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名無し

1どうでしょうか?:2016/09/16(金) 21:14:52 ID:7nOzA9Do
伊勢市の市会議員最近入院して退院した議員、
自分の息子が可愛いのは、わかるが、結婚しているのをいいことに
不倫して中絶して、親父の議員にお金を積んでもらって、
その次は、ストーカ、警察沙汰にもなったみたいです。
仕事も首になり、次は親父の力で就職、すごいね
そして、嫁と離婚今度は子供を合わせない息子と議員夫婦により
全く違うことを子供に吹き込み子供に合わせない、のらりくらりとはぐらかし自分たちが悪いのにいつまでも悪いことをする。
議員も長くないのだから子供を母親に引き渡したほうが先のことを考えればいいのでは??

72三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/03/30(土) 12:35:53 ID:x7tCCEWI
サントピア伊勢と〇野瓦屋に屋根の瓦を見てもらった所わざと瓦を割って帰って行った
別の瓦屋に30万で修理してもらった  サントピア伊勢は悪徳業者

73三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/03/30(土) 17:18:42 ID:825Gao9w
っ「住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)」

74おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/03/31(日) 00:07:00 ID:4ycirebk
>>71 チマチマとスレ変えやがって、せんずりヘタレw
よおネタがつづくのぉ。感心しまっせ…

75三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/01(月) 18:20:23 ID:P5EsRGMs
長島で、捕まったの誰や

76三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/02(火) 00:15:31 ID:CyxV7MTA
粘着無用のスレッド「素人小説4」

「アンタ、方向が間違ってるわよ」真奈代が冷ややかに言った。
「仕事をしなさい、北陸へ行くのよ、私を詮索してるヒマなんて
何処にあるって言うの?しっかりしなさい!」「た、確かに・・
許してくれ、真奈、キミの言う通りにするよ」捜査員はごちた。

結婚前は、あんな美人とあのブ男が!と言われていたようだが、
私が彼女に求婚したワケではない。私は富士山頂の花なんて取ろ
うとしなかった、そんなの無理なのだから。だが、忘年会の二次
会でメルアドを聞かれ、メールのやりとりをしているうちに会う
ようになり、ついにクルマで神戸に旅行したあの時と、トントン
拍子であれよあれよという間だった。今じゃ中二の息子までいる。

真奈(代)が怒ると本当に恐いのだ。ブスが怒ると逆にヘンな顔に
なって笑えるが、美人(マジ自慢じゃないが綺麗だ)が激オコする
とブルブルってくる。まるで女鬼のような表情になる、大きな瞳
で夜の照明光の下で睨まれると、高い鼻や少し痩せた頬細く長い
首サラサラの髪の毛と、白黒の陰影が強くついて、それは本当に
この世の人間には見えない。何か命令口調で言われると条件反射
的に、逆らうことなく従ってしまう。早い話、カミさんの尻に敷
かれてしまって久しいのだ。

それで、Nが電子掲示板に書いた投稿に出て来る「カナ」との関
連性は不明のままとなってしまった。カナ婆と無関係とは思えな
いが、カミさんを敵にするわけにもいかず、こちらの方は一旦打
ち切りだ。カミさんに内緒で、後日調べることとするしかない。

次の休日、北陸道を上っていった。「渚 大山仲達」の子孫を追う
為だ。しかし手掛かりはこの名前だけだ。越の国の出身というの
も本当かどうか・・ 雲を掴むような話だ。で、北陸の土地自体
にも不案内なので、郷土の博物館みたいな施設を片っ端から訪れ
ようと決めた。最初に入った大きな博物館で学芸員の方に聞いて
みると、「凪差 大山仲出汁」という江戸の初期の商人が創業の
昆布など海産物を扱う問屋が市内で戦前まで続いていた、と言う
ではないか!

しかし、学芸員は首を振って「関わらない方がいいですよ」と言
った。「んー、私だって信じちゃいないですが、でもね確率的に
あり得ないんですよ、次から次なんですから・・」
伊勢の国から来た捜査員は、思わずその学芸員の両手を握った。

77三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/07(日) 01:02:16 ID:Jq2C9B4k
安定したスレッド「素人小説4」

江戸時代初期、蝦夷ヶ島(現北海道)や津軽から裏日本の物資は、船で
若狭湾まで運ばれ、山を越え、琵琶湖を渡り、また山を越えて、伏見
港へ出て、京へ入った。あるいは、淀川を下り大坂へ運ばれていた。
それが、三重県出身の河村瑞賢が、若狭湾を過ぎて下関を回り瀬戸内
海を大坂まで、大型船で一気に運ぶ航路を開発した。そんな時代の越
の国の港町は、たいへんな活況にあふれていた。

凪差 大山仲出汁が、京坂地方で大変需要の多い出汁昆布に目をつけ、
海産物専門の廻船問屋を開いて大商人に成り上がったのは、そんな理
由からだった。博物館にその実物の大福帳が大量に展示されているこ
とからも、事実に違いない。彼の伝記は無く、その人物は謎が多いそ
うで、他国で商売の元手となる資金を作った後、故郷へ戻って来たと
いう。

家業はそういうことで文字通り順風満帆だったが、家庭には恵まれず
に、一人息子は家を継ぐ前に病死。次に生れた子供は女の子で、後に
養子を取り孫の誕生を待ったが、又もや女の子が一人生まれただけで、
しかもその子は知恵遅れだったという。なんでも双子だったのがもう
一人の胎児が死産で、その胎児の未成熟な体がからまったのが原因だ
と、産婆が言い訳したという。いつしか家業は傾いて裏店へ引っ越し
たが、寒村からいくらでも水飲み百姓の倅の養子を取っては、中堅の
下程度の商家として、戦前まで続けることが出来たらしい。

「詳しくは分からないんです、ただ江戸時代、ずっと子供は女の子が
一人だけ生まれているだけなんです、しかも菩提寺の過去帳を見ると
水子らしい戒名も続いているので、大山の孫の双子の時と同じですね。
大山はその孫を嫌ったようで、殺そうともしたようです。娘夫婦が止
めて、大山を無理ヤリ隠居させました。今で言う痴呆ですかねぇ?」
中年捜査員には、真相がなんとなく理解できた。「大山はその後、気
が違ったようになり、夜寝られずに焦燥しきって、昼間は大声で叫ん
だりで手が付けられなくなり、最後は自分の糞尿を食して死んだとか」

「明治の御維新となり、凪差家も急に平和になりました。次々に普通
に子供達が生まれてきたのです。その数男女13人も! 凪差家では、
徳川が落ちて今上天皇さまになったからだ、ありがたい、と一家総出
で祝ったといいます。キリシタン禁止令が解かれたのもめでたい、と
の記載もありましたが、これは意味不明ですな。先祖の遺言にて伊勢
国安濃津の乙部奥に、慰霊碑建立ともありました。しかし以後も彼等
は土地の浄土真宗のままでしたからね」

「でも実は、これからが凪差家の本当の不幸の始まりだったんです…」

78三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/07(日) 01:14:08 ID:Jq2C9B4k
安定したスレッド「素人小説4」

江戸時代初期、蝦夷ヶ島(現北海道)や津軽から裏日本の物資は、船で
若狭湾まで運ばれ、山を越え、琵琶湖を渡り、また山を越えて、伏見
港へ出て、京へ入った。あるいは、淀川を下り大坂へ運ばれていた。
それが、三重県出身の河村瑞賢が、若狭湾を過ぎて下関を回り瀬戸内
海を大坂まで、大型船で一気に運ぶ航路を開発した。そんな時代の越
の国の港町は、たいへんな活況にあふれていた。

凪差 大山仲出汁が、京坂地方で大変需要の多い出汁昆布に目をつけ、
海産物専門の廻船問屋を開いて大商人に成り上がったのは、そんな理
由からだった。博物館にその実物の大福帳が大量に展示されているこ
とからも、事実に違いない。彼の伝記は無く、その人物は謎が多いそ
うで、他国で商売の元手となる資金を作った後、故郷へ戻って来たと
いう。

家業はそういうことで文字通り順風満帆だったが、家庭には恵まれず
に、一人息子は家を継ぐ前に病死。次に生れた子供は女の子で、後に
養子を取り孫の誕生を待ったが、又もや女の子が一人生まれただけで、
しかもその子は知恵遅れだったという。なんでも双子だったのがもう
一人の胎児が死産で、その胎児の未成熟な体がからまったのが原因だ
と、産婆が言い訳したという。いつしか家業は傾いて裏店へ引っ越し
たが、寒村からいくらでも水飲み百姓の倅の養子を取っては、中堅の
下程度の商家として、戦前まで続けることが出来たらしい。

「詳しくは分からないんです、ただ江戸時代、ずっと子供は女の子が
一人だけ生まれているだけなんです、しかも菩提寺の過去帳を見ると
水子らしい戒名も続いているので、大山の孫の双子の時と同じですね。
大山はその孫を嫌ったようで、殺そうともしたようです。娘夫婦が止
めて、大山を無理ヤリ隠居させました。今で言う痴呆ですかねぇ?」
中年捜査員には、真相がなんとなく理解できた。「大山はその後、気
が違ったようになり、夜寝られずに焦燥しきって、昼間は大声で叫ん
だりで手が付けられなくなり、最後は自分の糞尿を食して死んだとか」

「明治の御維新となり、凪差家も急に平和になりました。次々に普通
に子供達が生まれてきたのです。その数男女13人も! 凪差家では、
徳川が落ちて今上天皇さまになったからだ、ありがたい、と一家総出
で祝ったといいます。キリシタン禁止令が解かれたのもめでたい、と
の記載もありましたが、これは意味不明ですな。先祖の遺言にて伊勢
国安濃津の乙部奥に、慰霊碑建立ともありました。しかし以後も彼等
は土地の浄土真宗のままでしたからね」

「でも実は、これからが凪差家の本当の不幸の始まりだったんです…」

79三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/08(月) 00:44:17 ID:OEEV7iSE
安定するスレッド「素人小説4」

「このあたりは白山信仰に篤くて、山伏の加持祈祷や彼らの
作った薬を信じていました。大山も熱心に験したそうですが、
結局はダメでした。魔よけの秘薬を家族全員に飲ましていた
ようですが効き目はありませんでした。大山は理由を告げる
ことなく以後も秘薬を飲み続けよ、と言った後に正気を失っ
たのだそうです。まあ、インチキ山伏のインチキ薬だったの
でしょうなぁ」

「えっ?明治以後ですか?話したくないのですが言っちゃい
ます、13人の子供とその子孫らは平成までにことごとく無残
な死に方をしました。たった一人が例外で、その本家筋の末
っ子は行方知れずとなってしまいました、おそらく彼もダメ
でしょう、令和には届かないでしょう」

中年捜査員は、彼がNであることを確信したが黙っておいた。

「レンガ造りの建設中の建物からレンガ塊が落ちて来て体を
ツブされるとか、路面電車のレール上で倒れてスグ電車が来
て轢断されるとか、断崖から落ちて粉々になる者も複数、車
の前で気を失ってタイヤで体を裂かれるとか、凄いのは大東
亜戦争の硫黄島で艦砲射撃の砲弾を体の真中に受けて胴体は
吹っ飛んで頭部だけが下の木箱の上に載っていたとか、東海
道新幹線が開通して駅コンコースに迎えに出た息子に、到着
していた父が列車に飛び込み撥ねられ父親の身体がX状に息
子の身体に当たって二人共真っ二つになってしまったとか…
もういいでしょう?そういう事なんですよ、次から次へと」

彼はその学芸員にお礼を言った。郷土史を同好する者として
又会えることを楽しみにしたいと告げると、それならと名刺
を交換したいと言うので出した。「えっ、け、警察じゃない
ですか!!そんな、卑怯ですよ、私を捜査してるんですか?」
捜査員は、いつものように公務ではない郷土史の調査である
ことを説明した。そして、逆にあなただから言われたままに
名刺を差し上げただけなのですと伝えると、学芸員に笑顔が
戻った。

津への帰宅到着時刻をみると、少しだけなら観光してもいい
かと、日本海に向かって叫びたい気持ちになって、名所の崖
に行った。高所が苦手だし、ヘンなモノを幻視してしまうの
も嫌だったので、上から見てV字になった小さな湾を見つけ
て湾を見下していた。春先になると日本海は冬の厳しい荒海
を忘れさせるように優しい表情に変わる、「イイなぁー」

次の瞬間、そのV字湾の垂直に近いような斜面に投げ出され
た中年捜査員であった。斜面は5m程しかなく、その先は絶壁
で、高さ30mはありそうだ。「し、シャレにならんがなー」と
頭を下にして滑落していった。

80三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/12(金) 00:04:45 ID:kVqIJ7dU
流浪しないスレッド「素人小説4」

中年のメタボ腹がストッパーの役目を果たして、岩の割れ目に
沿っての滑落を止めた。割れ目のボトルネック状になった所で、
左半身を下にして身動きがとれない。もっとも身動きがとれる
ようでは、そのまま崖から日本海へダイブしていたはずだ。腹
がヒリヒリと痛む、酷い裂傷を負っているのだろうか?血が首
の方へ流れ落ちてくる。鼻から目のあたりが崖先から空中に出
ていて、横目には波頭が見えていた。「あぁ、もうアカン?」

彼は霞んでいく意識の中で、又もあの処刑場で大勢の人達が殺
されている情景を幻視した。「不思議なもんだ、この状況じゃ
崖から身投げする人達を視るハズなんだが… ヤバイ場所なん
だよなー」「あっ!俺なんか?俺が逆さ磔にされているんだ!」

うっ血した頭部が、心臓の鼓動と共にズッキンズッキンと締め
付けられるようだ。彼は、唯一フリーの右手を左ポケットへと
入れて、ガラケーを取り出した。ガラケー表面は深いキズだら
けで、カメラレンズ部分など剥ぎ取られていた。カチッと拡げ
ると、内側は無事で機能も生きていた。スマホじゃなくて良か
った、「むしむし、ガケがら落ちだんだ、だずけてぐでさい」

目が覚めたら、市内の病院だった。ガラケーの中継局をたどっ
て、俺の遭難場所を探り当てたのだそうだ。俺が何言っている
のかさっぱり解らないし、そのまま通信が途絶えたので事件性
も考慮して、地元の警察も動いた末のことだった。俺が三重県
警のモンだと判って、三重の県警へも連絡をしたらしい。さて、
どういう言い訳をしようか?

ベッドサイドに座っていた真奈が、俺が起きたのに気付いて、
「道草なんてするからよ、すぐに帰って来たら良かったのよ、
そうすれば、こんな手違いは起きなかったのに」と、涙をこら
えながら怒っていた。「手違い?やっぱ、俺に何か隠している
だろ?な、教えてくれ、どういうことなんだ?」しかし、真奈
の様子はいつもと違い、鉄火肌の姉御が怯えているように見え
た。

81おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/04/12(金) 03:42:09 ID:i9dZcpz.
いまNHKラジオでレベッカのフレンズがながれてて、若かりし勃起力を回想しとる。あの頃は自分よりやや背の高く、腰が細くて骨盤が張った若いべっぴんが好きやった。さらに顔が藤村実樹や渡辺満里奈タイプで処女膜の有無を、己の生チン先で確認するのが目標だったよ。実績は二件中一件が膜付きやった…

82おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/04/12(金) 05:27:53 ID:i9dZcpz.
>>80 継続読者おらんやろ?
理由はネチネチと絡むだけで、面白さがないんじゃ。しかも長たらしい…

83三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/12(金) 20:15:39 ID:yDIwLEDw
( ´,_ゝ`)プッ

84三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/14(日) 00:11:43 ID:.uQAPC/M
ご意見無用のスレッド「素人小説4」

ドクターから怪我の説明を受けて、やっと私も精神的に落ち着いた。
先程、真奈の前で取り乱してしまった事を今さらながら恥じ入った。
怪我は外傷だけで、それも腹部を数か所縫った以外はスリ傷だった
のは、私がメタボ体型だったことが功を奏したとしか思えない。

改めて真奈に「手違い」について聞いたが、本当に詳しい事は知ら
なかった。ただ、亀山で聞き知ったカナ婆の子孫が十代以上も続い
ていたので、もう一族の統率というか連絡が取れていない、という
事だけは知っていた。真奈自身は、その実名マナが代々縁起がよい
というだけで名付けられたと、母親から聞いていたに過ぎない。

真奈の想像では、私を崖から突き落としたのは一族の者かその協力
者で、博物館で警察を名乗ったからだろう、と言った。私の調査の
詳細を彼女にも話したところ、なんとなく彼女にも事件の概要が解
って来たようだった。

マナ・カナの父親は、おそらく津に来たヤソ教の西洋人宣教師で、
職務上、それを公に出来なかった。極東の島国ではそれが優位に働
いて免疫上、その子孫は疫病に強かった。初代カナが一族のうちで
神格化されたのも、彼女の遺言が本当によく効いたからだ。その為
なのか、遺言は現在も生きていた、私の妻マナのように。

一方、大山は廻船問屋で大成功すると幸福の絶頂になるが、それは
マナ・カナ双子姉妹を利用し裏切り、他のキリシタンの命と共に金
に換えた元手があったことで可能だった。そして風の便りに安濃津
でのマナを含むキリシタンの処刑のようすを知って、いかに悪人と
言えども精神的に追い詰められていった。山伏の祈祷や秘薬にすが
った。その秘薬には、現在では毒というような成分が含まれていて、
それが双子姉妹を生む原因となるが、大山はますますマナの呪いだ
と思い込むようになり、子孫にも秘薬を飲むようにと遺言を残した。

私と真奈の推測は、ほぼ同じだった。まあ、県警の夫婦だからね。
ところが明治の世となると、ガラッと変わってしまったのだった…

85三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/20(土) 00:25:46 ID:TjAUWLv6
裏街道のスレッド「素人小説4」

徳川家が落ち古来の大王の治世に戻り、先進西欧諸国に対して開国、
文明開化となった。古臭い封建的幕藩体制は近代的中央集権国家の
大日本帝国となり、人々は迷信から解かれたし、関所は無くなって
国内を自由に移動できるようになった。四民平等で身分に縛られる
ことも無くなった。なにより、程なくキリシタン禁止令が解かれた。

異常出産が続いて、大山により凄惨な殺され方をしたというキリシ
タン娘の怨霊に延々と悩まされてきた凪差家の者たちは、大阪大学
の礎となった大坂適塾でも学んだという近代西洋医学の医者に掛っ
た。同時に、キリシタン殉教について誰はばかることなく聞いて回
って歩いた。そして、安濃津での大山の鬼畜のような所業を突きと
めて唖然としたのだった・・その処刑地には慰霊碑を建てて、先祖
大山の悪だくみにより非業の死を遂げたマナを含む多くの殉教キリ
シタンたちの霊を慰めようとした。

西洋医学の見立てでは、代々高額で購入してきた山伏の秘薬や霊薬
などというモノはなんら有効成分が認められないだけでなく、劇薬
と思われる成分も含まれていると判ってすぐに飲むのを止めた。津
の石工に依頼して立派な慰霊碑を彫らせて、凪差家の総勢が見守る
中で処刑場跡に建立し、犠牲者の霊に詫び許しを請うた。この時、
別の碑が地中から出てきたらしいが、これは近くのお寺に移したと
いう。これで、有害成分を摂取することもなくなり、一族の気も晴
れたとして、以後、凪差家では子だくさんに恵まれることになる。

ところが・・話はここで終わらなかった。亀山や亀山から枝別れた
というカナ婆の一族が、カナ婆が語ったという無念のマナの処刑の
いわくについて、御維新ということになって調べて行くと、なんと!
処刑場跡に新しい慰霊碑が建てられており、碑文には自分たち一族
が調べたとおりのことが刻まれていて、そして、建立した者たちが
マナを含むキリシタン達を売って処刑させた大山の末裔だったのだ。

ここまでの話を、歩けるようになった中年捜査員とそのカミさんの
夫婦二人が、亀山のあの菓子司で、まんじゅうをコーヒーで食べな
がら老紳士に説明した。彼の顔色が見る見るうちに変わるかと思い
きや、全然いつもの飄々とした調子で「そう、そう、あれは犯人が
自首したようなもんやったね」「それでもう、何百何千になっとっ
た一族のモンが襲い掛かった、13代までということやったさかい、
それまで続けやなアカンな、ということで・・」「まだまだ血生臭
い時代やったな、ボクらの平和ボケの現在の感覚とは又違うんさ」

86三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/21(日) 04:41:02 ID:8Q5gAMDk
ストーリーが支離滅裂な展開になってる

87三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/22(月) 00:32:07 ID:PHCrqMhw
一人読者がおったスレッド「素人小説4」

老紳士は、真奈を知っていたようだ。真奈は自分の家系のヒミツを
知らされて戸惑っていた、殺人者集団の一族だったんだもの。私も、
その端っこにいる事になる。彼が打ち解けて全てを語ってくれたの
も、私達夫婦がカナ婆の末裔に繋がっているからだ。彼は続けた。

「もう気付いているでしょう?崖から突き落としたのはこちら側の
者です、アンタはちょっと警察を名乗りすぎ、てっきり最後の最後
にアシがついたかと彼が早合点してアンタをつけたら、崖上に立っ
て動かないもんで、つい・・という話、ちゃんと謝罪させるから、
すまん」

「事故死を装うようにして復讐を始めたんさ、当時の警察内部にも
一族が複数いたので助かった、今のアンタみたいな」「始めた時は
カナ婆の想い、何よりマナ姉の無念を晴らすのに一生懸命やったさ、
その頃はまだ、忠臣蔵などにあるように敵討ちが生きとったんで」

「それが人間社会ってもんは、すぐに派閥が出来るんさ、すぐに殺
人数を競うようになると、派閥みたいになって横の連絡がなくなり、
なにがどうなっているのか解らんようになった」「これが凪差家の
人達に、よけい恐怖を与えたんやな、怨念・執念・呪いは続いてい
ると」「なんせ、こっちには統率がないんやでさ、メチャクチャな
死に様になるよう競争しとったんさ」「硫黄島の艦砲射撃の砲弾が
身体に直撃とか、新幹線コンコースでの親子コンボ死とか、あれは
本当の偶然やったんやが、ボクらの知らんところで、彼らは勝手に
追い込まれていったんさ」

夜トイレへ行ってドアを開けると照明スイッチを入れたのに電気が
点いておらず便座に首なしの女が座っていたとか、夜に廊下を歩く
と後ろからズルズル引き摺る音がして振り返ると血だらけの女の生
首がこちらを見てほほ笑んでいたとか、寝ていて目を開けると真っ
青に膨れ上がった女の首が目前にあってそのまま空中に浮かぶと長
い髪がパサパサと垂れ落ちてくるとか、そんな怪現象がウワサされ
ていたという。

精神に異常をきたして自死する者まで出てくると、凪差家と縁を切
る親戚が続出した。私が沖縄への漂流ビンの捜査を開始した頃、N
の兄弟筋に連絡を取った時、もう縁を切ったと異口同音に言われた
のはN自身が最低のロクデナシという理由だけでなく、もう滅びよ
うとしていた一族からの最後の離脱というところだったのだろう。
それにその時には、Nの実兄弟はもう全員故人になっていたはずだ。

老紳士は口端にツバキが溜まってカニみたいになっているのに気付
いてハンカチーフで口元をぬぐうと、コーヒーを最後まで飲み干し
た。「それが何故、Nがあの因縁の処刑地跡の下宿屋に引っ越して
来たのか?まったく謎だ」「それにNを中国の臓器販売組織に売り
渡したらしいカナとは何者か?これも謎なんや」と、落ち着いた口
調で言った。中年捜査員は「ええっ、私もそこが知りたくて今まで
アチラコチラ行って、死にそうにまでなったんですぜ!」と叫んだ。

88おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/04/22(月) 02:37:46 ID:YF2fPUh6
>>87 オマエの小説はつまらなくないが、読んでて疲れる。理由はストーリー進行が理屈っぽくダラダラと長い。テンポってのが大事なんだよ。ワシは来月16日に61回目の誕生日を迎える。ネタにして構わんから盛大に祝え…

89三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/23(火) 18:50:21 ID:tDmEo..k
たにまさ

90三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/26(金) 15:35:23 ID:j2spoEMY
10連休は田んぼで田植え昼間は家を留守にする方
10連休は国内や海外に旅行する方
10連休は仕事で家を留守にする方

空き巣に注意して

91三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/04/27(土) 00:45:19 ID:ppcHQGgE
ストークご無用のスレッド「素人小説4」

Nが処刑場跡に建てられた下宿屋に来たのは、崩壊していく凪差家の
最後の一人として、キリシタンの惨殺で財を成し成り上がった凪差家
の終焉を正視し、因縁の地でそれを見届けたかったからではないのか
? それと言うのも、Nの行動や電子掲示板への投稿などを見ている
と、自暴自棄というかまるで自分自身をわざとピエロ化しているよう
に思えるのだ。クルマでスピード超過の大きな自損事故まで起こして
いるし、たわいもない猥談でキチガイを自演していたりもする。まる
で、人生を投げているかのようなのだ。

そりゃそうだ、いつ悲惨な殺され方をするか分からないのだから・・
マナ・カナの呪いは、13代まで全てを葬ること間違いなく、自分に確
実に訪れる未来そのものなのだ。ならば、それまではだだの暇つぶし
と言うしかないではないか!

カナと知り合った時、その運命の瞬間は近いと思ったろうが、現代で
はカナなんて名前はありきたりだ。Nが出会ったこのカナはマナ・カ
ナのカナではなかった。亀山の老紳士も知らないわけだ。彼の一族側
でも、まさかあの因縁の地にNが住んでいるとは想像もしなかったと
思う。しかし一方このカナも、まったくの偶然ではなかったのだ。

中年捜査員夫妻は、明治の初めに凪差家が慰霊碑を建てる際に出土し、
近くの寺に持ち込まれたという別の碑を訪ねた。そこには、このカナ
の因縁を解く由来が刻まれていた。碑は戦後、津観音近くの地蔵堂の
中に移されて安置されていた。捜査員は碑の管理者に許可をもらって、
風化した碑に墨を塗り、和紙にバレンで文字を浮かび上がらせた。そ
こから、捜査員の祖地である柚原村(現在の松阪市宇気郷)のことが出
て来たのだった・・

92三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/01(水) 00:19:14 ID:7FcOCyQ.
忠告不要のスレッド「素人小説4」

伊勢の山上と呼ばれるこの辺りには、今で言うパワースポットなど
が点在している。修験の行場として知られる奇石の多い飯福田寺や
伊勢平野からも見られる荒々しいギザギザの山容の矢頭山、そして
一部地域の町名になるくらい盛んだった白山信仰、そして私の先祖
が代々禰宜を務めたというAR神社もそこにある。修験場の縁起書に
よれば、修験の開祖である役小角(役の行者)自身が開いたものであ
るというから、それが本当なら飛鳥時代からこの地は行場として開
けていたことになる。

AR神社はもう無住だが、日本各地へ散って行った村人の子孫からの
寄進で、山奥の神社としては状態はよい。戦前まではこの村も林業
などで自活出来ていたそうだが、今では過疎地になってしまってい
る。村おこし的な努力はされていて、イベントも実行されているが、
昔のような村の賑わいを取り戻すには、もう老いすぎているようだ。

昔の徒歩や馬での旅の時代、山中には裏街道がネット状に張り巡ら
されていて、ここ柚原村はそのハブの一つになっていた。大河内へ
下りられるし、峠を越せば大石・深野や伊勢本街道の仁柿、そして
白口峠を通ってかの伊勢国司北畠氏の本拠地だった多気へ。掘坂峠
を越えて松阪市街へ出るのは、大和方面から来た時に伊勢本街道か
ら松阪市街へ抜ける最短道だった。国学者の本居宣長も、古事記伝
を著す為の大和国への取材などの旅の帰り、この柚原村を通ったと
思われる紀行文を書いている。小さいながらも交通の要衝だった。

村の中心から小さな山を越えた所にあるAR社は、昔は参拝客が絶え
なかったようだ。現在は明治初期などにあった合祀などで、数多く
の神々が祀られているが、元々の主神は素戔嗚(スサノヲ)尊らしく、
それゆえ病気治癒、特に子供の病気に効くとされ、子供の病気が治
るようにと遠くの村々からも信仰されていたという。素戔嗚尊は別
に、牛頭天王や祇園神とも同一視されいて、有名な京都八坂神社の
祇園祭も、蒸し暑い夏の都の疫病を防ぐ意味から始められたらしい。

津観音近くの地蔵堂にあった碑文によると、この碑はキリシタンの
惨殺があったすぐ後に彫られていた。ヘタクソな文字を察するに、
建立?(多分、初めから土中に埋められたと思われる)した者自身が
彫ったのだろう。この者が柚原村ARを名乗っていることから、同姓
の私の先祖か一門と思われる。そして彼はマナと愛し合っていたが、
マナが知恵遅れの妹カナを放ってはおけないというので正式な結婚
は諦めるも、お互いに一生添い遂げようというような仲だった。

93三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/04(土) 00:57:09 ID:Osdh1vAo
勝手なスレッド「素人小説4」

碑文には梵字で記された文も多くて、正直私では全文を読み解けない。
それで、以前に仕事がらみで心やすくなったとある京都のお寺の住職を
訪ねた。GWの旅行も兼ねて、真奈と子供も連れて行った。大きなお寺の
塔頭の一つであるそこは、応仁の乱後に再建された建物がそのまま残っ
ているようなところだ。住職は会うなり「どうや?アンタ筋はエエんや、
前から言うてるように修行してみんか?ホンマもったいない話やなぁ」
と言ってきた。

以前、事件の捜査で容疑者のアリバイを裏付けする為に訪れたのが彼と
の出会いだった。見えてしまう私は、彼のもうひとつの世界についての
話を聞くうちに引き込まれて、未明近くまで方丈の間で語り明かしたの
だった。その夜、私が便所へ行こうと縁側に出た時、縁側に数名の人影
が見えた。春爛漫の綺麗なおぼろ月夜で、住職の家族がお月見でもして
いるものと思い、近寄ると「こんばんわー、ほんとうによい月夜ですね、
月がぁ…」と続けるやいなやその人影は宙に浮かび、私に軽く会釈して
墓が並ぶ方向へ消えて行った。私はあまりのリアリティに恐怖感は全く
なくて、そのまま便所へ行って方丈の間へ戻った。

「住職、さっき便所へ行く時に、こういう人達がいましてね」と話を向
けると、「さようさよう、あの人らはワシらの知り合いや、もう何百年
前からもおるそうや、縁側によう腰を降しておるな」「アンタ、見える
んか?どこぞで修練したんか?してないんか、そらエライもんどすなぁ」
伊勢の山上の私の先祖の話をすると、「そら受け継いでますんや、どや
ウチへ来んか?人助けが出来る埋もれた才能はもったいないでのう」と
言われたが、生活を変えるつもりはなく強く辞退したのだった。

彼のような、この世とあの世を区別しない人物を見たのは初めてだった。
彼によると、個々の人の脳が死んでしまうとその個々の記憶や情念は消
えてしまうが、人類共通の、今でいうところのクラウドみたいな集合体
があって、そこで個々の記憶や情念は生きていると言う。そして、個々
の脳でそこへアクセスする能力があるものは、もう亡くなった個々の人
物の記憶や情念であっても再現できる、というものだった。私は、深層
心理学の草分けであるユングの提唱した集団的無意識の概念を語ったり
した。気がつけばもう夜が明けようとしていて、仮眠を取った後に京都
から出勤したのは、もう5年前になる。

碑文の写しを見せると、住職は、これは現在世間で白魔術黒魔術とか言
われている「呪文」を記したものだと言う。一つは牛頭天王に対しての
願掛けで、カナとカナの子孫を病魔から守って欲しい、というもの。一
つは白山権現に対しての悪魔降伏で、大山とかいう邪性の者とその子孫
を13代尽きるまで呪い殺す、というもの。つまり、これは碑ではなくて、
何者かの呪詛の為に彫られた呪文石だったのだ。梵字が多いので地元の
人達はワケわからないまま、ありがたい碑文と思って地蔵堂へ安置した
のだろう。最初に土中から掘り出した凪差家の人達も、残念ながら自分
達への呪いの根源が判らなかった。凪差家によって最初に石が運び込ま
れたお寺も、解かった上で厄介払いしたのかも知れない。

呪文石によると、ARが柚原村周辺での荒行を終えて半年ぶりに津の港町
へ下りて来た時、キリシタンの首なし死骸を満載した老漁船が岩田川へ
ちょうど漕ぎ出されたところだったという・・

94三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/06(月) 01:39:27 ID:Y0DTbVx.
更新が早くなったスレッド「素人小説4」

老漁船の積荷に掛けられたズタボロの網の大きな裂け目のひとつ
に、マナのお気に入りの着物模様が見えた。果たしてそれはマナ
当人だった。大山から、キリシタンであることを暴露すると恐喝
され金を盗られ、身体まで犯され大山の子を宿してしまい、マナ
はARに申し訳できず恥じてついにぞ伝えられなかったのだろうと、
彼は血の泪を流して長く安濃津に帰れずにいたことを憎んだ。

文面には、激しい悔根と憎悪が入り交じっており、梵字の呪文が
のたうち回って書かれている様は、只ならぬ妖気さえもが漂って
いるのが感じられる。塔世川(現安濃川)の土橋から見える河原へ
マナの首を見に行き、その鬼相を確認した時、これからAR自身の
とるべき行動が確信できたという。そして、乙部の前の海に入水
するとあった。おそらく自分の命でもって、その成就を願ったも
のと思われる。

「住職、こんな呪いなんてもん、本当に効くのですか?」と、私
は小さく唸るように聞いた。「まあ、貴船の山には藁人形が仰山
あったそうやしな、そら効く」「安倍晴明さんや蘆屋道満さんは、
志摩の海女さんに今でもドーマンセーマン言うて呪術になっとる
んや、アンタさんの国元やで知ってはるやろ?」「ワシの言う集
合体まで思いを届ける能力があるのなら、効く効く、間違いない」
「アンタかて、ちょっと訓練したら届けられるんやで、見えはる
んでっしゃろ」

津ICを降りる頃には、稲妻が遠く海の上で光っているのが見えた、
もう9時前だ。遅い夕食をとって帰宅した。真夜中に目が覚める
と、先ほどの夢を思い出してみた。すぐに出かけよう。私はパジ
ャマのまま、土砂降りのひどい雷雨の中へ出て行った。ワイパー
を最速にしないと前が見えない。すぐにあの下宿屋のあった処刑
場跡に着いた。

アパートの新築工事が始まっていたが、世間でレオンパレス31な
どのサブリース詐欺?が騒がれたので、工事は基礎根伐で大きく
地面を掘った状態で止まっていた。あの大家が止めたに違いなか
った。私は夢で見た場所へ行くと、大きく崩れた残土山の中に数
片に割れた石造物を見つけた。稲光の下で見ると、凪差家の建て
た慰霊碑に違いなかった。私はそこにあった工事用のハンマーで
さらに石片を粉々に打ち砕いた。この時、この私はいったい自分
であるのかそうでないのか自信がなかった、ただ、あの集合体に
記憶されている誰かに通じていたのは確実だったと思う。そして、
プールのようになっていた基礎の堀穴に飛び込むと、根伐底を手
で探った。そこに、あれがあるのは解っていた。

95三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/10(金) 04:15:23 ID:yHQrEhsQ
愛宕の雇われママが土建屋のジジイに水揚げされた。
釣った魚に餌やらんを地で行くジジイ。
ボロイ中古住宅を会社の社宅と言う名目で購入し住まわせた。
ジジイはアウディーにBMWにボルボも所有。車好きなんでしょちゅう乗り換える。元ママは昔から乗ってる古いワゴンR。
毎月のお手当は会社のパート社員の名目で税込み25万円。
ジジイの個人的な支出はなんも無い。全部会社の経費でチンボ舐らせてる。
30以上歳離れてるがもうジジイから逃れられん。ジジイが死んだらそん時はジジイの家族に叩き出されるやろ。
見てても可哀そうやけどな。バカな女はこんなもんや。

96三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/10(金) 23:43:12 ID:F60tnhiE
ジジイのションベンみたいに続くスレッド「素人小説4」

顔を泥水の中へ突っ込んで、さらに手を伸ばすと基礎下になる
こぶし大の砕石に届く。その石をガラガラと左右に掻き分けて、
さらに下の土を掘るのはタフな仕事だった。指先の皮がズルリ
と剥けて血が出ていたのが判ったが、お構いなしに掘った。

腰の痛みで天空を仰ぎ見るようにストレッチをすると、雷雨は
おさまっていて、雲間から月が出ていた。寒冷前線が通過した
のか、空気がヒンヤリとして震えがした。春の令月は意外な程
の透明な白さをたたえていて、そこにあった。しばらく見とれ
ていると、泥濁した水面下なのに月光に白く輝くものがあった。
「これだ!」と飛び込むと、それを掘り出して水から引き揚げ
た、もう力は残っていなくて、泥いっぱいの地面にへたり込ん
でしまった。一息ついて立ち上がると、そこには真奈の顔がや
はり月光の下にあった。

優しく微笑んで私を見て「あなたは私が見込んだ人だけあった」
「よう探し出してくれた、ありがたい、ありがたい」と何度も
頭を下げるので、私は「へっ?何のこと?パジャマもパンツも
泥だらけやわ、怒らへんの?」と言った。彼女は吹き出したよ
うな笑顔になって「あなた方はお似合いです、良いことです、
幸せなことです、末永く添い遂げられるように、われも見守り
ます」「われらは全てを果たし、もはや思い残しはありません、
それを大事になさいませ」と言うと、宙に浮いて白い霧のよう
になって海の方へ流れて行くと、防波堤を越えて見えなくなっ
てしまった。あとからは、波の音だけが聞こえて来た。

ようやく現実感を取り戻して、その朽ちた木箱を持ちあげて道
に駐めたクルマに運ぼうと歩み出すと、工事ゲートの所に人影
が見えた。白く浮かび出たようなその顔を見ると真奈だった。
今度は微笑んでおらずに、「アンタ!何してるの?人が見たら
キチガイかと思うわよ、私から見てもそのものなんだから・・」 
私は一気に緊張が切れて、真夜中なので大笑いするのをこらえ、
腹をよじって笑い声を我慢した。

「色々、家に帰ってから詳しく聞くけどさ、それ何?」と真奈。
「おそらく踏絵、さっきの夢に出て来た」「とにかくもう一回
熱いフロを入れてくれ、話はそれからだ」と、私はくしゃみを
我慢しながらモゾモゾ声で答えた。

97三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/13(月) 19:52:20 ID:ceCj010M
軋むベッドの上で男と女。男の方は40半ばだろう薄い頭に脂ぎった汗にビール腹…その男の上を跨ぎ喘ぎながら必死に上下に跳ねている女はまだハリツヤがある肌…細身でまだ未発達なカラダ…セミロングで顔もまだ幼さを残し整った顔立ち…年齢はまだ16歳…男と女な関係はその一晩かぎりの付き合い…つまり援助交際なのだ。男は金を払い女はそのカラダを売る、そんな関係…その金額は5万円。街中で歩いていれば親子に見えるかもしれない…しかし今このホテルの部屋の一室、ベッドの上の行為をみると明らかに異様なものだろう。。

98三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/14(火) 22:53:00 ID:GAZZ60II
2019年05月10日
三重県青少年健全育成条例違反(いん行の禁止)被疑者の逮捕(津南署)

3月23日朝から夕方までの間、津市高茶屋小森町のホテルにおいて、
女性が18歳に満たない青少年と知りながら、みだらな行為をしたとし
て、5月10日、男(40歳)を逮捕した。

99三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/19(日) 01:10:54 ID:CuOEptvE
ジジイのションベンスレッド「素人小説4」

バスルームで木箱をコジ開けて見ると、中身は果たして踏絵だった。
銅なのか金属製で、マリア像らしきものがあるが、けっこう腐食して
おり、浴槽清掃ブラシでゴシゴシ擦るとマリアさんが現れた。その時、
「やべーっ、す、すいません、ブラシなんかで・・」と謝るほど、私
は普段から無神論者のような心持ちでいたのを今さらながら自覚した。

リビングへ持って行くなり、そのマリア像を真奈が覗き見入ったので、
彼女が涙でも流すかと思ったが、「けっこう小さいモノなのねぇー」
と言うだけだった。そこで先ほど、マナ姉と会ったこと、この踏絵が
現世における最後の心残りだったこと、全て成就したあと愛しの行者
ARの眠る海へと消えて行ったこと、どこからか俺達のことを見守って
くれていること、を真奈に伝えた。「偉いわ、アンタは私が見込んだ
人だけあるわ、そういう事が出来る人なのよ、初めて見た時ピーンと
来たんだから」

「こんな小さな絵を、踏む踏まないで斬首されてしまうなんて」私は
先程清掃ブラシで擦ったことも忘れて感慨にふけってしまった。マナ
姉は、この絵を踏めと言われたのにキスをして、そして首を斬られて
しまったのだ。何十何百という人々の命を奪うことになったこの絵は、
私達の手には負えない。

あくる朝早く、あの地主の家を訪ねて経過を話し出すと「もうゴメン
してくれ、サブリース詐欺でマイってるのに、今度は処刑場跡地だと
確定だなんて!入居者が来うへんやんか!」と頭を抱かえてしまった。
私はすかさず「じゃ、踏絵を私に下さい、当局に報告はしません、で、
出所は海の砂浜だとかに捨てられていたのを私が拾ったことにします」
「あ、あんた警察じゃろ?そんなんでエエのん?」「ウソも方便です
わ、ポリコレなんか糞くらえ」 その足で、津市役所近くの教会へ行
って踏絵を預けたいと言おうとしたら、なんやら教会内がガヤガヤと
騒がしい。「神の慈愛じゃ」とか「いんや、大地震の前兆だ」とか、
言い合っている。

今朝、教会のマリア像が涙を流したのだった。今までに無いことだと
いう。私は、踏絵を取り出して両手で大きく掲げると「殉教者の御霊
のお帰りだー」と大声を出していた。もちろん、こんな目立つ行為は
私のするところではない。教会内の人達全員の視線が、掲げた踏絵に
集まって固まった。「・・・」次の言葉が出て来ない。こっ恥ずかし
くて、一番偉そうな人に踏絵を押し付けて、事務局のあるらしい建物
へ逃げ込んだ。そこで、あの臓器売買の人さらいカナらしき女を見た。
「あんた、カナだろ?Nをどうしたんだ?なぜ逃げなかった?」

100三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/19(日) 11:12:25 ID:Ifn7npWc
( ´,_ゝ`)プッ

101三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/05/26(日) 00:45:50 ID:6hXXEMqc
前立腺肥大のスレッド「素人小説4」

「腎臓がタダ、すい臓が値つかず、肝臓もタダ・・」とつぶやいて、
なぎさまちの最終便到着のあとの堤防上を、スーツケースをガラゴロ
と転がして行ったり来たりしていたのを、同船していた教会の人達が
気の毒に思って、昨夜は教会の施設に宿泊させたのだという。精神が
何かのストレスで参ってしまい、一時的なのか痴呆状態になっている
らしかった。昨夜、その場に居合わせた者全員の立ち合いの下で所持
品を調べたらしくて、パスポートや運転免許証から、その中年女の名
は和子というらしかった。カナではないが、捜査員の私の目からは、
あの凪差家への呪いを最後の最後に〆たのはこの女だと直感していた。
カナとは、昔日の大門の歓楽街で、女が使っていた名だと後日聞いた。

可哀そうに、カナは60歳にもなるNを売ろうとした為に中国の闇臓器
売買の組織から足元を見られ、Nをタダで取られた上に、以後の仕事
から干されてしまったらしい。元々器量が良くないし少し知的障害が
あるので、もう若い臓器を持った者をダマすのは無理だと判断されて
しまったのだろう。タイへの入出国の記録からその滞在時間も短くて、
おそらくタイにいるマブ男からも、金の切れ目が縁の切れ目というこ
とで捨てられ、傷心のまま日本、津へ戻って来たと思われる。

もう、すぐ近くにある署へ出ないと遅刻になってしまうと、中年捜査
員は、踏絵を津の乙部前海岸の浜で拾っただけで他は知らない、又夜
に寄らせてもらうから、と言ったなりクルマに乗り込み教会を出た。

署では和子を調べてみた。犯罪そのものは、プロあるいは国家がらみ
とのウワサもある中国の闇臓器売買組織が実行しているので、他国が
舞台の事件を、こんな田舎署の私がどうする事も出来ないし、メンド
ーなのでしない、和子を調べるだけだ。マナ・カナ一族とも我がAR家
とも関係が無いのに、なんの因果で凪差家にトドメを刺したのか?

和子は、津市白山町の出身だった。日本が世界に誇る某有名映画監督
の母方の家の縁戚筋で、JR名松線の竹原駅から少し雲出川を下った所
にある集落に、和子の実家があった。

102三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/01(土) 00:34:31 ID:UNWFXS/Q
読者がいないスレッド「素人小説4」

和子が中学生の時に、一度行方不明になり、家族から捜索願が出て
いた記録があった。夜になっても学校から戻らず、とうとうその夜
は帰宅しなかったので、朝一番に集落の駐在所に知らせた。近所の
人らも総出で捜索したところ、昼前に白山比咩神社の社の中で寝て
いるのが見つかった。事件の可能性はなく、どうやら一人で神社内
に入り込んだらしい。そんな、当時の記録が見つかった。

和子は知恵遅れだったせいで学校でもイジメられていたようだし、
今回の奇行は狭い集落でよけいに鼻つまみ者のようになってしまい、
そのあと高校進学と共に実家を出たらしい。あの夜に、和子は白山
権現の化身という剣を持った男を夢に見て、「ついて参れ」と言わ
れるままついて行ったら、社の中で近所のオジサンに起こされて目
が覚めたのだと言う。

この事があってから、和子は明らかに心身とも急成長して同世代の
者との差は縮まり、もし行けたとしても地元高校ぐらいだと言われ
ていたのが、亀山高校に合格して同市内に下宿したのだった。両親
は娘の生活を心配して、竹原の元名主のツテでもって亀山で名士と
言われる家を紹介してもらい、その母屋に隣接する離れで下宿生活
を送った。もちろん、亀山の名士と言われる家とはカナ婆が嫁いだ
先だった。もう20年以上前だから、あの老紳士が50歳ぐらいだった
頃になる。

和子は高校生になってすぐ、和子という名はいかにも田舎クサイの
でイヤだ、なんか昭和クサイだもんと、年頃の女の子らしく改名し
た。と言っても本名を変えるワケにもいかずに、仲間うちでカナを
名乗っていたという。

「そりゃ、憶えとるわさ、しかしボクは何もしとらん、ありゃりゃ、
そういうヘンな意味じゃなくて、あの子を一族の手先として使うと
か、そういう事は絶対にしてないよ」「又、今度の休みにこっちへ
来いよ、新茶の菓子はウマイでー」と、電話の向こうで老紳士は言
っていた。さっ、今日も仕事らしい仕事はしなかったが、まっ、い
っか、とごちた。駐車場へ向かった、教会はすぐだ。

103三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/03(月) 10:57:43 ID:GDhmc8GQ
まだ続いとるんかwww

104三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/03(月) 12:28:23 ID:bbMsQ6nw
たにまさ

105三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/03(月) 14:49:54 ID:GDhmc8GQ
>>102
おまえに学があるのはわかった。昭和のころ偏差値53以上の文系大学あたりに入ったんだろ。そして総合的偏差値50以上の処女膜(U20)を生セックスで破ったことないのも分かり易い。ネェ粘着素人童貞おじさまwww

106三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/09(日) 00:08:30 ID:HFiGWBx2
低脳変質者に粘着されたスレッド「素人小説4」

高校生の和子がNと出会ったのは、近鉄名古屋駅の改札前だった。
Nは「ワイは神や」と言って近づいて来た。名古屋市内での部活
の準備でパンパンに膨れていたスポーツバッグや、和子の白山町
っぽさが残る純朴さに、Nは和子を家出少女だと思ったのだった。

呪われた将来に自暴自棄になっていたNは、手っ取り早い快楽の
性愛に異常に執着していて、いつ来るかも知れない凄惨な自分の
死に対して抵抗しているかのようだった。いつものように適当な
口車に乗せて、Nは和子を駅西の元中村遊郭だったという建物に
連れて行った。戦後まもなくまでは羽振りが良かったであろう立
派な意匠を施した建物だったが、その後は商人宿になり、今では
怪しげな客をとるようなボロ連れ込み宿になっていた。床は傾き
カビ臭もひどいが、ケモノ臭のようになった古い人間の体液の匂
いがする空気に、和子は胸が悪くなった。

廊下の突き当り右側の障子をあけると、タタミの上にフトンが敷
いてあった。「さあ、マッサージをしてあげるよ、私は神さまだ
よ、気持ち良くしてあげるからね」というNの猫なで声を聞いた
和子が振り向きざまにNの方を見ると、オドオドした自信なさげ
なのに目だけはギラギラした、歪になった中年男のくたびれた顔
があった。和子は大声を出した。何事かと宿のオバサンが飛んで
来た。建物外にも聞こえたであろう和子の大声に、オバサンは、
「Nさん、ダメだよ、出て行ってよ、面倒はゴメンだよ!」と声
を荒げた。和子は外へ飛び出すと泣きながら近くの商店に駆け込
んで助けを求めた。和子がNを示そうとした時には、彼はもうど
こかへ消えていた。だが、和子は数十年後にNと邂逅することに
なるのだった。それが、津のなぎさまち近くのスーパーのレジだ
った。

再会して、和子はすぐに、「ワシは神なんや」と言い増々自信無
さげなのに目だけがギラついたNの顔にピーンときたが、Nは気
付いていないようだった。和子は、今度はこちらが狩る側になっ
たのよ、地獄に突き落としてやるわ、とその臓器に狙いをつけた。
和子の事を信用させようと、Nに優しくして身体まで与えると、
思いもかけずすぐNは完全に落ちて、和子の言う事ならなんでも
聞くようになった。それほど、Nの心は荒んでいたからだろう。
荒んだと言えば和子の方も、完全な知恵遅れとは言えないまでも
わずかに知能障害が残った為か、カタギの仕事は続かずにこんな
生業をするハメになっていた。

教会の談話室(懺悔室?)で中年捜査員は、決して幸せとは言えな
い和子の半生を聞いていた。すると和子の古い家がダム底に沈ん
で行く光景が見えた。「またコネクテッドかよー」と嬉しそうな
面倒そうな表情をした。「今度の休日には、美杉の竹原行きだな」

教会から帰ろうとすると、なぜだか多くの人が「先生さまー」と、
中年捜査員にむかって拝むようになっていた。

107三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/15(土) 00:41:06 ID:BwWgczKo
人知れず更新するスレッド「素人小説4」

中世の一志郡から伊賀にかけてを、藤原千方という豪族が支配して
いた。その手下には後の忍者の草分けとなる四人の鬼がいたという。
その鬼らの超能力を使って、藤原千方は朝廷に対して反乱を起した。
朝廷の討伐軍の将である紀朝雄が、「ワイらに逆らうことは、天皇
陛下に逆らうということや、それは朝敵ということやぞ!」という
和歌を贈ったところ、四鬼はたちまち逃げてしまい、孤立無援とな
った千方は策略でもっておびき寄せられ、雲出川の河畔の岩の上で
討ち取られてしまった。
落とされた千方将軍の首が川下へと流れ始めると、「あの藤原千方
将軍ともあろう者の首が、ただ川を流れていくばかりだなんて」と
あざけりの声が掛かった。すると、生首の眼がクワッと開かれて川
を上り始めた。雲出川を竹原まで上ると今度はその支流の八手俣川
を上って行った。その首が上ったところには、千方神社が祀られて
いたという。そこはもう、君ヶ野ダム湖の底になっている。

川口集落と家城集落の中間にある、その千方将軍殺害の瀬戸と呼ば
れる岩肌ばかりの急流を右下に見ながら、中年捜査員は愛機ホンダ
フィットを走らせていた。真奈もナビ席にいた。ダム下からつづら
折りを登り、桜まつりなどが行われるダム湖公園の最奥の駐車場へ
と乗り入れた。季節ハズレなので休日なのに人影は見えない。
駐車場を区切る茂みを探ると、教えられていたとおりに千方神社の
碑があった。この真下方向にかつて社があったようだ。なにやら、
ヤバそうな廃墟が小高い尾根上に見えたが、今回の目的とは関係が
なさそうだ。キャンピング用のコンロでコーヒーを淹れてブレイク
して、今度はダム道を下って旧街道沿いにある竹原神社へと向かう。

現在、千方神社はこちら竹原神社に合祀されている。亀仙人から教
わった地元の方を訪ねた。亀仙人とは、例の亀山の老紳士のことで、
いつの間にか真奈との会話で使っていたものが、そのまま本人まで
もが気に入ったと言って、仲間内で使うようになっていた。

「カズちゃんな、憶えとる、行方不明になったこともあって、アレ
からチョットして見んようになった、亀高へ行く言うて下宿したん
違ごたかなー、それからは知らん、都会へ出てったんやろ」昔は大
きな宿屋だったというそこの老人は言った。和子の家について教え
を請うと、亀仙人の友人らしいから信用する、他言しないのが条件
や、と言ってボソボソと語ってくれた。

和子は旧津藩士の家に生れていた。明治初頭の廃藩置県などで武士
は碌を失いつつあって、藤堂監物の自刃事件などを期に元々の先祖
の出である竹原に戻って来たのだった。千方神社に関係する家でも
あって、大昔にずっと山奥の清水峠を越えた又先の柚原村から千方
将軍の祟りを鎮める為に、そこのAR神社の禰宜さん筋にわざわざ呼
び寄せて来てもらったのが家の始まりという。

中年捜査員は頭がクラクラした。AR社と言えば自分の先祖だ、和子
は赤の他人ではない。しかし、和子の家が藩士時代に勤めた役目と
いうのは牢番だと言うのだ。

私はイヤな予感がした。ここに来る前、家で調べているうちに藤堂
家の牢があった場所を見つけた。そこではキリシタンの拷問をして
いたという。そこは、あの教会の目と鼻の先だ。城下というものは
狭いものなのだ。電話が来た。「あっ、先生さまですか?和子さん
が大変です!近所を散歩していたら急に叫び声を上げて卒倒したん
です、気を取り戻したら、許して許してと泣くばかりなんですぅ!
先生さま、どうしたらいいんでしょう?」 イヤな予感は当たる。

108おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/06/15(土) 16:06:07 ID:arf/Nh6I
>>106 おもろい展開に持ってくやんけ!
文献調べまくって書いとるのは分かるが、脚色の根深さにお前のネチっこさが出て笑えるでぇw

109三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/15(土) 16:39:02 ID:U/HadLcY
( ´,_ゝ`)プッ
お前の程度の方が知れてるわ

110三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/15(土) 16:40:29 ID:tTZIJPDk
おっさんは頭逝ってるからな

111三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/15(土) 16:40:33 ID:g/1Q7Z9I
(^^)v

112おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/06/16(日) 17:22:37 ID:j0CQoy/E
>>109->>110 死にさらせっ!!
とくに顔、お前じゃ。センズリでもコイとれっ!!

113三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/19(水) 23:37:02 ID:sUhAGxvs
頭逝ってる人はご遠慮下さいのスレッド「素人小説4」

取りあえず、和子がおかしくなってしまったその場所を聞いてみる
と、まさしく津城の牢屋があった場所だった。現在はあおぞら駐車
場になっているが、なんやらだだっ広く空が大きな空間は、街中な
のに雰囲気が少し違っている。違和感を持つ人も多いだろう。そこ
ではかつて、主に町人百姓のキリシタンが改宗を無理強いされて、
応じない者は処刑されたらしい。その牢の番人が、和子の家筋だっ
たのだ。

和子が遠くAR家の血を引いていなければ、別にどうという事もなく
その地を通り過ぎて、梅雨時というのに晴れて美しい夕暮れの散歩
を終え教会に戻ったことだろう。だが、ユングの言うところの集合
的無意識というか、人類の共用クラウドというか、そういう場所が
あって、和子の無意識はそこにコネクトしてしまった。和子自身は
その能力を意識的にコントロールする訓練を受けていないから、彼
女の意識は無意識の奴隷になり、かつて虐殺された囚人達の怨霊が
襲いかかって来たと認識しているに違いない・・私だって、そんな
悟りにも近い超世界については京都の古刹の住職に一晩レクチャー
されただけだ。だだ職業柄、一般の人に比べ、あまりに非情な現実
世界に付き合わされているので、どこか人間開き直っている。

電話で和子に説明してもムダに決まっている。仕方ないので彼女の
無意識に働きかけるしかない。もう、ヤブレカブレのアドリブだ。
「私は高名なエクソシストであーる」「汝に憑りつきし怨霊を瞬時
に退散させようぞ」「私が汝の耳元でこう叫ぶ、怨霊よ去れ、去ら
ねば永遠に地に伏せるぞ、ぐぅおおー」。スマホ音量を最大にして
もらい、目一杯の声で「・・ぐぅおおー」と叫んだ。怨霊は去った。

和子のことがアカの他人に思えなくなったので、家路の途中に教会
へ寄ってみた。亀仙人にとってもかつての下宿人なので同様らしく、
和子のこれからについて色々あたってみるという。私が教会に入る
と数人が真剣な眼差しを向けてきて、「大先生さま、私どもの家人
に憑いた悪霊を退治して下さいまし、どうか何卒、お願いします」
「謝礼は如何ほどかかろうと構いませんので・・」 私は「そりゃ、
こうなるわな、あの時は必死で気が回らんだ」と、いい加減なアド
リブをしたことを後悔した。真奈を見ると苦虫を嚙み潰していた。

114三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/20(木) 08:00:54 ID:a7y2c2Vg
https://cervan.jp/

115おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/06/20(木) 16:50:09 ID:gvKbX0MU
>>113 学識とヒマはあるがカネは無いと視た。彼女いない歴=年齢(R50)の素人童貞が書きそうな文書だ…

116三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/21(金) 08:48:06 ID:ccj14lng
たにまさ

117三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/06/22(土) 00:50:21 ID:QSX847NM
落伍してヒネクレた方はご遠慮下さいのスレッド「素人小説4」

そこには、険悪な空気が流れ始めていた。高名なエクソシストと誤解
された(させた)中年捜査員は、ウワサを聞いて教会に駆け付けていた
数組の信者から悪魔祓いの要請を受けたが、頑なに「できないんです」
と拒み続けたために、信者達がなぜ和子だけをヒイキするのか?と、
今にも彼に掴みかかろうとしていたのだ。彼は思った、彼らの悪魔祓
いを要請している人物は、明らかに精神疾患の兆候がある。そりゃ身
内の精神健康に真剣になるのは理解するが、これはどうにもならない。

さりとて、それを上気した彼等家族に説明などできない。人類精神の
クラウドにコネクテッドしてしまった和子には、その接続回路を遮断
してしまえばいい。だがOSの一部にバグが発生してしまったその患者
たちに、シロートの中年捜査員が即座にプログラムを修正するなんて
どだい無理だ。これを話したところで彼等家族は、「誤魔化した!」
とよけいイキリ立つだけで、理解できないだろう。

そもそも、そんな人類精神のクラウドなんて概念は、一度でも繋がっ
た経験が無い人には理解できない。あの京都の禅僧などは、それさえ、
自己精神が認識して初めて認知できるので、「空」である、と言う。

真奈が助け船を出してくれた。「こんなチビ・ハゲ・デブの私の旦那
が、高名なエクソシストですって?」「チマチマとヘソクリをしてる
ような肝の小さい男さね、悪魔なんて追っ払いたくても出来ないよ、
あたしゃ、よーく知ってるんだ」と極道の女がタンカを切るように言
った。トタンに空気が変わり、私へと皆の視線が集まっているのが分
った。所々でクスクスと笑い声が漏れた。信者の家族らは無言のまま
部屋から出て行った。後から詳しく教会の幹部の人に説明しよう、上
位の宗教者には理解者がいるような気がするから。

「大変でしたね、いや、私も高名なエクソシストが突然現れただなん
て聞いたもんですから、詐欺師かと思ってたんです」と、教会の方が
言った。私は経過を話した。驚いたことにスルスルと理解してくれた。
新約聖書の中でキリストは、「お前らバカじゃけん、迷える子羊とか
言う例え話で説教したるんじゃ、それがすぐ例え話ということを忘れ
てしもーてからに、羊が羊がと騒ぐ」「羊が大事なんと違ごうて、羊
を例にして語った説教の内容が大事なんじゃ、ほんにバカじゃ(超訳)」
と言うような事を語っている、と教えてくれた。

仏教で密教という、言葉や文字では表せない、その道の実践者のみが
悟ることが出来る世界があり、俗人はそれを視覚化した曼荼羅など見
てその世界を垣間見ることができる。メジャー宗教なら、そんなプロ
専用の領域と、俗人アマ向けの解りやすくした例え話の領域があるの
だという。悪魔祓いなどは解りやすくしたアマ向けだ。コネクトして
しまう和子には、ぜひともプロの領域を学んで欲しいと言う。

118三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/06(土) 01:49:25 ID:qzW/LgJo
誰知らぬ裏山に咲くスレッド「素人小説4」

和子は哀れだった。修験で高い能力を身に付けたAR社筋の末裔であり、
かつキリシタン弾圧を実施した牢役人の子孫でもあったので、彼女自身
には理由も無いのに、十三代にわたる凪差家断絶の最後の役目を負わさ
れ、コネクトされてしまったのだから。

女子高生時代に名古屋中村の遊郭跡でNに手籠めにされかかったのも、
後日に津なぎさまちのスーパーでNに再会したのも、江戸時代の初期に
キリシタン禁止令を利用したカネ目的の凪差大山仲達の策略によって、
マナ・カナの双子姉妹のうちマナが斬首された時に定まっていた因縁だ。
中学生時代の神隠しなども、すでに出来上がっていた因果だろう。

私の感じるところでは、姉の首が転がる場面を見たカナの怒りの念が、
その強力なところでクラウドに収蔵されてしまい、カナ自身が婆さまに
なって忘れてしまっても、その念はずっと保存されていてコネクトする
相手を待っていた、そこに能力の高い和子が生まれて来たと、どうもそ
んなようだ。和子が「Nを見ると、ワケも無くすぐに殺してしまいたく
なることが度々あった、その衝動を抑える為にボーと立ち尽くしている
ほかなかった」と言っていたが、カナの強力な念を思えば解る気がする。

この時にはもう、中年捜査員は自分の役目も理解していた、幕引き役だ。
凪差一族は和子がトドメを刺して崩壊したし、「踏絵」は既に回収して
マナの怨霊は鎮まった。マナと夫婦になると誓う仲だったAR尊も呪いが
成就している。あとは、哀れな和子を中年捜査員が救済してやらなけれ
ばならない。

「和子さん、身をラクにして私の言う事を聞いて下さい」中年捜査員は、
あの優れた理解力のある教会幹部の一人だけを立ち会いにして、和子に
話し始めた。和子に言って聞かせるというよりも、和子の精神内部深く
に染み込むようにしっとりと話した。立ち合いを信用のできる一人だけ
にしたのは彼がプロだからで、また高名なエクソシストが出た!だの、
エコヒイキだ!とか、バカバカしいアマチュアの騒ぎになるのがイヤだ
ったからだ。

119おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/06(土) 18:17:43 ID:njSiQ0vU
>>118 処女膜破り(外観偏差値50以上U20♀物件)童貞の、おまえのネチっこさは国宝級やのぉw

120三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/06(土) 22:55:09 ID:0pO0E/2g
https://instagrammernews.com/detail/966655803350277419
こういう風に調子こいてケツを突き出しとる若い女には
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0052Z8VAE?ie=UTF8&redirect=true
こういうものを使って尻の穴にローションを注入したらなあかんでほんま

121三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/06(土) 23:17:08 ID:qzW/LgJo
ド底辺の基地害や変態に攻められるスレッド「素人小説4」

和子の能力はズバ抜けていた。ただ、それを意識的にコントロールする
訓練を受けていないので、自然、酷い混線状態になっていたようだ。私
はとにかくシンプルに(私にはそうするしか出来ない)、和子に安心感
を与えるようにして彼女の思い込みを解きほぐしていった。上手くいっ
たようで、少し眠ったら?との女史の好意に甘えると、彼女は眠りに落
ちていった。

仮眠した部屋から出て来た和子を見て、一同はあっけにとられた。別人
だ!身長からして20cm以上違う。体型はスリムになっていてアラサーの
ようにメリハリがある、和子の実年齢は40を越しているのに!和子自身
が戸惑っていて、自分の一身を動かしたり眺めたりしている。私達の他
の人達は、和子当人も含めて、上や下への大騒ぎだ。私達だけは乙部の
「マナ・カナ伝説」を知っていたので、デジャヴの思いだった。

呪いの言葉を吐くマナが斬殺された後、「踏み絵」を受け入れ恭順を示
し長屋へ返され姉の呪いの実行を誓ったその時に、発育不良だったカナ
の身体が姉そっくりの小股の切れ上がった美女にいっぺんに変わったと
いう、あの話だ。つまり和子は、黙考・瞑想するうち何か大きな目的を
持ったのだろう、そしてソッチの方へ繋がった。知恵遅れもすっかり見
られなくなり、私などより本来ずっと聡明であることが判った。

和子はシスターになるそうだ。亀仙人が後見人としてバックアップする。
両親はすでに亡く、兄弟姉妹は和子の素行が悪いというので疎遠になっ
て縁が切れていたのだという。その道の訓練を受けている和子は、すで
に優れた能力を見せているようだ。これからは、Nの殺害などというよ
うなワケのわからない目的を受動的にこなすのではなく、困った人達に
喜んでもらえるよう、自分の能力を研鑽しつつ自分から積極的に動いて
いくのだ。

「あの時、チビ・ハゲ・デブなんて言ってゴメンね」「どーせ俺りゃ、
チンチクリンで、ツルツルテンで、ブタ野郎さ」「でも、アンタって、
それでも素敵なんだからさー」「美人がそう言うんなら許してやる」
「そういや和子さんてキレイよね」「キミら、よく会ってるそうじゃ
ないか?」「そーよ、なんか気が合うのよ、これも因縁なのかしら?」
「カズちゃんとでも呼んでいるのかい?」「アハハハ、そう呼ぶとね、
カズちゃん本人が嫌うのよ」「じゃ、どう呼んでんのよ?」「シスタ
ーネームで呼ぶのよ、それはカナっていうの」、真奈は笑った。



「失われた城下町を求めて」
第1編[ナギサ家のほう壊」 第1部「マナ・カナの伝説」 了

122三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/06(土) 23:28:57 ID:1Ei/.OHY
>>120
確かにええケツしとる
四つんばいにした後、パンツだけ脱がして肛門にローションを少しだけ垂らして
浣腸器の先っちょを何回か出し入れして
五回目くらいで奥まで押し込んでローションを一気に直腸に注入したらなあかんで

123おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/07(日) 01:08:10 ID:xr49AxBE
>>121 図星突かれて激怒、そしてネチネチと長文にて尻尾を巻くが如く終了w
おまえの素姓が分かり易い(^w^)

124三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/13(土) 00:01:40 ID:n2ef9xFg
ド底辺の基地害に勝利宣言されたスレッド「素人小説4」

時は、日本近海に外国船が現れるようになった、明治維新まであと50
年程を残す頃。庶民の生活においても激動期を迎えようとしていた。

大倭越え(青山峠)をさけて、その北にある奥山愛宕社の参道にもなっ
ている古道を、伊賀国から伊勢国へと急ぐ一人の者がいた。彼の名は、
七代目凪差大山仲達といい、越の国から京、奈良と抜けて伊勢国入り
して来たのだった。彼は能登の山奥の寒村の育ちであったが、五男坊
であり利口な子供だということで、北前船の風待ちをする大きな港町
にある廻船問屋に丁稚奉公に出され、番頭になり、ついにそこの商家
の跡継ぎとして婿入りしたのだった。

その廻船問屋は少し変わっていた。代々、娘が一人生まれるだけで婿
養子をとっていたし、白山権現の山伏の妙薬などと毎日毎日、およそ
初代大山の頃から薬を飲んでいた。また初代の遺言には、たとえ伊勢
詣りをする時であっても、安濃津の地に足を踏み入れるな、などとい
うワケわからない内容のものも多かった。七代大山は聡明な男であっ
たので、貧乏浪人の初代が今は落ちぶれたとはいえ当時町一番の廻船
問屋を創業できたのは何か他人はもちろん子孫にも言えないあやうい
因縁があったのだ、と気付いていた。

そして、決して馬鹿ではない自分があがいてもあがいても、いっこう
にウダツの上がらない裏店住まいのままであるのも初代の因果なのだ、
と思うようになっていた。それに、現実として商売で一旗揚げるには
「商人と屏風はまっすぐでは立たん」、という事を身を持って知って
いる年齢になっていた。七代目は、安濃津藤堂藩での不穏な動きを聞
きつけ、それをネタにして大金を稼ぎ、さらに初代の因縁を解き明か
して、凪差家の再興をはかろうとしたのだった。食えるというだけで
一生日陰で暮らすのはご免だと思うのは、まだ老け込むには早い彼に
とっては当然の感情だった。

途中道に迷い、すっかり暗くなってから人家のあるカリキドという地
域の木戸をくぐった。ここが人の世界と動物との世界の区切りという
意味の狩木戸ということか?木戸のそばには地蔵堂があり、彼はとて
も疲れていたので、お堂に入って仮眠をとった。それが仮眠のつもり
が、すっかり寝入ってしまった。「おっ、寝過ぎた、もう四ツ頃か!」
寝ボケまなこでお堂の外を見ると、狐火が一つ二つ・・と寄って来る。
「俺を喰う気だな、くそ」と脇差を抜こうとしたら、人間の声がして
きた。「狐に騙されてたまるかってんだ」と飛び出そうとした寸前、
狐火と思ったのは提灯の灯りだった。なにやらコソコソ話をしている。

「本当に一揆なんかすんのか、出来っこねぇ、すぐ侍に切り殺される
べ」「しかし、あんまりだ、血のにじむ思いで新田を開墾したのに、
それを又平等に人数割りで分けるだと?ほんなら何もせんかったヤツ
が一番得することになるべ、こっちゃー、くたびれ儲けだべ」「んな、
逆らって殺されたら何もならん」「ひでえ、ひでぶ、一揆したるんや」
三人目が出て来て言った。「だで、これから寄合さするべ、ふもとの
山の洞に近在のムラのモンが集まっちゅー、さあ、これからワシらも
行くべや、みなで談義してエエ知恵出そうて」 七代目は彼等の後を
静かにつけた。

125三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/14(日) 00:48:42 ID:PKCXDzb6
静かに更新していくスレッド「素人小説4」

男達は、無言で山道を下っていった。途中にムラ境を示すのか山神や
庚申仏など石仏を並べた場所があり、そこから道を折れると、山腹の
一部が光っていて、洞穴の中に多くの人が集まっている影が見えた。
カリキドと書いてあったあの集落の者達も穴の中へ消えて行った。大
山も近寄ろうとしたが、穴の前の道には上側と下側とも見張りの者が
いたので、いったん谷へ下りて山の斜面を這い上がって穴の前に出た。
穴の中は明るいと思ったが、近寄るとロウソク1本の灯しかなかった。

名主格のような三人に、大勢の村人達が食って掛かるように「一揆じゃ、
もうそれしか無いべ!」「藤堂のお殿様に直談判するんじゃ!」「家
族が暮らせんようになる、今でも飲まず食わずの生活じゃ!」しかし、
名主格の三人は、あくまで話し合いで解決しようと皆を説き伏せよう
としていた。どうやら、これまでに何度もこの穴で談義を続けてきた
が、結論が出ないようだ。すると急に、大山の頭の上を足で踏みつけ
る者があった、「イテッ」。今度は続けてメチャクチャに頭と言わず
背中と言わず叩かれて、大山は気を失ってしまった。

気が付くと洞穴の中で、フンドシ一丁にされて手足を縛られていた。
「どこの間者だ?言わんと殺す、伊賀ものか?」と又頭を叩かれた。
ホウホウの体で「行商の者だ、道に迷い今頃やっと麓へ降りて来たら
灯りが見えたので、宿を借りようと谷から登ってきただけだ」、そこ
まで言うと又気を失ってしまった。

今度大山が気を取り戻したのは朝だった。殺されていないところをみ
ると、どうやら助かったみたいだ。ただ、あの三人は「ヨソ者などは
一切信用してはならない、エライ目に合うぞ」と、朝になってもしつ
こく殺害してしまえ!と言っていた。大山は、そうさ、年寄りの言う
ことはたいがい正しい、俺はこれから間者になるのさ、どえらい運が
回ってきたもんだ、とほくそ笑んでいたのだから。

越の国を出る時、白山権現の山伏の妙薬を大量に持たされたが、七代
目大山は妙薬など信用してなかったので飲まずに残っていた。旅に出
て、飲まない方が調子がいいくらいだ。ただし、確かに効くというの
が食当たりや下痢だ、すぐに治ってしまう。カネに困った時に腹イタ
の薬として売ろうと思っていた。

それで大山は一考を案じた。所持品を調べられ、白山権現と書いた袋
詰めの大量の丸薬は何だ?と設問されると、「腹イタがすぐに治ると
いう、白山さんのありがたい妙薬です、試しに飲んでみなされ、お安
く譲りますよ」と言い、数人の腹痛を訴える者が飲んでみるとピタリ
と腹痛が治った。これは薬の行商人だ、そうに違いない、酷い目に合
わせて申し訳なかった、と村として陳謝された。もちろん談義の内容
は、聞いてない知らない、とシラを切ったのだった。

126三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/14(日) 22:54:09 ID:P/2Pz8w6
>>124
津市白山町上佐田に伝わる一揆が元ネタ?

127俳人おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/15(月) 20:24:10 ID:wWPt62Gs
梅雨時の
電車で香る
女子大生..

(注)DBSちゃうぞ!西野七瀬みたいのんやぞ!

128三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/15(月) 20:27:02 ID:wWPt62Gs
どーせ 廃人 とかヌカしよるんやろ。お前らのやることなんざ知れとんじゃボケェ!


129三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/15(月) 20:42:36 ID:aLBlvXHo
https://stat.ameba.jp/user_images/20190603/01/misaki9674/ca/51/j/o1136064014421055708.jpg
セブンイレブンの色白黒髪ポニーテール美少女清楚系店員のイメージ
芸能界でも通用する逸材やでほんま

130三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/15(月) 21:59:37 ID:DBX6roQ.
梅雨なのに
女日照りで
チン乾く

131三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/19(金) 23:56:39 ID:3joJD0EU
廃人はガン無視していくスレッド「素人小説4」

彼らが談議穴と呼ぶその洞穴から、戸板に載せられて谷筋を下り
て行くと立派なお寺があり、そこの離れに運ばれた。傷の療養の
為に、そこにしばらく逗留してくれとの事。食事などは村で用意
するという。七代目は如才なかった、もう自由に動けるように回
復してもビッコを引いてみせて村人を油断させ、夜などは縁の下
に潜り込むなどして一揆の詳細を調べていったのだった。

この地方、現在は白山町と呼ばれている地域がその面積の多くを
占める。その名の元は、白山信仰のいわれから来ているという。
中世に伊賀から一志を治めたという地方豪族の藤原千方将軍が、
天皇に謀反し朝敵として討たれたのが、川口と家城の間にある雲
出川の岩だらけの急流、瀬戸と呼ばれるところだ。

ここにはもう一つの謂れがある。越の国から来たある白山権現の
修験者がお経をいれた笈を大岩の上に降ろすと、笈の中から七羽
の白鳥が飛び出し、この地域の各地へ舞い降りた。その地に白山
権現社を祀ったという。倭、川口、八対野、山田野、家城、竹原、
飯福田、がその七社になるが、現在では移転し合祀されたものも
ある。往時は七白山詣りをすると、越の国の本山へ参ったのと同
じ御利益があるとされ、たいそう賑わったらしい。現在でも町名
になっているのは、その名残りだ。

その竹原地区から、一人の巫女が寺に来ていた。江戸時代はまだ
本地垂迹説をとる神仏習合だったので、特に違和感はない。彼女
は千方神社に仕えており、元々山奥の修験者の家筋でよく見える
ということで、一揆の行方について、白山大権現のお告げを聞き
出そうとする一揆衆に呼ばれたのだった。

この地方の白山信仰とは実は、地方の英雄であった藤原千方将軍
の御霊を祀るものだったのかも知れない。それでは又朝敵にされ
てしまうので、白山信仰と習合させたとも考えられる。彼女の若
々しい声は「やめよ、間者がおるぞ」「それでもと言うのなら、
とにかく大人数で、総出で安濃津へ行け!」「阿弥陀如来を頼る
のは、なおのこと良い」と告げた。

頭に血が上った若衆がどなるように聞いた「間者はどいつだべ?」
「今、この寺におる」との神託に、どよめきが走った。七代目の
顔は見る見る紫色になっていった。「あの薬売りのことだ!何処だ、
何処にいるだべ?」

132三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/20(土) 21:19:06 ID:WeU2uctQ
アドバンスモールのAUショップいったら
そこそこ可愛い女店員さんが可愛い声で丁寧にプランの説明してくれて
思わず寝てしまいそうになったでほんま 癒しボイスとはこのことやでほんま

133おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/21(日) 07:37:48 ID:bNfd/tzo
>>131 選挙でも行けやセンズリ小僧w

134三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/21(日) 22:47:32 ID:bjHgreeM
ストーカーキモ

135三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/23(火) 09:39:21 ID:R/S0fI1A
https://letao.com.tw/yahoojp/auctions/item.php?aID=k377515054
こういう別嬪店員さんを四つん這いにして
お尻の穴にローションを浣腸した後、
ええケツしとる別嬪店員さんの肛門に派遣おっさんの男性器が何回も出し入れされてしまうでほんま

136三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/26(金) 23:29:06 ID:Ze2DlUTw
万年女日照りの底辺ジジイはご遠慮下さいのスレッド「素人小説4」

それ見た事か!と、名主の三人が許されていた帯刀を抜いて七代目
大山に切りつけた。必死で太刀をかわしたので、大山はビッコを引
くのを忘れてしまった。「コイツ動けるぞ、間者め、ブッた切って
しまえ」 猛り狂った一揆衆がいっせいに襲い掛かろうとした時、
「何ごとかー!代官所の者が来ておるというのに!控えおろーっ」
と大声がして、群衆の中に騎乗の代官と伴の者らが押し入って来た。

「村の責任者の者、これへ出よ、これはどういう事か説明してみよ、
おお、川口や八対野の者もおるのか」「いえ、正月の白山神社さん
の準備についての寄合をしておりました、つい祭り気分になってし
まいまして、ご無礼をお許し下さい、さあ、こちらへお出で下さい
まし、さあさあこちらへどうぞ、茶菓子などがありますで」「何?
そうか、一揆の噂があっての、城から見て参れとのお達しじゃ、そ
の者ら、よもやの事はなかろうな、一揆は大罪であるぞ」「ははー、
めっそうもありません!」

代官は、亀のように地面に仰向けになって転がっている大山を見つ
けて、「あれはどういう事じゃ?」と聞いた。名主の一人は、「越
の国から来た薬売りでございます、売薬の実演をしたところが薬の
効きが良すぎたようで・・」 大山はここが関所だと発奮したのか、
「お代官さまー、私を湯治場へ連れて行って下せいまし、何卒何卒」
と叫び、代官に向かって必死で目配せをした。代官は「よし、そう
か、私もそちの薬を見てたい、ついてまいれ」と、その意を汲んだ
のか、大山を連れてすぐさま立ち去った。

榊原温泉は神代からあるという古い温泉で、江戸時代には藤堂藩が
管理する大きな湯治場として有名になっていた。平安時代などには
伊勢参宮の湯ごり場として、二見が浦や五十鈴川と並ぶ禊場となっ
ていた。江戸住まいの松尾芭蕉も当温泉が好きだったらしく、伊賀
の生家への帰郷のおりに、たびたび寄っては句を詠んでいる。

「湯治なんてウソだー、こうなったら、正月を越してからなんて言
っておられねぇ、すぐに一揆の決行だ!すべての一揆衆に連絡しろ、
津の御城へ押しかけるだ、一刻の猶予もないだよ」 その頃、大山
は莫大な金子の約束と引き換えに、収集した一揆の情報を洗いざら
い代官に話すと共に、私情を入れたウソ情報も伝えた。代官所から
は、早馬が津城へ向かって駆け出して行った。代官や大山らもその
後を追って出て行った。

137三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/28(日) 00:29:24 ID:ZaHZFyx6
真夏の連夜にUPするスレッド「素人小説4」

三人がかりで斬りつけたのに、大山に刃をかわされたばかりか
肩で息をするような始末の年寄り達は、もう一揆は止められな
いと悟って「よいか! くれぐれも話し合いで解決するのじゃ、
御城に刃向かってはならん、絶対にじゃ!」と各村の若頭に向
かって怒鳴りつけた。「巫女さんの神託を忘れるな、総出で津
へ向かえ!数は力ぞ、阿弥陀の如来さんを心に念じてな!」と
続けると、三人とも地面にヘタリ込んでしまった。

室町時代中期の高僧である真盛上人は、一志郡の大仰に生まれ、
比叡山延暦寺などで修業し、天台真盛宗の祖となった。その為、
上人生誕の地元では天台真盛宗の寺が多い。天台というと密教
色が濃いが、真盛宗は阿弥陀如来を本尊とするなど浄土宗の影
響が強い。談議洞穴のふもとの当寺も、まさしくそうであった。

安濃津城の伊賀門が開かれ、後発の代官や大山も城内へ入って
委細を伝えると、記録係の役人が「うっ、凪差大山仲達だと?」
と言うと奥へ引っ込んで、すぐに文書を持って現れた。「お主
は、あの凪差のものか?」「へっ?何の事でございます?」と
答えた大山には一抹の不安がこみ上げて来た。あの初代大山の
「安濃津には近づくな」というナゾの遺言が心に浮かんで来て、
恐ろしくなってきたからだ。

「そうかそうか、重ねての凪差家の殿に対する忠義、あっぱれ
であるぞ」「150年前は隠れキリシタンの様子伺い、今回は百姓
一揆の平定の密偵の役目、大儀である!」「殿は大層お喜びで
ある、これ、金子を取らす、千両じゃ」「ははー、ありがたき
幸せでございまするー」 思いがけずに初代の因縁も解けた。
するとココは敵だらけだ、三十六計逃げるに如かずで、早々に
城を発った大山だった。

一揆の原因は、百姓の貧富の差をなくすために田の再分配をす
るという藩の政策が、実は隠し田をあぶり出してそれに税を掛
けるという意味あいの方が強いと、百姓にバレていたからだ。
里山と田が入り組んだ白山地方では、時とともに次々に山の斜
面を小さな棚田にするなどしていたが、当然税は払っていない。
自分達で開墾し自分達で収穫したのだから第三者の藩へは払う
必要などないではないか、サムライなどは全然働いていないの
だ。

ところが、江戸時代もあと50年で終わるというこの頃には、藩
という藩は財政に困窮していて、御城も手入れ出来ずにボロボ
ロのありさまだった。そこで増税の言い訳に貧富の差をなくす
再分配と言って、隠し田まで検地して回り税を課そうとしたの
だった。実際には、その頃もう商工業が大いに発達してカネが
カネを産む資本の世の中になっていたし、コメも大坂で相場が
たって商品になっていた。コメの石高で藩を運営するのはもう
あまりに現実経済と齟齬していたのだ。

138おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/28(日) 18:40:22 ID:Q4g7Tu.E
>>137 おまえ引きこもりちゃうか?!
初瀬街道でセンズリでもコイとれやw

139三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/29(月) 05:17:14 ID:OrjdMWrw
独りよがりもここまで続くと立派( ´,_ゝ`)プッ

140おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/07/29(月) 10:52:50 ID:iEQ6paTc
>>139 うっせーわ、顔!!
ってかおまえここ長いのぉ。

141三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/29(月) 23:04:05 ID:x0mMwypk
↑いかにもパーフェクトノータリンのレス

142三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/07/30(火) 14:49:03 ID:29nUBHpQ
↑馬鹿タレっ!!

143三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/03(土) 01:29:08 ID:PEMzWjGk
発狂老人はおことわりのスレッド「素人小説4」

大山の計画は、一度江戸に出てホトボリを冷ましてから越の国へ
帰るというものだった。春風が吹くようになれば江戸から津軽へ
上がり、あとは風まかせで越の国まで下りてくればよい。陸路は、
伊勢国から出るというだけでも、色々危険がついてまわりそうだ。
初代はキリシタンを売ったというから、そちらの縁でも何がある
やら分からない、今度は一揆衆を売ったのだからなおさらだ。彼
は悪事を働いた罪悪感より、若い気持ちから来る大きな達成感に
浸っていた。「千両ほどもあれば、店を昔みたいに大きくするこ
ともできる、妻子にラクをさせてやれる、俺は運命に打ち勝った
んだ!」

山田近くの大湊へ行けば、廻船の航路なので知り合いの船に乗る
こともできる。しかし、一揆衆の来る南へは直接行くことは出来
ないので、一旦、紀州徳川藩の白子港へ出て、そこから船で大湊
へ渡ろうとした。まだまだ未明の八ツの刻過ぎ、人目を忍んで小
船を出した。怪しまれぬようありふれた漁船を船頭付で雇った。
白子にも知り合いがいたので、その問屋仲間からのツテだ。もち
ろん、本当の事情なんて言っていない。足を悪くしたので勢田川
からの伊勢詣りとしたい、と言ってビッコの真似をしていた。

冬の強い伊吹おろしが吹いて、半刻もすれば安濃津沖を通ってい
た。西の夜空が茜色に染まっているのは、一揆衆の焚く火なのだ
ろうか?大山は急に何か心細くなって来た。その時だった。船底
よりうなり声がした。船頭二人も驚いていた、空耳ではない。海
は真っ黒で、時々白浪が見える。又、さらに大きなうなり声が聞
こえてきた。船底ではない、真っ黒な海の中からうなり声がして
いた。

船頭らは「魔物だ、この辺りは昔からよく出るだ、年末だいうの
に神精進もしねえでこげな案内するだから」「おれはイヤだ言っ
たんさ、せやが世話なってる旦那に頼まれたもんで」と、船頭達
は操船もせず、船べりに頭をつけて「神様仏様」と祈るばかりと
なってしまった。いつの間にかあたりは空も海も真っ暗になって
いた。平衡感覚が無い中で波間に大きく揺られていると、海面の
上に白い塊が見えた。

白い巨大な鯨だった。こちらに向けて突進して来ると小舟の周り
を回り始めた。よく見ると鯨の背には、鯨よりもっと白い手足を
した首のない女が乗っていたのだった。その女がこちらを見たよ
うな素振りをした瞬間、大きな波が崩れて大山の頭に降りかかっ
た。視界が開けた時、面前には十字架があった。

七代目は聡明なだけあって、それで全てを悟った。白い巨鯨は、
全世界に響くようなうなり声をあげて小舟を木っ端微塵にした。
船頭の一人が水底へ引き込まれていく寸前に偶然、千両箱を捕ま
えた。彼は悩み悩んだ末に、小判を全て放り出してその空にした
千両箱にしがみついた。朝日が差す頃には快晴になって、彼一人
だけが波間に浮いていて、朝漁帰りの漁船に拾われたらしい。そ
の日の天候は、初からいつも通りの冬の好天だったという。

144おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/03(土) 13:37:07 ID:zzzC5qzY
>>143 おまえに雅号をくれてやろう。
その名は 『オナニート』じゃwwwwww

145三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/04(日) 01:01:13 ID:hUIEgqLA
淫乱ジジイは自分のフニャチンいじってなのスレッド「素人小説4」

1796年(寛政8年)12月26日、大勢の百姓達が群れになって、津城下の
岩田橋南詰めへと集まり始めた。旧参宮道の岩田橋は、現在の松菱
百貨店ど真ん中を通って岩田川に出て、そこから南側対岸の交番の
ある所へと架かっていた。現在のR23号線東側の歩道部分が、旧参宮
道と重なる。

大東亜戦争後の道路拡張や区画整理でこの辺りもまったく変わって
しまっているが、旧城下町では高虎公が安濃津へ移封となる前の地
である伊予地方から連れてきた旧縁ある家臣の家や寺などが多くあ
った。旧町名には、「伊予町」「久留島(村上水軍の本拠地のひと
つ来島)」「佐伯町」などがあった。

岩田橋南詰めの現在の百五銀行のところは、御城の工作所のような
役割を持つ「築造」だったし、その西側には藤堂藩の米蔵が連なっ
ていた。そんなところに、白山地方を中心にした百姓連中が所狭し
となだれ込んで来た。その数3万人!とも言われる、総出だったの
だろう。

藤堂藩は追い込まれていた。大山の見積もりが大甘だったせいだ。
大山は田舎の三村のことだからと、数千人程度だと報告していたの
だがケタが違った。江戸初期の一大事であった島原の乱でさえ非戦
闘員をいれて3万7千人程度というから、これはもう危機的だ。それ
に安濃津藩の北側部分の奄芸方面でも、百姓一揆が始まりかけてい
た。藤堂家の総力を挙げれば、相手は多勢といえども百姓達だから、
勝つには勝つだろう。しかし、貴重な労働力の百姓を大勢殺せば、
ますます藩の財政は傾く。何より幕府の御庭番に知れて、最悪お家
取り潰しとなるやも知れぬ。もう、少々の増税政策どころの話では
済まなくなる。結局、一揆は成功した。諸改革は中止されて、元の
ままの制度とされた。

諸改革を推進しようとした津藩郡奉行の茨木理兵衛は失脚し、屋敷
を取り上げられ蟄居の身とされた。これでめでたしめでたし・・と
いうようにはいかなかった。首謀者としてあの三人の名主が、一揆
に協力したとして竹原の巫女が捕らえられ、投獄された。もとより、
名主は一揆を抑えようとしたし、巫女も間者の存在を伝えて一揆を
やめさせようとしたのだが、これは大山の口添えによるものだった。
自分を口封じしようとした名主ども、自分の企みを暴露しようとし
た巫女、それらへの復讐だった。

146おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/04(日) 17:24:56 ID:4qwQT.iY
>>145よお、オナニート(^^)ノ
毎日文献調べて書いとるんか? おまえもネチっこいのぅ。まあ性春のなかったおまえなら納得するがな..

147三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/06(火) 00:08:58 ID:hB9vI4Ec
おっさんもチマチマと、相も変わらず同じ内容の負け惜しみレスを
付けとらんと、おっさんの生涯独身で金銭に頼らぬ生活哲学や女達
との官能の日々などを、素人小説としてココに書いてこましたれさ!
逃げんと、そのめくるめく性春の日々とやらをココに書いてみい!

それが出来へんのなら、今まで通りのホラ吹き底辺ジジイ確定な

148三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/06(火) 01:33:09 ID:S.QK3agQ
>>147 オナニート自作自演w

149三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/10(土) 01:07:26 ID:KjVICmI6
基地害ジジイにマジレスした自分を恥じるスレッド「素人小説4」

藩と百姓を取りもったのは、やはり岩田橋南方にあり藩祖高虎公に
伊予国から従った阿弥陀寺だった。一揆の折には、場所的に一揆衆
に境内を埋め尽くされていたこともあったが、藩からの信任も厚い
ところへもって、阿弥陀如来そのものを寺の名にした当寺は巫女の
神託に適っていて、誰言うことなく藩・百姓の双方から調停役とし
て持ち上げられ、その役を上手く果たしたのだった。

一揆を調停した寺の威光の為か、寺の境内の辺りには、後の明治の
御維新の新制度により、現在のこのあたりの学区になる修成小学校
や修成幼稚園が置かれることとなった。ただし戦後に、旧国道1号
線(旧伊勢街道)を国道23号線として大々的に拡張する際に、当寺の
境内は大きく削られてしまった。

捕らえられた竹原の巫女は、丁寧な扱いでもってすぐに解放された。
神に仕える者を、一揆に加担した証拠も無く捕らえたという事で、
その捕らえた同心は任を解かれて町から追放された。彼女は牢の役
の縁者であるらしく、柚原村の出の家系だということであった。

遠く江戸では、藤堂家当主が困っていた。隠密からいち早く安濃津
での百姓一揆を聞いた老中が、江戸城松の廊下においてその次第を
厳しく問いただしていたのだった。譜代とはいえ、伊勢・伊賀国を
治める大大名で、江戸幕府や江戸の城下町の礎を築いた家康公恩顧
の名門である。それを頭ごなしに言うとは。当主は好人物であった
ので、それでも始めはへりくだって答えていた。しかし、要するに
この老中は自分の責任逃れをしたいだけで、政治そのものへの関心
は無かった。日本各地で起っている一揆や打ちこわし、ええじゃな
いかの狂乱など、幕府には根本的な大改革が必要なのに、この老中
ごときは、自分の役目だけ事なかれとしたいだけなのがミエミエだ
った。

老中のあまりの無能さしつこさ礼儀知らずに、当主はキレた。刀の
鯉口を開いた!と、あやうくその寸前で止めた。「藤堂は浅野ほど
愚かではないわ」と当主はゴチた。とにかく、一揆のケジメはつけ
ねばならなくなった。「穏便に済ませようとしていたのだが、そう
もいかぬようだ」

約2年後、又、「一揆の沙汰を知らせよ」との幕府からの知らせが
届いた。無視していたら忘れるかと思っていたが、こういうところ
だけはキチンとしているのだ。役目の者が言った「凪差大山仲達と
いう者の証言がございまする、三村の名主が一揆の首謀者という事
に相異ございませんぞ」「しかし、証拠は何ひとつ無いぞ、それば
かりか、出て来る証言はすべて名主達は一揆に反対しておったとい
うものばかりぞ、それに村人達にも慕われておる」「それ、それこ
そが証拠じゃ!影で村人を動かして、自分達は知らぬフリをしてお
るのじゃ、一揆に反対したのなら村人に慕われるハズがあるまい!」

2年ほど入牢していた名主三名が牢から出された。しかし榊原八対
野川口へ帰れるわけではない。もう、永久に帰れなくなるのだった。

150おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/10(土) 16:53:11 ID:4m7ALRz.
>>149 よお続くのぉオナニートよ。ストーリーからお前のネチネチした人格がわかるぜよ。そりゃいくつになっても素人童貞ってワケだ(^皿^)

151三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/11(日) 00:24:12 ID:IXdBiV.g
返す返すもマジレスした自分が恥ずかしいスレッド「素人小説4」

記録によると、寛政10年(1798年)安濃津の塔世(現安濃)川の河原
において、三名の名主は打ち首獄門となった。現塔世橋のすぐ西側
に旧伊勢街道の土橋が架かっていたというから、現在の三重県警の
前あたりに、三名の首が晒されていたことになる。合掌。

時の藩主は、日本各地の一揆や打ちこわしなどは幕府の失政による
もので、その責任を百姓に負わせるような事は筋違いであると思っ
たが、藤堂家の行く末を案じると今は伏せているしかない。その時
が来たら、躊躇せず幕府を倒してやるぞ! 藩祖高虎公は機を見る
に長けた将であった、我も高虎公に続く将となるぞ、と誓い、三名
の菩提に頭を垂れたのだった。表向きは罪人であったが、一揆を抑
えて藩を救った、真の意味での藤堂家の恩人であったからだ。

それから70年後に、鳥羽・伏見の戦いにおいて、高台の要衝である
山崎(現サントリー蒸留所がある)から砲弾を撃つ、幕府軍から新政府
軍に寝返ったばかりの津藩の姿が見られた。

と、まあ、私の友人である交通課の者から、「奇妙だ、なぜ市街地
の一般国道で150キロも出す必要があるんだ? もちろん正気さ、
それも、上場企業の社長が運転してたんだぜ」「ワケわからん、酒
やクスリも、もちろん摂取してない」と、津新町駅前のすし居酒屋
で一杯やっている時に聞かれたのが、今回の寛政の一揆について調
べる発端だった。その後、加害者は調べに対して、「とにかく白山
の自宅に早く帰りたかった」と言うだけで、この狂気じみた運転を
説明するだけの動機は本人にさえもわからないらしい。

津駅東方にある会社の駐車場を出て、安濃川を過ぎる頃には加速、
三重会館前でさらに加速、岩田橋を渡る頃には100キロ超で、A寺
旧境内のあたりで不幸にも150キロで他車に衝突してしまう。合掌。

カナはもう、意識的に人類意識集合体にコネクトできるようになっ
ていた。それで私の家に来た(正確には真奈とお喋りしに来た)時に
聞いてみたところ、苦しそうな表情で語りはじめたのだった。私は
あらためて、人間の念というのは、元の人格を越えてしまい念だけ
が残ってしまう事に恐怖した。生前は善人であろうと、その念はあ
くまでただ念として記憶されてしまう。


「失われた城下町を求めて」
第1編[ナギサ家のほう壊」 第2部「寛政の一揆」 了

152おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/11(日) 16:44:58 ID:NVX0FbR6
>>151 実家住まいのオナニートよ、お盆は肩身がせまいのうw。
旧町村住みなら尚更じゃwwwwww

153三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/12(月) 01:22:02 ID:bsl.N1O.
盆休みで三連チャンUP! 第3部スタートのスレッド「素人小説4」

いよいよ、家業の廻船問屋が左前になってきた。ロシアなどの外国
船は来るわ、尊王攘夷運動の輩は闊歩するわ、事業資金は底をつく
わで、九代目大山はツブれかけた商家に婿入りしたことを心底後悔
した。隠し財産が1000両あるとのウワサを真に受けて養子となった
のだが、そんなものは何処にも無かった。

二代前の大山が他国にて1000両手に入れたのは本当らしいが、彼は
ついぞこの越へ帰郷しなかった。おそらく、持ち逃げしたのだろう、
彼も貧村の百姓出の養子なのだから無理もない。九代目は、馬子を
していたのを、先代に拾われたのだった。先代は、七代目がカネを
持ち逃げしたため、母子の家庭で育った。父の不義理を恨んだのか、
品行が良くなく、半分博徒のような生活をしてさらに家を傾けた。

その先代が、馬子をしていた彼を、馬子に似合わない肝っ玉の持ち
主だと惚れ、婿に迎え、少しだがありったけのカネを彼に渡すと、
すぐに隠居してしまった。「あとは、おめぇの好きにしな」「こん
な世の中だ、明日はどうなるのか誰にもわからねぇ、おめーのその
気風が気に入ったんだ、どうせ一回きりの人生だ、賭けてみろ!」
と、よく言っていた先代もすでに墓に入っていた。

九代目は、それなら1000両というお宝を探してみようと、伊勢の国
は白子港を目指して出掛けたのだった。七代目は1000両箱を持って
ここ白子港を出たと、一人の船頭が証言していた。その先の土地に
ついては「伊勢詣りでも、決して安濃津には足を入れるな」という
初代の遺言は気に留めておいた。彼は、天使のように大胆に、悪魔
のように細心に、という両性格を併せ持っていた。ただ、貧民育ち
の養子のために、欲が深いのが代々大山の致命的欠点なのだった。

朝早く石榑峠を越えて、夕方には四日市へ投宿していた。春といえ、
鈴鹿の山は寒かった。湯へ入り部屋でくつろいでいると、表の街道
がザワザワしてきた。宿屋の真ん前に30人くらいの男達が集まって
いて、皆おっそろしく元気がいい。巨大な男が一人、宿屋へ入って
きて「オヤジ、俺っちら28人、三河からさっきこの港へ着いたんだ
で、いつものように宿頼むぜ」「へ、へい、これは大政さん、後ろ
は半五郎さん、千両かすりの賭場へ今年もお出でで? いらっしゃ
いまし、よい日和になりそうですなぁ」

「誰なんだい、え? オヤジぃ」九代目は、目を白黒させて聞いた。
「へぇ、清水次郎長一家の皆さんでございますよ」「ええ、ヤクザ
にゃ強いがカタギにゃ弱いって本当ですから、安心して泊まって下
せい」九代目は、早く風呂に入っててよかったぜーと思いつつも、
これは又と無い良い機会だと、恐る恐る侠客達の会話を盗み聞きし
始めたのだった。

154おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/12(月) 17:08:17 ID:pr6tr0Hk
>>153オナニートよ、おまえをプロファイルしたるわw
50歳位の独身で僻地実家住まい。大学院卒で素人童貞(彼女いない歴=年齢),大学教授になれずじまい。現在老親の年金でバラサイトw
~~~ーy(´。`)o0

155三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/12(月) 20:49:33 ID:r478WxnU
あー、あいつかぁ。。

156おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/13(火) 11:50:32 ID:nBtKJq52
>>155 心当たりあるかいな?

157おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/15(木) 16:25:02 ID:TfET1EEo
>>151 おいオナニート、すっかり盆だな。実家には人が集まってきて肩身が狭くて辛かろうw
盆が明けたら更に詳しくプロファイルしたるから期待しとれ!!

158おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/19(月) 11:01:10 ID:WUmKoCFc
>>153 おまえ何年か前に青山峠(布引)を国道165を使わずに峠越えする小説を書いてたな。ワシ地元じゃねーから地図で調べたら、めちゃマニアックな道使こてんじゃねーかよ?!

159三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/20(火) 17:51:44 ID:V3twodvw
(  ̄ ̄)y-~~

160三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/22(木) 16:35:55 ID:o3QPdFrM
オナニート・プロファイル2。旧白山町住み。既に定年退職した親は80歳位でそこそこ資産あり。実家は寺院の可能性あり。

161三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/24(土) 01:06:47 ID:jcVapfR.
今日が地蔵盆なのは何かの巡り合わせかのスレッド「素人小説4」

荒神山の喧嘩は、慶応2年(1866年)4月8日に伊勢国の荒神山(現
鈴鹿市高塚町観音寺)で起きた、ナワバリ争いを原因とするバクチ
打ち同士の抗争だった。それは明後日に迫っていた。九代目大山
は、次郎長側の喧嘩打ち合わせをしっかりと盗み聞きしていた。
見つかればタダでは済まないが、博徒達の声は大きいし大っぴら
に話すので、九代目のいる部屋まで聞こえてきて、特に聞くのに
苦労はしなかった。

荒神山の高市(祭礼)は、この伊勢国だけでなく上方や尾張の方面
からも博徒が押し寄せるという、今でいう大カジノなのであった。
こういった寺社の祭りの一部として賭場を開くことは許されてい
て、参拝客など大勢のカタギの旦那を丁半博打で遊ばせてシノギ
を得るのは、博徒衆にとって大きな収入源であって、そこが誰の
ナワバリであるのかは博徒一家の死活問題となるのだった。

取り締まる役人は、藩の財政が事実上破綻しているので、少ない
俸禄で命のアブナイ仕事なぞしたくもなかった。博徒達は我が物
顔となり、貸元(親分の営業用呼称)には十手を預かって岡っ引き
を兼ねているようなのもいた。もう、やったモン勝ち、ヤルっき
ゃない状況となっていたのだ。幕末はバクチ打ち抗争の時代でも
あった。


事情はこうだった。神戸(かんべ 現鈴鹿市役所のあたり)城下を
根じろにしていた神戸の長吉が荒神山を含むこのあたりの賭場を
ナワバリにしていたのが、員弁や桑名を根じろとする穴太(あのう)
の徳が長吉の賭場を横取りしてしまい、弱った長吉は三河の吉良
を根じろとする吉良の仁吉に助っ人を依頼した。仁吉は海道一の
大親分という清水の次郎長と兄弟分だったために、清水の次郎長
一家をあげての喧嘩となったのだった。と言っても、清水の三下
の下っ端共はやって来ずに、姿を見せたのは清水二十八人衆と呼
ばれた喧嘩精鋭部隊の多くの面々だった。次郎長の貸元は、三河
寺津で他の兄弟貸元とともに、兄弟分や子分どもの伊勢国からの
帰りを待っていた。

実は甲斐国に、次郎長の宿敵である黒駒の勝蔵という貸元がいて、
一家は黒駒党を名乗り、穴太の徳に力を貸していた。黒駒も伊勢
国を狙っていたのだろう。そういう、次郎長と勝蔵の伊勢国攻略
の代理戦争という面もあった。

「そうか、明日は一応、地元伊勢国の貸元による仲裁が入る予定
なのかー、んで、明後日に戦争か!こりゃ、この勢いじゃ、喧嘩
仲裁なんて無理だろうよ、よし、清水一家の情報を集めて、穴太
の徳へ売りつけてやろう、まあ300(両)は取れるだろう、チョロイ
ぜ」「それを元手にして、白子や安濃津に長逗留して、凪差家の
謎を調べよう」「長吉さん清水の皆さん、南無阿弥陀仏・・しょ
せん、バクチ打ちの運命なんてこうよ、あばよサイナラ!」そう
言うと、九代目は、まだ暗いうちに宿を疾風のごとく出て行った。

162三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/25(日) 00:44:58 ID:MbxBe9S6
朝夕に初秋の気配を感じながら書くスレッド「素人小説4」

仮眠した後、急ぎ出発した大山は、夜の東海道を用心しなが
ら京方面へと駆けていった。夜明け頃には、石薬師宿に着い
ていて、朝一には加佐登神社にいるという穴太の徳の貸元へ
直参し、清水一家についてその様子を売ろうとしたのだった。
加佐登の賭場も、元は長吉のシマだったのが、徳が力ずくで
奪ってしまっていたのだった。

そんな大山のアテは外れた。本日の加佐登神社の境内におい
て、地元の貸元による穴太の徳と神戸の長吉の仲裁が行われ
るべく準備がされていたのだ。ここへ行くと、なにかと顔が
割れてしまうだろう、後々マズイことになる。大山は荒神山
の方へと向かい、決裂するであろう仲裁の後に荒神山へ登っ
てくる徳を待つことにした。荒神山はすでに臨戦態勢になっ
ており、いつもなら見渡す限りにひしめくようにある賭場の
小屋がひとつも無かった。荒神山の賭場を仕切る貸元の徳の
面目まるツブレである。これは、血煙が上がる大喧嘩になり
そうだ。大山はブルブルと震えたが、「ええい、武者震いさ、
こんな修羅場ぐれぇくぐれなくて、どうして男になれよう」

結局、徳は荒神山へ来なかった。宿場町の旅籠へ戻って行っ
たという。清水一家の殴り込みがあるというウワサを聞いて
神経質になっていて、無駄な行動は慎んでいたのだ。大山は
そこへ訪ねた。「へい、俺りゃ、清水一家の様子をよく知っ
ているんだけどよー、ちょっと貸元に聞いてもらいたいんで」
「あー、なんだ?テメエ、どこのモンだゴラァ!」と若い衆。
「いや、俺りゃ廻船問屋のカタギでさぁ、昨夜、四日市の港
に宿を取ったら、ソコへ次郎長一家がやって来たのさぁー」

「色々大声で話してたぜ、俺りぁ全部紙に書いておいたんだ、
天地神明に誓って本物さ、300両で買って欲しいんでさー」
「おっと、その紙はココには持ってねぇ、東海道の往来の中
でカネと引き換えさ、どうだ?」「テメエ!カネだと?穴太
の親分の足元見るのか、おう?」「こっちも、バレたら命を
取られるところを聞いて来たんだ、300なら安いもんだぜ!」

奥から「こら、三下奴は黙ってろ!すまねぇなカタギの旦那、
今、貸元に取り次ぐから、しばらく待っておくんなせい」と
声がした。ドスの効いた身震いするような声色だった。奥へ
通されると、穴太の徳の貸元と座敷で対面した。さらに恐い
ツブれたような声が、喉元深くから絞り出されるように出て
来た。「そうか、四日市だってぇ?あんな小っぽけな港から
来たんじゃわからねぇ訳だ、桑名の渡しは俺っちの本家だか
らよ、白子で見張りをさせてたんだで、それじゃあーわから
ない訳さね、よし!300で買おう」

本当は、清水一家の様子を書いた紙をその時持っていたのだ
が、相手が相手だけに殺されないよう慎重に取引を進めたの
だが、なんの、狭客達の親分はそれなりの人物であった。以
外にアッサリと300両という大金が手に入った。紙に書いた
内容を読んだ穴太の貸元は、「はっはー、そうか、そうか」
と手を打ち鳴らさんばかりに喜んでいた。

それを見ていた宿屋の女将の表情は冴えなかった。彼女の名
前はカナといい、となりの亀山宿のとある名家から嫁入りし
てきた。もうかなり年増となっているが、すらりとした色白
の八頭美人で、その家のいわれから病気ひとつしないという
ので、宿屋の若旦那が亀山まで日参して口説き落としたとい
うウワサだった。カナは、今は亡き遠州森の石松を慕ってい
た。若き日、亀山で、酔ったバクチ打ち大勢に襲われたのを、
四国金比羅山帰りの石松に救われて以来、清水の石松に手紙
を出したりしていたが、その時すでに石松は、浜松のあたり
で多勢に無勢の闇討ちをされて殺されてしまっており、もう
この世の人ではなかったのだ。

カナが生きる気力を失っているところを、「石松は大馬鹿者
よ、強いだけじゃ男になれねぇ、アイツは退くことを知らな
かった・・馬鹿な子分は死ななきゃ治らねぇのさ、カナさん、
あんたは馬鹿じゃねぇ、死ぬなんて決してしちゃあいけねぇ、
強く生きておくんなせい」と、励ましたのが次郎長だった。

163おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/25(日) 14:40:50 ID:srJTO1dk
二週間近くも間が空いてプロファイルはスルー。分かりやすいヤツだな。

164三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/27(火) 16:32:10 ID:7784S8jM
二群(津,津西)落ちで高田学苑・高等部へ

165三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/28(水) 16:39:04 ID:GKyL8opg
同中のべっぴんが同高同学年のヤツと大学卒業後同じ職場に就職。んでそいつに取られる。オナニートおまえは蚊帳の外..

166三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/29(木) 04:27:19 ID:inisdy0o
>>164
進学校の事あまり知らんようやな
恥かくで

167三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/29(木) 22:51:37 ID:ym.JYwkE
そいつ、恥だらけの人生やで、全然ヘーキやで

168おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/30(金) 10:48:50 ID:iV9NNnd2
>>162 おまえの親は地方公務員だったそうだな!つまり寺(住職)と兼業可能ってわけか!おまえ金回りええんとちゃうかコラ!

169三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/30(金) 19:15:15 ID:j04qhKMU
ワイも地方公務員や。机上と現実は別もんやで。おっさんは世間の常識知らなさすぎw

170おっさん ◆eQZcDt0RqI:2019/08/30(金) 20:39:17 ID:iV9NNnd2
>>169 そのセリフそのまんまお前に返す。   以上

171三重県掲示板。広告スペース(無料):2019/08/31(土) 00:12:26 ID:H611PaeE
↑??? おまい、公務員とは月と梅干しの派遣ジジイやろ
そのまんま返す なんて出来んやろ!  この身の程知らずが!




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