにフォックス君が……」
( ´_ゝ`)「なに?」
-
爪'ー`)つ⊂ミセ*^ー^)リ
( ^ω^)「あらら、まあ仲良くお手々繋いじゃって。彼女さんと無事に仲直り出来たみたいだお」
(#゜皿ゝ゜)ギリギリギリギリ……!
(;^ω^)「ちょっ!兄者君!?嫉妬とか何かそういうので色々とヤバイ顔になってるお!?」
(# ´_ゝ`)「あんにゃろ―フォックス―!別れるかもとか抜かしてた癖にラブラブしやがってちっくしょ―……!」
(;^ω^)「兄者君?なんかアヒャ君みたいなキャラになってるお―?」
(# ´_ゝ`)「あ―煩い煩い!!畜生!リア充なんて……リア充なんて!!」
(# ゜_ゝ゜)「リア充なんて爆発しろ――――!!!!」
-
(*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
23杯目
-
支援
cc飲んでみたが、バニラアイスに合いそうだな
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モール内 某カフェ
川*∀川「きゃ――――っ!!!!」
(;*゚ー゚)そ「ちょっ!さだちゃん声大きいよ!?少し落ち着いて!!」
川*∀川「落ち着いてなんて居られないわよ!!だってついにアヒャ君にコクられたんでしょ!!」
(;*゚ー゚)「だから声大きいってば!」
川*д川「しかもその後は二人きりで身体を重ねて、あぁ!!めくるめく官能の世界へ……」
(;*゚ー゚)「ちょっと!何もしてないってば!!昨日はキス以上の事は何にもしていません!!」
川д川「でも結局キスはしちゃったんでしょ?」
(#゚ー゚)「完璧に不意打ちだったんだよ!私だっていきなりでパニックだったんだから!!」
-
川*д川「あぁん、いいわあ。私もそんな乙女チックなシチュエーションを体験してみたいわ―!」
(;*-ー-)「冗談じゃないよ……アヒャ君と今後どうやって付き合えばいいのか」
川д川「そう言えば肝心の告白には何て返事したの?」
(#゚ー゚)「断ったに決まってるじゃない!当たり前でしょ!!」
川д川「そしたらアヒャ君は?」
(*゚ー゚)「『だよな―。困らせてごめんな』って笑ってた」
川д川「……なんか軽いわね」
(;*゚ー゚)「からかわれただけだと思いたいんだけど、実際のところどうなのか分からないし」
川д川「う―ん、言っちゃあ何だけどアヒャ君ってチャラいから身体目的かもしれないわよ?」
(*-ー-)「やっぱりそうなのかな?どっちにしろ、これから気まずくならないといいんだけど……」
-
川д川「まあ私達人2り共、学園祭の実行委員だからね―。しばらくは嫌でもアヒャ君とは顔合わせる事になるわね」
( `ー´)「……お客さま。そろそろ御注文の方をお伺いしてよろしいでしょうか」
(*゚ー゚)「あっ!ごめんなさい!え―と、じゃあクラブサンド1つと……さだちゃんは?」
川д川「私も同じ物でいいわ。……あら?このお店ってお酒も出してるの?」
( `ー´)「ええ。と言っても季節毎のカクテルを数種類だけですが」
川д川「ふ―ん。今は何がおすすめなの?」
(;*゚ー゚)「ちょっ!さだちゃん!?真っ昼間から飲む気!?」
川д川「いいじゃない、せっかくの旅行なんだから。それでおすすめは?」
-
おーい
-
( `ー´)「今の時期ですと……ブルーハワイ、ミントジュレップ、モヒート、ピニャコラーダ、チチ、フローズンダイキリ等でしょうか」
川;д川(あかん……さっぱり分からん)
(;*゚ー゚)(ダイキリ以外は聞いたこともないや)
川д川「え―と、じゃあその中で特に人気の2つを下さい!」
(;*゚ー゚)そ「……って私も飲むの!?」
川∀川「いいじゃないいいじゃない」
( `ー´)「それですと……モヒートとチチになりますがよろしいですか?」
川д川「は―いよろしいで―す」
( `ー´)「かしこまりました」スタスタ
(;*゚ー゚)「ねえ、これからバスで学校まで帰るのにお酒なんか飲んじゃって大丈夫?」
川д川「大丈夫よ―心配性ね!そんなことより今はしぃちゃんの話よ!!」
(*゚ー゚)「私の話って言われても、告白されてお断りした。それでおしまいだよ」
-
川д川「え―本当にそれだけ―?なんかこう、心揺らいだりはしなかったの―?」
(;*゚ー゚)「無いよ!私はギコさん一筋だもん!!」
川д川「ふ―ん、つまんないの」
(*゚ー゚)「……ただ」
川∀川「おっ?何よ何よ!?」
( `ー´)「お待たせ致しました。クラブサンドでございます」カチャン
(*゚ー゚)「あっ、ありがとうございます」
( `ー´)「お飲み物も直ぐにお持ち致します」スタスタ
川д川「どうも―……んで?」
(*゚ー゚)「ん?」
川д川「さっきの続きよ。ただ、どうしたのよ?」
(*-ー-)「ああ、うん。……何か自分でも自分の気持ちが良く分からないんだけどさ」
川д川「??」
-
支援
-
(*゚ー゚)「ほら。去年の修学旅行でオワタ君に告白された時あったじゃない?」
川д川「静岡の?」
(*゚ー゚)「うん、そう。あの時さ、オワタ君にキスされたでしょ?……まあ、キスって言っても手の甲だったけど」
川д川「ああ、そう言えば確かに。しぃちゃんったら泣き叫びながら逃げ回ってたもんね」
(*゚ー゚)「そうそう。あの時はさ、もうとにかく嫌悪感でいっぱいだったの。別にその時まで、オワタ君の事は嫌いじゃなかったんだけどね」
川д川「まあ、しぃちゃんって基本的に漫画科全員と仲良しだものね―。んで?」
(*゚ー゚)「でもさ、いきなり手を握られて、キスされて。それだけで私は色々とキャパオーバーしちゃって……オワタ君に耐えきれなかったの」
川*д川「まあ、そりゃあね―。あっ、このサンドウィッチ美味しい」モグモグ
(*゚ー゚)「……」
川д川「あっ、ごめんごめん聴いてるわよ?オワタの話よね」ゴクン
-
(*゚ー゚)「うん。だからさ、私は自分の中で無理だって思った人に対して徹底的にダメになっちゃうんだ」
川д川「いや―言わんとしてる事は私にも分かるわよ?でもオワタの話がなんでアヒャ君に繋がる訳?」
(*゚ー゚)「……その、比較するのがそもそもおかしい話なのかもしれないけどね」
川д川「比較?」
(*゚ー゚)「いや、比較って言うか。そもそもオワタ君には口にされた訳じゃないし、フェアじゃないから比較になってないのかもだけど」
川〜川「」モグモグ
(;*゚ー゚)「ええと、だからさ。オワタ君にキスされた時は、それだけでオワタ君の事嫌いになっちゃったの!!……だけど」
(;*゚ー゚)「その、何でかは分からないんだけど、不思議とアヒャ君にキスされた時は……」
川〜川「」モグモグ
(;*-ー-)「その……」
川〜川「」モグモグ
(* -ー-)「あんまり嫌な気持ちはしなかったの」
川〜川「」モグモグ
-
(;*゚ー゚)「あっ!でもアヒャ君に恋愛感情なんてこれっぽっちも無いんだよ!?私は本当にギコさんの事を愛してるし!!」
(;*-ー-)「そ、それに!嫌悪感が無かったのだって!きっとアヒャ君は普段から私との距離感が近いから、私自身がどこかで慣れちゃってるだけだと思うし!!」
(;*゚ー゚)「でも本当だったら、いくらいきなりだったとは言え、アヒャ君のこと引っ叩いてでも拒否するべきだったのは分かってるんだけど」
(* -ー-)「受け入れたって訳じゃないけど……うまく拒否できなかったし」
(* -ー-)「どことなく流されちゃった部分もあった訳で……はぁ」
(*゚ー゚)「やっぱり、私って甘いのかな?」
川〜川「」モグモグ
(*゚ー゚)「……」
川д川「」ゴクン
(*゚ー゚)「……」
( `ー´)「お待たせ致しました。モヒートとチチでこをざいます」カタン
-
(*゚ー゚)「あっ、ありがとうございます」
( `ー´)「向かって右側がチチでございますので。では、ごゆっくり」スタスタ
川д川「……なんか、随分と派手な酒ね。え―と、パイナップルやら何やらが乗ってる方がチチで」
(*゚ー゚)「こっちの葉っぱが入ってるのがモヒートってやつみたいだね。さだちゃんはどっち飲むの?」
川д川「う―ん、私パイナップルあんまり好きじゃないし。このモヒート?を貰うわ」
(*゚ー゚)「分かった、じゃあ私がチチだね。ええと、とりあえず乾杯?」
川д川「乾杯」
カチン……
(*゚ー゚)「」ゴクゴク
川д川「」ゴクゴク
-
(*^ー^)「あっ!これ甘くて美味しい!ココナッツミルクかな?何かスッゴク濃厚なトロピカルジュース飲んでるみたい!!さだちゃんの方は?」
川Α川「」
(*゚ー゚)「??」
川Α川「……水に溶いた歯磨き粉の味がする」
(;*゚ー゚)「なにそれこわい」
川;д川「ミントがス―ってして、炭酸がシュワシュワ、アルコールがクワァ」
(;*゚ー゚)(クワァ?)
川;д;川「……なのに全く甘くないのよ―!!何でよ―!!甘くないカクテルがあるなんて聞いてないわよ――!!」
(;*゚ー゚)「あの、私のと交換する?こっちは甘いよ?」
川#д゚川「いいわよ別に!!こうなったら意地でも飲み干してやるわ!!」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク!!
(;*゚Д゚)そ「あぁ!?ちょっと!?そんなに一気に飲んだら危ないってば――!!」
川#д゚川「」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク!!
-
……
……
15分後
川*∀川「ウッヒョ―イ!私は恋の女神様よ――!!ひっく……」
(;*゚ー゚)「あぁもう!だから一気に飲んじゃダメって言ったのに!!」
川*д川「うっしゃいわね――!ひっく……だいたいね―しぃひゃん!あなたが悪いのよ!!」
(;*゚ー゚)「えっちょっと何の話?」
川#д川「はあ―――?ぬぁああにカマトトぶってるのよ――!?」
(;*゚ー゚)(カマトト……?酔ってるな―)
川#д川「つ―ま―り―この貞子様は―!!しぃひゃんの思わせ振りな態度がそもそもの原因だって言ってるのよ!!」
(;*-ー-)「思わせ振りって……私そんなことしてないよ?」
-
川#д川「し―て―る―の―よ―!!このオタンコナス!!」
(;*゚ー゚)そ「オタンコナス!?久々に聞いたよオタンコナス!!」
川*д川「しぃちゃんはさ――?ギコさんが好きなのに―?ぬぁああんでアヒャ君とべっべったするかな――?」
(;*-ー-)「ベタベタって……別に私からしてる訳じゃないよ」
川#д川「うるしゃいうるしゃ―い!もうさ――いいじゃんいいじゃん!!どうだっていいじゃん!?」
(;*゚ー゚)「いや、さだちゃんから話振られたのにどうだっていいって言われましても」
川*д川「この際なんだから――アヒャ君をキープにしちゃえばいいじゃんいいじゃ―ん!?デュフフフ……」
(#゚ー゚)「そんな酷いこと出来るわけ無いじゃない!」
川#д川「ぬぁああにぬかしてるのよ!今のしぃちゃんの方がよっぽど酷いことしてるわよ!!」
(;*゚ー゚)「え?」
-
川#д川「あ―のね―!今のしぃちゃんって―!中途半端で――本当にロクでもないのよ!?……ひっく」
川*д川「ギコさんにも―。アヒャ君にも―。あっ、ついでに流石やブーン達にも―、もちろんしぃちゃん自身にも―」
川*д川「このままじゃあ―?み―んなふらふら―のへろへろ―で―……」
川*д川「よくない事になると―貞子様は思いますよ―?デュフフフww」
(;*゚ー゚)「そんな事言われても……」
川*д川「結局は―早い内に―」
川*д川「決着つけとかないと―泥沼になるんじゃないのかな―?……ひっく」
(*゚ー゚)「……それは嫌だな」
川*д川「デュフフフ」
(*゚ー゚)(私のせいで皆がギクシャクするのは辛いもん。それに何より……)
-
(* -ー-)(大好きなギコさんは裏切れない。そんな簡単な事は分かりきってる筈なんだけど……)
(;*-ー-)(アヒャ君と居るとどうにもペースが崩されちゃうんだよなあ。やっぱり私が悪いのかな?)
川*д川「デュフフフフフフフ」
川д川「フフフフ……あっ」
(*゚ー゚)「??」
川;д川「……吐く」
(;*゚ー゚)そ「うぇ!?ちょっとここお店の中だよ!!とりあえずトイレ行ってトイレ!!」
川;д川「ね、ねえしぃちゃん」
(;*゚ー゚)「えっ?何!?」
川д川「本当にごめんなさい。私ね……」
川д川「こういうとき、どうすればいいか分からないの」
-
(;*゚ー゚)「……」
川д川「……」
(*゚ー゚)「……トイレに」
(*゚ー゚)「……行けばいいと思うよ?」
川д川「……」
(*゚ー゚)「……」
川∀川「」ニコッ
(*゚ー゚)「……」
川;Д;川「むりだったおろろろろろろ」ゲロゲロ……
(;*゚Д゚)「きゃ――――!!ちょっとさだちゃ―ん!!」
……
……
-
帰り道 服飾科バス内
( ゚∀゚)(は―……今年の旅行もなかなか楽しかったな―)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(ま―でも確実にしぃちゃん困らせちまったよな)
( -∀゚)(……まあ)
( ゚∀゚)(なるように、なるわなあ!アヒャヒャw)
( -∀゚)(きっと……)
( -∀゚)(全てが、いい方向に。なるように、なるだろ)
( -∀-)(……)
<ヽ`∀´>「シナー、何かヤライワがカッコつけて黄昏てるニダ」ヒソヒソ
( `ハ´)「きっと自分に酔ってるに違いないアル。出来る後輩の私達は見て見ぬフリをするアル」ヒソヒソ
-
(# ゚∀゚)「……だああぁ!!聞こえてんだよテメェら!帰り道くらいゆっくり感傷に浸らせろや!!」
ミセ#゚Д゚)リ「お前が1番煩いわ!!黙って寝てろ!!」
(;゚∀゚)「仰るとおり!マジでごめんなさい!!」
<*`∀´>「「wwwwwwwwww」」(`ハ´*)
(# ゚∀゚)(あんの留学生コンビが!いつか見てろよ!!)
(# -∀-)(……ああ、もういいや!学校着くまで寝よ寝よ!)
……
……
-
漫画科バス内
( ´_ゝ`)「……何か臭くね?」ボソッ
( ^ω^)「ついさっきまで山村さんが酒の飲みすぎで吐いてたらしいお」
(;´_ゝ`)「うわっ可哀想。内藤みたいじゃん」
( ^ω^)「僕=ゲロ吐いてるってイメージ辞めてくれない?」
( ´_ゝ`)「あ―あ―。それにしても旅行ももう終わりかよ。早いな畜生」
( ^ω^)「まあなかなか充実した時間だったお」
( ´_ゝ`)「言ってる場合かよ。旅行が終わったって事は明日っから学園祭までノンストップで居残りコースだぜ?」
(;^ω^)「あぁ……それは考えたく無かったお。去年の学園祭の準備期間も地獄だったしな―」
( ´_ゝ`)「あと2週間ちょっとで本番だもんな。今年も問題なく終わるといいけどな」
-
( ^ω^)「前途多難だお。色々と」
( ´_ゝ`)「あっそうだ。話変わるけどお前学校着いたら某居酒屋に集合な?」
(;^ω^)「えっ!?このフラフラの身体にまたアルコール注入させる気かお!?」
( ´_ゝ`)「オワタのフォローが必要だからな。とりあえずセントには声かけたから4人で軽く飲み会な」
( ´ω`)「あ―……今日はとことん疲れそうだお」
( ´_ゝ`)「またしてもJINRO祭だったりしてな」
(; ´ω`)「バス内で気分悪くなる事言わないでくれお」ウプッ
( ´_ゝ`)「ハハッ、悪い悪い」
( ´_ゝ`)(まあ、何はともあれ……)
( ´_ゝ`)(なかなか悪くない修学旅行だったな)
( ´_ゝ`)「なあ、内藤」
( ^ω^)「お?」
-
( ´_ゝ`)「楽しかったな?」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
(* ^ω^)「だおww」
(* ´_ゝ`)「だなww」
――こうして今年の修学旅行は幕を閉じた。
-
その後
(’e’)「今日はとことん飲むでござる!」
\(^o^)/「今夜はパーリナイだZE!!それにしてもブラザーセント、今日は一体何を飲むのかYO?」
(’e’)「ふふん。今夜は前回のリベンジを兼ね、JINROをも超越する名酒……」
(*’e’)「『鏡月』を飲みまくるでござるよ!!」
( ´_ゝ`)((あっ……明日二日酔い確定だわ))(^ω^ )
-
今日の1杯
チチ
種類…カクテル
ウォッカベースのカクテルの1つ。
パイナップルジュースの爽やかな甘さに、ココナッツミルク独特のクリーミーな味わいが癖になるトロピカルドリンク。
何とも特徴的なこの名前の由来には諸説あるが、一説によると「スタイリッシュ」という意味のスラングから生まれたものらしい。
アルコール度数も7度と低く、大抵のバーではカットフルーツも添えられているので主に女性から大人気。
ちなみにベースをウォッカからラムに変えると「ピニャ・カラーダ」というカクテルになる。
(*゚ー゚)「クリーミーですっごく美味しい!飾りつけのフルーツも可愛いんだよ!」
-
今日のもう1杯
モヒート
種類…カクテル
ウォッカベースのカクテル。
ミントの爽やかさとライムの酸味がソーダ水と共に口内に弾ける、夏にオススメの一杯。
標準的なレシピでは砂糖を入れるのだが、店によっては砂糖の量が少なかったり、そもそも入れない場合もあるので、甘党の人は注文する時に確認した方がよい。
ちなみにこの酒は、かの有名なヘミングウェイが愛飲していたらしい。
川д川「まあ、暑い日にはいいかもね……。次の機会があったら砂糖を3倍入れて貰うわ」
-
23話は以上です。
仮眠を取ったらまた投下します。
ありがとうございました。
-
乙ー
貞子よう言うた
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留学生コンビめっちゃ好き
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乙
チチ飲んでみたいなぁ
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乙や感想ありがとうございました。
番外編投下します。
今回は酒は出てきませんのでご了承下さい。
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( ゚∀゚)「『酒の肴は馬鹿話』番外編―」
(*゚ー゚)「『酒の肴は何作る?』始まり始まり―」
( ^ω^)「いぇ―い」パチパチ
-
「酒の肴は馬鹿話のようです」
番外編 2杯目
『酒の肴は何作る?のようです』
-
(*゚ー゚)「えっと、このお話では私達がテーマにそったお題でお酒にあう『肴』を作って紹介しましょうっておまけコーナーです!」
( ゚∀゚)「場所はいつもど―り内藤ん家からお送りするぜ?アヒャw」
(*゚ー゚)「調理担当は、好きな肴は玉子焼きと沖縄料理。そんな私、猫野しぃと。」
( ゚∀゚)「好きな肴はチーズと女と美青年!アヒャヒャヒャww俺様、笑家アヒャの2人でやってやる!」
( ^ω^)「ちなみに試食係は家主の僕、内藤ホライゾンでお送りしますお―」
(*゚ー゚)「それでは今回のテーマはこちら!!」
-
『「魚」&「野菜」』
.
-
( ゚∀゚)「なんだ?テーマが2つあるじゃね―か」
(*゚ー゚)「初回だからちょっとスペシャル版ってとこかな?」
( ゚∀゚)「つ―か魚と野菜ならコンビニでチータラやら鮭とばやらポテチやら買ってくるだけでいいじゃね―か」
(;*゚ー゚)「それじゃあ料理にならないじゃない!」
( ゚∀゚)「料理なあ。楽しいんだけど後片付けがダルいんだよなあ」
(;*゚ー゚)「まあまあ……とにかく、最初はどっちから作る?」
( -∀゚)「ん―じゃあまあ、俺からでいいか?」
(*゚ー゚)「おねがいしま―す」
( ゚∀゚)「う―し、1品目のテーマは野菜だ!切ってぶっ混むだけの『ネギそぼろ』の紹介だ!!」
(*゚ー゚)「ちなみに材料については、4人程度の飲み会を想定しています。人数によって調整して下さいね」
-
『ネギそぼろ』
・長ネギ…2本
・鳥挽き肉…100グラム
・えのき(無くても可)…1つ
・チューブ生姜…適量
・酒…適量
・みりん…適量
・醤油…適量
.
-
( ゚∀゚)「作り方だあ?んなもん簡単すぎて説明するまでもね―だろうに」
( ^ω^)「さっきから企画の意図をガン無視しようとするの止めてくれない?」
(# ゚∀゚)「ああ、うっせ―な―やりゃ―いいんだろうがやりゃ―よ―。え―まず長ネギとえのきを切る」ザクッザクッ
( ゚∀゚)「んで油をひいて熱したフライパンにチューブの生姜を少し入れる」カチッジュー
( ゚∀゚)「あとは説明するまでもね―よな?肉→長ネギ→しめじの順に強火で炒めて、火が通ったら適当に調味料ぶちこんで炒め煮して完成だ!あっ塩胡椒も忘れるなよ?」ジュージューグツグツ
(;*゚ー゚)「調味料が全部適量って……」
( -∀゚)「それで十分だよ。美味けりゃ何でもいいだろ別に。あっ、肴にするんだから濃い目の味付けにしとけよ?」
( ゚∀゚)「おら!内藤とっとと食いやがれ!」
-
( ^ω^)「はいはい、頂きますおっと」モグモグ
(* ^ω^)「あっこれ美味しいお!味はしょっぱいのにネギがとろっとろに甘くて最高!間違いなくビールにあうお!!」
(* ^ω^)「簡単だから沢山作って備蓄するのもいいかもだお!絶対に白ご飯にあうもん!!」
( ゚∀゚)「まあ俺様が作ったんだから美味いのは当然だけどな」
(*゚ー゚)「次は私だね。と言っても料理とも言えないすっごく簡単な物なんだけどね」
( ゚∀゚)「何作るんだ?」
(*゚ー゚)「『野菜ディップ』だよ」
-
『野菜ディップ』
・味噌…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ3
・明太子…1かけ
・マヨネーズ…大さじ3
・きゅうり…適量
・だいこん…適量
・にんじん…適量
.
-
こっちは野菜自体が適量じゃねーかwww
-
(*゚ー゚)「さっきのアヒャ君の料理より簡単だよ。まず洗った野菜をスティック状に切ります」サクッサクッ
(*゚ー゚)「それからマヨネーズと味噌を混ぜて、別のお皿にはマヨネーズと明太子を混ぜる」ネリネリ
(*゚ー゚)「はい、完成」
( ^ω^)そ「はやっ!?」
(* ^ω^)「あっ!でも美味いお!明太子マヨ最高!」ポリポリ
( ^ω^)「飲み会って油っこい物ばっかり食べちゃうからこういうのも有りがたいお!!」
-
(*゚ー゚)「ちなみに残ったソースはふかしたジャガイモに塗っても美味しいからね」
( ゚∀゚)「野菜が終わったから……次は魚料理か」
(*゚ー゚)「本当はまだまだ紹介したいものもあるんだけどね。だいこんの梅肉はさみとか、アボガドグラタンとか」
( ^ω^)「美味そうだお……」ジュルリ
(*゚ー゚)「よし、私が続けて魚料理も作っちゃおうかな?これはアヒャ君にもオススメだよ」
( ゚∀゚)「お?なんだなんだ」
(*゚ー゚)「居酒屋で大人気!簡単『酒盗チーズ』です!」
-
『酒盗チーズ』
・酒盗…適量
・クリームチーズ…適量
・紫蘇(無くても可)…2、3枚
・オリーブオイル…少々
・万能葱(無くても可)…適量
.
-
(*゚ー゚)「まず洗った紫蘇をお皿に乗せます」サッサッ
(*゚ー゚)「その上に食べやすい大きさにカットしたクリームチーズ、それから酒盗を和えたものを乗せて」
(*^ー^)「上からオリーブオイルと飾りつけの万能葱を乗せたら完成だよ!」パラパラ
(* ゚∀゚)「うほっ!いいチーズ」
(*゚ー゚)「材料は適量ってなってるけど、酒盗とチーズの割合が1:3がオススメだよ。はい、ブーン食べてみてね」
(* ^ω^)「おぅふ……ねっとりとした濃い味がたまらんお!こんなに簡単なのにこんなに美味いとは!」
(* ^ω^)「ビールよりも日本酒や焼酎があうねこれ!ああ酒が止まらんお!」
(*゚ー゚)「酒盗はお高めだけど、何だかんだで味が濃いからちょっとずつしか食べれないんだよね。だから常備するのもオススメだよ」
-
(* ゚∀゚)「美味そうだな―。俺様も今度チーズ作ってやってみるか」
(*゚ー゚)そ「えっ!?チーズって作れるの?」
( ゚∀゚)「?? リコッタチーズくらいなら誰でも作れるぞ?」
(;^ω^)「何でアヒャ君って変なところだけスペック高いんだお」
( ゚∀゚)「やかましいわ!さて、最後は俺様の魚料理だな」
( -∀゚)「ん―何がいいんだろうな?鯖味噌とかは買った方が安いし、揚げ浸しはだるいし」
( -∀-)「アクアパッツァはもはや肴じゃね―し、カルパッチョはもはや料理じゃね―し……」
( ^ω^)(珍しくアヒャ君が悩んでるお)
( ゚∀゚)「うっし決めた!今日のラストを飾るのはアンチョビを使った俺様特製、『淫乱クソビッチのトマトソーストースト』だ!!」
(;*゚ー゚)「「なにそれこわい」」(^ω^;)
-
『アヒャ流、淫乱クソビッチのトマトソーストースト』
・ホールトマト…1缶
・ブラックオリーブ…適量
・塩漬けケッパー…適量
・アンチョビ…1缶
・ニンニク…1片
・トウガラシ…1本or刻みトウガラシ適量
・ローリエ(無くても可)
・オリーブオイル
・ピザ用チーズ…適量
・ブルーチーズ…適量
・食パン…2きれ
.
-
(*゚ー゚)「あれ?この材料ってもしかして……」
( ゚∀゚)「おっ気付いたか、しいちゃん!こいつは有名なパスタ、『プッタネスカ』のレシピをベースにしてるんだわ」
(;^ω^)「なら何でわざわざ淫乱クソビッチだなんて変な名前つけたんだお」
( ゚∀゚)「そこは材料のチーズをご覧あれ!」
( ^ω^)「チーズ?」
(* ゚∀゚)「いやほらブルーチーズの臭いってさ―洗ってないマン(# ^ω^)「言わせね―よ!?」
(;*゚ー゚)(ふ……古い)
( ゚∀゚)「んじゃ、作るか。まずは微塵切りにしたニンニク、トウガラシ、オリーブオイルをフライパンにぶちこんで、ゆっくり炒める」ジュー
( ゚∀゚)「そしたらアンチョビを油ごとぶっこんで、刻んだケッパーとオリーブも入れる。あっ、オリーブは丸ごと入れるのとスライスするの2つあると見た目がいいぞ」ジュー
-
( ゚∀゚)「あとは簡単だわな。つぶしたホールトマトぶっこんで、ローリエ1枚入れて煮込む。これでソースは終わりだ」グツグツ
( ゚∀゚)「本来ならこっからパスタにあえるわけだが、今回は肴にするからな―。食パンの上に乗せる」
(* ゚∀゚)「その上にピザ用チーズと、ちぎったブルーチーズを乗せて軽くトーストして適当に切り分ければ……アヒャヒャヒャヒャwwくっせ――w完成だ!!」
( ^ω^)「おぅふ……何とも言えない臭いが」
(;*゚ー゚)(汚い人って本当にあんな臭いがするのかな?)
( ゚∀゚)「味は美味いぜ?ほれ食え」
( ^ω^)そ「いただきま―す……あっうまっ!?」
(*^ω^)「味も濃いしチーズはまったり濃厚だし!ワインとかにあうのかな!?」
( ゚∀゚)「ちなみにこのソースは、挽き肉加えてボロネーゼ風にしてご飯に乗せてもいいし、ニンニク強めにしてハンバーグのソースにしても美味いぜ」
-
(* ´ω`)「ブルーチーズなんか初めて食べたけど……おうふハマりそうだお。それにこのアンチョビの塩気がたまらんお!やっぱりワインよりビールだお!!」
( ゚∀゚)「今回のブルーチーズはゴルゴンゾーラのドルチェを使ってるからな―まあ食いやすいだろ。あくまで主役はアンチョビだし」
(* ^ω^)「どの料理も簡単なのにすっごく美味しかったお!ご馳走さまでした!!」
( ゚∀゚)「ほんじゃ今回はこれにて終了だな!」
(*゚ー゚)「お酒のお題も肴のお題も随時募集しています!皆さんからのお題お待ちしています」
( ゚∀゚)「んじゃ、今回はこの辺で……」
(*^ー^)「「ありがとうございました―」」(゚∀゚ *)
( ゚∀゚)「あっ内藤―後片付けよろしく―」
(;^ω^)そ「最後の最後でこのパターン!?」
-
番外編は以上です。
深夜12時に24話投下します。
-
乙!今回も面白かった!
24話も楽しみにしてる
-
えのきからしめじにクラスチェンジしてるけど
ネギそぼろ美味そう!乙
-
>>127素で間違えました。ごめんなさい。
24話投下します。今回はジムビームです。
-
音響室
*(‘‘)*「あ―やっぱりウチの店のケーキ美味しいな―」
/ ゚、。 /「ミルフィーユもいいけどさあ。今度はモンブラン貰って来てよ、モンブラン」
*(‘‘)*「だ―か―ら―!モンブランとかチョコレートケーキとかは人気だから全部売り切れちゃうんだってば―!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハローはこのMillefeuilleでも十分満足だけどネ。それにしてもCake持ち帰り放題なんて、いいバイト先だよネ」
*(‘‘)*「いや―好き放題って訳じゃないけどね。現に売れ残りしか貰えないからこんなにミルフィーユばっかり持ってきた訳だし」
/ ゚、。 /「次は苺ショートがいいな」
*(;‘‘)*「だ―か―ら―……」
コンコン
*(‘‘)*「ん?誰だろ」
/ ゚、。 /「今日、音響室使うの私達だけだよね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「その筈だヨ」
ガチャッ
( ^ω^)「失礼しま―す」
*(‘‘)*「あれ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あっ!ブーンちゃんダ!」
-
( ^ω^)「酒の肴は馬鹿話のようです」
24杯目
-
*(‘‘)*そ「えっ――!?わざわざお土産買ってきてくれたんですか!?」
( ^ω^)「大した物じゃ無いんだけど、とりあえず兄者君としぃちゃんと僕からって事で。お菓子の詰め合わせをいくつか買っといたんだお」
ハハ ロ -ロ)ハ「専門生の今年の修学旅行はどこだったノ?」
( ^ω^)「山梨だお―。とりあえずこれがお土産です。皆で食べて下さいだお」
/* ゚、。 /「うわっ『一口巨峰ケーキ』だってさ美味そう。マジで嬉しいです、ありがとうございますブーン先輩」
*(‘‘)*「お礼と言っては変ですけど、よかったらブーン先輩もミルフィーユ食べてって下さいよ!」
( ^ω^)「ミルフィーユ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ヘリカルのバイト先はCake Shopだからネ。売れ残りを貰って来たんだってサ」
( ^ω^)「へ―知らなかったお。じゃあ遠慮なく頂きますだお」
/ ゚、。 /「あっ、今イス持ってきますね」
(;^ω^)「いや、直ぐに出ていくからそこまで気を使わなくても……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「まあまあ、たまにはいいじゃン。ウチらも久々にブーンちゃんとお話したいシ」
*(‘‘)*「この前の飲み会以来まともに会話してませんでしたし!よかったらゆっくりして下さいよ」
/ ゚、。 /「はい、イスです」
( ^ω^)「あっ、ありがとうございますだお」
*(‘‘)*「ブーン先輩!また先輩の家で飲み会とかやらないんですか―?」
( ^ω^)「う―ん。専門生では結構な頻度でやってるけど、この前みたいな規模の飲み会はやってないお」
*(‘‘)*「またやりましょうよ!学園祭が終わった後にでも!」
ハハ ロ -ロ)ハ「Good!楽しみだネ」
/ ゚、。 /「そう言えばあの時って何人居たんだっけ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「10人くらいじゃネ?ブーンちゃんの家の中ぎちぎちでトイレ行くのも大変だったよネw」
(;^ω^)「あ―……狭い家でごめんなさいだお」
ハハ*ロ -ロ)ハ「何で謝るノ?ブーンちゃんウケるんだけドw」
-
*(;‘‘)*「も―!ハロー失礼だよ!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「え―?だってブーンちゃん反応が面白いんだモン」
(;^ω^)(何だろう?女子高生独特のこのキャピキャピした雰囲気って苦手だお……しかもハローさんに至っては何故かタメ口だし)
/ ゚、。 /「そう言えば、何でブーン先輩は私達が音響室(ここ)に居るって分かったんですか?」
( ^ω^)「ああ、うん。最初は沢近さんにメールしたんだけど返信無かったから職員室に居場所聞きに行こうかと思ってたんだお」
*(;‘‘)*「えっメール?気づかなかった。ごめんなさい」
( ^ω^)「いやいや、音響室じゃ電波無いから仕方無いお。それで職員室聞きに行こうと向かってたんだけど、その最中にアヒャ君に出くわしたんだお」
*(‘‘)*「あく……アヒャ先輩?」
( ^ω^)「(あく?)そうそう。そこで軽く立ち話して、沢近さん達を探してるって言ったら多分ここじゃないかって言われたんだお」
ハハ ロ -ロ)ハ「ああ、なるほどネ。まあ私達は軽音部な訳だシ。大体ここに居るヨ」
-
/ ゚、。 /「あの人も音響室の常連だしね。たま―に三味線弾いてる時に私達とかち合うし」
*(‘‘)*「あの―。前々から不思議だったんですけど―。ど―してブーン先輩とアヒャ先輩って仲いいんですか?」
/ ゚、。 /「あ、それ私も気になる」
( ^ω^)「え?どういう意味だお?」
/ ゚、。 /「ほら、アヒャ先輩とかフォックス先輩って漫画科の人達とはだいぶキャラ違いますよね」
*(‘‘)*「あそこまでキャラ違う人達とどうして仲良く出来たのかなって。私達は前から不思議に思ってまして」
( ^ω^)「まあ、確かに……でもあんまり真剣に考えた事無かったお」
ハハ ロ -ロ)ハ「フォックス君はとってもCoolだシ、アヒャはBitchだもんネ」
/ ゚、。 /「あ―フォックス先輩って確かにクールで格好いいよね。黒須先輩ともラブラブっぽいし」
*(‘‘)*「ああいう大人っぽい人ってやっぱり惹かれるよね―」
/ ゚、。 /「黒須先輩も可愛いしね。ああいうカップルって心底憧れるよ」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ああ、でもサ。実際は喧嘩ばっかりらしいヨ?」
*(‘‘)*「何でハローがそんなこと知ってるの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「暇な時にたまにLINEするんだヨ」
/ ゚、。 /「……ってい言うかハロー今さらなんだけどさあ、ビッチって女に使う言葉じゃないの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アヒャってBisexualなんでショ?男に抱かれてるならBitchでよくネ?」
Σ/; ゚、。 /「えっ!?アヒャ先輩って女役なの!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「知らないけどサ。あの顔なんだからネコちゃんなんじゃなイ?」
*(‘‘)*「あ―まあねえ。あの人髪も長いし何処と無く中性的な顔してるしね―」
ハハ ロ -ロ)ハ「今度女装とかさせてみたくネ?」
/; ゚、。 /「……なんか男に掘られてるアヒャ先輩って想像するとキモいなあ」
*(‘‘)*「腐女子になら人気出そうだよね―」
ハハ ロ -ロ)ハ「RealなBoys Loveって需要あんのカ?」
*(;‘‘)*「いや、そもそも悪魔先輩の場合はラブとかは無いでしょ―。誰彼構わずヤりまくってるイメージがあるもん」
-
/ ゚、。 /「ああ、まあ確かにね。そう考えると確かにビッチって呼ばれて当然かも」
ハハ ロ -ロ)ハ「つ―かダイオード、さっきから発音違うヨ。ビッチじゃなくてBitchだヨ」
*(;‘‘)*「あのさあハロー、何度も言ってるけど、私達からしたらハローが英語喋っても発音良すぎて何言ってるか分からないんだってば!」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうカ?私は日本産まれのHalfだからそもそもそんなに英語上手くないヨ?文法もメチャクチャだってMumに笑われるシ」
/ ゚、。 /「ねえねえ、そんな事より残ったミルフィーユ食べちゃっていい?」
*(‘‘)*「いいけど……ダイちゃんそれでもう3つ目でしょ?この前ダイエットするとか言って無かったっけ?」
/ ゚、。 /「ああ、うん。そのつもりだったんだけどさ―。ショー君が『ダイエットなんかしなくていい!!』って言ってくれたから、とりま無期限延期―」
*(;‘‘)*「うわ、何それ―。まあ、相変わらずラブラブなのは羨ましいんだけどさ」
/* ゚、。 /「え―いや―ラブラブ?なのかな?よく分かんないや」
*(#‘‘)*「うわ―何かその余裕のある感じ腹立つわ―。こちとら華のJKなのに独り身なんだぞ―!!」
-
/ ゚、。 /「ヘリカルのルックスなら直ぐ見付かるでしょ?高望みし過ぎなんじゃないの?」
*(;‘‘)*「え―?そんなこと無いと思うけどな―。私別に顔とかあんま気にしないし」
ハハ ロ -ロ)ハ「って言うやつに限って面食いなんだよナ」
*(#‘‘)*「違うし―!ハローに言われたくないし!!つ―かあんただって独り身じゃん!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハローは別に今は彼氏いらね―シ。大体アイツと別れたばっかりだシ」
/ ゚、。 /「もうそろそろ1ヶ月経つくらいだっけ?引きずってるの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「違うけどサ。別れて直ぐに恋人作ってたら、それこそBitchみたいジャン?」
*(‘‘)*「え―そうかな―?気にしすぎじゃないの―?」
/ ゚、。 /「まあ確かにとっかえひっかえしてるとイメージ悪いんだろうけどさあ」
ハハ ロ -ロ)ハ「つ―か話変わるけどサ、ダイオードって付き合ってそろそろ3ヶ月っショ?結局、小練と何処まで進んだノ?まだKiss止まりカ?」
-
ブーンがんばれ 耐えるんだ・・・
-
*(‘‘)*「え―いくらなんでも、それだったら純情過ぎない?」
ハハ ロ -ロ)ハ「イヤイヤ、意外と乙女なダイオードだったら分からないヨ?」
*(‘‘)*「それでダイちゃん?実際のところどうなのよ?」
/ ゚、。;/「いやいや、何この流れ。そういうプライベートな事はいくらあんた達でも話せないから!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ふ―ン……ダイオード、もしかして最後までしちゃっタ?」
/ ゚、。#/「なっ!?何馬鹿な事言ってんだよ変態!あんたみたいなビッチと一緒にするな!」
ハハ ロ 3ロ)ハ「ハローはまだVirginだシ―。破廉恥なダイオードと一緒にしないで欲しいシ。あとビッチじゃなくてBitchだシ」
/ ゚д。#/「誰が破廉恥じゃこの処女ビッチが―!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「Hahaha……ただのjokeジャン(lol)」
*(‘‘)*「ああもう!騒いでないでとっととケーキ食べちゃってよ―!!……あっそう言えば聴いてよ―!この前ダンス部の人達がさあ!!」
-
( ^ω^)ポツーン
-
……
……
内藤宅
(;^ω^)「何だかすっごく疲れたお……なんで女の子の話ってああ長いんだろう」
(;´ω`)「はぁ。旅行明けで疲れた身体に余計に疲労が加算された気分だったお」
( ´ω`)「空気に耐えきれずに、ケーキは持ち帰りって事にしてとっとと出てきちゃったけど……あれで良かったのかな―?」
( ´ω`)「きっとアヒャ君やフォックス君だったら、ああいう娘達の話にも自然に溶け込めるんだろうな―……」
( ´ω`)「……はぁ」
( ^ω^)「まあ、とりあえず頂いたケーキを食べちゃうかお」パカッ
( ^ω^)「あっ美味しそうなミルフィーユだ。ケーキなんか久々に食べるお」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……これってお酒に合うのかな?」
-
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「甘いケーキに合うウィスキー……?」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「甘いと言ったらバーボンかお?」
( ^ω^)「えぇと、確かこの辺に……あっ、有った有った!」ガサゴソ
( ^ω^)「旅行前に安かったから買っといたジム・ビーム!こいつだって立派なバーボンだお!!」
( ^ω^)「これをちょいとロックでグラスに入れまして」カラカラトクトク
( ^ω^)「いただきま―す」モグモグ
( ^ω^)「……」チビチビ
( ^ω^)そ「……おぉ!」モグモグ
( ^ω^)「これは!!」チビチビ
( ^ω^)「ぜんっっっっっっっぜん合わね―」
-
( ^ω^)「え―いやいやいやいや」
( ^ω^)「無いわ―これ無いわ―」
( ^ω^)「まじで無いわ―思わず語尾が消える程に無いわ―」
( ^ω^)「何だろう?バーボン独特のあの甘さとミルフィーユの甘さが全く噛み合わなくて」
( ^ω^)「口の中で喧嘩っていうか最早、大乱闘が勃発しちゃってるこの感じ」
( ^ω^)「あとミルフィーユのクレープ生地が色んなとこにへばりついて」
( ^ω^)「それが口の中でウィスキーと同化してぐちゃぐちゃになってるし」
( ^ω^)「これは以前試したスコッチ+イカのお刺身並みに合わない組合わせだお」
(;^ω^)「……」
(;^ω^)「まあ、素直に別々で味わうかお」
……
……
-
( ^ω^)「ふう。ご馳走さまでしたお」
(* ^ω^)「ケーキ自体は普通に美味しかったお。うん」
( ^ω^)「さて、食後に2杯目のバーボンを頂くかお」トクトク
( ^ω^)「う―ん……美味い」チビチビ
( ^ω^)「考えてみるとバーボンなんてかなり久々に飲んだお。いつぶりだろ?3ヶ月くらい?」
( ^ω^)「基本はスコッチ。飲み会とかでたまに別の飲んでもウィスキーはジャパニーズくらいしか飲まないからな―」チビチビ
( ^ω^)「当初はこの、独特の甘ったるい香りがあんまり好みじゃなかったんだよな―」
( ^ω^)「なんだろ?煙っぽいっていうかモタアっとした甘み?とか石鹸みたいな臭いっていうか」
( ^ω^)「まあ今は普通に飲めるけど。普通に美味しいし」チビチビ
( ^ω^)「まあやっぱりスコッチが1番美味しいんだけどね。でもバーボンだってたまに飲む分には悪く無いお」
-
ケーキにはカシスとかカルーア
支援
-
( ^ω^)「う―ん明後日には給料日だし、新規開拓ってことで2、3本バーボン買ってみるかお」チビチビ
(;^ω^)「またアヒャ君に知識が片寄り過ぎだって笑われるのも癪に障るし」
( ^ω^)「つっても実際、バーボンなんてジムビームくらいしか飲んだこと無いんだけどね……あっ、アーリータイムズも飲んだことあるか」チビチビ
( ^ω^)「そこそこの値段で美味しいバーボンってどこかに売ってないかな―?」チビチビ
ピロリロリン♪
( ^ω^)「……おっ?メールだ。沢近さんからかお」
( ^ω^)「『お土産美味しく頂きました!ありがとうございました!また飲み会を開いてくれる事を期待しています!!』……っと」
(;^ω^)「う―ん、前回の飲み会開いたのは別に僕じゃないんだけどな―?アヒャ君や高校生グループの勢いに押され気味だったし」チビチビ
-
(;^ω^)「考えてみれば高校に入った辺りから女子との会話なんか殆どしてなかった気がするお。せいぜい妹くらいかな?」
( ^ω^)「……」チビチビ
( ^ω^)「別に、童貞だったり彼女が居ない事をそこまで気にしてる訳じゃないけど」
(;^ω^)「やっぱりも少し女慣れしておいた方がいいのかな―?」
(;´ω`)「う―ん、明日あたりに誰かしらに相談してみるかお」
(;´ω`)「……しっかしこういう事って誰に相談すればいいのかお?」チビチビ
(;´ω`)「う―ん……」
-
翌日
( ゚∀゚)「あっ?女に慣れる方法だあ?」
( ^ω^)「うん、ちょっとだけ気になって」
( -∀゚)「……たく、仕方ね―な―」ガサゴソ
( ゚∀゚)「ほれ、これやるよ」
( ^ω^)「……何だお。このショッキングピンクのチケットは」
( ゚∀゚)「知り合いから貰った『お風呂屋さん』の割引券」
( ^ω^)「……で?」
( ゚∀゚)b+「女なんか1発ヤッちまえば嫌でも慣れるぜ!」グッ
(# ^ω^)(100%人選をミスったお畜生が!)
-
今日の1杯
ジム・ビーム ホワイト
種類…ウィスキー
世界No1バーボンで有名なジム・ビーム。
その中で最も親しみやすいのがこのホワイト。
1000円前後で手に入り、バーボンらしい癖も抑えめなので初心者にもオススメ。
現在はCMなどで氷をぎっしり入れて、炭酸などで割って飲む新しいスタイル、「クールバーボン」を推している。
( ^ω^)「バーボン入門酒といったらジム・ビームだお!興味を持ったら早速コンビニに買いに行くお!」
-
以上です。
ご支援ありがとうございました。
-
肴きたー(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
どれもなかなか興味深い
初心者でも分かりやすいバーボンならフォアローゼスもいいよ〜
ウィスキーはアイラ島のが好きだな 〜独特だから好みが別れるけど、はまる人ははまるよね〜
-
てかダイオードの彼氏ショーン小練かよなんかワロタ
-
ジムビームの上位互換・ブッカーズを忘れてはいけない
強いけど香りよくて美味いぜ?ウイスキー行けるクチなら一度は飲んで欲しい
-
>>151 フォアのプラチナは目が覚める程美味かったです
>>153 ブッカーズ気になるけど手が出ない現実……
富士山麓飲みながらポテチつまんでる1です。
深夜3時頃に投下します。
今回はキリン秋味です。
-
待機
-
>>155 書き方が悪かったですごめんなさい。
明日の深夜3時に投下します。
-
ブッカーズあれはいい酒だ
-
ジンビームなんかロックで飲むもんじゃねーな
-
女みっつでかしましいとはよく言ったもの
さりげなく彼氏に小練があがってるのがちょっとうけた
-
シーバスリーガルの18年が家にあったので
コーヒーに適当に注いで生クリームいれて適当アイリッシュコーヒーやりやした
うめえ 体ぽっかぽかする
-
さあさあ酔っぱらいが投下しますよ。
今回はキリン秋味です。
-
( -_ゝ-)Zzz……Zzz……
( -_ゝ`)「……んぅ?」
( ´_ゝ`)「ん―よく寝た!」
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……あれ?」
(;´_ゝ`)「ここ内藤の家じゃねえか」
( ´_ゝ`)「何でだ?昨日飲んでたんだっけ?つ―か今日って月曜だから普通に学校あるよな」
( ´_ゝ`)「ん―目覚めはいいけど昨日の記憶が曖昧だな―。何か内藤も居ないみたいだし」
( ´_ゝ`)「……ん?何だこりゃ?」
( ´_ゝ`)「書き置きか?」
-
( ´_ゝ`)「酒の肴は馬鹿話のようです」
25杯目
-
( ^ω^)『兄者君へ』
( ^ω^)『何度も何度も何度も何度も起こしたのですが目覚めそうも無かったので先に学校に行っています』
( ^ω^)『二日酔いが激しいようだったら冷蔵庫に入っているポカリを飲んで下さい』
( ^ω^)『登校する時は合鍵をポストの中に入れておいて下さい』
( ^ω^)『内藤より』
-
(;´_ゝ`)「……俺、昨日そんなに酔っぱらってたのか?」
( ´_ゝ`)「二日酔いとか一切無しで最高の目覚めなんだけどなあ」
( ´_ゝ`)「つ―か今何時よ?携帯携帯っと」ガサゴソ
(;´_ゝ`)「おい、2時半じゃね―かよ。どう足掻いても間に合わないじゃね―かこれ」
(;´_ゝ`)「……」
(;´_ゝ`)「つ―か腹減ったな。コンビニでも行くか」
( ´_ゝ`)「内藤にもお詫びって事で何か買ってってやるか」
……
……
-
コンビニ
( ´_ゝ`)「え―とオニギリオニギリっと……あったあった」
( ´_ゝ`)「内藤には何かお菓子買ってけばいいよな。昼食は喰った筈だし」
( ´_ゝ`)「さって、こんなもんかな。会計すっかね―」
( ´_ゝ`)「ん?」
( ´_ゝ`)「ビールコーナーに見慣れぬ商品がある」
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「まあとりあえず2本買っとくか。内藤が今日バイトあったら家に置いてけばいいだけだし」
( ´_ゝ`)「あっ、あとついでにスーパードライも買っておくかね」
( ´_ゝ`)「ん―そしたらつまみも必要になるよな?チータラチータラ」
(* ´_ゝ`)「おっ、美味そうなビーフジャーキーもあんじゃん!これも買っとくか」
-
……
……
( ^ω^)「ただいまだお―兄者君まだいる―?」
( ´_ゝ`)「おう、お帰り―。昨日は何か迷惑かけたみたいでスマンな」
( ^ω^)「いや、別に僕は構わないんだけど。っていうか記憶無いの?」
( ´_ゝ`)「さっぱりだ。確かフォックスと飲んでたのは覚えてんだけどな、その後がポッカリ抜けちまってる」
( ^ω^)「昨日は酔っぱらった3人が僕の家に押し掛けてきたんだお」
( ´_ゝ`)「3人?アヒャでもいたのか?」
( ^ω^)「うん。アヒャ君とフォックス君が飲み足りないからってお酒を買ってこの部屋まで来たは良かったんだけど」
( ^ω^)「兄者君が結構フラフラで、そのまま直ぐにベッドで寝ちゃったんだお」
( ´_ゝ`)「ちなみにそれ何時くらいの話?」
( ^ω^)「深夜11時くらいじゃなかったかお?」
-
(;´_ゝ`)(半日以上寝てたのかよ。そりゃ二日酔いもしない訳だわ)
( ^ω^)「結局アヒャ君とフォックス君は終電で帰っちゃったんだけどね。僕も軽く飲んで直ぐに寝ちゃったし」
( ´_ゝ`)「いや、悪かったな。ベッド占領しちまって」
( ^ω^)「まあお客さんが来た時は、基本的にベッドは譲ってるから気にしなくてもいいお―」
( ´_ゝ`)「しっかし何で俺は昨日そんなに酔っぱらってたんだ?」
( ^ω^)「フォックス君が言うには隣の席の人と仲良くなって、ひたすらテキーラ煽ってたらしいお?」
(;´_ゝ`)「え―……全く記憶に無いんだけど」
(;^ω^)「こらこら。いくら僕と違って酒に強いと言っても、無理はしちゃダメだお?」
( ´_ゝ`)「おう、肝に銘じとくわ。それより内藤、お前今日は暇か?」
( ^ω^)「ん?まあ、バイトも無いし学園祭用の課題も8割がた終わったしで暇だけど」
-
(* ´_ゝ`)「うっし!なら今から飲もうぜ!!ビールとつまみも買ってきたからよ」
( ^ω^)「……あの―時刻はまだ3時半なんですけど?」
(* ´_ゝ`)「お前用事無いんだろ?だったらいいじゃね―かよ!俺も今日は早めに帰るつもりだし!」
(;^ω^)「いや僕はいいけど、アンタ二日酔いとか大丈夫なのかお?」
( ´_ゝ`)「だ―いじょうぶだ―いじょうぶ!ほれ早速コイツで乾杯だ!」ガサゴソ
( ^ω^)「んん?何これ?『キリン秋味』?」
( ´_ゝ`)「初めて見たからついつい買って来ちまったんだが、お前飲んだことあるか?」
( ^ω^)「いや、見たことすら無かったお。そもそも僕は普段、麒麟のビール飲まないし」
( ´_ゝ`)「お前って普段何飲んでるの?」
( ^ω^)「ハイネケンとかかな。最近はアヒャ君の影響でたまに黒ラベルだけど。まあ、このビールは季節限定商品みたいだし、出たばっかりなんじゃないのかお?」
-
( ´_ゝ`)「っぽいな―。んじゃ、まあ物は試しって事で。ほれ乾杯」プシュッ
( ^ω^)「乾杯だお―」プシュッ
( ´_ゝ`)「」ゴクゴク
( ^ω^)「」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「」ゴクゴク
( ^ω^)「」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
(* ゜_ゝ゜)「「うっめ――――!!」」(゚ω゜ *)
-
(* ´_ゝ`)「何だこりゃ!?めっちゃ濃いぞ!何かビールの味がめちゃめちゃ濃いぞ!!」
(* ^ω^)「ボディがしっかりしてるっていうのかな!?こんだけガツンと旨味が来るビール初めて飲んだお!!」
(* ´_ゝ`)「何々?1.3本分の麦芽を使用しています、だとさ。どうりで濃い訳だな」
(* ^ω^)「個人的な感想としては1.3本どころか2、3本分のコクがあるように感じるお……うわ―これは絶対ハマるお!!」ゴクゴク
(* ´_ゝ`)「あ―こんだけ濃いビールは初めて飲んだわ。いや、これは美味いぜ」ゴクゴク
(* ´ω`)「う―ん、肴が欲しくなってきたお」
(* ´_ゝ`)「あっ、んじゃビーフジャーキーとチータラ食おうぜ」ガサゴソ
(* ^ω^)「ゴチになりますお―」
……
……
-
15分後
( ^ω^)「あ―ビールがたまらなく美味いお」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「兄者君?どうしたんだお?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「内藤、このビールお前にやるわ」
(;^ω^)そ「えっ!?さっきまであんなに美味い美味いって騒いでたのに!?」
(;´_ゝ`)「いや美味いんだよ!?確かにめちゃめちゃ美味いんだが、なんだかコクがあり過ぎるんだよなあ」
( ^ω^)「そうかお?このコクがたまらないっていうのに」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「やっぱり俺は切れ味最高のスーパードライ1択だな。いただきま―すっと」プシュッ
( ^ω^)「本当にそれ好きだね―。あっそうだ兄者君、土産渡しといたお?」
-
( ´_ゝ`)「」ゴクゴク
(;^ω^)「聴いてる?沢近さん達に渡しといたお?」
(* ´_ゝ`)「……っかあ!美味いぜスーパードライ!!おう、渡しといてくれてサンキューな」
( ^ω^)「結構好評だったみたいだお―」
( ´_ゝ`)「あの変なケーキみたいなやつで喜んでくれたなら良かったわ。安かったしな」ゴクゴク
( ^ω^)「それでね、お土産渡した日の夜に沢近さんからまた飲み会しましょうよ―ってメールが来たんだけど……」
( ´_ゝ`)「おいこらちょっと待てや」
(;^ω^)「えっ?嫌だった?だったらお断りするけど……」
(# ´_ゝ`)「そこじゃないっつ―の!沢近さんからメールってどういう事だよ!?何でお前があの娘のメルアド知ってるんだよ!?」
(;^ω^)「えっ?いやそれは最初の飲み会の時に、みんなでアドレス交換する流れになったから付き合っただけだお」
(# ´_ゝ`)「俺はんな事知らなかったぞ畜生が!内藤、貴様俺を裏切ってリア充になる気だな!?」
(;^ω^)「なんでメルアド交換だけでリア充になるんだお!大体にして沢近さん以外にも、鈴木さんとかハローさんとかとも皆でアドレス交換したんだお!!」
-
(# ´_ゝ`)「おまっ!ふざけんじゃね―よこの野郎!あのロリかわ沢近さん以外にも鈴木さんやハローさんとまで不埒な事を!!」
(;^ω^)そ「アドレス交換のどこが不埒なんだお!?」
( ;_ゝ;)「ああ、裏切りだ!これは間違いなく裏切りだ!!きっと次の大規模な飲み会の時には……」
( ´_ゝ`)「あれ?何かちょっと内藤と沢近さん距離近くね?って俺が恐る恐る聞いてみたら、内藤の奴はがニヤリと笑みを浮かべながら」
(# ;_ゝ;)「『ああ、ごめんごめん。コイツ俺のカキタレだからさw』とか言ってくるんだ――!うわ――!!この裏切り者――!!」
(# ^ω^)「何で僕がアヒャ君みたいなヤリチンキャラにならなきゃいけないんだお!!」
(# ;_ゝ;)「内藤!お前は忘れちまったのか!?いつかの夕日に交わした生涯童貞を守り抜くという俺達の熱い誓いを!!」
(# ^ω^)「んな気持ち悪い約束した覚えなんか無いお!!」
-
(。´_ゝ`)「……うぅ……裏切り者……ぐす」
(;^ω^)(めんどくせ―)
(。´_ゝ`)「……ときは……たんだよ?」
(;^ω^)「へ?」
( ´_ゝ`)「土産渡した時は……どんな話したんだよ?」
( ^ω^)「沢近さん達と?大した話してないお。僕がハローさんに反応が面白いってからかわれて」
( ^ω^)「フォックス君がクールでカッコいいって話になり」
( ^ω^)「アヒャ君が悪魔でビッチだって話?」
( ´_ゝ`)「……で?」
(;^ω^)「いや、で?って言われても」
( ´_ゝ`)「……終わり?」
( ^ω^)「うん。後はなんかJK組だけでよく分かんない恋バナしてたお」
-
( ´_ゝ`)「……」
(;^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
(;^ω^)「……」
(# ´_ゝ`)「俺が話題に出てね――じゃねえか畜生が―――!!」
(;^ω^)そ「いきなり怒鳴るなお――!?」
(# ´_ゝ`)「ふざけんじゃねえ!!どいつもこいつも可愛いJK達とイチャこらしやがって畜生が―!!」
-
(;^ω^)「いやいや今の話にイチャイチャ要素全く無かったからね!?しかも僕に至ってはただ、からかわれただけだしね!?」
(# ゚_ゝ゚)「パツキン巨乳ギャルのハローさんに弄られるとかただのご褒美じゃね―かこん畜生が――!俺に代わりやがれ――!!」
(;^ω^)「ドサクサに紛れてドM宣言してんじゃねえお変態が――!!」
(# ´_ゝ`)「ああもういいわ!もういいわ!!」ガサゴソ
(;^ω^)そ「ちょっ!?何を人の部屋を物色して……ああ!それはこの前買っといたバーボン!!」
(# ´_ゝ`)「今日は内藤の家の酒を全部飲み干してやるわ――!!」グビグビグビグビ
(# ^ω^)「あっこら!?勝手に飲むなお!!」
(# ;_ゝ;)「今日はオールで飲んだくれじゃあ――!!」グビグビグビグビ
(# ^ω^)「とっとと帰ってくれお―――!!」
-
翌日
*(‘‘)*「ねえねえ、流石先輩のアドレス知ってる?」
/ ゚、。 /「知らない」
ハハ ロ -ロ)ハ「知らネ。つ―かいきなりどした?」
*(‘‘)*「いや、この前のお土産のお礼メールしたいんだけど、流石先輩だけアドレス知らないからさ。どうしようかな―って」
/ ゚、。 /「今度でいいじゃん。流石先輩ってあのイケメンの人でしょ?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……」
*(;‘‘)*「……」
/ ゚、。;/「なっ何さ何さ!?」
*(;‘‘)*「いや、確かに流石先輩はカッコいいけど」
ハハ;ロ -ロ)ハ「まさかダイオードが浮気とはナ」
/ ゚、。;/「私はショー君一筋だよ!でも流石先輩って背も高いし顔もカッコいいじゃん」
*(;‘‘)*「ああ、まあ確かにカッコいいけどさあ」
ハハ ロ -ロ)ハ「雰囲気っつ―カ何て言うカ―」
/ ゚、。 /「何さ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「まあ、あれダナ」
*(‘‘)*「……服装?」
-
/ ゚、。 /「……」
ハハ ロ -ロ)ハ「……」
*(‘‘)*「……」
「「「あ―――………」」」
-
今日の1杯
キリン秋味
種類…ビール
紅葉の模様が一際輝く、秋限定のキリンの逸品。
その味わい麦芽1.3本分使用、アルコール度数6パーセントのその味わいははまさに濃厚。
これ単品で飲んでも勿論美味なのだが、そもそものコンセプトが秋の味覚と一緒に味わうビールなので、食中酒としても味わって欲しい。
( ´_ゝ`)「海外ビールにも負けないくらいのコクとボディだ。油断するとガツンと来るぜ?」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
乙ー。
秋味は毎年飲んでるよ。初めて飲んだ時は感動したなぁ
-
乙ー。
がんばってるあんたはえらい
酔っ払ってる俺が褒めるがよくやってる
ブーンと兄者はなんか安定して面白いなー
そしてキリン飲みたくなるダイレクトマーケティング
-
乙
服装で損する兄者、流石だな
-
乙
ブーン兄者二人はこの作品の良心だな
-
>>160 18年とか……未知の領域だわ
乙や支援ありがとうございました。
1です。
明日の深夜2時頃に26話を投下します。
今回は日本酒のお話です。
なお、この作品では皆様からのお酒やつまみのお題を募集しています。
現在の未消化お題は
・アブサン(作者飲んだこと無し)
・白濁
です。
お題は随時募集していますので皆様どうかよろしくお願いいたします。
-
秋味消化ありがとうございました
秋味の美味しさが広まれば良いなぁ
-
電気ブラン飲んでほしいなぁ。
できればオールド。
ストレート、ロックはもちろん、炭酸でエレキハイボールなんかもうまい。
-
アブサンなぜか割ると白くなるんだよな、水でもソーダでも
放置してっといつの間にか透明になってるけど
>>188
電気ブランは華やかな酒だよな
-
エビスをぜひ!!
-
今の時期ならひやおろし一択!
淡麗系の日本酒と秋刀魚塩焼き…最高だよ
-
ウォッカのストリチナヤお願いします!
-
めったに飲めない酒の話とかも読んでみたいな
森伊蔵とか
-
>>181>>191>>192 了解しました。
>>190 ヱビスビールは第12話で登場しましたので良かったらご覧ください。
>>193 1の財布が死んじゃうので勘弁して下さい。
こんばんは1です。
まったり投下します。
今回は日本酒、上善如水のお話です。
-
某居酒屋
( ゚∀゚)「……で?実行委員が本格的に糞忙しくなってきたこの時期に相談って何だよ?」
爪'ー`)「いやまあ、時間取らせて悪かったな」
( ゚∀゚)「まあそんな深酒しなけりゃ大丈夫だろうよ。んで?肝心の話の中身は?」
爪'ー`)「まあ、あれだよ、うん」
( ゚∀゚)「……」
爪;'ー`)「……ミセリと喧嘩した」チビチビ
( ゚∀゚)「……」
爪;'ー`)「……」チビチビ
( ゚∀゚)「え―……」
爪;'ー`)「……」チビチビ
(;゚∀゚)「また―?」
爪;-ー-)「……」チビチビ
-
爪'ー`)y‐「酒の肴は馬鹿話のようです」
26杯目
-
この酒、日本酒好きになるきっかけだったな…
支援するしかあるまい
-
(;゚∀゚)「だってお前らって確か修学旅行で仲直りしたんじゃなかったっけか?この前兄者と3人で飲んだ時に笑顔でノロケてたじゃね―かよ」
爪'ー`)y‐「いやまあ、あの時の事は確かにあの時で解決したんだよ、うん」カチッ スー
( ゚∀゚)「何?また、新たな事案?」ゴクゴク
爪;'ー`)y‐3「まあ、ぶっちゃけ昨日の話っす。はい」スパー
( -∀゚)「んで原因は何よ?あっ、最初に言っとくけど俺に仲直りの方々とか相談されても知らね―からな?」
爪'ー`)y‐「いや、アヒャに相談したいのはそういうのじゃね―から大丈夫だ」スー
( ゚∀゚)「??」
爪'ー`)y‐3「まあまあ、んで原因の話だったよな。まあ、知っての通り俺とミセリは修学旅行前まではかなり険悪な雰囲気だったんだ」スパー
( ゚∀゚)「みたいだな」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「俺がミセリを引っ叩いてから約1ヶ月近く、ミセリは俺の家に泊まる事も無けりゃデートもしなかった」スー
-
( ゚∀゚)「んで?」
爪'ー`)y‐「で、旅行の翌日にさ。久々にミセリが泊まりに来たんだよ。そしたらさ、まあ男としては」スパー
爪'ー`)「1ヶ月御無沙汰くらってた訳だからさ、まあ、そういう雰囲気になるじゃん?」ケシケシ
( ゚∀゚)「なるね―」ゴクゴク
爪'ー`)「で、まあ……したんだよ。うん」チビチビ
( ゚∀゚)「それで?」
爪'ー`)「そこまでは良かったんだよ。何だかんだ言ってミセリも溜まってたみたいだしさ。あいつもちゃんとイケたみたいだし」チビチビ
( ゚∀゚)(知り合いの行為の風景なんざ、いくら俺様でも想像したくは無いがな)
爪'ー`)「で、さあ。1回ヤって2回ヤって。でいつもだったら終わりなんだけどよ」
爪;'ー`)「いかんせん1ヶ月おあずけ食らってたからよ、なかなか収まりつかなくてよ」
(;゚∀゚)「まさかsexのやり過ぎで喧嘩になったとかっていうオチじゃね―だろうな?」
-
爪;'ー`)「いや、そうじゃないんだ。ミセリも結構エロいからさ。回数については特に問題は無かったんだよ」
( ゚∀゚)「じゃあ何よ?」ゴクゴク
爪;-ー-)「いや、ほら。さっきも言った通りなかなか収まりがつかないからさ……ああ、今思えば完璧に魔が差してただけなんだよなあ」
(;゚∀゚)「いや1人で落ち込んで無いで早よ言えや」
爪;'ー`)「ああ、うん。まあさあ、そのさ?」
( ゚∀゚)「ああ?」
爪'ー`)「……女って穴が2つある訳じゃん?」
( ゚∀゚)「上の口と下の口?」
爪;'ー`)「いや、そうじゃなくて!確かにそれもあってるけど、そこじゃなくてほら」
爪;'ー`)「……後ろの穴とかさ」
( ゚∀゚)「……」
爪;'ー`)「……」チビチビ
-
(;゚∀゚)「……え―」
爪;'ー`)「……」チビチビ
(;゚∀゚)「お前ってそんな変態だったっけ―?」
爪#'ー`)「男色家のアヒャに言われたくね―よ!」
(# ゚∀゚)「誤解を招くような言い方するんじゃね―!!俺様はバイだっつ―の!!」
爪;'ー`) 「大して変わんね―だろうが!!とにかく俺は魔が差して、そっちの穴に突っ込んじまったんだよ!!」
(;゚∀゚)「うわぁ……」
爪#'ー`)「引くなよ!何か落ち込むだろうが!!」
(;゚∀゚)「んで?いきなりケツマンコに突っ込まれたミセリの反応は?」
爪'ー`)「ガン泣き」
( ゚∀゚)「ですよね―」
爪;'ー`)「しかもその泣き顔見てたら俺もなんか余計に興奮しちまってさ」
-
( ゚∀゚)「いるよね―そういうSっ気を勘違いしてる男」ゴクゴク
爪#'ー`)「うるせえ!!……まあ俺もそっちは初めてだったからさ。10分くらいで出すもの出して余韻に浸ってたんだけどさ」
爪;-д-)「跳ね起きたミセリに首の骨ごと持ってかれそうな程に見事な平手打ちを喰らいまして」
( ゚∀゚)「いや、むしろ平手打ちで済んでマシだろ。ケツってほぐさないと、ほんっとに激痛なんだからな?」
爪;'ー`)「あ―やっぱり経験者な訳?」
( ゚∀゚)「まあ、掘ったり掘られたりだわな。んで?肝心の相談って結局何なんだよ?」
爪;'ー`)「ああ、それなんだけどよ。さっきの話に繋がるんだが、実はキレたミセリからあるペナルティをくらいまして」
( ゚∀゚)「ペナルティ?どんな?」
爪'ー`)「1ヶ月sex禁止」
( ゚∀゚)「おぅふ」
-
爪'ー`)「しかもミセリは週に2、3回泊まりに来るんだ」
( ゚∀゚)「うわぁ」
爪'ー`)「寝る時はシングルベッドで2人きり。あいつ結構胸があるから背中に当たる」
( ゚∀゚)「Oh……」
爪#'ー`)「ただの拷問じゃね―か畜生!!」ゴクゴクゴクゴクゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「つ―かそこまで溜まってんなら問答無用で襲っちまえばいいじゃん」ゴクゴク
爪'ー`)「もし勝手に手を出してきたら尿道にまち針ぶっ刺すって言われた」
(;゚Д゚)「こえ―事言うなよ―!!」ゾゾゾッ…
爪'ー`)「……で。いよいよ相談なんだがな」
( ゚∀゚)「あ?」
爪'ー`)「一緒に風俗行かね―か?」
( ゚∀゚)「風俗?」
爪'ー`)「おう」
-
( ゚∀゚)「嫌だ」
爪;'ー`)そ「即答!?」
(# ゚∀゚)「何で女とヤる為にワザワザ金使わなきゃいけね―んだよ!つ―か行くなら1人で行けや!!」
爪;'ー`)「お前と一緒なら万が一ミセリにバレた時もアヒャに誘われて無理矢理……って言い訳が立つんだよ!!」
(# ゚∀゚)「ごく自然に人の事売り渡そうとしてんじゃね―よこのアナルマニア!!」
爪#'ー`)「お前だって男に掘られてんだから立派なアナルマニアのド変態じゃね―かこの野郎!!」
(# ゚∀゚)「逆ギレしてんじゃね―よ肛門大魔人が!!」
爪#'Д`)「何勝手にパワーアップさせてんだよこのケツ穴大好きオカマ野郎が!!」
ヒソヒソ……ヤダヘンタイヨ……
サッキカラアナルアナルッテ……
ウホッイイケツアナ!
(;゚∀゚)「……場所変えるか」ゴクゴクカラン
爪;'ー`)「お……おう」
-
支援 ここの話みて秋味初めて飲んたよーうまかった!!
サッポ○とアサ○の秋のもついでに買って飲みながら読んでるw
お酒あんまし詳しくないど読んでると飲みたくなってホッコリ笑えるから大好き
酔っ払いがごめん 更新楽しみにしてます。
-
……
……
某海鮮居酒屋
( ゚∀゚)「さて、な―に飲むかね―」
爪'ー`)y‐「俺は澪な」カチッ スー
( ゚∀゚)「いや、せっかくいつもとは違う海鮮居系の酒屋来たんだから普通に日本酒飲めばいいじゃん」
爪;'ー`)y‐3「日本酒なあ、匂いがダメなんだよなあ」スパー
(;゚∀゚)「いや、澪だって炭酸入った日本酒じゃね―かよ」
爪'ー`)y‐「あれは匂いも弱いし甘くて飲みやすいからいいんだよ」スー
( ゚∀゚)「……要するに飲みやすけりゃいいって訳だな。すいませ―ん!上善を冷で2つお願いしま――っす!!」
カシコマリヤシター!
爪;'ー`)y‐「おい!勝手に俺の酒まで頼むなよ!!」
-
( ゚∀゚)「大丈夫だっつ―の。不味かったら俺が飲み干してやるから」
爪;'ー`)y‐3「お前なあ、ここだって割り勘なんだからな?」スパー
( ゚∀゚)「ケチケチすんじゃね―よ。あっところでさっきの話だけどよ―」
爪'ー`)y‐「風俗?行く?」スー
( ゚∀゚)「行かね―よ。そもそもミセリいるのに風俗行ったら浮気になるんじゃね―のか?」
爪'ー`)y‐3「えっ?風俗ってセーフなんじゃね―の?」スパー
(;゚∀゚)「いや、お前の謎基準は一体どこから産まれてるんだよ」
爪'ー`)y‐「彼氏に浮気されるくらいなら風俗の方がマシって雑誌に書いてあったぞ?」スー
(;゚∀゚)「どんな雑誌なんだよそれ」
爪'ー`)y‐3「某ファッション雑誌52ページ。特集。女の子のHな本音トーク」スパー
(; -∀-)「名前からしてロクでもね―じゃね―か」
-
オマタセイタシヤシター!
爪'ー`)「あっどうも」ケシケシ
( ゚∀゚)「ん―日本酒なんざ久々に飲むな―。フォックスってお猪口使う人?」
爪;'ー`)「いや、普通使うだろ?お前まさか徳利ごと飲むのか?」トクトク
( ゚∀゚)「いちいちチマチマ注ぐのかったるいじゃん。ぐい飲みがありゃ丁度いいんだけどなあ……まあいいや、乾杯」
爪'ー`)「ん。乾杯」
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
爪'ー`)「」チビチビ
( -∀゚)「……ふう。フォックスどうよ?」
爪'ー`)「……これは、うん」
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
爪*'ー`)「ビックリした。美味いな、これ」チビチビ
(* ゚∀゚)「だ―ろ――?日本酒苦手な奴なんか大体こいつから入るもんなんだよ!」ゴクゴク
-
爪'ー`)「この酒の名前は何つ―んだ?じょ―ぜ―ん?」
( ゚∀゚)「『上善如水』(じょうぜんみずのごとし)だよ」
爪*'ー`)「上善如水、か。マジで水みたいにスルスル飲んじまうな」トクトク チビチビ
(* ゚∀゚)「だよな―これさあ、癖も殆ど無いし、アルコール臭くも無いし、おまけに口の中には自然な甘さが残るだろ?」
爪*'ー`)「ああ、下手したら澪より甘いかもな。つ―かマジ美味い」チビチビ
( -∀゚)「なんつ―んだろ?日本酒の嫌われがちな部分を極限まで削ぎ落としたシンプルな味だよな―」ゴクゴク
爪*'ー`)「チェーンの居酒屋にもこいつ置いてくれりゃあいいのに」チビチビ
( ゚∀゚)「コスト的に辛いんじゃね?知らね―けど。まあ俺としちゃあ、ちょいと物足りない酒だけどな」ゴクゴク
爪'ー`)「何で?こんなに美味いじゃん?」チビチビ
-
( ゚∀゚)「だからさあ、シンプル過ぎなんだよ。最初の方こそ美味いって感じるけどよ―、慣れてくるとただの味つき水にしか感じね―んだもん」ゴクゴクカラン
爪;'ー`)「そう言えばお前って味覚オンチだったっけ?……っつ―かもう飲んだのかよ」
( -∀゚)「ん―やっぱり何か飲んだ気しね―んだよな―。すいませ―ん!何か適当にどぶろく1つ―!!」
カシコマリヤシター!
爪;'ー`)「相変わらずペース早いよな―」チビチビ
( ゚∀゚)「そうか?つ―かさっきの話に戻るけどよ、そもそもフォックスは風俗って行ったことあんのか?」
爪'ー`)「まあ、ピンサロとかデリヘル程度ならな。2、3回」
( ゚∀゚)「ミセリと付き合ってからは?」
爪'ー`)「それはまだ無いな」トクトク チビチビ
オマタセイタシヤシター!
( ゚∀゚)「ど―も……まあ、何だ?ならミセリの機嫌治るまでは我慢するしかね―んじゃね―の?」ゴクゴク
-
爪;'ー`)「え―だって1ヶ月生殺しって地獄だぜ?」
( ゚∀゚)「産まれてから童貞卒業までは10年以上お預け食らってたんだから大丈夫だって」ゴクゴク
爪;'ー`)「また他人事だと思って適当な……」チビチビ
( ゚∀゚)「何だかんだ言ってもミセリの事が大好きなんだろ?んじゃ後でめんどくなるような事、しでかすなっつ―の」ゴクゴク
爪;'ー`)「なんか、今日はアヒャにしては随分優しい物言いだな?」チビチビ
( ゚∀゚)「そりゃあ前回の飲み会で吐き気を催す程のノロケ話を聞かされたからな―」ゴクゴク
爪;'ー`)そ「えっ!?マジで!?」
( -∀゚)「マジマジ。『ミセリ愛してる―』とか『絶対結婚する―』とか『アヒャに結婚式のスピーチ頼む―』とか馬鹿みたいに騒いでたぜ?」ゴクゴク
爪*-ー-)「はっず―……」チビチビ
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャwwまあ、だから風俗は諦めとけって」ゴクゴク
爪'ー`)「な―んか上手く言いくるめられた感があるな。それにお預け食らってっから根本的な問題の解決になってね―し」
(* ゚∀゚)「そこまでヤりたいんだったらミセリに土下座でもして許して貰うしか無いわな―?アヒャヒャヒャヒャヒャww」ゴクゴクカラン
爪;-ー-)「そんな事で許してくれるかね―……?」チビチビカラン
-
翌日
( -∀゚)「あ―……よく寝たっと!」
( ゚∀゚)「ん?フォックスからLINE来てるじゃね―か」
『ヤらせてって頼んだらミセリがなら私にもヤらせてって訳の分からない事言ってる目が怖い助けて』
『不在着信』
『なあ起きてくれ頼むアヒャマジでヤバイんだほらミセリがにじりよってきた』
『不在着信』
『マジだマジなんだミセリがよく分かんない道具で俺のケツを狙ってるんだ助けてマジで怖い助けてアヒャお願いマジで助けて助けて助けて助けて助すけ』
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(;゚∀゚)「……え―っと」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「『痔〜に〜はボラギノール〜♪』っと……」ポチポチ
-
フォックスアホだな…
ダメだこいつは…こいつはダメだ…
いきなり尻突っ込むと怪我するらしいから気をつけなね…
-
今日の1杯
上善如水
種類…清酒
白瀧酒造が製造している有名な日本酒。
その名の通り、雑味の少ないスッキリとした味わい。
最近の日本酒ブームもあり、その名は大きく広まった。
日本酒が苦手な人や偏見を持つ人にはうってつけの入門酒でもあるが、逆に日本酒好きや癖の強い酒を好む人からはあまり好かれない場合が多い。
ちなみに上善如水の化粧水等も売られている。
爪'ー`)y‐「日本酒苦手な奴にこそ飲んで欲しい。最高の入門酒、それが上善如水だ」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
おつです!今晩、上善飲んでみよ↑↑
ミセリのヤられたらヤり返す戦法すげー‥私もヤッちゃろかいなアイツ。。
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落ちワロタ
乙
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乙や支援ありがとうございました。
1です。
明日の深夜0〜2時に27話を投下します。
今回は焼酎、百年の孤独のお話です。
久々にギコがちょろっと登場します。
なお、この作品では皆様からのお酒やつまみのお題を募集しています。
現在の未消化お題は
・アブサン(作者飲んだこと無し)
・白濁
・電気ブラン オールド(作者飲んだこと無し)
・ストリチナヤ(作者飲んだこと無し)
です。
お題は随時募集していますので皆様どうかよろしくお願いいたします。
-
楽しみにしてる!
お題、カクテルも大丈夫だったらグラスホッパーかブルームーンがいいな。
-
にじり寄ってくるミセリ…
お、おうふ
-
おお、次回は焼酎か
お題に三岳とか言ってもいいかな
普通に買うと高すぎるから里帰りしたときにしか買えないんだよなぁ…
-
焼酎なら鯨、赤兎馬、赤霧島がうまい
-
キリン秋味の感想が兄者と全く一緒だった
-
申し訳ありませんが仕事の都合で投下明日以降に遅らせていただきます。
待って下さっていた皆様、申し訳ありませんでした。
-
ぺニスバントか…
ミセリ変態だな
-
日本酒ってまじでいろんな味があるよな。
偏見持ってる人がいるけど、最近の日本酒は本当に飲みやすいのおおい。
飲みやすいが過ぎるとつまらん酒になってしまうし難しい。
作者ひやおろし忘れないで!
-
>>225
エネマとかかも?
最近彼女が指で挿れてくるんだけど普通に気持ちいいから拒みにくい
-
電気ブランは華やかな香りというより、入浴剤みたいな香りと甘さ、だがうまい
アブサンは呑んだことないな……以前友人宅近くの酒屋に売っててビビった
-
アブサンは薬草酒特有の薬臭さと甘苦さが好き嫌い別れるかも
砂糖水割りが一般的だけどソーダで割るのもおすすめ
割ると飲みやすくなりすぎてヤバい
多分ルートビアやドクペ、咳止めシロップが好きならハマると思う
-
まあフォックスの自業自得だとして、これが実話だとしたらフォックスの人掘られてるじゃんwwww
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逃げたか?
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何でそう急かすんだよ
-
ゆっくり待とうぜ
-
実在モデルだからあんまり言いたくないけどアヒャは死んで欲しいわ
-
アヒャは結構良いキャラしてる
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別にアヒャはそこまで嫌いでもないけどな…
-
書いてる人がどの役なのかも気になるよな
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>>237
なるなる!
-
セントだったら>>1は天才
-
>>236
だとしたら凄過ぎるwww
-
間違えた、>>239やった
すまぬ
-
サブキャラクター紹介
〜漫画科編〜
( ,,^Д^) タカラ(たから)
常に笑顔を絶やさない漫画科の担任。
現役の漫画科であり、マイナー雑誌での連載ながら根強い人気を誇っている。らしい。
ちなみにタカラという名前はペンネームであり、本名は不明。
忘れっぽいのがたまに傷。
酒は全く飲めないらしい。
川д川 山村貞子(やまむら さだこ)
化粧っ気の無いオタク女子。
普段は毒舌でサバサバしているが乙女チックモード(しぃ命名)に突入すると自分の世界に入り込んでしまう。
しぃと仲良しで、授業でコンビを組む時は常に一緒。
しぃと共にアヒャが指揮する学園祭実行委員の企画構成係としても活動中。
好きな酒は『ほろよい』。
-
(’e’) 上手セント(じょうず せんと)
独特の言葉づかいが特徴のオタク男子。
漫画科男子の中では比較的明るい方ではあるが、何故か他の学科を異様に恐れている。
酒を最近覚え始めたようで最近では毎晩飲み明かしているそうだ。
趣味は音ゲーで、好きな酒はチューハイ全般。
\(^o^)/ 人生オワタ(じんせい おわた)
長い髪と無精髭が特徴のオタク男子。
筋金入りのナルシストであり、漫画科が他の学科から距離を置かれている原因でもある。
彼が学園祭で披露した謎の反復横跳びダンスは(ある意味)伝説として語り継がれている、
しぃに好意を寄せており(玉砕済み)、またアヒャとライバル関係(と、絶賛妄想中)である。
ちなみに兄者、内藤共に関係は良好。
趣味はカードゲームで、好きな酒は『スクリュードライバー』。
-
1です。生きてます。
都合により27話を1から作り直していますのでもう少々お待ちください……。
-
頑張れ〜
いつまでも待ってるからな
-
ゆっくりでいいから!!!
俺たち待ってるから!
-
頑張れよ*魦圓辰討襪
-
文字化けしてるな
-
オレもオレも!
待ってるよ(*・ω・)ノ
-
250ゲットデース
-
セントが殆ど俺でワロタ
-
お待たせしました。1です。
本日22時頃より27話を投下します。
長い間、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
-
やったああああ!!
楽しみにしてる!!
-
キタ━━ヽ(´ω`)ノ゙━━!!
-
1です。久々の投下ですのでかなりマッタリやっていくつもりです。
今回は焼酎『百年の孤独』です。
-
(;^ω^)「何だか申し訳無いですお……せっかくのデートを邪魔してるみたいで」
(,,゚Д゚)「気にしないでくれ。むしろこちらこそ急に誘ってしまって申し訳ない」
(*゚ー゚)「ごめんねブーン。ギコさんがどうしてもって言うから」
( ^ω^)「いや、別に僕は1日暇だったから大丈夫なんだけど」
(,,゚Д゚)「しぃから、普段はよく内藤君の家で飲み会を楽しんでると聞いていたものでな。1度でいいから君とゆっくり話をしてみたかったんだ」
( ^ω^)「僕もギコさんとは一緒に飲んでみたいと思っていたので誘って頂いて嬉しいですお」
(,,-Д゚)「そう言ってくれると有り難い。内藤君とは在学中はあまり話せなかったからな」
(*゚ー゚)「学科が違かったんだから仕方ないよ」
(,,゚Д゚)「まあ、それもそうか。さて、積もる話もあることだし早速乾杯するか」
( ^ω^)「おっ!乾杯ですお」
(,,゚Д゚)「「乾杯!」」(゚ー゚*)
-
(*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
27杯目
-
(*゚ー゚)(皆さんこんばんわ!『猫野しぃ』です!)
(*゚ー゚)(突然の紹介になりますが、私の彼氏さんの『埴谷ギコ』さんは男らしい人です)
(*゚ー゚)(高校を卒業と同時に陸自に入隊し、やがては戦車を乗りこなしていたと聞いてます)
(*゚ー゚)(厳しい訓練を乗り越えたギコさんの肉体は、それはもう惚れ惚れする程に鍛え上げられています)
(*゚ー゚)(外見だけではありません。在学中やデートの時にさり気無く見せるリーダーシップやレディーファーストの精神)
(*゚ー゚)(付き合って半年以上経ちますが、ギコさんは私には勿体ないくらいに男らしい理想の恋人さんなんです)
(*-ー-)(だけど……たった1つだけ)
(;*゚ー゚)(そんなギコさんにも、たった1つだけ。弱点というか、カッコ悪いところがあるのです)
(;*-ー-)(それは……)
-
(*,,^Д^)「ギコハハハハ!いい飲みッぷりじゃね―かブーン!ここの酒はうめ―だろ!?」
(* ^ω^)「本当に美味いですお!いや―焼酎なんか
あんまり種類飲まないから、こんなに美味しい物があるだなんて感激ですお!!」ゴクゴク
(*,,゚Д゚)「だろお!?いや―しぃからブーンはウィスキーが好きって聞いてたからな―、もう絶対この焼酎を飲ませてやろうって決めてた訳よ!!」ゴクゴク
(* ^ω^)「いや、この焼酎下手なウィスキーなんか比べ物になら無いくらい美味いですお!!」ゴクゴク
(*,,^Д^)「そうかそうか!?ギコハハハハ―――!!」
(;*-ー-)(体躯に似合わずお酒に弱いところです)
-
(*゚ー゚)(普段のデートでは私のペースに合わせてゆったり飲んでるからいいんだけど)
(;*゚ー゚)(今日みたいに3人以上の飲み会になると真っ先に騒ぎだして、そしてあっという間に撃沈するタイプなのです)
(*゚ー゚)(もちろん私だって弱い方だから偉そうな事言えないんだけど、普段の飲み会のメンバーと比べちゃうと、ね?)
(*゚ー゚)(多分順番的には……)
(*゚ー゚)(アヒャ君>兄者君>フォックス君>ブーン>ギコさん≧私って感じだと思う)
(*゚ー゚)(フォックス君とは飲んだこと無いから兄者君やブーンから聞いた話の憶測になっちゃうけど、多分合ってると思う)
(;*゚ー゚)(それにアヒャ君と兄者君曰く、「ブーンは平均よりも酒に弱いタイプだ」って言ってたから)
(;*-ー-)(それより弱い私やギコさんって、相当なのかもしれない)
-
(*,,^Д^)「ギコハハハハwwww!!!」
(* ^ω^)「おっおっおっおっww」
(;*゚ー゚)(2人共、既に出来上がっちゃってるし)
(;*-ー-)(何事も無く無事に解散出来るといいけど)
(*,,゚Д゚)「んっ?しぃ!もうグラスが空じゃないか!!」
(*゚ー゚)「えっ、ああうん。ゆったり飲んでるからまだ1杯目だよ?」
(* ^ω^)「しぃちゃんは梅酒かお?」
(*゚ー゚)「うん。でも次は久々に焼酎飲んでみようかな―?」
(*,,゚Д゚)「おっ!ならしぃもコイツを飲んでみろ!!俺達とお揃いだ!!」
(*゚ー゚)「ん……?なんかウィスキーみたいな色してるけど、これも焼酎なの?」
-
(*,,゚Д゚)「おう!『百年の孤独』っていう有名な麦焼酎でな!!焼酎好きだけじゃなくウィスキー通にも絶賛される逸品だ!!」
(* ^ω^)「ウィスキー派の僕もビックリするくらい美味しかったお!!」
(*゚ー゚)「そうなんだ。じゃあ有り難く頂くね?」
(;*゚ー゚)(そもそも私がウィスキー得意じゃないからなあ……ちょっと怖いや)チビチビ
(*,,゚Д゚)「どうだ、しぃ!美味いか!?」
(;*^ー^)「う、うん。なんか変わった風味で美味しいよ!!でもゆっくり飲みたいかな?」
(*,,^Д^)「そうかそうか!んじゃあゆっくりと楽しんでくれや!!」ゴクゴク
(* ´ω`)「ん―やっぱり美味いですお―。僕もウィスキーから焼酎に鞍替えしようかな―」
(*,,^Д^)「おっ!浮気か―!?ギコハハハハww」
(;*-ー-)(……盛り上がってる2人には悪いんだけど)
(;* ー )(正直!私は苦手な味だよ―――!!)
-
(;*゚ー゚)(思ったよりも度数は高いし、舌にまとわりつくような滑らかさで)
(;*-ー-)(ブーンの言うとおりウィスキーっぽい風味も口に残るよ―!!)
(;*゚ー゚)(これは1杯で止めておこう!修学旅行でウィスキー飲んだ時みたいに直ぐに寝落ちしちゃいそう)
(* ^ω^)「しっかしこの焼酎、味もさながら名前もイカしてますお!『百年の孤独』って」ゴクゴク
(*,,-Д-)「ん―何だったっけなあ。確かなんかの小説のタイトルをそのまま付けたらしいぞ」ゴクゴク
(* ^ω^)「あ―どうりでカッコいい訳だお。明日にでも酒屋さんで探してみようかな―?」
(*,,^Д^)「ギコハハハハ!!ブーン、それは諦めた方がいいと思うぜ」
(* ^ω^)「お?」
-
(*,,-Д-)「コイツはなあ、定価は安い癖に生産数の関係でプレミアが付いちまった酒なんだよ。だから普通の酒屋には売ってない。それに……」
(*,,゚Д゚)「今ボトルでコイツを買おうとすると8000円近くする高級品だからな!!」
( ゚ω゚)そ「マジっすかお!?」
(*,,^Д^)「マジも大マジだ!!ギコハハハハww!!」
(*゚ー゚)(8000円でこの味って……)
(*゚ー゚)(……)チビチビ
(;*゚ー゚)(私は800円の梅酒がお似合いなんだ、うん)
(*,,゚Д゚)「そういやあ、ブーン!聞きたいことがあんだけどよお?」
(* ^ω^)「何ですかお?」
-
寝落ちだと?いいところで・・・・・・
-
寝る子は育つ (ヨコに
-
(*,,゚Д゚)「普段、ブーンの家でしぃと飲んでる時はどんな感じなんだ?」ゴクゴク
(* ^ω^)「どんな感じ……と言いますと?」
(*,,-Д゚)「ほらよ、例えばあれだ。どん位の人数でどんな酒飲んでるのか、とかな」
(* ^ω^)「ん―人数は大体3、4人くらいですかね?多いときは10人居ましたけど流石にそんな大規模な飲み会はそうそう出来ないですし」
(*,,゚Д゚)「10人っつ―のは、またすげ―な!全員漫画科の連中なのか?」
(* ^ω^)「そうでも無いですお。漫画科からは僕と兄者君としぃちゃんだけですし」ゴクゴク
(*,,゚Д゚)「他の学科と飲んでるのか?」
(* ^ω^)「そうですね―人数多い時は高校生とかが何人か来て、あとはグラフィック科のフォックス君とかですお」
(*,,゚Д゚)「狐ヶ崎とも交流があるのか!?漫画科を毛嫌いしてたアイツとよく仲良くなれたな―!」
(;^ω^)「えっその情報が初耳ですお」
(*,,^Д^)「あれ?言っちゃいけないやつだったかな?ギコハハハハ!!」ゴクゴク
(*゚ー゚)(なんか盛り上がってるな―)チビチビ
-
(* ^ω^)「あとはそうですね、よく飲むのは服飾科のアヒャ君とかですね」
(,,-Д゚))ピクッ
(,,゚Д゚)「……服飾科の笑家君か?」
(;*゚ー゚)(あっ!?)
(* ^ω^)「そうですお―。ギコさんも御存知ですかお?」
(,,゚Д゚)「ん、まあ。噂くらいはな」
( ^ω^)(?? あれ何か顔色が曇ったような)
(,,-Д゚)「ふう……ちょいと便所に行ってくるわ」ガタッ
(;*゚ー゚)「あっ、うん。行ってらっしゃい」
(;^ω^)「ねえねえ、しぃちゃん。僕なんか不味い事言っちゃったかお?」ヒソヒソ
-
(;*゚ー゚)「ブーンは悪くないよ。ただギコさんの方がちょっとアヒャ君に悪いイメージを持ってるらしくて」ヒソヒソ
( ^ω^)「え?アヒャ君とギコさんって面識あるのかお?」ヒソヒソ
(;*゚ー゚)「そういう訳じゃ無いんだけど。ほらアヒャ君って結構、学校全体で嫌われてたじゃない?」ヒソヒソ
(;*゚ー゚)「だから噂で女遊びが激しいとか、不真面目とかそういうのを耳にしちゃったみたい。ギコさんってそういうの許せない人だからさ」ヒソヒソ
(;^ω^)「噂どころか事実だから何とも言い難いお……」ヒソヒソ
(*゚ー゚)「だから出来るだけアヒャ君の話題は避けてくれるかな?酔ったギコさんって何するか分からないし」ヒソヒソ
( ^ω^)「分かったお」ヒソヒソ
-
ガタン
(,,゚Д゚)「待たせたな」
( ^ω^)「お帰りなさいですお」
(*゚ー゚)「お帰りなさい」
(,,゚Д゚)「おう。ああブーン、せっかくだから聞いておきたい事があるんだが」ゴクゴク
( ^ω^)「何ですかお?」
(,,-Д゚)「いや何、大した話じゃないんだが」ゴクゴクカラン
(,,゚Д゚)「実際のところ、笑家って奴はどうなんだ?」
( ^ω^)「」
(*゚ー゚)「」
( ^ω^)「jesus……」
(*゚ー゚)「Crysis……」
(,,゚Д゚)「どうしたんだ急に?この世の終わりみたいな顔しながら流暢な英語を喋りだすとは」
-
(;*゚ー゚)「あっ――!ギコさ―んお代わりは!?」
(,,゚Д゚)「ん?ああ、頼む」
(;^ω^)「え―アヒャ君……ですかお?」
(,,゚Д゚)「ああ。正直な話、俺は在学中に彼の悪い噂しか聞いてこなかったからな。彼もブーンやしぃとよく飲むメンバーの1人なんだろ?」
(,,-Д-)「もちろん、ブーンの事や兄者君のことは信用している。だが」
(,,-Д゚)「笑家アヒャ、彼がどのような人間なのか。しぃの彼氏として聞いておいて損は無いだろうからな」
(;*゚ー゚)「ギコさん!心配し過ぎだよ!!」
(,,゚Д゚)「そうか?しぃは少し危機感が足りない部分があるからなあ?」
(;^ω^)(ここは空気を読まなきゃ修羅場になるお!僕の回答次第で下手したら)
(;^ω^)(アヒャ君を警戒したギコさんが、しぃちゃんを僕たちの飲み会に行かせてくれなくなるかもだお!)
-
(;^ω^)「え―アヒャ君ですか―……彼はですね―……」
(;‐ω‐)(大嘘ぶっこんだら万が一バレた時に大変だお!!嘘をつかずにアヒャ君の良いところをアピールしなきゃ)
(;‐ω‐)(え―アヒャ君の良いところ!アヒャ君の良いところ――……!!)
( ゚∀゚)『おっぱい揉みて―』
( ゚∀゚)『セックスして―』
(# ゚∀゚)『文句言ってね―でとっとと酒買って来いや!!』
(# -∀゚)『ほら、ボサッとしてね―でとっとと注げグズが』
( ^ω^)「カレハ(自分の欲望に)ショウジキデマッスグナヤツデスオ……」
(*,,゚Д゚)「ほう!そうなのか!!」
(;*゚ー゚)そ(ブーンの作り笑いが、何か釈然としね―って心情をこれでもかと訴えてる!!)
(,,-Д-)「う―む、噂とは違う中々の好青年のようだな」
(,,゚Д゚)「いつか一緒に酒を飲んでみたいものだ」
-
……
……
同時刻
某カラオケ
(# ゚∀゚)「レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレ――――イプ!!」
爪*'ー`)「出た―!アヒャウザーさんの1秒間に10回のレイプ発言だ――!!」
(# ゚∀゚)「会ったその場でレイプレイプ!!手っ取り早いぜレイプレイプ!!」
爪*'ー`)「Fuuuuuuu―――!!」
( ´_ゝ`)「お前ら酔いすぎだろ」
……
……
-
(;^ω^)(今なんかもの凄い邪念が飛んできたような気がするお)
(,,゚Д゚)「では、しぃから見て笑家君はどんな人間だと思う?」
(;*゚ー゚)そ「えぇ!?私!?」
(;*゚ー゚)(どうしよう!まさかキスされたとは言えないし)
(;*-ー-)(ここは空気読まないとギコさんが機嫌悪くなっちゃうよね)
(;*゚ー゚)「え―アヒャ君はね―……?」
( -∀-)『ふわぁ―……ねむ……』
( ゚∀゚)『んあ?ああ、昨日さ―朝までパコパコしてたからさ―寝不足でよww』
( -∀゚)『しかも一昨日は一昨日でバイセクの仲間から呼び出しくらって3Pでヤりまくりよwwww』
(* ゚∀゚)『や―っぱセックス最高!!あっ、今度しぃちゃんも混ざる?アヒャヒャヒャwwwwww』
(*゚ー゚)「(ある意味)ゲンキイッパイデ(夜の)ウンドウガスキナヒトヨ」
(;^ω^)そ(しぃちゃんの笑顔が痛々しいお!!)
(*,,゚Д゚)「おお!随分と爽やかな青年なんだな!!いや―ますます会ってみたくなったぞ!!」
(,,^Д^)「しぃの周りにいる奴はみんな良い奴ばかりみたいだな!安心した!!」
-
……
……
同時刻
某カラオケ
爪#'ー`)「エス!イー!エックス!エス!イー!エックス!!大きな声でエスイーエックス!!」
(* ゚∀゚)「セックス!!」
爪#'ー`)「腰もってケツもってズッコンバッコンズッコンバッコン!!」
(* ゚∀゚)「ズッコンバッコンズッコンバッコ――ン!!」
( ´_ゝ`)「もう帰らせてくれない?ねえ?」
……
……
-
(*,,^Д^)「ギコハハハハ!!今日の酒は美味いなあ――!!」
(;´ω`)「あっ、はい。そうですお」
(*゚ー゚)「うん、ソウダネ」
(;´ω`)(改めて考えてみると……)
(;*-ー-)(何で私達ってアヒャ君と友達やってるんだろ……)
(*,,^Д^)「ギコハハハハハハハwwww!!」
……
……
-
翌日
( ゚∀゚)「な―んかここ最近、内藤の野郎としぃちゃんがよそよそしいんだよな―」
( ´_ゝ`)「ん?何か気にさわるような事でもしたんじゃないのか?」
( ゚∀゚)「気にさわる事―?」
( -∀゚)「ん―……」
( -∀-)「……」
( ゚∀゚)+「心当たりが多すぎて逆に解らん!!」
( ´_ゝ`)「よし、今すぐ2人に土下座してこい」
-
今日の一杯
百年の孤独
種類…焼酎
宮崎県の酒造メーカー、黒木本店より発売されている麦焼酎。
ウイスキーのように蒸留した焼酎をホワイトオークの樽で熟成させブレンドしている。
その為、色は美しい琥珀色であり、味や香りもウィスキーを思わせるものとなっている。
本来ならそこまで高価な酒では無いのだが、皇太子様が愛飲している酒として現在はプレミアがつき高価になっている。
ちなみに名前の由来はガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』から。
(*゚ー゚)「ウィスキーみたいな独特の香りは好みを選ぶかも……。ロックがおすすめだよ」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
( ゚ω^ )ゝ 乙であります!
アヒャがwwwww
-
おつ!!!
アヒャの良いところwwwwww
-
_、)ヘヘ)》`)`ミヽヽ、
_ィ、ルヘ》^`、,-‐ニ三ヽ-_=_-`ヽ、
_ノ^(()) ) (ヘルリヘ))ヘリリミ、彡/ノノヽ
(ルヘ((彡ミ《((〈))))ノソンン彡彡/ノ//)
((ヘ(、戈))ミ)ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡シ彡/ノ
\弋ミ彡='゙;;;;;;;-‐─ァ::;;;;;;;彡≪ノシf/
ノ//´ ノ: :: ::::::::::::、;;;;;;{
〃´ 弋::::::::::::::::;;;;;;;ミ
〃ヘ、 ィ==- `ヽ:::::::::シ-、ミミ
/ l⌒ヽ `‐=-、 |!:::/⌒)戈、
l / __ `ー / (ノ/ヘミ
i {ヽ r-' ヽ, ・/ノ、。_ノ;;ミミ、
|、 rェェェェ、_ヽ / /)リ;;ミ<
ハ弋二ノ_/ / |!;;!:::::f、
(_ \__/^ ヘ_ノ/ ノ}:::}|ミリ
\...:::::........、シノ 〃リミ\
_, -‐‐´⌒{ }‐---‐'´ ミ /\
/::::::::::::::: Q アヒャの魅力は?/::::::\
|
_/_ ヽ / 、 / _/_ 〃_/_ ヽ  ̄フ ─|/ヽ _/_ ヽヽ
/ _l / ) /ヘ / ─ / _l  ̄/ ̄ /| / / / \
(_ノ` し / し' / (_ (_ノ` ヽ (_ / | し / 、_/
-
乙!
ギコさんいい人だなぁ‥バレてないかドキドキした(><;)(;><)
-
サブキャラクター紹介
〜服飾科編〜
(゚A゚* ) 伊江洲のー(いえす のー)
校内1優しいと評判の服飾科の担任。
23歳という若さもあり、友達感覚で生徒から親しまれており、特にミセリとは大の仲良し。
上京して5年以上経つが未だに関西弁が抜けきらない。
実は割と大きな秘密を抱えている。
好きな酒はワイン全般。
ミセ*゚ー゚)リ黒須ミセリ(くろす みせり)
校内では彼女の名を知らない程に有能な女の子。
イベント事では率先してリーダーを努め、自身のスキルアップの為には努力を惜しまない優等生。
持ち前の明るさ、そして服飾科らしく垢抜けた服装と雰囲気。
さらに番人受けするその容姿から、他の生徒や教師に抜群の信頼を得ている。
1年生の頃はアヒャと常に行動を共にしている程に仲が良かったが進級の時期に大喧嘩を繰り広げ、現在は絶交。
ちなみに入学当初からフォックスと交際している。
好きな酒は甘いカクテルやリキュール。
-
( "ゞ)関ヶ原デルタ(せきがはら でるた)
服飾科の1年生。
バイクとレゲエ好きな男の子。
服飾科には男子が少ないこともあり、留学生コンビとアヒャと仲が良い。
学園祭実行委員ではアヒャの部下にあたる。
好みのタイプは年上。
好きな酒は『スミノフアイス』。
<ヽ`∀´>ウリ・ニダー(うり にだー)
韓国出身、服飾科名物の留学生コンビの1人。
自虐ネタで笑いをとるのが得意。
相方?のシナーとはもちろん、同学年のデルタ。
先輩ながら年下のアヒャと仲が良い。
キムチは好きだがマッコリは嫌いらしい。
好きな酒は日本酒全般。
( `ハ´)アル・シナー(ある しなー)
中国出身、服飾科名物の留学生コンビの1人。
普段の礼儀正しい物腰からは想像がつかない程のツッコミが武器。
毎週教会に通う、熱心なクリスチャンでもある。
実は女好き。
好きな酒は日本酒全般。
-
乙や支援ありがとうございました。1です。
次回は電氣ブランのお話です。
なお、この作品では皆様からのお酒やつまみのお題を募集しています。
現在の未消化お題は
・アブサン(作者飲んだこと無し)
・白濁
・ひやおろし
・ストリチナヤ(作者飲んだこと無し)
・グラスホッパー
・ブルームーン
・三岳(作者飲んだこと無し)
です。
お題は随時募集していますので皆様どうかよろしくお願いいたします。
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skky blueで是非!
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乙
チンザノとかどうっすか
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番人受けする容姿でちょっと噴いた
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>>289 確かに
褒めてるようなコケにしてるような‥まさかね
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模範囚か
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ミセリの彼女の名を知らない程に有能に吹いた
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地味子って事だな
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1です。ミセリの容姿ですが万人が美人と思う学校のアイドルと脳内補完お願いします。
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ハハ ロ -ロ)ハ「君がいた夏は♪遠い夢の中――!♪」
*(‘‘)*ジャカジャカ♪←ギター
/ ゚、。 /ベベベベ♪←ベース
(´・_・`)タンタンタンタン♪←ドラム
(・∀ ・)ワクワク
ハハ ロ -ロ)ハ「空に消えてって♪打ち上げ花火―!!♪」
*(‘‘)*ジャカジャカジャン♪
/ ゚、。 /ベベベベ♪
(´・_・`)タンタンタンタンジャーン♪
(*・∀ ・)「いぇ――い!!」パチパチ
(・∀ ・)(僕の名前は斎藤またんき!高等過程1年、16歳!!)
(・∀ ・)(まだまだ若輩者のひよっこですが、ただいま絶賛……)
*(‘‘)*
(*・∀ ・)(恋してます!!)
-
( ゚∀゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
28杯目
-
ハハ ロ -ロ)ハ「Hey!またんき、ウチらの演奏どうだったヨ?」
(*・∀ ・)「最高でしたよ!!これなら学園祭も大盛況間違い無しですよ!!」
*(‘‘)*「本当?良かった―」
(*・∀ ・)(そしてヘリカル先輩!あなたは最高に可愛いです!!)
(´・_・`)「ああ―……僕、リズム走ってなかった?大丈夫?」
/ ゚、。*/「大丈夫大丈夫!仮に走っててもショー君の演奏にケチつけるやつは私がシメる!!」
(´・_・`)「うん、それ根本的解決になってないからね?」
*(;‘‘)*「相変わらずあんたらバカップルだよね?」
(´・_・`)「うん、僕を巻き込むのは止めて欲しいかな?」
/ ゚、。;/「ショー君!私の事が嫌いなの!?」
(´・_・`)「うん、どうしてこういう不毛な話になるのかな?」
/ ゚、。#/「き ら い な の !?」
(´・_・`)「うん、そりゃあ大好きに決まってるんだけどね」
*(;‘‘)*「やっぱりバカップルじゃん」
(*・∀ ・)(僕はヘリカル先輩とバカップルになりたいです!!)
-
ドンドンドンドン!!
(・∀ ・)「ん?」
ガラララッ
( ゚∀゚)「ち―っす」
(;・∀ ・)そ(うげっ!?ホモだあ――!!)
/ ゚、。 /「あっアヒャ先輩、どもです」
ハハ ロ -ロ)ハ「Hello、アヒャ」
-
*(‘‘)*「あ―先輩、どうもです。直ぐに始めます?」
( ゚∀゚)「ドラムセット引っ張り出してんだから片付け時間に食うだろ?15分後にやるぞ―絶壁」
*(#‘‘)*「絶壁って言うな!この悪魔!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「あんたら仲いいのネ」
/ ゚、。 /「とっとと片付けしちゃおうよ―」
( -∀-)「おうおう、とっとと片付けろ。俺は基礎練やってっから」ベンベン♪
(;・∀ ・)「あの―……?」
( ゚∀゚)「あ?」
(;・∀ ・)「お久し振りです……」
( -∀゚)(誰だっけコイツ。確か斎藤……斎藤……)
( ゚∀゚)+「久し振りだな!斎藤マタンゴ!!」
(;・∀ ・)そ「またんきですよ!またんき!!僕は新種のキノコじゃありません!!」
( ゚∀゚)「ああ、悪い悪い。んで何よ?」
-
(・∀ ・)「いえ、ヘリカル先輩と何かやるんですか?なんかさっきの会話だとそんな感じしたので」
( ゚∀゚)「ん?お前ら同じ軽音楽部なのに聞いてね―の?」
(・∀ ・)「僕達は学年毎にバンド組んでるんですよ。今日はたまたま僕だけ先輩達のセッションを聴いてたんですけど」
(・∀ ・)「なので2年生の皆さんとは部活は一緒でもほとんど活動は別々なんです」
( ゚∀゚)「ふ―んなるほどね―。んじゃ絶壁の奴からも何も聞いてね―訳だわな」
*(#‘‘)*「絶壁言うな――!!純粋なまたんき君に変な事吹き込まないで下さい!!」
( ゚∀゚)「事実だろうが。AAカップが」
*(;‘‘)*「なっ……何で知ってるんですかこの変態――!!」
ギャーギャーワーワー!!
ハハ;ロ -ロ)ハ「また騒いでるヨ……あんなんでLIVE大丈夫なのかネ?」
(・∀ ・)「へ?LIVE?」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「あレ?またんきには言ってなかったっケ?あの2人、学園祭でLIVEやるんだヨ」
(;・∀ ・)「えっ!?笑家先輩とヘリカル先輩がですか!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「Yes!アヒャが三味線でヘリカルがPianoでDuo組むんだってサ」
(;・∀ ・)「っていうかヘリカル先輩ってピアノ弾けるんですか!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アイツは確か10年?くらいやってた筈だヨ。ぶっちゃけGuitarよりもPianoの方が本命なんじゃネ」
(;・∀ ・)(知らなかった……)
/ ゚、。#/「も―!結局片付けやってるの私達だけじゃん!!」
(´・_・`)「うん、ダイオードはベースをケースに入れただけだよね?それを片付けの頭数に入れていいかは疑問だよね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「Sorry!またんきにヘリカル達のLIVEの説明してたんダ」
(´・_・`)「ああ、あの2人仲いいよね」
-
/ ゚、。 /「実行委員の集まりとかもあるからね―。実質、放課後は毎日一緒にいるんじゃない?」
(;・∀ ・)「まっ毎日ですか!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「Oh……」
/ ゚―。 /「……はは―ん」
(´・_・`)「うん、僕はあえて何も言わないよ」
(;・∀ ・)「なっ、何ですか!?」
ハハ*ロ∀ロ)ハ「Jealousyでショ?」
(;・Д ・)そ「ちちちっ……違いますよ!!変な勘違いしないで下さいよ――!!」
/ ゚―。*/「可愛いね―またんき」ニヤニヤ
(´・_・`)「うん、まあ僕は斉藤君の恋路を応援するよ」
(;・Д ・)「だからそんなんじゃ……!」
(# ゚∀゚)「おらテメェら!!片付け終わったんならとっとと出てけや!!こちとら早く音合わせして―んだよ!!」
-
/ ゚、。 /「は―いごめんなさ―い。んじゃ行こ、ショー君」
(´・_・`)「うん、そうしよっか」
ハハ ロ -ロ)ハ「んじゃネ。GOOD LUCK!!」
(;・∀ ・)「あっ……えっと、その……」
*(‘‘)*「ん?どしたのまたんき君」
(;・〜 ・)「ええと……ヘリカル先輩、その……」ゴニョゴニョ
*(‘‘)*「??」
( ゚∀゚)「おい、こっちも暇じゃね―んだから早く行けよ斉藤マルチーズ」
(#・∀ ・)「『マ』しか合ってないじゃないですか!?またんきですよまたんき!!」
(# -∀゚)「ちっ、うっせ―な!おい耳貸せ斉藤!」
(・∀ ・)「へ?はあ?」
( -∀゚)「いいか?まあ、そっちにも色々都合があるんだろうけどよ―?さっさと帰らね―と……」ヒソヒソ
-
( ∀゚)「掘るぞ?」ボソッ
.
-
≡≡(;∀ ;)「失礼致しました――!!」ピューン
ガチャッ
*(‘‘)*「何言ったんですか?」
( -∀゚)「男の子が素直になる魔法の言葉だよ」
*(‘‘)*「??」
( ゚∀゚)「まあ気にすんな。早くやろ―ぜ―?」
*(‘‘)*「はあ。どっちからやります?」
( ゚∀゚)「『涙そうそう』は逆立ちしながらでも弾けるから『童神』やりて―」
*(‘‘)*「前奏からですか?」
( ゚∀゚)「ん―。頼むわ」
-
……
……
帰り道
横浜付近
( ゚∀゚)「あ―弾いた弾いた―もう2時間経ってるじゃん」
*(;‐‐)*「先輩と練習するのって本当に疲れます……」
(;゚∀゚)「んだよ!俺が音感無いみたいに言うなよ!!」
*(;‘‘)*「音感以前の問題ですよ!!ドレミが読めない二十歳なんて聞いたことないです!!」
(;゚∀゚)「仕方ね―だろうが三味線の楽譜は漢字なんだから!!あんなオタマジャクシ分かるか!!」
*(;‘‘)*「むしろ私からしたら古典の教科書みたいなあの楽譜をスラスラ弾いてる先輩の方が分からないですよ……」
( ゚∀゚)「お前確か絶対音感持ってるだろ?わざわざ楽譜なんか見なくてもその気になりゃあ直ぐに弾けるだろ?」
*(‘‘)*「いや、流石に初見の曲は楽譜見ないと……でも漢字とか数式とか見るだけで気分悪くなるし」
( ゚∀゚)「まあ分からんでも無いけどな。っつ―かこの後どうする?飲み行く?」
-
*(;‘‘)*「あの―先輩は私が制服着てるのが見えないんですか?」
( ゚∀゚)「コンビニで酒買って、カラオケで飲みゃいいじゃん」
*(;‘‘)*「先輩と2人っきりで密室なんか死んでもごめんです!!何されるか分かったもんじゃないです!!」
(; -∀゚)「どんだけ信用無いんだよ俺」
*(;‘‘)*「普段の行動を省みて下さいよ!別に先輩の事は嫌いじゃないですけど信用は出来ません!!」
( ゚∀゚)「俺、処女はめんどいから手出さないって決めてんだけどな―」
*(#‘‘)*「ほらセクハラ!本当に最低の人ですね!!」
(* ゚∀゚)「あ、あと俺は巨乳派だからお前はアウトオブ眼中」
*(#‘‘)*「ああそうですか!!なら先輩は1人で寂しく飲んで下さい!!私は帰ります!!」
-
( ゚∀゚)「あれ?もしかして、おこなの?」
*(#‘‘)*「知りません!帰ります!!」
( ゚∀゚)「おこなの?ねえ、おこなの?」
*(#゜゜)*「さ よ う な ら !!」
マッタクモウ!! スタスタ……!!
( ゚∀゚)「……あれが噂の激おこぷんぷん丸か」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「帰るか」
-
……
……
アヒャ宅
( ゚∀゚)「ただいま―……って誰も居ないか」
( -∀゚)「ん―つまみと炭酸は買ったから今日は1人寂しく部屋にある酒を飲むしかないか」
(;゚∀゚)(こ―いう時に限ってセフレが誰も捕まらないんだよな―)
( ゚∀゚)(あ―やっぱ彼女作ろ―かな―?ふとした時にぶわあって寂しさが押し上げて来るんだよな
―)
( ゚∀゚)(……)
( -∀-)「はぁ」
( ゚∀゚)「まあ、落ち込んでても仕方ない。とりあえず適当に飲みましょ」
-
( ゚∀゚)「ど―れ―に―し―よ―う―か―な―っと」
( ゚∀゚)9m「こいつに決めた!!」ビシッ
( ゚∀゚)「『電氣ブラン』?」
( ゚∀゚)「……」
(; -∀-)「……俺、こんな酒買ったっけ?」
(;゚∀゚)「バイト代入るたんびに、適当に酒屋で10本くらいバラバラに買っちまうからどれがどれだか……」
(;゚∀゚)「てかこれリキュールにしては度数高いな、おい!40°ってウィスキーと変わらね―じゃん!」
( ゚∀゚)「まあいいや、飲まなきゃ味も分かんね―し。とりあえず飲むかね、グラスグラスっと」ガサゴソ
( ゚∀゚)「ほんじゃ、まずはストレートで……」トクトク
-
(* ゚∀゚)「いただきま―す」
(* ゚∀゚)「」ゴクゴク
(* ゚∀゚)「」
(* ゚∀゚)「」
(* ゚∀゚)「」
( ゚ p ゚)「不味い」
-
(;゚∀゚)「え―、ちょ!え―!?」
(; -∀-)「どうしよう!何か感想とか浮かんで来ない!ただ純粋に口に合わない!!何だこの味!?」
(; -∀゚)「強いて言うなら……安っぽい柑橘系?」
(;゚∀゚)「それからブランデーとかウィスキーっぽい味が混じって……うわ――こりゃいくら俺様でも悪酔いするわ!!」
(;゚∀゚)「こりゃ流石にストレートじゃ無理だ。Wikiで『電氣ブラン 飲み方』で検索っと」カチカチ
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「ほほう」
( ゚∀゚)+「『三ツ屋サイダー』割りとな?」
-
( ゚∀゚)「確かリビングの冷蔵庫に……」スタスタ
( ゚∀゚)「あったあった!まあ親父のだけどバレやしないだろう」ガチャッ
( ゚∀゚)「んじゃ、まあ気を取り直してタンブラーに氷ぶっこみ―の」カランカラン
( ゚∀゚)「んでハイボール作る要領で電氣ブランとサイダー流し込んで」トクトクシュワシュワ
( -∀゚)「かる―くステアして」クルクル
( ゚∀゚)「いっただきま―す」ゴクゴク
( ゚∀゚)「」
( ゚∀゚)「」
( ゚∀゚)「」
(*;∀;)「あかんめっちゃ美味い」
-
(* -∀-)「あ―これはアカン飲みすぎる!!めっちゃ美味いもん!!」
(* -∀゚)「サイダーの甘味に、あの安っぽい柑橘系の爽やかさがいい感じに溶けて飲みやすくなって」
(* ゚∀゚)「炭酸が弾けてウィスキーやらブランデーやらの香りが漂っちゃって……うん、美味いわ!」
(* ゚∀゚)「ずいぶんと上質なカクテルになったな―まさかここまで変わるとはな。恐るべし三ツ屋サイダー」
( -∀゚)「しっかし甘いからツマミに困るな……チョコとかでいっか」ガサゴソ
( ゚〜゚)「」モグモグ
( ゚∀゚)「うん。ふつ―に美味いな」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ふぅ……」ゴクゴク
( ゚∀゚)(もうすぐ学園祭か―早いな―)
( ゚∀゚)(つ―事は内藤達ともそこそこの付き合いになったって事だわな)ゴクゴク
( -∀-)(内藤にしろ兄者にしろ、漫画科の男らとここまで親しくなるとは思わなかったなあ)
( ゚∀゚)「どう転ぶか分かんね―もんだな」
-
ワタシハーイマーシンデイルー♪
( ゚∀゚)「おっメール?絶壁からか」
「
『沢近ヘリカル(絶壁)』
お疲れ様です!
LINEのID分からなかったのでメールしました!
練習お疲れ様でした!
飲みの誘いは嬉しかったですけど(´・ω・`)
飲むときは皆で飲みましょうね(*^^*)
先輩はセクハラばっかりですが
意外と頼りがいがあるって
実行委員では評判なんですよ(`・ω・)
LIVEも実行委員も頑張りましょうね!!\(^^)/
ヘリカル☆
」
( -∀゚)「……律儀な奴だな」
-
( ゚∀゚)「嫌われ者の俺様にJKの友達が出来るとはな―」
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)「……美味くいけばヤれっかな?なんてな―、アヒャww」
( ゚∀゚)「ん―でも未成年、しかも同じ学校の女に手だすと不味いかな?」
(; -∀゚)「処女はヤった後がめんどいしな……気持ち良いは気持ち良いんだけど」
( -∀゚)(それに……)
( ゚∀゚)(あの斉藤マルティネスって男。ヘリカルに気かあるっぽいんだよな―)
(* ゚∀゚)(もし酒を飲む機会があったらイジりまくってやるwwアヒャヒャヒャwwww)
( ゚∀゚)「まあ、学園祭までは大人しくしてますかね」
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
(* ゚∀゚)「あ―美味い!!」
……
……
-
翌日
*(‘‘)*「さてと、今日も練習しなきゃね」
(・∀ ・)「あの―ヘリカル先輩」
*(‘‘)*「あら、またんき君。どしたの?」
(;・∀ ・)「昨日あれから大丈夫でしたか?笑家先輩から変な事されませんでしたか?」
*(‘‘)*(あ―心配してくれてるのね。優しいな―)
*(‘‘)*「大丈夫だよ。普通に(言葉で)イジられたり(冗談混じりの)セクハラされただけだから」
(;・Д ・)そ「いじる!?セクハラ!?」
*(‘‘)*「ん―まあね。でもいつもの事だから割りと慣れちゃったよ」ハハハ
(;・Д ・)そ「いつものこと!?」
(( ∀ ))(ゆ……許せない!!)
(#・∀ ・)(絶対に許せないぞ!!笑家アヒャ!!)
*(‘‘)*「??」
-
今日の一杯
電氣ブラン(オールド)
種類…カクテル・リキュール
東京都、台東区浅草。その一角にある神谷バーで生まれた1品。
明治時代に誕生し、当時流行であった電気という言葉とブランデーの名を合わせて生まれたとされる。
作中ではアヒャがウィスキーのような味と香り。と発言したが、そのレシピは未だに謎であり、現在分かっているのは「ブランデー、ジン、ワイン、キュラソー」が使われている点のみ。
その他にどのような材料が使われているのか、またどんな分量であるかは謎である。
ちなみに神谷バーは浅草に未だ健在。
機会があったら寄ってみてはいかがだろうか?
( ゚∀゚)「ちぃとばかし俺の口にはあわね―な。けど三ツ屋サイダー割りはマジで美味いぜ!?」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
おつおつ
アヒャクズ過ぎるwww
-
神谷バーは割と寄る
-
なるほどこうやってアヒャは悪気ないのに周りに誤解されていくのな…
悪い奴じゃないと思うけどなー
電気ブランサイダー割おいしそう
-
乙です!
なんかヘリカルが可愛い。
-
乙
いやいやアヒャは嫌われて然るべき人間だろ
-
乙
アヒャはしょうがないでしょ
悪気がないなら余計に
-
悪気がなければ何してもいいって価値観じゃない人間もいるだろ
アヒァは嫌いじゃないけど、アヒァは悪くないとは思わないわ
-
サブキャラクター紹介
〜グラフィック科編〜
(,,゚Д゚) 埴谷ギコ(はにや ぎこ)
グラフィック科OB。フォックスの先輩にあたり、しぃの恋人でもある。
高校を卒業した後、陸上自衛隊に入隊。
その後、経理を学ぶための専門学校に入学。
卒業した後、この学校に入学するという変わった経歴の持ち主。
普段は堅苦しい喋り方だが酒が入ると態度が豹変。
在学当時はそのキャラも相まって皆の人気者だった。
現在は都内で警備員として働いてる。
好きな酒は焼酎全般。
<_プー゚)フ 雷電エクスト(らいでん えくすと)
グラフィック科担任教師、兼専門課程統括主任。
多くのデザイナーが師と仰ぐ偉大な人物らしいのだが、その多くは謎にみちている。
余談だが服飾科の生徒達からは評判がよろしく無いらしい。
好きな酒はビール全般。
( ・ω・)松本ボッコス(まつもと ぼっこす)
グラフィック科在籍2年。
学園祭の実行委員では副会長を務めている。
高校時代アメフト部に所属しており、縦にも横にも大きく、筋肉質。
現在は内定が確定している為、クラブで皿を回したり、自身が制作したラップのCD等を販売している。
ちなみに、校内で1番女子から人気のある男子だった。
好きな酒は『コロナビール』。
-
皆さんこんにちわ。1です。
前々から予告していた通り、30話を最終回とし、第1部を完結させて頂きます。
今後の流れとしては
-
今後の流れとしては
29話→登場人物照会(高校生編)→30話→番外編3話
の順で投下する予定です。
30話では一応最終回っぽく少し長めで、また番外編では1話の前の飲み会(作中でも高校生達が口にしていた大規模な飲み会)についてです。
第2部も書き続けるつもりですが、今後どうなるか分からないので……
以上、お知らせでした。
-
おけおけ
第二部も是非書いてほしいな
あとリアル兄者は弟者いるのか?
-
>>330 もちろんいますよ
-
>>331
ほう
じゃあこの物語で弟者は出てくる予定あるのかい?
-
>>332 第二部でちょい役として出る予定です。
-
乙です!
毎回楽しませてくれる1のこと大好きやで↑↑
続き楽しみにしとるよ〜
-
こんばんは1です。
今夜0〜2時に29話を投下します。
話の都合上まだ酒は決まっていませんが良かったらお付き合い下さい。
-
うっしゃ
全裸待機
-
やったー
-
おっしゃあ
-
皆さんこんばんは。1です。
実はまだ酒が決まっていないという、途中からながら状態になりますが投下します。
……マジで酒何にしようかな?
-
ワイルドターキー
-
酒に利く茶とか
-
(;^ω^)「」カキカキカキカキ
(;^ω^)「」カキカキカキカキ
(# ^ω^)「」カキカキカキカキ
(# ^ω^)「」カキカキカキカキカキカキカキカキ!!
(# ^ω^)「終わったお――――!!」
( ´ω`)「ようやく、ようやく学園祭用の課題が全て終わったお……長かった、苦しかった……」
( ´ω`)「これで毎日夜の8時まで居残ってひたすら漫画を描く生活から解放されるお」
( ,,^Д^)チラッ
( ´ω`)「今の時刻は……5時半かお。バイトもしばらく休みだからゆったり出来るお」
( ,,^Д^) チラッチラッ
(* ^ω^)「学園祭まであと2日!!僕はもうやること無いから今日は帰って思う存分、一人酒を楽しむかお!!」
( ,,^Д^)「な―いと―うく―ん」
(^ω^ )「ん?何ですかタカラ先生?」クルッ
( ,,^Д^)「……お仕事頼めない?」
(;^ω^)そ「えっ……!?」
-
( ^ω^)「酒の肴は馬鹿話のようです」
29杯目
-
17:45
(# ^ω^)「お断りしますお!!」
(;,,^Д^)「お願いだよ内藤く――ん!!どうしても漫画科から代表の生徒を出さなきゃいけないんだよ――!!」
(# ^ω^)「なんで本番2日前にそんな重要な仕事を振り分けてるんですかお!いくらなんでも遅すぎですお!!」
(;,,^Д^)「本来だったら別の学科の仕事だったんだよ――!でもどの生徒も空きが無いからってついさっき漫画科に回って来たんだよ――」
(# ^ω^)「じゃあ何で僕なんですかお!?僕の他に課題終わってる人いるじゃないですかお!?」
(;,,^Д^)「山村さんと猫野さんは実行委員で忙しいし、流石君は課題は終わってるけど補習の手続きしたりで時間が取れないんだよ――!」
(# ^ω^)「他の生徒はどうなんですかお!?」
-
(;,,^Д^)「みんな課題終わってないんだよ――!だから内藤君にしか頼めないんだよ――!!」
(;^ω^)「……うぅ」
(;,,^Д^)「お願い!内藤君!!」
(;^ω^)「……」
(;,,^Д^)「……」
(# ^ω^)「……あぁもう!!分かりましただお!!やるから早く説明してくれお!!」
(*,,^Д^)「ありがと――!!」
……
……
-
18:00
( ^ω^)「当日の来校者に学校の案内を先導して、各教室を案内する仕事っていうのは分かったけど……」
(;^ω^)「当日までにこのA4用紙3枚のセリフを暗記しなきゃいけないなんて……苦行だお」
(# ^ω^)「だいたい案内なんかカンペ見ながらでいいじゃないかお!こっちだってバイトでやってる訳じゃないんだから!」
(# ^ω^)「だいたいタカラ先生もタカラ先生だお。大した仕事じゃないとかいいながら結構な大役を押し付けて」
(# ^ω^)「今日こそは早く帰れると思ってたのに!何てツいてないんだお!!」
(# ^ω^)「あ―あ―嫌だなあ。だいたい嫌な事が1つ起きるとそれに続いてどんどん嫌な事が「なあああぁぁぁいいぃぃとおおおぉぉぉぅぅぅうううう――!!」
( ^ω^)「……」
(;^ω^)「今、物凄い聞き覚えのある悪魔の叫び声が聞こえたような……」
-
ガラララッピシャンッ!!!
(# ゚Д゚)「テメェごら内藤!!一体全体どういうつもりで俺様にケンカ売ってんだこのキモヲタが――!!」
(;^ω^)そ(悪魔来ちゃった―――!!)
.
-
(;^ω^)「ケンカって……一体どういう意味だお!?僕はここ最近アヒャ君と会ってすらないじゃないかお!!」
(# ゚∀゚)「あぁん!?じゃあ聞かせてもらうがなあ、漫画科の連中が掲示に使うホワイトボードはどこから持ってきたやつなんだ!?」
(;^ω^)「ホワイトボード?」
(# ゚∀゚)「お前らが展示用のイラストを張り付ける為の、車輪つきの白くてデカい板の事だよ!!」
(;^ω^)「え、そんな事を僕に聞かれても分からないお!そういう細かい事はタカラ先生の担当じゃないのかお!?」
(# ゚∀゚)「ざっけんじゃねえぞボケが!!漫画科から提出された企画書にはテメェが代表者になってんだよ!!」
(;^ω^)(そう言えば学科の代表者を無理矢理おしつけられた事があったような……)
(;^ω^)「で、でもそのホワイトボードが一体どうしたんだお!?確かアヒャ君の仕事って大広場(ホール)内のイベント事を取り仕切る仕事だった筈じゃあ!?」
(# -∀゚)「……その通りだけどよ。なあ、内藤よ?」
( ゚∀゚)「そのホワイトボードは俺達『実行委員が借り入れてる物なんだよ』!!」
(;^ω^)「……はあ」
-
( ゚∀゚)「……」
(;^ω^)「……」
( ゚∀゚)「……」
(;^ω^)「……で?」
( ゚∀゚)「」ブチッ
(# ゚Д゚)「しなさりんど――糞ったれが―――!!」
(;^ω^)そ「ひぃっ!?」ビクッ
(# ゚∀゚)「テメェは何のために企画書を学科毎に提出させてると思ってんだよボケが!!それぞれ予算の振り分けが必要だからに決まってるだろうが!!」
(# ゚∀゚)「実行委員と漫画科の予算は完璧に別枠なんだよ!!なのにテメェら漫画科のボケナス共は勝手に実行委員が用意したホワイトボードを持ってきやがったんだよ!!」
-
(;^ω^)「いや、余ってるんなら別に良かったんじゃあ」
(# ゚∀゚)「余ってる訳じゃねえんだよ!!当日の服飾科のファッションショーの為の遮光板に使うために物置に置いておいたんだよ!!」
(# ゚∀゚)「いいか!?ホワイトボード借りるのだってタダじゃねえんだよ!!元々はお前がしっかり企画書を煮詰めてね―からこんな事になんだよ!!」
(;^ω^)「いや、そんなこと言われても僕はタカラ先生の言った通りに(# ゚∀゚)「知るかダボがあ――!!とりあえずおまえらが勝手に持ってったホワイトボード3枚は返して貰うからな!!」
(;゚ω゚)そ「ちょっ!?そんな事されたら漫画科は当日どうすればいいんだお!?」
(# ゚∀゚)「知らね―よボケ!!テメェらが勝手に馬鹿やりやがったんだから自腹で揃えるか実行委員の会計係代表に土下座して来い!!」
(;゚ω゚)「そんな!!会計代表ってグラフィック科の清水さんだお!?僕は面識だって無いし、そもそも僕は他にも仕事があるんだお!?」
(# -∀゚)「知るか!!テメェで何とかしろ!!いいか内藤?」
-
(# ゚∀゚)「こちとらここ1週間は毎日夜の11時まで仕事させられてイラついてんだよ」
(;^ω^)「いやっ、そんなこと知ら(# -∀゚)「黙れごら」
(# -∀-)「俺様の貴重な時間を……これ以上テメェの寝言に付き合わせる気なら……」
(# Д )「ケツの穴からウィスキー流し込んでアナルプラグぶっ刺して亀甲縛りでホールに放置してやるから覚えとけ糞ったれのキモヲタ野郎があああぁぁぁぁ――!!」
ガラララッピシャンッ!!
( ^ω^)「」
( ^ω^)「」
( ;ω;)「……ちょっとチビるかと思ったお」グスン
……
……
-
19:30
(;^ω^)「よ……ようやくホワイトボードの件が片付いたお。物置に代わりになりそうな物があって助かったお」
(;^ω^)「うぅ……それにしたってアヒャ君も酷いお。僕の事情はおかまい無しで怒鳴り込んで来るだなんて」
(;´ω`)「はあ。結局こんな時間になっちゃうし……この調子じゃいつもと帰る時間が変わらなくなっちゃうお」
(;^ω^)「とりあえず、さっきまでの遅れを取り戻さなきゃ。暗記暗記」
( ^ω^)「ええと、『我が校は生徒達の自主性を重んじており……』」ブツブツ
ドンドンドンッ!!
(;^ω^)そ「ひぃ!?またかお!?」
-
ガラララッ
爪 ー )「……」
( ^ω^)「……あっフォックス君かお?」
( ´ω`)(何だ安心した―……またアヒャ君が殴り込みに来たのかと思っ爪 ー )「おい内藤」
( ´ω`)「へっ?」
爪 ー )「ちょっとばかし……」
爪#゚∀゚)「表……出ろや……!!」ゴゴゴゴゴゴ……
( ^ω^)「」
( ^ω^)(あっ……死んだな、これ)
-
……
……
(*゚ー゚)(世の中には怒らせてはいけない人が2種類います)
(*゚ー゚)(1つは、いわゆる『昔ヤンチャしていたのに、それを本気で反省している』人間)
(*゚ー゚)(そしてもう1つは『暴力を封じ、普段は温厚で滅多に怒らない』人間)
(*゚ー゚)(もし、あなたの身の回りで以上の条件が揃った人間を怒らせる事があったなら)
(*゚ー゚)(きっと、あなたは『地獄』というものを目の当たりにすることになるでしょう)
*(‘‘)*「しぃせんぱ――い!こっち手伝って貰って大丈夫ですか――!?」
(゚ー゚*)「は―い!!今いきま――す!!」クルッ
……
……
-
19:45
( ;ω;)「こ……怖かったお……!!」グスン…ヒックッ
(# ;ω;)「だっ……大体にしてどうして仕事の責任を全て僕に押し付けられなきゃいけないんだお!!僕だって好きで代表なんか引き受けた訳じゃ無いのに!!」グスグスッ
( ;ω;)「フォックス君だってあんなに怒ること無いじゃないかお!!そもそも漫画科の代表が学園祭のパンフレットにイラスト描かなきゃいけないなんて知らなかったお!!」グスグスッ
(# ^ω^)「しかも今日の9時がタイムリミットだなんて……いくら何でも急すぎるお!!」
(;^ω^)「で……でも何としても描きあげなきゃフォックス君になにされるか……!」
((; ω ))「」ブルルッ……!
(# ゚ω゚)「うおおおぉぉぉ――――!!」カキカキカキカキカキカキカキカキ!!
……
……
-
21:20
〜(; ω )「」フラフラ
〜(; ω )「終わった……お……」フラフラ
(; ω )「ギリギリだったけど、とりあえずパンフレットの件は片付いてなんと提出したお」
( ´ω`)「……」
( ´ω`)「……あ」
( ´ω`)「暗記……暗記しなきゃ……」ブツブツ
ガラララッ
( ,,^Д^)そ「あれっ内藤君じゃないですか!?」
( ´ω`)「あっ……タカラ先生……ようやくこれから暗記を(#,,^Д^)「困りますよ!内藤君!!」
( ´ω`)「……」
( ^ω^)「はっ?」
-
しえ
災難だなブーン
-
弱り目に祟り目か、支援
-
……
……
21:30
学校内
喫煙所
(;´_ゝ`)「ちっくしょう。まさか補習の説明以外にも何だかんだで雑用を手伝わされるなんて……もうこんな時間じゃねえかよ」
( ´_ゝ`)「あ―あ―帰るのめんどくせ―な―。適当に理由つけて内藤の家にでも泊めてもらおっかな―」
テクテクテクテク……
( ´_ゝ`)「ん?」
-
( ^ω^)テクテクテクテク
(* ´_ゝ`)「おお内藤じゃん!何で喫煙所に?まあ丁度いいや、悪いんだけど今日はお前の家に……」ガシッ
( ´_ゝ`)「……ガシッ?」
( ^ω^)「」
( ´_ゝ`)「」
( ^ω^)「」ズルズルズルズル……!
(;´_ゝ`)「えっ!?ちょっ!?何で俺は首根っこ捕まれて引きずられてるの!?えっちょ……内藤――!?」ズルズルズルズル……!
……
……
-
某居酒屋
(# ^ω^)「な――にが『夜9時以降に残る場合は担任の許可が必要です!』だお!!ふざけんなお!!」ゴクゴクゴクゴク
(;´_ゝ`)「はぁ……」
(# ^ω^)「こちとらアヒャ君やフォックス君の八つ当たりまで受けてたっていうのに……代表だって勝手に押し付けられたのに!!」ゴクゴクゴクゴクカラン
(;´_ゝ`)「あの―内藤さん?」
(# ^ω^)「大体あの2人もあの2人だお!!本番近いからってピリピリしてるのは自分達だけじゃないんだお!!……って空になったお」
(;´_ゝ`)「あの……もうビール5杯目だぞ?明日は代表会議とやらがあるってタカラ先生言ってたぞ?」
(# ^ω^)「んなもん知るかお!!こちとら勝手に押し付けられたんだからサボってやるお!!……あっスミマセ――ン!!この店で1番度数の高いお酒2つ――!!」
(;´_ゝ`)そ「はあ!?おまっ……既に酔っぱらってんだからせめてビールだけで止めとけよ!!」
(# ^ω^)「うるさいお!今日はとことん飲むって決めたんだお!!」
-
オマタセイタシヤシター
(;´_ゝ`)(付き合わされるこっちの身にもなれよ――!度数強い酒って何だ?ウィスキーか!?)
( ^ω^)「ん―……このお酒……黄色っぽくて綺麗だお――」
(;´_ゝ`)そ(んっ!?ちょっと待て!!今ちょうど店員が持っているあのボトル見覚えあんぞ!?)
( ^ω^)「でも量が少ないお―ケチんぼだお―」
(;´_ゝ`)(それからショットグラスに申し訳無い程度に注がれたこの量!!おいおい!まさかこの展開!)
(;´_ゝ`)「もしかして……」
アッ コチラモドウゾー
( ^ω^)「ん―なんでお酒の他に塩とレモンがくっついてんだお―?」
ゴイッショニオメシアガリクダサイマセー
(; _ゝ )(よりによってテキーラかよ畜生―――!!しかもショットガンスタイルじゃなくてストレート―――!!)
-
( ^ω^)「ん―よく分からん酒だお――めんどいお――……」
(;´_ゝ`)(既にへべれけで酒の弱いこいつにテキーラなんか飲ませられるか―――!!ここは何としても阻止せにゃアカン!!)
(;´_ゝ`)「そ、そうだな内藤。多分この酒はお前の口には合わないだろうから俺が飲んで(* ^ω^)「めんどいからとりあえず一気飲みだお―」ゴクゴクカラン
( ´_ゝ`)「」
( ´_ゝ`)「」
(* ´ω`)「ん……しょっぱくて美味いお――……兄者君のも飲んじゃうお―」ゴクゴクカラン
( ´_ゝ`)「」
( ´_ゝ`)「」
( ´_ゝ`)(アカン)
-
(* ´ω`)「美味しいお―美味しいお―もう一杯頼むお―」
(;´_ゝ`)そ「待て待て待て待て内藤!そもそもテキーラっつ―のはパーティーとかで盛り上がる為に飲む酒なんだって!?」
(* ´ω`)「お―……?」
(;´_ゝ`)「それに、こいつを飲む時はまず塩を舐めてレモンをかじってから飲むの!そんな単体でグビグビ飲むものじゃ無いの!!」
( ´ω`)「お――……おっ……おっ」
(;´_ゝ`)「だからもう頼まなくていいの!作法だってめんどいだろうし、わざわざ頼むことは(;´ω`)「ぎぼちわるい……」
( ´_ゝ`)「」
(;´ω`)「おおおっ……!!」
( ´_ゝ`)「」
(; ω )「お……お……うぶっ!!」
(;゚_ゝ゚)「アカ――――――ン!!内藤!!まだ吐くな――支払いはいいからとりあえず外に出て」
(; ω )「オロロロロロロッ……!!」
(;゚_ゝ゚)「ギャアアアアアアア!!」
-
翌日
ミセ*゚ー゚)リ「ではこれから明日の学園祭に向けての代表会議を行います。先ずは出席」
ミセ*゚ー゚)リ「実行委員長、兼、服飾科代表。黒須ミセリ、出席しています」
( ・ω・)「副委員長、兼、グラフィック科代表。松本ボッコス、居ます」
( ゚∀゚)「企画構成係代表、笑家アヒャ。もちろん居るぜ?」
爪'ー`)「広報係代表は都合が悪いんで俺が代理で。狐ヶ崎フォックス、出席してます」
ノリ, ^ー^)li「会計係代表、清水ジャンヌ!しっかり☆出席」
ミセ*゚ー゚)リ「……あれ?」
ミセ*゚ぺ)リ「漫画科代表は?」
( ゚∀゚)「……」
爪'ー`)「……」
ミセ*゚ぺ)リ「……」
「「「「「あの野郎……!」」」」」」
-
今日の一杯
クエルポ・エスペシャル
種類…テキーラ
竜舌蘭から造られるメキシコ生まれの蒸留酒、テキーラ。
その中で恐らく日本でもっとも浸透しているであろう、それがクエルポ・エスペシャルである。
その入手難易度や価格帯からか、カクテルベースとしても多く使われる。
作中では塩とレモンと同時に登場したが、本来はライムと相性が良いとされている。
ちなみに、テキーラマイスターという名のテキーラ版ソムリエの資格は、日本国内で密かなブームとなっている。
(;^ω^)「テキーラ独特の塩っぽさ、癖になるお。ただ飲みすぎるとマジで洒落にならんお……」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
乙です‥
酒決めずここまで持ってけるのすごい!
あと巻き込まれる兄者キャラ好き
-
(´・_ゝ・`)盛岡デミタス(もりおか でみたす)
高等課程科、統括主任。
担当教科は数学。
最近、頭頂部が寂しくなってきたもよう。
ぶっちゃけ出番はもう無いだろうが……
好きな酒は焼酎全般。
(・∀ ・)斎藤またんき(さいとう またんき)
軽音楽部所属、高等課程、1年生の男の子。
ちなみに担当はボーカル。
オシャレで明るく人懐っこいため、高等課程内では男女共に人気がある。
学園祭を通してアヒャを知るが、色々あって嫌悪している。
同じ軽音楽部で先輩にあたるヘリカルに恋をしている。
-
*(‘‘)*沢近ヘリカル(さわちか へりかる)
軽音楽部所属、高等課程、2年の女の子。
ちなみに担当はギター。
学園祭の実行委員を通して、しぃやアヒャと知り合い、飲み会にたまに参加するようになる。
バンドの他にも、アヒャとデュオを組みピアノをやっている。
絶対音感を持ってるわ、趣味で描いたイラストがコンクールで金賞を貰うわと、地味にハイスペックである。
貧乳なのがコンプレックス。
好きな酒は『ほろよい』。
/ ゚、。 /鈴木ダイオード(すずき だいおーど)
軽音楽部所属、高等課程、2年生の女の子。
ちなみに担当はベース。
ヘリカルと同じく学園祭の実行委員を通して専門課程の生徒と交流を持つ。
同じバンドのショーンとは学校内でも有名なバカップルである。
ヘリカルとは地元が近いこともあり、親友だと思っている。
好きな酒は『ほろよい』。
-
ハハ ロ -ロ)ハ三条ハロー・エミリア(さんじょう はろー えみりあ)
軽音楽部所属、高等課程、2年生の女の子。
ちなみに担当はボーカル。
日本とアメリカのハーフなのだが実家で同居しているお兄さん(血縁関係は不明)が中国国籍の為、英語と日本語と中国語を話すことが出来る。
ただ本人曰く、自分の英語はアメリカ人に笑われる程ヘタらしい。
容姿は金髪で巨乳、さらに愛用の赤渕メガネがエロさを引き立たせる。
週末は地元の友達とクラブで踊っているのだが実はバージンらしい。
好きな酒は『カンパリソーダ』。
(´・_・`)小練ショーン(こねり しょーん)
軽音楽部所属、高等課程、2年生の男の子。
ちなみに担当はドラム。
ダイオードと交際しており、何だかんだで尻に敷かれている。
実は1度だけ、専門課程の飲み会にヘリカル達と共に参加したことがある。
理屈っぽくて無表情の為に誤解されやすいが、心優しい青年である。
好きな酒は『ほろよい』
-
以上で人物紹介、高等課程編を終了します。
こんにちは、 1です。
いよいよ次回で最終回(いや、多分まだ続くと思いますが……)です。
酒はまだ決めておりませんが、5つぐらいは紹介させて頂きたいと思います。
-
おつおつ
盛りだくさんにゃー↑↑
期待(_・ω・)_
-
期待してる
-
乙でし
次も期待してるで
-
続きを楽しみにしてるぞよ
-
最終回は寂しいな
乙
-
皆さんこんにちは 。1です。
本日夜の10〜12時より最終話を投下します。
今回のお酒は
「ツェラー・シュワルツ・カッツ」
「白鶴 大吟醸」
「メーカーズマーク」
「ハイネケン」
「ヒューガルデン ホワイト」
を予定しています。
登場キャラも多くなる予定ですので、良かったら読んでやって下さい。
-
1です。
文量の関係で投下を2回に分けてかなりまったり投下します。
ゆったりお付き合い頂ければ幸いです。
-
内藤宅
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……あ―」
( ^ω^)「おっ?」
( ´_ゝ`)「学園祭……終わったんだな―って」
( ^ω^)「終わったね―」
( ´_ゝ`)「……なんかさ―」
( ^ω^)「お―?」
( ´_ゝ`)「喪失感?がヤバイんだけど」
( ^ω^)「そう?僕は普通に充実感に溢れてるお」
-
( ´_ゝ`)「そりゃお前は何だかんだ言って色々仕事こなしてたからな。思いでだって多いだろうに」
(;^ω^)「いや、兄者君だって学園祭は普通に頑張ってたじゃないかお」
( ´_ゝ`)「お前に比べりゃそうでも無いさ」
( ^ω^)「そうかな―?」
( ´_ゝ`)「そうさ」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「もう学園祭から1週間近く経ってるんだよな―」
( ^ω^)「ね―。すっかり肌寒くなったお」
-
( ´_ゝ`)「ついこの前まではセミが煩さかったのにな―」
( ^ω^)「確かに。っていうか兄者君、今は何時だお?」
( ´_ゝ`)「ん?ああっと、16:50だな」
( ^ω^)「あ―じゃあそろそろみんな来る頃かな?」
( ´_ゝ`)「だな。準備しましょうかねっと……あ―疲れた」
(;^ω^)「疲れたってアンタ、今朝早くから僕の家に来てグダグダしていただけじゃないかお」
(;´_ゝ`)「バカみたいに大量のビール持って来たのは誰だと思ってんだよ。軽く20本以上はあるんだぞ?」
( ^ω^)「それについてはお疲れ様だお。まあ僕もウィスキーは用意してあるけど」
( ´_ゝ`)「フォックスもアヒャもしぃちゃんも酒を持参するんだろ?飲みきれるのか?」
( ^ω^)「まあ、そこは打ち上げのテンションで頑張るしか無いお。いざとなったらアヒャ君に流し込めばいいし」
-
ピンポーン
( ´_ゝ`)「おっ!来たな」
( ^ω^)「は―い!!鍵あいてるから入って下さいだお―!!」
ガチャッ
(*゚ー゚)「おじゃましま―す」
*(‘‘)*「ブーン先輩!お邪魔します!!」
/ ゚、。 /「久々に来たな―3ヶ月ぶりかな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「Helloブーンちゃ―ん!!可愛いLadyのご到着だヨ!!」
( ^ω^)「いらっしゃいだお―!」
( ´_ゝ`)「おぉ―高校生組は久々だな―こんちわ」
*(‘‘)*「お久しぶりです流石先輩!!」
/ ゚、。 /「あっ、どうもです」
ハハ ロ -ロ)ハ「Hello兄者!!」
(* ´_ゝ`)(やっぱJKってええなぁ……)
-
( ^ω^)「あれ?高校生組ってこれで全員かお?今日は5人くらい来るって聞いてたけど」
( ´_ゝ`)「つ―かアヒャとフォックスは?あいつらもしぃちゃん達と一緒に来るんじゃなかったの?」
(*゚ー゚)「アヒャ君達は割もの用の炭酸とかジュースとか買いに行ったよ」
*(;‘‘)*「ちなみに高校生はあと2人来るんですけど、荷物持ちとして悪魔先輩に拉致されちゃいました」
( ´_ゝ`)「把握した」
(*゚ー゚)「あっ、それからブーン。私も一応だけどお酒もって来たから。この前と同じ梅酒だけど」
(* ^ω^)「あ、ありがとうだお―。これなら高校生達も飲めるはずだお」
*(‘‘)*「梅酒ソーダって美味しいよね―」
/ ゚、。 /「しぃ先輩、わざわざありがとうございます」
(*゚ー゚)「私が飲みたかっただけだから気にしないで」
-
ガチャッガチャッ!
( ´_ゝ`)「お?アイツら来たかな?」
ガチャッバタン!!
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャww俺様とうちゃ―――く!!」
(;・∀ ・)そ「ちょっ!?入口で止まらないで下さいよ!!荷物めちゃくちゃ重いんですよ!!」
(;´・_・`)「うん、そろそろ僕の腕も限界かな」
爪;'ー`)「はよ行けやアヒャ」
( ^ω^)「お―皆さんいらっしゃいだお―荷物は適当に置いといて下さいだお」
(;´_ゝ`)「つ―か、おい!アヒャお前また三味線かついで来たのかよ!?」
( ゚∀゚)「パーティーにゃ音楽が必要だろ?まあ適当にそこら辺、置かせて貰うぜ」ガタンッ
-
(´・_・`)「お邪魔します。内藤先輩、お久しぶりです」
( ^ω^)「小練君お久しぶりだお―狭いけどゆっくりしてくれだお」
(;・∀ ・)「あっ……あの!初めまして!!高校1年の斉藤またんきっていいます!!」
( ^ω^)「お―初めましてだお!僕の名前は内藤ホライゾン。ブーンって呼んで欲しいお!!」
( ´_ゝ`)「俺は流石兄者な。まあ、ここにいる奴らは皆ゆるいから固くならないでくれや」
(*・∀ ・)「あっ、はい!ありがとうございます!!」
( ゚∀゚)「おいこら内藤!約束どおり酒持って来たぞ!」ゴトッ
爪'ー`)「ああ、俺も一応。大した物じゃ無いけど」ゴトッ
/ ゚、。*/「うわっ!!フォックス先輩のお酒めちゃくちゃ可愛い!!」
(´・_・`)「うん、青い猫の形のボトルだね。初めて見たよ」
-
爪'ー`)「ああ『ツェラー・シュワルツ・カッツ』っていう白ワインだ。最近のお気に入りでな、インテリアにもなるし」
(* ゚∀゚)「フォックス――!飲み終わったらその可愛いボトルは俺様にくれ!!」
爪'ー`)「ん?別に構わね―よ」
ハハ ロ∀ロ)ハ「アヒャみたいな奴にCuteな猫ちゃんは似合わないヨ(lol)」
(;゚∀゚)「ああん?別にいいじゃね―かよ。酒ビン集めんのは俺の趣味なんだからよ」
爪'ー`)「まあ大した量も無いからすぐに飲み干すだろ、この人数だし。つ―かアヒャは何を持ってきたんだ?」
( ゚∀゚)「やっすい日本酒だよ!まあ、一応『大吟醸』だから不味くはね―だろ」
/ ゚、。;/「ワインに日本酒に梅酒……なんか凄いラインナップだね」
(´・_・`)「うん、大人の宴会みたいだね」
(;・∀ ・)(僕……酒って飲んだこと無いんだけど大丈夫かな?)
-
( ´_ゝ`)「おおっと!俺らを忘れちゃあいけないぜ!?」
( ^ω^)「僕はウィスキー!!兄者君は色んな種類のビールを買ってきたんだお!!」ゴトッ
( ゚∀゚)「おっ!そのレッドトップは『メーカーズマーク』か!!」
(* ^ω^)「さっすがアヒャ君!大正解だお!!」
*(‘‘)*「なんか可愛いビンですね!蓋のところが赤いチーズみたい」
(´・_・`)「うん、多分ロウソクじゃないかな?」
( ´_ゝ`)「ちなみに俺が持ってきたビールは冷蔵庫の中な。と言うわけで、現時点で冷蔵庫は満杯な訳だが」
(;*゚ー゚)「うわっ……確かに冷蔵庫の中ビールでいっぱいだ」ガチャッ
-
( ゚∀゚)「炭酸やジュース入らね―な、こりゃ。適当なとこ置いとくかね―」
(・∀ ・)「ウィスキーって美味しいんですかね?」
(;´・_・`)「うん、悪いことは言わないから絶対に飲まない方がいいよ。絶対に」
(;・∀ ・)「そこまでですか?」
/ ゚、。;/「ショー君は前に、アヒャ先輩にウーロン茶だって騙されてウィスキー飲まされて死にそうになったからね―」
(#・∀ ・)(本当に何やってんだあの人!?)
( -∀゚)「つ―か冷蔵庫の中身とっとと減らして―から、そろそろ飲まね?」
爪'ー`)「だな、もう昼飯も食ってるし」
(*゚ー゚)「こんな時間から飲むのとか久しぶりだね」
( ´_ゝ`)「そうかい?俺はたまに内藤と飲んでるからな―」
-
/ ゚、。 /「あっもう始めるんですか?じゃあ『ほろよい』を準備してっと……」
*(‘‘)*「はい!またんき君の分だよ。ゆっくり飲んでね?」
(*・∀ ・)「あっ、ありがとうございます!」
( ´_ゝ`)「高校生組はビールダメなんだっけ?」
(´・_・`)「苦手ですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハローも嫌いダ―。チューハイ飲むシ」
( ゚∀゚)「ビールは誰が誰のだ?な―んかやけに種類があるんだけど?」
( ´_ゝ`)「『スーパードライ』が俺。『ハイネケン』が内藤、『バドワイザー』がフォックスで『黒ラベル』がお前の分だ」
( ゚∀゚)「はいよ。ほれ、内藤に兄者!キャッチしろ!」ポイッポイッ
( ´_ゝ`)「把握した」キャッチ
( ^ω^)「サンキューだお」キャッチ
-
爪'ー`)「アヒャ、俺のも」
( ゚∀゚)「はいよ―……って何で『ヒューガルデン ホワイト』なんか入ってるんだ?」ポイッ
( ´_ゝ`)「ああ、それはしぃちゃんと高校生組用」
(;*゚ー゚)そ「えっ!?私はビール飲めないよ?」
( ´_ゝ`)「まあまあ、後で騙されたと思って飲んでみてよ。めちゃくちゃ飲みやすいからさ」
( ゚∀゚)「海外ビールがアリなら『ホブゴブリン』飲みたかったわ」ガチャッ
( ´_ゝ`)「文句言うなや」
(*゚ー゚)「私は梅酒のソーダ割で、高校生組はみんな『ほろよい』だね」
爪'ー`)「そろそろ飲むか?」
( ´_ゝ`)「だな。ほれ内藤、乾杯の音頭」
( ^ω^)「おっ!分かりましただお!!」
-
( ^ω^)「え―それでは皆さん!!かく学科、実行委員、それから部活!!」
( ^ω^)「学園祭では皆それぞれ全力で頑張ったはずだお!!と言うわけで本日は全力で楽しみましょうだお!!」
(* ^ω^)「かんぱ―――い!!」
「「「「「「「「「「乾杯!!」」」」」」」」」
.
-
「酒の肴は馬鹿話」
30杯目 〜最後のお酒〜
.
-
(*・∀ ・)「あっ、これ美味しいですね!!」チビチビ
*(‘‘)*「飲みやすいからね。アルコールも殆ど入ってないし」ゴクゴク
( ゚∀゚)「お前らよくそんなんで満足できるよな……さ―ってお次は何を飲むかな―?」カラン
(;・∀ ・)そ「うぇっ!?もう飲んだんですか!?」
( ^ω^)「斉藤君、あれは別次元の存在だからほっといた方がいいお。彼の事はアルコールを消費する為の機械かなんかだと思った方がいいお」
(;´_ゝ`)「日を追うごとにアヒャの扱いが雑になってきたよな、お前」
爪'ー`)「あっ、アヒャ。俺にワイン注いどいてくれ」ゴクゴク
Σ(^ω^;)「うぇ!?フォックス君まで!?」
(* ゚∀゚)「おっ!!いいねいいねフォックス!!いいペースじゃ―ん!!」トクトク……
爪'ー`)「まあ、打ち上げくらいは思いっきり飲まないとな。明日も休みだし」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「俺も今日はガッツリ飲むつもりだけどな―っと」ゴクゴクゴクゴク
(;・∀ ・)「先輩達、凄いですね……」チビチビ
(;*゚ー゚)「斉藤君、ここの人達は異常だから参考にしちゃダメだよ?とくにアヒャ君と兄者君は」ゴクゴク
*(;‘‘)*「あ―……アヒャ先輩のせいで目立たないけど兄者先輩もかなり強いんですよね、確か」
/ ゚、。 /「でもあの人って前の飲み会で潰れてなかったっけ?」
(;*-ー-)「あの時はアヒャ君とひたすらウィスキーの一気飲みの勝負してたからね……流石に潰れるよ」
/ ゚、。;/「あぁ、何か思い出してきた気がします」
(* -∀゚)「ん―このワインなかなか飲みやすいじゃ―ん」ゴクゴク
爪'ー`)「あれ?アヒャってワイン飲めるようになったのか?」
( ゚∀゚)「最近な―。焼酎は未だに無理だが……ご馳走さん」ゴクゴクカラン
爪'ー`)「ありゃ?1杯でいいのか?」ゴクゴクカラン
-
( ゚∀゚)「人数も人数だからな―あんま飲みすぎてもアレだし」
爪'ー`)「なるほどな。俺もビール空いたからワイン飲むかね」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「お―いアヒャ!日本酒、開けちゃっていいか―?」
( ゚∀゚)「構わね―よ。あっついでに俺にも注いで」
( ´_ゝ`)「把握した」トクトク
( -∀゚)「……うん。いつもの味で美味いな」ゴクゴク
ハハ ロ -ロ)ハ「Hey!フォックス! ハローにも頂戴ヨ!」
爪'ー`)「おう……はいよ、ワイン好きなの?」トクトク
ハハ ロ -ロ)ハ「Thank You!ハローは何でも飲むヨ!Beerと度数が高すぎるやつ以外はネ」
-
*(‘‘)*「相変わらずクラブ通ってんの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「まあナ、馬鹿な男が奢ってくれるから安く楽しめるシ。今度2人も行くカ?」
*(;‘‘)*「え―……私はそういうのはちょっと」ゴクゴク
/ ゚、。 /「私はショー君いるからパス」ゴクゴク
ハハ ロ -ロ)ハ「あら残念……あ、このWine美味しいヨ」ゴクゴク
*(‘‘)*「白ワインと赤ワインって味が違うの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ぜんっぜん違うヨ!初心者は白からがいいんじゃなイ?飲みやすいしナ」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「つ―かこれって『白鶴 大吟醸』か。アヒャ―この酒いくらだったの?」
( ゚∀゚)「確か1000円ちょいだった気がするわ。値段の割には美味くね?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「」ゴクゴク
(* ´_ゝ`)b「あっ、美味いな。流石だな白鶴」
-
(*゚ー゚)「白鶴ってあの変わった歌のコマーシャルの?」
( ゚∀゚)「そうそう。まあ、流石に大吟醸だから味のランクは違うけどな―……おい、兄者。注いで」カラン
( ´_ゝ`)「もうめんどいからラッパ飲みしろよ」トクトク
(;^ω^)「他の子が飲めなくなっちゃうお」
(;・∀ ・)「あの―……日本酒って美味しいんですかね?」チビチビ
(* ゚∀゚)「おっ日本酒に興味あんのか斉藤ママタンゴ」
(#・∀ ・)「またんきですよ!またんき!!なんでマが増えちゃうんですか!?」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「そういや、ハローも日本酒は飲んだこと無いナ」ゴクゴク
( ゚∀゚)「まあ物にもよるがコレは美味いぜ?ちょっと注いでやるよ」トクトク
(・∀ ・)「あっ、どうもです」チビチビ
ハハ ロ -ロ)ハ「ハローの分ハ?」
(;-∀゚)「お前は酒弱いんだからチャンポンすんじゃね―よ。とりあえずその手に持ったワイン飲み干して休憩してから口開け」
ハハ#ロ -ロ)ハ「Fuck you!!」
(* ゚∀゚)+「え?ヤらしてくれんの?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ゴメンナサイ」
-
(・∀ ・)そ「……!」チビチビ
( ゚∀゚)「おっ、どうよ?」
(*・∀ ・)「美味しいです!甘くて!すっきりして、あとなんかフルーツみたいな味がふわぁってします」
( ゚∀゚)(コイツも内藤みたいなダルい酔い方するタイプか?)ゴクゴク
(*・∀ ・)「美味しいな―」チビチビ
*(‘‘)*「よかったね、またんき君!」
( ^ω^)「……今、何か不愉快な電波を受信したような」
( ´_ゝ`)「なんだいきなり?」ゴクゴク
( ^ω^)「いや、何でも……やっぱりハイネケンは美味いお」ゴクゴク
-
( ´_ゝ`)「まあデザインは綺麗だよな。目立つし」
( ^ω^)「味も美味いお?アサヒ信者の兄者君には通じないだろうけど」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「アサヒ信者って言い方やめてくんない?なんか変な新興宗教みたいな響きになるから」ゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「お―い兄者、グラス空いてるぞ――」トクトク
( ´_ゝ`)「おっ、サンキュー」ゴクゴク
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャwやっぱり酒は美味いな―!おっ、お前も飲むか?」トクトク
(*・∀ ・)「あっ……ありがとうございます」
爪'ー`)「アヒャ、俺にも」ゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「あいよ―」トクトク
*(‘‘)*「私もワインに挑戦しようかな―?」
/ ゚、。 /「あっ、私も少し興味ある」
爪'ー`)「ほら、好きに飲みな」スッ
/ ゚、。 /「あっ、ボトル寄せてくれてありがとうございます」トクトク
-
*(‘‘)*「ハローは?」トクトク
ハハ ロ -ロ)ハ「飲むに決まってんじゃン。ほいヨ、ショーン」トクトク
(´・_・`)「うん、ごく自然に僕が飲む流れになってるけど僕は飲めないからね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「飲まないとダイオードを泥酔させてアヒャに引き渡しちゃうヨ?」
(´・_・`)「ありがたく頂きます」ゴクゴク
(;・∀ ・)(発想がリアルで怖い……)
(;*゚ー゚)「なんか皆ペース早いけど大丈夫かな……?」
( -∀゚)「ん―、まあ最悪フォックスや兄者が潰れても高校生組にあんま無理させなきゃ大丈夫だろ」ゴクゴク
-
(*゚ー゚)「……ちなみにアヒャ君、それ何杯目?」
( ゚∀゚)「9か10」ゴクゴク
(;*゚ー゚)そ「まだ1時間も経ってないよね!?」
( ^ω^)「お―いアヒャ君!メーカーズマーク開けるお―?」
(* ゚∀゚)「アヒャww待ってましたバーボンちゃん!!」
(;*-ー-)(本当にみんな大丈夫かな―?)
……
……
1時間後
(* ‐ω‐)Zzz……Zzz……
(# ゚∀゚)「何で一番ペースの遅い内藤が潰れてんだよ!?」
〜ハハ*ロ -ロ)ハ「ブーンちゃんって本当に弱いんだネ〜」フラフラ
(;´_ゝ`)「そういうハローさんも結構フラフラしてるから気をつけてね?」
-
最後かー寂しいな
支援
-
30話もやってたのか
びっくりだな
-
しえん
-
最後っていうと寂しくてグッとなった‥支援↑↑
-
今夜も投下があると信じて…!!
支援
-
これ凄い好きなんだけど、まとめないの?
支援
-
1です。
今夜の0時に再開します。
-
予告来てた!楽しみにしてるよ!
-
眠い
-
1ッ!!
起きてッ( >д<⊂彡☆))3“) バシッ
-
待ってるよ
-
バッカス
-
そういやボジョレーきてたね
-
1だよ……規制が溶けたよママ……(´・ω・`)
土曜日に投下!これで完結!
待たせてごめんなさいマジで!!
まとめはグレーゾーン様から
http://boonzone.web.fc2.com/dish_is_silly_talk.htm
本当にありがとうございました。
-
規制だったのか!よかった。
土曜日楽しみにしてる!
-
おお…!
待ってたヨー!
土曜日楽しみだ
-
1です。
ラストです。
ゆっくり投下しますよん。
-
(*゚ー゚)「何だかんだであっという間にお酒無くなって来たね」
( ゚∀゚)「だな―。残ってるのはウィスキー半分とビール2本だけか」
(*゚ー゚)「この人数だもんね。みんな良い感じに酔ってるみたいだし」
( ゚∀゚)「時間的にグダってきたけどな―。なんか暇潰しになるようなゲームとか無いのか?」
( ´_ゝ`)「ゲームか。確かここら辺に……」ガサゴソ
*(‘‘)*「何を探してるんですか?」
( ´_ゝ`)「あったあった!パーティーゲームの代名詞スマブラ!!」
( ゚∀゚)「そこはマリオパーティーだろ」
(*゚ー゚)「私はマリオカート派かな?」
爪'ー`)「まあ、知名度で言ったらどっこいどっこいだろ」
-
(*・∀ ・)「スマブラいいですね―!久々にやりたいです!!」
/ ゚、。 /「でもコントローラー足りないんじゃないですか?」
( ´_ゝ`)「ところがどっこい!ちゃんと4人分有るんだよな―これが!! 」
/ ゚、。;/「何で1人暮らしのブーン先輩の家に4つも常備されてるんだろう?」
( ´_ゝ`)「2つは内藤ので、残りの2つは俺とアヒャが置いていっただけなんだけどな」
爪;'ー`)「ちゃっかりアヒャも持ち込んでるのかよ」
( ゚∀゚)「ま―家に居てもゲームやらね―からな―」
(* ´_ゝ`)「と言うわけで、スマブラやる人―!!」ガチャガチャ
(*・∀ ・)「やりますやりま―す!!」ガチャガチャ
*(‘‘)*「じゃあ私も参加しますね―。もちドンキーで」ガチャガチャ
/ ゚、。 /「ショー君は?」
(´・_・`)「うん、僕は後でやることにするよ。とりあえずダイオードは参加したら?」
/ ゚、。 /「じゃあ私も参加しますね。DXってピチューいましたっけ?」ガチャガチャ
-
(* ´_ゝ`)「ハッハッハッ!どう足掻こうと俺のミュウツーには勝てぬぞ―!!」ガチャガチャ
(*・∀ ・)「僕のカービィーだって負けませんよ―!」ガチャガチャ
爪'ー`)「兄者テンション上がりすぎだろ」
(*゚ー゚)「アヒャ君、お酒足りてる?買いに行こうか?」
( ゚∀゚)「ん―確かに物足りない。買いに行くかね、フォックスは行くか?」
爪'ー`)「俺は待ってるわ。金は後で渡せばいいか?」
( ゚∀゚)「おう……なあ兄者―!冷蔵庫に残ってるヒューガルデン飲んじゃっていい―!?」ガチャッ
(;´_ゝ`)「なっ……何でもいいから今話しかけるなっ……!!」ガチャガチャ
( ゚∀゚)「んじゃありがたく貰っとくわ。ほんじゃ、しぃちゃんコンビニ行こうぜ―」
(*゚ー゚)「うん。みんな何かいるものある?」
-
ハハ*ロ -ロ)ハ「Custard pudding!!食べたイ!!」
( ゚∀゚)「あとは―?」
爪'ー`)「からあげくん、あと適当にビール」
( ゚∀゚)「あいよ―。いってくるわ―」
(*゚ー゚)「いってきま―す」
爪'ー`)「いてら」
ガチャッ……バタン!
(;´_ゝ`)そ「やべぇ……俺だけ残機2だと……!?……って止めて!?カービィー吸い込まないで!?」
(・∀ ・)「残機4なので吸い込みからの巻き込み自殺余裕でしたw」
(;゚_ゝ゚)そ「アッ―――――――!!」
爪'ー`)「何で1番はりきってる奴がビリなんだよw」
(´・_・`)「うん、巻き込み自殺とか嫌がらせでしか無いよね」
-
(# ´_ゝ`)「糞っ!だが追い込まれてからが俺の本領発揮だぜ……!!」
*(‘‘)*「次はドンキーが行きますよ―っと」
(;´_ゝ`)そ「あぁ!止めて!?沢近さ――ん!ステージ端で掴まないで――!?」
*(‘‘)*「残機4なのでドンキー投げ技からの巻き込み自殺余裕でしたww」
(;゚_ゝ゚)そ「アッ―――――――――!!」
ハハ*ロ∀ロ)ハ「兄者だせェ(lol)」
(´・_・`)「うん、だんだん先輩が憐れになってきたよ」
爪;'ー`)「高校生にボコボコにされる二十歳って……」
……
……
-
外
(*゚ー゚)「だんだん涼しくなってきたね―。」テクテク
( ゚∀゚)「だな。フォックスが喫煙所に行くのがだんだん辛くなる時期だってボヤいてたわ」テクテク
(*゚ー゚)「あ―、学校の喫煙所って外にあるもんね。冬とか大変そう」テクテク
( ゚∀゚)「手が、かじかむらしいぜ?そこまでして煙草にこだわる理由がわかんね―けど」テクテク
(*゚ー゚)「確かにそこまで行くと不思議かも……この冷たさが今は気持ちいいな―」
( ゚∀゚)「酔ってるのか?」
(*゚ー゚)「うん。久々に大人数で飲んでるからかな?なんかアヒャ君は余裕そうだけど」
( ゚∀゚)「まあ、ほろ酔いかな?夜は長いからな」
(*゚ー゚)「だね―。まだ8時前だもんね」
( ゚∀゚)「ん」
-
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
( -∀゚)「……そういやさ―」
(*゚ー゚)「ん?」
( -∀-)「ギコさんとは順調なん?」
(*゚ー゚)「うん、もうすぐ旅行だしね。そうだ、アヒャ君はお土産は何がいい?」
( ゚∀゚)「貰えるなら酒かな―?そんな高くなくていいからさ」
(*゚ー゚)「本当にお酒好きだね」
( ゚∀゚)「まあな―。あっそうだ、しぃちゃんもこれ飲むか?」
(*゚ー゚)「冷蔵庫に残ってたビンのお酒だよね、それ?ビールだっけ?」
( ゚∀゚)「ビールはビールでもホワイトビール!その代名詞の『ヒューガルデン ホワイト』だ!普通のビールとは全く違うぜ―」カチッ キュポンッ
(;*゚ー゚)「……なんでアヒャ君は当然のようにポケットからカンキリを取り出して、当たり前のように栓を抜いてるの?」
( ゚∀゚)「栓抜きとソムリエナイフを持ち歩くのは酒飲みのたしなみだよwwほい、しぃちゃんの分」カチッ キュポンッ
-
(;*゚ー゚)「私ビール苦手だけど大丈夫かな?」
( ゚∀゚)「まあ飲めなかったら俺が飲むからよ。ほれ、乾杯」
(*゚ー゚)「路上で乾杯だなんて始めてかも。乾杯」カチン
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
(*゚ー゚)「」チビチビ
(* ゚∀゚)「……っかあ!久々に飲むと美味いな!!しぃちゃん、どうよ?」
(*゚ー゚)「……うん、美味しい」
(* ゚∀゚)「アヒャww」
(*゚ー゚)「凄い。こんなに美味しいビール初めて飲んだかも」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャwwwwだろ?飲みやすくて美味いって、もっぱら評判のやつだからな」ゴクゴク
(*-ー-)「ミカン?かな。果物みたいな甘さがあって、すっごくスッキリしてる……ビールの苦味が殆ど無いし」ゴクゴク
(* ゚∀゚)「アヒャww俺様もビールが苦手だった時に、おっかなびっくりしながらコイツを飲んだもんよ」ゴクゴクゴクゴクカラン
-
(*゚ー゚)「確かにこの味だったらビール苦手な人でも飲めるね。今度ギコさんにも教えてあげなきゃ」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あぁん?ギコさんビール嫌いなのか?」ジー
(*゚ー゚)「付き合いで飲む程度だって言ってたよ。デートの時に飲んでるの見たこと無いし」ゴクゴク
( ゚∀゚)「な―るほどな―」ジー
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」ジー
(;*゚ー゚)「……よかったら飲む?」
(* ゚∀゚)「えっ!いいの?」
(;*゚ー゚)「視線が物凄く訴えてるもの」
(* -∀゚)「サンキュー。出来れば口移しがいいけども」
(;*^ー^)「馬鹿ww」
-
( ゚∀゚)「ダメか―」ゴクゴク
(*゚ー゚)「キスされた事だってギコさんにバレたら大変なんだからね!」
( ゚∀゚)「あん?言ってね―の?」ゴクゴク
(* -ー-)「そりゃ、ね。言えないよ」
( ゚∀゚)「言えね―のか」ゴクゴク
(* -ー-)「うん」
( ゚∀゚)「……」ゴクゴクカラン
(* -ー-)「……」
( ゚∀゚)「……」
(* -ー-)「……」
( ゚∀゚)「もしさ―」
(*゚ー゚)「ん?」
-
( ゚∀゚)「俺が今しぃちゃんにキスしても、ギコさんには内緒にすんの?」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(* -ー-)「……分かんない」
( ゚∀゚)「ふぅん」
(* -ー-)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「アヒャ君」
( -∀゚)「あぁん?」
(*゚ー゚)「私はギコさんが好きだから」
( ゚∀゚)「おう」
(*゚ー゚)「ごめんね」
-
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「しぃちゃ―ん」
(*゚ー゚)「なに?」
( -∀゚)「……」
( -∀-)「やっぱいいや」
(*^ー^)「なにそれw」
( ゚∀゚)「悪い悪い。それよりも寒くなってきたな」
(*゚ー゚)「そう?私は涼しいけど」
( ゚∀゚)「……」ギュッ
(;*-ー-)「……ど―して私の手を握っているのかな?」
-
( ゚∀゚)「寒いから」
(*゚ー゚)「ワガママだな―」
( ゚∀゚)「それが俺様だからな―」
(*゚ー゚)「……コンビニ着くまでだよ?」
( ゚∀゚)「帰ったら膝枕よろしく」
(* -ー-)「アヒャ君のスキンシップには困ったもんだよ」
( ゚∀゚)「拒否しないクセに」
(*゚ー゚)「拒否したって譲らないクセに」
( ゚∀゚)「まあな―」
(*^ー^)「おばか」
( -∀゚)「……」
-
( -∀゚)(……)
( -∀-)(……まあ)
( -∀-)(俺様って性格最悪の嫌われ者な訳で)
( -∀-)(今さら何人かに恨まれても痛くも痒くも無いわけだし)
( -∀-)(……)
( -∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……うん、やっぱり。あれだな)
( ∀゚)(……NTRって、いい響きだよなぁ……?)ニヤリ
……
……
-
NTR表記って寝取りか寝取られか分からないから嫌い支援
-
ガチャッ バタン!
( ゚∀゚)「ただいま―っと」
爪'ー`)「おう、おかえり」
(*゚ー゚)「ブーンはまだ寝てるの?」
爪'ー`)「ああ。ついでに兄者も潰れる一歩手前だ」
〜(;´_ゝ`)「見えたぜ……限界の向こう側が……!」フラフラ
(;゚∀゚)「マジでフラッフラじゃね―かよ。何があった?」
(・∀ ・)「スマブラでビリになった罰ゲームですよ。ビリになる度、ウィスキーを一気に飲んでましたからね」
*(‘‘)*「ちなみに発案者は兄者先輩です」
/ ゚、。 /「そして罰ゲームが決まってからず―っと先輩がビリ独走です」
(;*゚ー゚)「何杯くらい飲んでるの?」
(;・∀ ・)「5杯から先は僕たちも数えてないです」
-
ガチャッ
( ‐ω^)「……おっ?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「あっ!やっとブーンちゃん起きたヨ!!」
(*゚ー゚)「ブーン、おはよう。追加でお酒買って来たけど飲む?」
爪'ー`)「毎度毎度、お前って潰れるの本当に早いよな」
( ゚∀゚)「弱いクセにウィスキーばっかりパカパカ飲んでるからだろうが……ほら!ビール飲んで目を覚ませや!」
(;・∀ ・)「目覚めのビールってどうなんですかね?」
(´・_・`)「うん、迎え酒ってやつかな?」
(* -∀゚)「ビールが嫌ならウィスキーにすっか?目覚めの『メーカーズマーク』だなんて贅沢じゃね―か」
爪;'ー`)「その匂い嗅いでたら目覚めるどころか永眠しそうになるだろ」
(;゚∀゚)「ばっか!お前この匂いがいいんだろうが!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「今の兄者に嗅がせようゼ!」
(´・_・`)「うん、地獄画図になるから絶対に止めようね」
-
( ^ω^)「……」
*(‘‘)*「どうしたんですか?ブーン先輩」
( ^ω^)「お―……」
( ^ω^)「なんか……改めて見ると、不思議な気持ちだな―って」
*(‘‘)*「?」
( ^ω^)「僕みたいな人間の家にこんなに大勢の人が集まってる光景。なんだか不思議じゃないかお?」
(; -∀゚)「あぁ?寝ぼけてんのか?」
(*゚ー゚)「今までだってこんな感じだったじゃない」
( ^ω^)「お―……」
( ゚∀゚)「うし!目を覚ますためだ!ビール飲めやビール!!鼻から!!」
爪;'ー`)「鬼かテメェは」
*(;‘‘)*「いいえ、悪魔です」
-
( ^ω^)「……」
( ^ω^)(6畳ちょっとの狭っ苦しい僕の家に)
( ^ω^)(個性豊かな友達が、みんな笑顔で酒を飲んでるお)
ガチャッ
(# ´_ゝ`)「うっしゃあ――!!俺、再臨!!ミュウツー伝説の復活じゃあ――!!」
(;・∀ ・)そ「復活はやっ!?」
爪'ー`)「テンション高いな」
( ゚∀゚)「兄者が生き返ったなら俺もスマブラやるかね―」
(# ´_ゝ`)「上等だアヒャ!童貞の誇りにかけてヤリチンのテメェには絶対に負けね―!!」
爪'ー`)「少しは声を抑えろよ酔っぱらい」
-
( ^ω^)(山梨から単身で横浜に引っ越して……不安だらけの毎日だったけど)
( ^ω^)(今の僕は、毎日が幸せだお……)
( ^ω^)「……幸せだなあ」ボソッ
(*゚ー゚)(加山雄三?)
爪'ー`)「つ―かアヒャ、俺のカラアゲは?」
(;゚∀゚)そ「あっ!ヤベ―、忘れてたわ!!」ガチャガチャ
(;*゚ー゚)「言われてみたらお酒ばっかりで、オツマミとか全く買ってなかったね」
(# ´_ゝ`)「俺様はスマブラを肴に酒を飲むぜ!!」ガチャガチャ
/ ゚、。 /「ゲームってオツマミ代わりになるの?」
(´・_・`)「うん、間違いなくならないよね」
(*・∀・)「す―い―こ―み―じ―さ―つ―」ガチャガチャ
(;゚_ゝ゚)そ「No―――――――!!」ガチャガチャ
爪;'ー`)「だから煩いっつ―の」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ん―、何も食べるものが無いって寂しいかもネ」
/ ゚、。 /「私は別に平気かな?先輩方とゆっくり話す機会ってあんまり無いし」
*(‘‘)*「だよね。今のままでも充分かな」
( ゚∀゚)「ほれ、クッパと一緒に心中してな」ガチャガチャ
(;゚_ゝ゚)そ「Nooooooooooooooooooo!!」ガチャガチャ
(*・∀ ・)「心中祭りじゃ―!」ガチャガチャ
/ ゚、。 /「なにそれこわい」
爪'ー`)「まあ、また今から買い出しに行くのもダルいし、とりあえずはいいか」
( ゚∀゚)「腹減ったらピザでも頼むべ 」ガチャガチャ
爪'ー`)「だな……つか酒も増えたしもう1回、乾杯しね?」
( ゚∀゚)「だな―。このままだとグダりそうだし1回しめとくか―」ガチャガチャ
-
>>437と>>438の間
〜(;´_ゝ`)「我が人生に……一片の悔いなし……!!」フラフラ
(;゚∀゚)「随分と安っぽい人生だな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「アヒャ―!ハローのCustard pudding!!」
( ゚∀゚)「あっ……悪い。忘れてた」
ハハ#ロ皿ロ)ハ「Fuck you!!」
( ゚∀゚)+「ホテル行く?」
ハハ ロ -ロ)ハ「マジでごめんなさイ」
(;´_ゝ`)「酒も買ってきてくれたみたいだし……また乾杯し直すか?……うぷっ!?」フラフラ
爪;'ー`)「お前はとりあえずトイレ行って来いよ」
〜(;´_ゝ`)「そうするわ……」フラフラ
-
/ ゚、。 /「随分と色々買ったんですね」
(*゚ー゚)「うん、ビールに梅酒にワインと炭酸水」
爪'ー`)「いいラインナップだな……お―い、スマブラ組!乾杯するから中断しろ―!!」
(;´_ゝ`)「くそっ……!一時中断だ!!」
(*・∀ ・)「3杯くらい飲んだらまた再開しましょう!」
爪'ー`)「え―じゃあ2回目の乾杯っつ―わけで。内藤」
( ^ω^)「お?分かったお」
(* ゚∀゚)「あっ!俺、三味線でも弾こうか!?オジー自慢のオリオンビール辺りでもサラッと」
(* ´_ゝ`)「おっ!いいねいいね!!」
爪'ー`)「乾杯の後でな?」
-
(・∀ ・)「あれ?そう言えばオツマミは無しですか?」
/ ゚、。 /「さっき話してたじゃん」
( ´_ゝ`)「酒の肴なんざ俺らの馬鹿話で充分じゃね―か!」
/ ゚、。 /「話ってオツマミ代わりになるの?」
(´・_・`)「うん、ちょっと微妙なところかな。でも、たまにはいいんじゃないかな?」
-
*(‘‘)*「まあ私達も聞きたい事や話したい事も沢山ありますしね!主にしぃ先輩に」
(;*゚ー゚)そ「えっ!私!?」
/ ゚、。 /「そりゃ私達だって大人の恋愛事情が気になる年頃なんですよ!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ハローはフォックスとミセリのその後が気になるナ。聴かせてヨ」
爪;'ー`)「……そんな面白い話も無いぞ?」
(#・∀ ・)「それなら僕だって!アヒャ先輩に山ほど文句あるんですから!!」
( ゚∀゚)「あぁん?上等じゃね―か。俺様より先に瞑れなかったら何回でも土下座してやらあ!!」
(#・∀ ・)「約束ですよ!?」
(* -∀゚)「もっちろ―ん!アヒャヒャヒャヒャwwww」
(´・_・`)「うん、斉藤君は即刻考えを改めるべきだよ。マジで」
-
(*^ー^)「じゃあブーン、改めてお願いね?」
( ´_ゝ`)「景気よく頼むぜ!」
(* ^ω^)「お!!やってやるお!!」
/ ゚、。;/「……ところで今さら何ですけど、一体全体、何に乾杯するんですか?」
(*゚ー゚)「え―と……これからの幸せを願って?」
( ´_ゝ`)「ベタだけど、変わらぬ友情とかはどうよ?」
(# ゚∀゚)「んなもん知るか!馬鹿騒ぎする名目がたつなら何だっていいだろうが!」
爪;'ー`)「お前は本当にムードもへったくれも無いやつだな」
(*゚ー゚)「ん。まあでも」
( ^ω^)「それが僕達らしいかもしれないお」
-
*(‘‘)*「先輩!相談はそこまでにして下さい!!」
(*・∀ ・)「僕達も待ってますよ!!」
(* ^ω^)「おっおっおっ。申し訳無かったお」
( ^ω^)「それでは皆さん!」
-
( ^ω^)「僕達がいつまでも笑顔でいられるように願いを込めて!」
( ´_ゝ`)「時が経っても変わらぬ友情に!」
爪'ー`)「ん。何もかもが違う、奇妙な縁の仲間たちに」
(*゚ー゚)「性別や年齢を超えた、かけがえの無い大切な友達に」
( ゚∀゚)「あ―?ん―?まあ、あれだ、うん……アヒャヒャヒャwとにかく俺様たちに!!」
.
-
―――乾杯!!―――
.
-
今日の一杯
ツェラー・シュワルツ・カッツ
種類…ワイン
ドイツ産まれの白ワイン。
名前は「ツェー村の黒い猫」という意味で、黒猫が乗った樽から作られるワインは味が良いといはう逸話から名前がつけられたという。
ボトルにも様々な種類があり、作中で登場した猫形ボトルはかなり有名で贈り物にも最適。
味わいは甘く、爽やか。
爪'ー`)「1000円前後にしては充分、当たりだな。猫ボトルは女へのプレゼントに最適だな」
-
今日のもう一杯
白鶴 大吟醸
種類…清酒
あのCMでお馴染みの白鶴シリーズの大吟醸。
価格帯は1000円前後と大吟醸の割にはかなり安価だが、そのクオリティはかなりのもの。
味わいは甘すぎず、淡麗。
日本酒が苦手で無い人は是非とも試して欲しい1杯。
口の中に広がるフルーティーな香りを実感する為にも、ワイングラスで飲んでも面白いかもしれない。
ちなみにモンドセレクション金賞授賞の常連。
( ゚∀゚)「香りもいいからワイングラスでお上品にどうだ?俺様はもちろんラッパ飲み派だけどなwwアヒャヒャヒャwwwwww」
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さらに今日のもう一杯
メーカーズマーク レッドトップ
種類…ウィスキー
言わずと知れたバーボンの重鎮、メーカーズマーク。
その1番の特徴は1本1本、手作業で行われている封蝋。
香り、味わい。どれ1つとってもまさに正統派バーボン。
独特の香りも強めなので人を選ぶが、バーボンに興味がある人なら是非とも飲むべき1品。
ちなみに、同じレッドトップでもオールドボトルの方が味が濃い目である。
( ^ω^)「バーボンで迷ったらメーカーズマーク1択だお!ロックでグイッと味わいたいお!!」
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ハイネケン
種類…ビール
オランダ産まれの緑のボトルで有名な海外ビール。
その名前は創業者のヘラルド・A・ハイネケンから由来しており、会社名も同じくハイネケン。
緑のボトルに赤の星マークという、派手な外見が功を奏してか現在ではコンビニでも手軽に手にはいる。
ホップの味わいはフルーティーで美味。
( ´_ゝ`)「海外ビールで有名っつったらハイネケンかバドワイザーだな。あとギネスもか。俺はアサヒ派だが嫌いじゃないぜ」
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最後の今日の一杯
ヒューガルデン ホワイト
種類…ビール
恐らく日本で1番有名であろうホワイトビール。
それがベルギー産まれのヒューガルデン ホワイト。
苦味は少なくコリアンダーやオレンジピールによる、スパイシーさと果物のような爽やかな甘みが特徴。
色はその名の通り乳白色がかかって、ビールにしては白っぽい。
良くも悪くも日本人の味覚からするとビールらしく無いビールであり、ビールが苦手な人からも人気がある。
少々お高めだが、入門酒としていかがだろうか
(*゚ー゚)「ホワイトビールって初めて飲んだけど、まるでビールとは別物みたいに美味しいの。私のオススメだよ」
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1です。
以上で馬鹿話は完結です。
第二部や、番外編の投下をするかもしれませんが現時点では未定です。
初のブーン系にも関わらず沢山の乙や支援。
まとめ掲載や別スレでの支援絵など、感謝の言葉もございません。
今後はこちらをメインに投下するので支援など頂けたら幸いです
('、`*川とりあえず、現時点では『敵無し』のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1414928994/l30
……ではそろそろ酒でも飲むことにします。
質問などありましたら適当にどうぞ。
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乙乙ー面白かったよー!敵無しあんただったのか!続き楽しみにしてるよー
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どっちも好きだぜ**
乙*
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乙でした、お題のキリンラガーと秋味消化ありがとうございました。
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おー!
乙でした!
学生時代の家飲み思い出させてくれて好きだったよ
続編気長に待ってるよー
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アヒャとしぃに不穏なものを残しつつ終わったのがなんか色気のある関係でいいなって
友達とも恋人ともつかない感じ
まあでも結局はアヒャネトリやらないって信じてる!
みんなで乾杯のしめが綺麗でした
第一部完結おつかれさま!
乙乙!
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おつー!!完結さみしいけど続編待ってる!
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ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
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(^o^)/ 馬鹿話の二部なんて
/( ) 続かないって思ってるなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
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/ く まずはそのふざけた
幻想をぶち殺す
明日、23時頃更新予定。
フォアローゼス黒&ゴッドファーザー。
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ウッヒャー信じてたぜー
楽しみ!!!
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くるかああああああああああ
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( ( ( ( ( (゚∀゚) ) ) ) ) )
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フォアローゼス好きだわ
期待
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ごめんなさい酔いすぎました……投下延期します。
14日の日曜日に『敵無し』と同時に投下します(´・ω・`)
ほんとごめんなさい
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自分のペースで良いよ
期待してる
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この前料理酒を飲んでみたよ
おいしくはなかったよ
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