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千歌「私、男の子になってる!?」
-
千歌「んー……むにゃ……」zzz
千歌「んがっ…」パチッ
千歌「んー……朝…」
千歌「まだ眠い……ああでも今日は朝練する予定だ…起きなきゃ」ムクリッ
千歌(……ん? なんか体おもいなぁ)
千歌「……ぁ、髪セットしなきゃ…」
千歌「……ん?」
平たい胸。
男物のパジャマ。
よく見たら制服が男物。
千歌「……」
千歌(え???)
-
千歌「……」ペラッ
千歌(ひっ、えあああああ!?)
千歌「どどどどどど、どういうこと……?」
千歌「と、特殊メイク!? いやでも…」
千歌「っ! そうだ!」
シャッ!
千歌(梨子ちゃんになんか聞こう!)
千歌「梨子ちゃ…」
梨子「……へ?」
カーテンを開けると、そこには、ラブコメ漫画よろしく、不用心にカーテンをあけて、ブラをしようとしている梨子ちゃんが居てですね。
梨子「っ、!? えっ、えっち……!」シャッ!
千歌「………………」
千歌(こ、これは……マジな、やつですか……!?)
-
土曜日の内に、再開します。
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また一年もやるのか
-
楽しみにしてます!
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早速新連載にとりかかるSS書きの鑑
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期待
-
ほう
-
千歌(い、いや……でも…)
千歌(…ええ?)
ーーー
千歌ママ「なにしてたの、早くしないと」
千歌「あ、あ〜うん…」
千歌(学ランで何も言わない…うぅむ…)
千歌「い、行ってきます」
千歌(もしかしたら、ドッキリ……いや、だとしても……『アレ』は…)
千歌「……感覚もあるし、なぁ…」
梨子「……」
千歌「あ、梨子ちゃん。おはよう」
梨子「……」(˘^˘ )プイッ
千歌(……あ、そっか)
千歌「いや、朝はごめんね。やっぱり日差し浴びないと……って言うじゃない!?」
-
さっそくか。
これも頑張れよ!!
-
梨子「まあ私も…カーテン開けっ放しだったし…ごめんね」
千歌「う、うん」
千歌(これは…いろいろと……気を使わないといけないかな)
千歌「と、とりあえず学校に行こう?」
ーーー
曜「千歌くん、おはよ〜」
千歌「お、おはよう、曜ちゃん」
-
千歌「……」
千歌「あ、ねえ、私…」
曜「ん?私……?」
千歌「あっ、いや、僕…?」
梨子「え?」
千歌「……え、…俺……?」
梨子&曜「「うん」」
千歌「」ゴフッ
千歌(ま、マジか……)
-
中学だと梨子が来てないし、今回は高校のまま?
それとも細かいことは気にせず中学生?
-
>>13高校生です
-
千歌(もっと、真面目な感じじゃないの!?って、偏見か…)
千歌「あー…お、俺…」
千歌(な、慣れない…)
千歌「……ぉれ……の席ってどこだっけ?」
梨子「ん? 千歌くんはあそこ」
千歌「ああアリガト……」
-
千歌(……と、とにかく、何事もなく、過ごしていくしかない…)
千歌(本当に、なんなんだろうこれ…)
ーーー
千歌(…しかし、あれだね)
千歌(みんなとの関係って、どうなってるんだろう。曜ちゃんは幼馴染なのは変わらないらしいし、梨子ちゃんも、転校生なのは変わらない)
千歌(と言うことは……果南ちゃんとも面識、あるよね?)
千歌(あとは……どうなるんだろう)
千歌(それも探りながらだね)
-
千歌「…あ、でもみんな、どこにいるかわかりやすいかも」
ー図書室ー
千歌「たぶん、ここなら……あっ、いた」
花丸「……」ペラッ
千歌(花丸ちゃん、本好きだもんね)
花丸「……! な、なんですか?」
千歌「あっ、えーと、花丸ちゃん……」
花丸「…なんで名前知ってるずら?」
千歌(しまった面識ないっぽい!?)
千歌「あっー……えー…!」
千歌(当番表…!)
千歌「ほ、ほら、そこに書いてるから!」
花丸「あ、そうでした……?」
花丸(いきなり名前で呼ぶなんて、この人何者…なのかな?)
花丸「それで、なんのご要件ですか?」
ーーー
千歌(ふう……危なかった。適当にオススメの本だけ聞いたけど…めっちゃ怪しまれてたな)
千歌(気をつけないと…)
果南「っ、千歌〜」ガバッ
千歌「わっ……!?」
果南「なにしてんの〜、1人で」
千歌「ちょ、ちょっと調べ物を…」
果南「ふ〜ん……あれ」
千歌「?」
-
果南「今日は抵抗しないんだね〜。いつもは照れて離れるくせに」
千歌(…そっか、確かに、これは…)
ムニュッ
千歌「……」
果南「千歌?」
千歌「あっ、うん、離れて、……よ?」
果南「? 変な千歌」
果南「まあいっか。それより千歌、梨子ちゃんの着替え、覗いちゃったんだって?」
千歌「なっ、あっ、あれは不可抗力というか、なんというか……!」
果南「そんなに見たいなら私が見せたげたのに〜」
千歌「大丈夫だから……」
果南「あはは! 間に受け取らないでよ!」
果南「じゃ、千歌。そろそろ時間だから、先に帰るね」
千歌「うん、また」
ーーー
千歌(どうやら果南ちゃんも変わらずダイビングね……)
千歌(あとは……)
ハーッハッハッハ…
千歌「…この声は」
『我が名はヨハネ…』
千歌「……」
漫画研究部。
千歌「…って、部員数ひとりって…」
千歌「たくましいな、善子ちゃん…」
-
今回はここまで。
穂乃果が僕だったので、千歌は俺でやって行きます。
それと今年からは今までより時間が取れなくなってしまいますが、全員分、しっかりかきます。
-
おもしろい
-
おつ
長く楽しませてもらうよ
-
2期が決まったときのような気分
-
千歌の方が自由度たかそう
-
前作
きみも穂乃果の彼女に〜
黒澤家
他に何があったっけ教えて下され
-
善子『! そこに誰かいるのね』
千歌(わっ、気づかれた)
ガラッ
善子「待っていたわリトルデーモン、我眷属となり……て…」
千歌「な、なに?」キラキラ
善子「……アポロン」トゥンク
千歌「へ?」
善子「あっ、いやっ、急用を思い出したわ! 去りなさいっ!?」ピシャッ!
千歌「……」
千歌(お腹でも痛くなったのかな)
ーーー
千歌「今日はそろそろ帰ろうかな…慣れないことばっかりだったからクタクタ…」
千歌「お腹も減ったし……」
-
穂乃果は女顔で身長低いってなってたけど、千歌はどんな感じなんだ?
-
千歌(なんか、女の時よりもお腹のすき具合が…)
千歌「体も大きくなって、胃袋も大きくなってるのかな」
千歌「……そういえば明日身体測定だったなぁ、…うっ、男子って上半身裸で受けたような…」
千歌「やだなぁ…」トボトボ
ーーー
果南「今日、千歌が全然動揺しなかったの、何かあったのかな」
ダイヤ「…その幼馴染が、どんな人かは知りませんけど、いちいち会う度にボディタッチを仕掛けてくる異性相手にどうもしないのも、変ですわよ」
果南「そうかな? もういい加減長い付き合いなんだし、慣れてもいいと思ったけど」
鞠莉「普段はなかなかクールなんだけどね〜」
ダイヤ「鞠莉さん、会ったことが?」
鞠莉「ミニポニテの似合うクールガイだよ〜」
果南「そういえば千歌、今日髪型、何も変えてなかったなぁ」
鞠莉「イメチェン?」
ダイヤ「そんな日もありますわよ」
果南「そっかな…」
ーーー
花丸「そういえば、今日図書室に変な人来たんだ」
ルビィ「変な人?」
善子「どんな?」
-
花丸「なんかキョロキョロしてて、落ち着きがなかったずら」
ルビィ「何年生?」
花丸「確か……2年生だったかな」
善子「そう…」
花丸「……善子ちゃん、なんか今日は普通だね」
善子「そ、そんな事ないわよ?」
善子(一目惚れした……)
ーーー
千歌「っていうか、朝は気づかなかったけど…」
千歌「割と細マッチョだ…」
千歌「固っ!腹筋固!」
千歌「う〜ん…何かスポーツでもしてたのかな」
-
きてた
-
千歌「ん、写真…」
千歌(いろんな写真、大体梨子ちゃんと、曜ちゃんと果南ちゃん……あとは男友達かな)
千歌「…ん? 写真の私…これポニテ? 確かに髪は長めだけど」
千歌「男子ってそんな髪形していいの…? まあ、今までしてたんなら、急にしない方が違和感あるかな」
千歌「明日からはポニテにしておこう」
千歌「あと部活とかも入ってないみたいだし、ちょうどよかった。絶対てんやわんやになる…」
千歌「……明日になったら、全部夢で、元の生活になってたらいいのに」
ーーー
千歌「まあそんなことないみたいで…」ポケー
千歌「ふぁあ…」
-
千歌「……」クルクルッ、キュイッ
千歌「こんな感じかな」
千歌「じゃあ、行こうかな」
ーーー
梨子「おはよう千歌くん……あ」
千歌「おはよう」
梨子「髪、いつも通りだね」
千歌「あ、ああ、昨日はたまたま、ね」
千歌(やっぱりこれが普通みたいだね)
ーーー
千歌「身体測定かぁ…」
モブA「もう身長伸びねぇなぁ…」
モブB「だりー」
千歌「……」
『男子はシャツを脱いで学ランだけ羽織って別室に来るように』
千歌(…自然体自然界)ヌギヌギ
モブC「高海はいい体してるよなー」ポンポンッ
千歌「ひゃい!?」
モブC「うおぅ?」
千歌「あっ、あーなんでもないよ!?」
-
浦の星は女子校だけど共学設定?
-
モブCまたおるやん
-
モブCくんすき
-
千歌(びっくりした…)
モブC(なんだコイツ)
ーーー
『……はい、178cm。あとは用紙をそこにいれて着替えて教室に戻ってて』
千歌「はい」
千歌(はぁ〜終わった終わった…体重72って言われた時びっくりしたけど、今体男だったんだ)
千歌「心臓に悪い…」
千歌(あとは教室でのんびりしていよう)
ーーー
花丸「……」カリカリ
花丸(…ん?)
千歌「……」テクテク
花丸(あの時の人だ)
善子「ずら丸何見てるの」ポフッ
花丸「前に図書室に変な人が来たって言ったでしょ?その時の人が…」
善子「ふ〜ん、どんな……っ!?」
善子(え?!)
-
花丸「どうしたの?」
善子「えっ、いや、なんでも…」
善子(あの人だったんだ…)
善子「……ふ、ふぅん。そう、あの人がね…」
ルビィ「背高いし、かっこいいね」
善子「そ、そうね。まあまあなんじゃないかしら」
善子(ミニポニテ…)
善子「…花丸、あんた今日図書委員?」
花丸「うん」
善子「……私も行くわ」
花丸「え?」
ーーー
梨子「千歌くん、やっぱり部活には入らないの?」
千歌「うーん……そうだね…特にこれといって入りたい部活はないかな」
曜「せっかく体鍛えてるのに、もったいないなぁ」
千歌「まあ何か気が向いたら、何かに入ろうかな……」
-
cくん!
-
千歌(でも、運動はしておくべき……なのかな?)
千歌(せっかく体もいい感じだし……まあ、それも追追…)
千歌「梨子ちゃんと曜ちゃんは何部だっけ」
梨子「私は家庭部」
曜「水泳……って、忘れてたの?」
千歌「いやいや、そんなことないよ!」
千歌(あっぶない、迂闊な質問しちゃった……気をつけないと)
ーーー
昼休み
千歌「ふう……あっ、飲み物買ってなかった」
千歌「二人共先に食べてて」
曜「あいよー」
千歌(自販機1階だったね、ささっと行っちゃおう)
-
千歌「何買お……う!?」ドンッ
「きゃっ……」コテンッ
千歌「すみません、大丈夫ですか…?」
ダイヤ「ええ…こちらこそ」
千歌(あっ……)
千歌「ダイヤさん…」
ダイヤ「? ……あなた、なぜ私の名前を?」
千歌(あっ、しまった! また、もう! ええと…)
千歌「…か、果南ちゃんから聞いてるんです。よく、話を。ハイ」
ダイヤ「果南さんから…? ああ、あなたが、高海千歌さん…ですか 」
千歌(あっぶな! この手のミスしすぎだよ私……)
-
来てた。
楽しみにしてる
-
今回はここまで。
次は朝頃再開
-
新作始まって最高に嬉しい…
楽しみにしてます!
-
ダイヤ「ふぅん…」ジー
千歌「な、なんですか?」
ダイヤ「いえ、鞠莉さんはクールガイ、と言っていましたからもっと凛々しい方かと思いましたが…」
ダイヤ「どちらかと言うと、人懐っこい感じですわね」
千歌(……褒められた、のかな?)
ダイヤ「さて、私は生徒会室へ行くので、これで」
千歌「はい」
ダイヤ(……高海千歌、さん。覚えておきましょう)
-
千歌「ダイヤさん、やっぱり生徒会長なのかな」
千歌(でも、角がなかったな)
千歌「……って、ダイヤさんに元々角があるみたいな、ははは」
千歌「……あっ、飲み物買うんだった」
ーーー
曜「遅かったね、そんなに迷ってたの?」
千歌「いやぁ、ははは…」
梨子「そういえば明後日はもう歓迎遠足だね」
千歌「歓迎遠足?」
曜「遊園地行くんだよ、忘れたの?去年は私たちが歓迎されたじゃん」
ーーー
千歌(歓迎遠足っていうのは、新入生を歓迎する行事があるらしい)
千歌「学校行事で遊園地であそべるってのは、いいね!」
千歌(……ああでも、誰と回ろうかな)
千歌(お昼ごはんの時は梨子ちゃんと曜ちゃんと一緒だけど…ずっと2人といるのも変だよね)
千歌(適当な男友達達と回った方がいいのかな)
-
期待
-
待ってた
-
千歌(うーん、どうしよっかな)
梨子「あ、今年は…」
ーーー
千歌「1年生を上級生と?」
曜「なんでも、いち早くとけこめるように、って」
曜「1年生のグループは当日知らされるんだって」
千歌「そうだったんだ」
千歌(なら、ちょうどよかったかも)
千歌(問題はどんな子達と当たるか、だよねぇ)
ーーー
歓迎遠足当日
千歌「ありゃ」
花丸「あ、あの時の」
善子「……」
ルビィ「宜しくお願いします、先輩」
-
千歌「花丸ちゃん、だったね」
善子(な、名前呼びぃ〜…?)
花丸「はいっ、あと、善子ちゃんと、ルビィちゃんです」
千歌「善子ちゃんは…うーん、なんていうか、会ったことあるというか、ないというか…」
善子「あ、あるわ…あの時は…ごめんなさい」
千歌「? なんで謝るの?」
千歌「善子ちゃんらしくていいと思ったけど……!」
千歌(とっ、また口が滑る…)
善子「……!」パァア
ルビィ「昨日、お姉ちゃんから高海先輩の事を聞きました」
千歌「お姉ちゃん…」
千歌(ダイヤさんか)
ルビィ「なんだか、子犬みたいな男の子だって…」
千歌(ダイヤさん!?)
-
待ってた
-
千歌「そ、そうなんだ…じゃあ、とりあえず適当に回ろっか。3人は何か乗りたいものはある?」
ーーー
千歌「はぁっ、はぁっ……!」
花丸「んっー! 面白いずらー!」
花丸「高海先輩、もう1回!もう1回!」
千歌「…は、花丸ちゃん。それもう5回くらい聞いたよ…」
千歌(元気よすぎ…!)
善子「……」グテッ
ルビィ「善子ちゃん、大丈夫?」
善子「ちょっと酔った…」
千歌「……花丸ちゃん、ルビィちゃんと乗っておいで。わた……俺…は、善子ちゃんと待ってるから」
善子「!」
-
花丸「分かりました……善子ちゃん、ごめんね。無理させて…」
善子「い、いいのよ。楽しくなかったわけじゃないんだから。少し休憩したら次、いくわよ!」
ーーー
千歌「善子ちゃん、気分は大丈夫?」
善子「…はい」
千歌「何か飲み物でも買ってこようか?」
善子「だ、大丈夫……です!」
千歌(うーむ)
千歌(なんか……敬語の善子ちゃんって、ちょっと面白いな)
善子(ぐぅ、今は……善子と呼ばれても……嬉しい……)
-
千歌「善子ちゃん、そういえば漫画研究部…」
善子「あっ、あの時は…」
千歌「あ、違うんだ。部員数、のことなんだけど……」
千歌「…もしかして、善子ちゃん1人?」
善子「……はい」
善子「最初から、はいるつもりだったけど……今年の新入部員が私1人の上、上級生は卒業して……ほぼ同好会扱いで」
千歌「そうだったんだ…」
千歌(善子ちゃんも、大変なんだな…)
ー善子フラグー
千歌「なにか、困ったことがあったら、相談してね」
善子「えっ、いいんですか…?」
千歌「もちろん、可愛い後輩のためだよ」
善子「……っ!」
千歌「……善子ちゃん?」
善子(可愛い……後輩…!)
-
今回はここまでで。
共通編後、それぞれの個別編の際、どこからかわかりやすいように(キャラ名)フラグと書いておきます。
-
おつ
めっちゃ期待
-
楽しく読んでるよ
-
展開が自然で良いね
-
ヨシこかわいい
-
善子「あ、あの、高海先ぱ…」
花丸「お待たせー善子ちゃん!」
善子「いっ!?!」ビクッ
ルビィ「あっ、もう大丈夫そうだね……善子ちゃん?」
善子「なっ、なんでもないわよっ!」
ーーー
善子「次は私が行きたいのにいくわよ、花丸、ルビィ!」
ルビィ「もちろんいいけど、どれに乗るの?」
善子「乗るっていうより入る、ね」
花丸「入る?」
ルビィ「……」ピクッ
千歌「……ルビィちゃん?」
-
善子「定番中の定番、化物屋敷!」
花丸「あっ、これ知ってる、すごい怖いって有名な…!」
千歌「へぇ〜、そんなに怖いなら、ちょっと興味で……」
ルビィ「……」ピッ
千歌「……ルビィちゃん、もしかして、苦手?」
ルビィ「え、ぁ……はぃ…」
ルビィ「こ、怖いものは……そんなに…」
善子「……」ガシッ
ルビィ「ピッ!?」
善子「……」ズルズル
ルビィ「あ〜、れ〜…」ズルズル
-
ーーー
カラカラ…
ルビィ「ひぃ……」
千歌「ルビィちゃん、大丈夫?」
ルビィ「だ、大丈夫…」
ガラガラガラッ!
ルビィ「じゃないですぅ……!」
善子「こんなのまだまだよルビィ。…ずら丸は平気なのね」
花丸「うん。…作り物だし」
善子「そんなこと言い出したら全部終わりよ…」
ルビィ「……」ガタガタガタ
善子「……ルビィも、そんな、先輩に抱きついてないで、ほらこっちに……」
ルビィ「……」ギュッ
-
夜再開
-
期待
-
期待
-
あ別スレでも同じIDで夜再開ってのがあって単なるいたづらかと思ったら、
ss書いてるIDも同じって同時進行してたのか
-
千歌「ははは…善子ちゃん、俺はルビィちゃんとゆっくり行くから、先に行ってて」
善子「え、あ……はい」
花丸「善子ちゃん、行こ。ルビィちゃんも無理しないでね」
ーーー
千歌(それにしても、無駄に長いなぁ、このお化け屋敷)
ルビィ「うゅ…」
千歌(それとルビィちゃん、怖がってなかなか進めないのもあるか)
千歌「うーん…ルビィちゃん、もう少し早く歩けないかな…」
ルビィ「む、無理ですぅ……」ガクガクガク
千歌(完全に怖がっちゃってるなぁ……よし)
-
千歌「ちょっとごめんね」
ルビィ「へ…へぇっ!?」
千歌(怖いだけなら、無理にいさせる必要も、ないもんね)
ルビィ「たっ、高海先輩……!?」
ルビィ(お姫様抱っこ…)
千歌「ん、あぁ、重くないよ」
ルビィ(そうじゃなくて…!)
千歌(……ん、おんぶでもよかったか)
-
昼頃にちゃんと再開
-
待ってるよ
-
うゅ……
-
千歌「んー、まあでも、もう出ちゃおう」
ルビィ「は、はひ…」
千歌「怖かったら目つぶってていいよ?」
ーーー
善子「あ、でてきたぁあああぁぁぁああ!?」
花丸「ルビィちゃん、お姫様抱っこずら〜」
ルビィ「あっ、こ、これは……!」
千歌「よいしょっ」
ルビィ「あ、ありがとうございます、高海先輩」
千歌「次からは無理しないでね」
-
ルビィ「……」
ルビィ(男の人の、腕の中…)
ールビィフラグー
ルビィ「……」
千歌「それじゃ、つぎはなにする?」
-
すみません頭痛がひどいので、今回はここまでで。土曜日再開します
-
おだいじにー
-
すみません、体調が治り次第再開します
-
おつかれさま
-
お大事に。無理はいかんで��
-
謎のインフルエンザでした。
お待たせしました、明日夜頃再開、予定です
-
待ってた
-
面白い内容でした。
次回が読みたいです。
-
すみません本当、金曜日で…。
このペースだとだいぶ長くなりそう…
-
無理しないでね
-
ーーー
花丸「最後に観覧車に乗りたいですー!」
千歌「観覧車か、そうだね…組み分けはどうしようか」
ルビィ「ここはじゃんけんで」
善子「そうね! その方が平等ね、うん」
千歌「それじゃ、じゃーんけーん」
ーーー
花丸「高いずら〜」
-
千歌「夕日も綺麗だねー」
千歌(ぴょんぴょん跳ねて、ちょっと揺れて怖いな…)
チラ、チラッ
千歌「……」
千歌(タイツ越しにパンツが…)
花丸「それにしても、あの日図書室であってから、ここまで話すことになるなんて思わなかったずら〜……はっ」
千歌「あはは、花丸ちゃん、ずらって隠せてないよ」
花丸「うう〜……ん? なんで隠してたいって、知って……?」
千歌「えっ、ああ……」
-
待ってましたよ!
-
千歌「い、いや〜、そんな気がしたんだよ、ははは」
花丸「……ふふっ、変なの」
花丸「高海先輩って……」
ー花丸フラグー
花丸「面白い人ですね」
千歌「え、そうかなぁ……?」
花丸「言動が」
千歌「えっ!?」
-
ーーー
花丸「今日はありがとうございました!」
善子「楽しかった… 」
ルビィ「また遊びましょっ、先輩!」
千歌「うん、いいよ」
千歌(すっかり慣れたなぁ、こっちも嬉しいな…)
千歌「じゃあ、また学校でね。気をつけて帰るんだよ」
ーーー
花丸家
花丸「う〜んっ…」グググッ
花丸(楽しかったなぁ…)
花丸「高海千歌、先輩か…」
花丸「思ってたより、話しやすい人だったなぁ、ふふ」
-
ーーー
善子家
善子「……」チャプッ
千歌『可愛い後輩だよ』
善子「……む、ふふふふ」プクプク
ーーー
黒澤家
ルビィ「それで、高海先輩が……」
ダイヤ「……ほう?」
ダイヤ「そのようなことを、ほう…」
-
1年生組かわいい
-
ルビィ「ドキドキしちゃった」
ダイヤ「……」
ーーー
ダイヤ「と、言っていたのですが、どうなのですか、高海さん?」
千歌「ぅ、え〜と…」
千歌(し、しまったなぁ、無意識で、とは言い難い……)
-
待ってた
-
ダイヤ(まさか誰にでもそんなことをするような輩なのでしょうか…)
ダイヤ(見極める必要がありますわね)
千歌「……お、俺、は別に、誰にだってそんな真似をするわけじゃないですよ。ただ、あの時はルビィちゃんも怖がってて、動けそうになかったですし…」
ダイヤ「いきなり名前呼びなんですのね」
千歌「あっ、いや、それは……」
-
千歌「ほ、ほら、黒澤ちゃんだと、ダイヤさんとかぶっちゃいますし、友好の現れと言いますかあのその」
ダイヤ「…まあ、別にあなたがルビィの事をなんと呼ぼうと構いませんわ」
ダイヤ「ただ、変なことをしたら…」
千歌「わ、わかってますよダイヤさん…」
ダイヤ「確かにルビィは可愛いですし、抱きしめたくなるフォルムをしていて申し分内ほど妹ですが」
ダイヤ「もしもあの子に手を出そうと言うものなら、私を通してからですわ」
千歌「あ、はい…」
千歌「本当にルビィちゃんがだいじなんですね」
ダイヤ「当然ですわ、私の妹ですもの」
-
抱きしめたくなるフォルム分かる…
-
ダイヤ「あの子のためなら、なんだって出来ますわ。高海さん、その辺りは、よく覚えていてくださいね」
千歌「あはは…そんなに信用ないですかね」
ダイヤ「まだどんな人か、私は詳しく知りませんから…果南さんは、ずいぶんとあなたを買っているようですが」
千歌「果南ちゃんが?」
ダイヤ「古い付き合い、なんですわよね? それだけお互い知ってる、という事」
千歌「まあ、そうですね」
-
ダイヤ「実際はどうかは知りませんが、中学生までは一緒にお風呂に入っていたようで…」
千歌「えっ」
キーンコーンカーンコーン…
ダイヤ「おっと、始業のチャイム…あなたも遅れないように」
千歌「えっ、いや、あの」
ダイヤ「あ、ルビィとは仲良くしてくれると嬉しいですわ。友人は多い方がよいですから」
ーーー
千歌「……」
梨子「…千歌くん、どうしたの?さっきからぽけー、としてる」
千歌(…中学まで一緒にお風呂?)
千歌(それはなかなか…ギルティ…)
千歌「……あっ」
千歌(そうだ、果南ちゃんと入ってたなら…曜ちゃんは?)
-
千歌「ねえ曜ちゃん」
曜「ん?なに?」
千歌「俺たちって中学生までに、一緒にお風呂入ってたことあったっけ」
ザワッ…↑
曜「ぇ……?」
千歌「大事なことなんだよ」
曜「……な、ないよ、けど…」
ザワッ……↓
千歌「けど?」
曜「……耳貸して」
千歌「うん?」
曜「…………果南ちゃんとは、入ってたって、聞いたよ」
千歌「…………」
-
千歌(わぁお……どんな関係なんだ、私と果南ちゃん)
ーーー
果南「え?お風呂?」
果南「うん、あったねぇ。でもそれがどうしたの?」
千歌「え、いや…」
千歌(気にしてる、って今更言い出すのも確かに変だよね…)
果南「あの頃は、お互い、ほんと気にしてなかったからねぇ」
千歌「へ、へぇ…」
果南「でもアレだよ。親にさすがに止めてって言われたのがね」
千歌(というか、私……男の私もよく入ってたなぁ……)
-
千歌「果南ちゃん…、はなんで入ってたの?」
果南「えー、だって中学までは一緒に住んでたし」
千歌(え?)
果南「ほら、うちの両親がしばらくいなかったから」
果南「千歌のところで預かってもらってさ」
千歌(そんな時期があったのか…)
果南「それでお風呂も入ってたよね〜」
千歌「そっかぁ…」
果南「なに〜? また入りたいの?」
千歌「えっ」
果南「私は千歌なら別に…」
千歌「い、いやいや。さすがに俺達もいい歳なんだし…」
千歌「あ、俺ちょっと用事思い出した! じゃ、また明日!」
果南「あ…」
タッタッタッ…
果南「……」
鞠莉「振られちゃったねぇ〜」
果南「うわっ、いつから居た!?」
-
ええな
-
鞠莉「んふ〜、いつからだろうね〜…それより、果南」
果南「な、なにさ」
鞠莉「まだ好きなの?」
果南「………………………………………………………………いや?」
鞠莉「とんでもない間があいたね」
-
果南「と、というか、まだってなにかな?そこがわからな…」
鞠莉「果南いつも言ってたじゃない。小さい頃から千歌君のことが大好きお嫁むごっ」
果南「……」ゴゴゴゴゴッ
鞠莉「もごもご」
果南「……でも、私…」
鞠莉「ぷはっ……長く一緒に居すぎて、千歌くんがそういう対象として見てくれない、っていいたいんでしょ?」
果南「……」
鞠莉「そう思ってるなら、普段のあのぐいぐい加減もどーなのよ。あれじゃますます…」
果南「あ、あれにはちゃんと訳があって…」
鞠莉「訳?」
果南「……ああすれば、二人きりの時とかにそういう事したら、千歌、『男』になって……その気になってくれないかなって…」
鞠莉「……え、襲われたいの?」
果南「…………………………………………………………いや?」
鞠莉「ああはいはい。じゃ帰りましょ」
果南「まって!?」
ーーー
千歌「はあ〜…」
千歌(とんでも事実がわかってしまった…まあ、そういう思い出もあった、ということにしておこう……)
-
千歌「う、なんか体火照ってきた……窓あけて風入れよう…」シャッ
梨子「……え」ポロリン
千歌「え?」
千歌(梨子ちゃん、ブラ外して……っ!?)
梨子「あ、ぁあ、ぁあぁああ…」サッ!
千歌「あ、あ〜……ご、ごめん。ちょっと空気の入れ替えを…」
梨子「っ、な、ならこっち見ないでー!!」
ーーー
千歌「……」
シャッ
梨子「……」
千歌「…あ、あの、梨子ちゃん……ごめんね?その…」
梨子「……」ポロポロ
千歌「ぅえっ!?」
梨子「……お、男の子に……胸見られた……」ポロポロ
梨子「っ、ルール決めてたじゃない……日によって、どっちがカーテン開ける日か…」
千歌(えっー!? そんな決まり事してたのっ!?)
梨子「なんなのぉ…」ポロポロ
千歌(こ、これは悪いことをした……私は男だってこと、忘れかける……!謝らないと……!)
ー梨子フラグー
千歌「ーーごめんっ、本当にごめん。もうしないように、気をつけるから…」
梨子「…………駅前のパフェ…」
千歌「え? …あっ、うん!奢る!」
ーーー
千歌(ふう、1日が終わった……ドタバタとしてたけど)
千歌(おやすみなさい……)
-
今回はここまで。
私事で、明日から火曜日まで更新は出来ません。水曜日に再開。
-
マジか…
てか梨子ちゃん、コレでフラグ立つんか
-
大量更新嬉しい
-
果南ちゃんかわええ
-
着々とフラグを構築する天然たらしな千歌ちゃん…罪な女(男)
-
パフェをお願いする梨子ちゃんカワユス
-
ラッキースケベ
-
ーーー
チュンチュン…
ドピュッ……
千歌「んがっ」パチッ
千歌(あー、朝か…起きなきゃ…)ヌチャッ…
千歌「ん?」
千歌(なんか股間が湿ってる…)
千歌「……え?」パッ
ギャアアアアアアア…
ーーー
千歌「……むせい」
千歌(男の人の体に時々ある現象…)
千歌「うう、処理がこの上なく面倒くさかった……」
-
千歌ちゃん…
-
まあ梨子ちゃんの見て思春期男子の身体が何ともならないわけがないね
-
千歌「大変なんだなぁ……男の子も…」
千歌(あ、あの日がないのはいいかも…)
千歌「とりあえず、学校行かなきゃ」
ーーー
千歌「……あ、あれは」
鞠莉「♪」
千歌「鞠莉さんだ……そういえば、まだこんな風になってからは話したことなかったな」
-
千歌(声は……かけた方がいいのかな。それとも…)
千歌(そうだ、前を通り過ぎて声をかけられたら話そう)
タッタッタッ…
鞠莉「……あ」
千歌(おっ)
鞠莉「千歌っち、おっはよう〜」ヒラヒラ
千歌「鞠莉さん、おはよう」
千歌(面識はあった、ってことか)
-
ちょくちょく更新あるの嬉しい
-
鞠莉「千歌っち、今朝は少しお寝坊かな? 鞄」
千歌「えっ、ああ、朝は少し、つい二度寝しちゃって…」
千歌(い、言えない…)
鞠莉「ふぅ〜ん。お寝坊さん、ちゃんと時間通りに来ないとダメよ?」
千歌「あはは…」
チョンッ
鞠莉「ん、約束だからね」
千歌「ふがっ…」
千歌(鼻…)
鞠莉「……っと、そろそろ行かないと。それじゃ千歌っち、またね〜」
ーーー
千歌「お茶目だったな…ていうか、若干背伸びしてたな。ふふ…」
曜「千歌くん、なに笑ってるの?」
千歌「あ、ううん。なんでもないよ」
曜「ふぅん…あ、千歌くん千歌くん。そういえばもうすぐクラスマッチだよ。何に出るの?」
千歌「え、そんな時期なの?」
曜「? 去年もいきなりあったよ?」
千歌「そ、そっか。……うーん、どうしようかな」
-
千歌「競技、かぁ……何があったっけ」
曜「サッカー、野球、バスケットボール、…あと、季節外れだけど水泳」
千歌「そうなんだ……うーん」
曜「……千歌くん、迷ってるなら、…私と水泳…」
ー曜フラグー
千歌「ーーバスケットボールにしようかな」
曜「あ…」
千歌「ん、どうしたの?」
曜「あ、ううん! そっか、バスケかぁ、いいね!」
-
曜「見に行くね!」
千歌「うん!」
ーーー
チャンチャカチャーン…
千歌「というわけで、クラスマッチ当日!」
-
千歌「体育館……っと、隣で女子がバレーか 」
千歌「…ん、あれは」
ダイヤ「……」
千歌「ダイヤさん、こんにちはー」
ダイヤ「…! ああ、高海さん」
千歌「ダイヤさんはバレーですか」
ダイヤ「まあ、正直私は余ったから、ここにいれられた、ってところですわ……」
-
千歌「そうなんですか? 俺はバスケなんです、これから」
ダイヤ「そうだったんですの? ……果南さんに教えておきましょうか」ボソッ
千歌「はい?」
ダイヤ「なんでもないですわ」
ーーー
千歌(だけどまあ……バスケなんて言ったものの、ちゃんと出来るかな)
-
千歌(せっかくいい感じの高さだし、ちょうどいいかな、程度で選んじゃったけど…)
千歌「とりあえず、いっちょやってみますか!」
曜「千歌くーん!がんばれー!」
千歌(曜ちゃん、それに……善子ちゃん、果南ちゃん)
善子「……!」サッ!
果南「……」コソコソ
千歌「っ、よし、パスパス!」
ーーー
千歌「っ、でりゃ!」パシュッ
ワァァォァァッ!
善子「ほぁぁあ……」キラキラ
果南「……」ジー
-
善子ちゃんが普通に女の子してるのがとてもよい
-
よっちゃんかわいい
-
千歌(案外なんとかなるもんだなぁ)
千歌「よし、じゃあ次交代ね…」
ガタンッ!
千歌「ん?」
『大丈夫……?』
『保健室…』
ダイヤ「痛っ……」
千歌「ダイヤさん!?」
-
ダイヤ「足首をくじきましたわ…」
千歌「立てますか?」
ダイヤ「え、ええ……っつ…!」ガクッ
千歌「っ、保険室まで行きますよ」
ダイヤ「で、ですが、私……っ!?」フワッ
千歌「ほっといたらもっと酷くなりますよ」
善子「がっ……!」
果南「…」ムスッ
曜「あら〜」
ダイヤ「た、高海さん……!?これはなんのつもりで……!」
千歌「だって、手っ取り早くするにはこうした方が良かったですし」
ダイヤ(お姫様抱っこ…)
-
ダイヤ「……あ、あなた……こういう事、誰にでもするのですか…?」
千歌「え?いやいや…そんな訳ないじゃないですか」
千歌「ダイヤさん(なら慣れてるし)だからしてるんですよ」
ダイヤ「え……」
ダイヤ「そ、それは…どういう…」
千歌「それは…っと、保健室着きましたね」
ダイヤ「……」
ーーー
ガララッ
千歌「すみませーん…って、先生いないですね」
ダイヤ「…高海さん、私はもう大丈夫ですので、先に戻っていても…」
千歌「でもその足のままじゃダメですよ。何か冷やすもの…」
千歌「あっ、あったあった。これを包んで…ダイヤさん、足出してください」
-
千歌ちゃんマジイケメン
-
これはモテますわ
-
夜頃再開
-
待ってます
-
ダイヤ「そこまでしなくても…」
千歌「ダメですってば。捻挫は放置しておくと後でひどくなっちゃいますよ」
ダイヤ「……」
シュルシュルッ…
千歌「ああ、ちょっと赤くなってますね…冷たいですよ」ピトッ
ダイヤ「ん…」
ダイヤ「……ます」
千歌「はい?」
ダイヤ「…ありがとう、ございます」
千歌「どういたしまして」
-
ダイヤ(……クールで凛々しいとは、遠く離れてますけど…)
ダイヤ(優しい人ですわね…)
千歌「うーん、ダイヤさんって足白くて細いですね…(羨ましい)」
ダイヤ「はいっ!?」
千歌「えっ、何か変なこと言いました……?」
ダイヤ「い、いえ、変なことっていうよりも、少し……驚いただけですわ…」
ガララッ
『あら、どうしたの?』
千歌「あっ、先生…実は」
ーーー
『そうだったの。ごめんね、待たせちゃって。後は私に任せておいて』
千歌「はい、お願いします…ダイヤさん、お大事に」
ダイヤ「え、ええ。また…」
ガララッ
ダイヤ「……」
ダイヤ(……高海……千歌)
ーーー
-
キーンコーンカーンコーン…
千歌「んっー!終わったー!」
曜「お疲れ様ー、千歌くん」
梨子「大活躍だったね」
千歌「いやぁ自分でも不思議…」
千歌「後は帰るだけ…汗だくだく…シャワー浴びたい…」
千歌(蒸れるし…)
-
わくわく
-
千歌「……あれ、あそこにいるの…」
曜「果南ちゃんだ。おーい!」
果南「…あっ、曜、千歌。それに梨子も」
曜「今から帰るところ?」
果南「うん、そうだよ。3人も?」
千歌「そうそう。汗かいちゃったから、早く帰りたいね、って」
果南「……」ピクッ
梨子「? 果南さん、どうしたんですか?」
果南「えっ、ああいや、なんでも…」
千歌「何かあったの?」ズイッ
果南「あっ、いや! なんでもないから!」ススッ
果南(汗臭く……ないよね)
果南「ほ、ほら! それより早く帰ろうよ!」
-
千歌「……おー、夕日綺麗」
曜「これがいい所だよね、ここは…」
梨子「私も初めてここに来た時は、びっくりしちゃった。こんなにいい眺めがあるなんて…」
果南「そうだねぇ…」
果南(ふあ、眠い……)ウトウト
コテッ
果南「あっ!」フラッ
果南(ぐねった!)
-
千歌「おっと」ポフッ
果南「あっ……」ムギュッ
千歌「大丈夫? 果南ちゃん」
果南「え、あ……」ポケー
千歌「…果南ちゃん?」
梨子「わあ…」
曜「ひゅー」
果南「…! あっ、そのっ……、私こっちだから!また明日!」ダッ
千歌「あっ」
タッタッタッ
千歌「行っちゃった…大丈夫かな、足」
曜「……いや」
梨子(あれは照れてただけだと思うなぁ)
-
タッタッタッ…ガチャ
果南「…ただいま」
ポフッ
果南「……」
果南(……)
千歌『大丈夫? 果南ちゃん』
果南「……っ!」
果南「…はぁ」
果南(……やっぱり…私……ずっと…千歌のこと……)
ー果南フラグー
果南「……」
果南「…シャワー浴びよ」
-
乙女果南ちゃんいい…
-
曜「あ、そうそう。千歌くん、少し用があるから、家に寄っていいかな?」
千歌「うん、別にいいけど……用って?」
ーーー
曜「いやぁ〜、これこの前読んでから続き気になってて」
千歌「用ってマンガなのね…」
曜「ふ〜む…」ペラペラ
千歌(ま、いっか)
ーーー
曜「……」パラパラ
千歌「…」パラパラ
曜「…千歌くんってさぁ」
千歌「うん?」
曜「好きな人とかいないの?」
-
千歌「え……どうしたの、急に」
曜「いや、ただ気になって」
千歌「ん…その好きな人っていうのは…」
曜「もちろんloveで」
千歌「うーん…」
千歌「いない、けど…」
曜「え〜本当に〜?」
曜「あれだけ可愛い娘たちも、綺麗な先輩もいるのに?」
千歌「まあ……そうだね」
-
今日中に誰かのルートに入ります。後ほど再開
-
楽しみ
-
はよ!!
-
曜「ふぅ〜ん……千歌くん、こっちじゃないよね?」
千歌「ちっ……違うよ!」
千歌(い、いやこの場合、私の場合どうなんだろう?)
曜「ふーん」
曜「じゃあさ」
千歌「なに?」
曜「私と付き合って…みる?」
千歌「……え?」
ー曜フラグー
-
曜「……な〜んてね!」
千歌「え?」
曜「私たちはそんなんじゃないもんね。親友だから」
千歌「……うん」
曜「変なこと言ってごめんごめん。…そろそろ帰るね」
千歌「送っていこうか?」
曜「んー、別に大丈夫だよ」
千歌「そっか…いや。やっぱり行くよ」
曜「…ありがと」
-
ーーー
曜「わざわざありがとう、千歌くんも気をつけて帰ってね」
千歌「また明日」
ーーー
千歌「……」テクテク…
千歌「ん? あれは……」
鞠莉「……」
千歌「……鞠莉さん、こんばんは」
鞠莉「…! 千歌っち」
千歌「どうしたんですか、こんなところで…」
鞠莉「ん、散歩よ」
-
鞠莉「たまにここに来るの」
千歌「そうだったんですか」
鞠莉「……」
鞠莉「いい所よね…」
千歌「ええ…」
鞠莉「……私の両親、仕事で家にいないの」
千歌「え?」
鞠莉「家に帰っても、誰もいないし……だから、散歩は寂しさ紛れにしてるのかも」
鞠莉「…」
-
鞠莉「……って、なに急に自分語りしてるんだか……」
鞠莉「…千歌っちも、たぶん、今帰ってるところでしょ? また明日、ね」
千歌「……鞠莉、さん」
鞠莉「ん?」
ー鞠莉フラグー
千歌「…また明日、です」
鞠莉「…ん、シャイニー☆」
ーーー
千歌「ふう……」
千歌「今日はいろんな人と話したな…」
千歌「ふぁ……疲れちゃったな」
千歌「ひさびさに体も動かした気がするし…知らないうちにつかれてたのかも」
千歌(……そういえば、ダイヤさん。足、大丈夫かな)
-
千歌(あの後会ってないし、ちゃんと帰れたのかな……)
千歌「…」
千歌「ダイヤさん、軽かったな…」
千歌「……」ゴロッ
千歌「寝よ…」
ーーー
黒澤宅
ダイヤ「……」
ルビィ「お姉ちゃん、足、大丈夫?」
ダイヤ「…ええ、もう大丈夫ですわ」
ダイヤ「…」テクテク
千歌『ダイヤさん、足白くて細いですね』
ダイヤ「……」
ダイヤ「そんなこと、初めて言われましたわね…」
ルビィ「……お姉ちゃん?」
-
ダイヤ「なんですの?」
ルビィ「いや…なんていうか」
ルビィ「ずっと、ニコニコしてるから、良い事でもあったのかな、って」
ダイヤ「え……?!」パシッ
ルビィ「というより、ニヤニヤしてたかな」
ダイヤ「に、ニヤニヤなんてしてませんわ!」
ダイヤ(ああもう、これも『千歌』さんのせいですわ……!)
ただ、これから。
いろんな感情に襲われて、一つの感情が浮かび上がることを、私は……知りませんでした。
ーーー
千歌「……明日は、ダイヤさんに会いに行こう。それで…」
確実に何かが変わろうとしていた。
きっかけは小さいけれど、そこからジワリジワリと、大きくなっていこうと、していたんだという事に。
気づくのは、いつなのか。
END
ダイヤ√へ続く
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1490370600/l30
ダイヤ√です
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おつおつ。
ダイヤルート楽しみ。
ところで曜ルートだけ2つあるの?
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ダイヤ√ かぁ
ヨハネか果南あたりからかと思ったからちょっと意外
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>>153
少しだけやってみたいことがあるので…その時が来たら、よろしくお願いします
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なるほど、その時が来るまで楽しみにしてる!
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千歌っちに掘られたい
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URL開くとこのスレに飛ぶのはなぜ
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ダイヤ√
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PC版
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このギャルゲーいつ出るん?
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