カイロおよびエジプト乗り入れ航空会社関連・カイロ空港CAI情報スレ

702：日本　リフレッシュ中　塾長まる。：2015/11/17(火) 22:15:19 ID:Z516faqY: ロシア機墜落：テロ断定…エジプト政権に打撃 - 毎日新聞 ht
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ロシア機墜落：テロ断定…エジプト政権に打撃
毎日新聞　2015年11月17日　21時42分

　【イスタンブール秋山信一】エジプト・シナイ半島でのロシア旅客機の墜落原因が爆弾テロだったことは、「治安と経済の再生」を掲げるエジプトのシシ政権にとって大打撃となる。軍出身のシシ氏は「テロ封じ込め」を期待されてきただけに、支持低下につながる可能性もある。外国人観光客が標的にされたことで、主要産業の観光が低迷するのも確実で、失業問題の深刻化も懸念される。

シシ氏は墜落直後、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）による犯行声明を「プロパガンダに過ぎない」と一蹴していた。２０１４年６月の大統領就任時、シシ氏は「治安の安定、経済の再生に道筋をつけるまで２年待ってほしい」と国民に呼びかけた。期限まで約半年に迫った時期に起きた事件は、「公約」の実現性に疑問を投げかけた。

　事件はまた、シシ政権が墜落現場に近いシナイ半島北東部で続けてきたＩＳ分派などの掃討作戦が、奏功していないことも浮き彫りにした。

　墜落機が離陸したシャルムエルシェイク空港の保安検査体制の問題点も指摘されている。爆弾が仕掛けられた経緯の詳細は不明で、保安検査を受けずに済む空港関係者が関与した疑いもあるが、墜落の余波で治安能力への信頼は失墜した。

　一方、国内総生産（ＧＤＰ）の１割強を占め、関連産業に４００万人近くが従事する観光業への打撃は必至だ。外国人観光客数は１１年の革命やその後のクーデターで低迷。１４年は約９９０万人で、革命前の３分の２程度だ。墜落の影響はエジプト全体で１カ月当たり約２２億エジプトポンド（約３４５億円）の収入減につながるといい、今後影響がさらに拡大する可能性がある。

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