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与那国島の海底遺跡の世界遺産化

8収斂:2003/12/04(木) 20:28
<収斂の意見>
私も与那国島の海底構造物は、昔から、なんとなく怪しい話だと感じておりました。でもそれなりに関心があったので、1998年頃から注視してきました。むしろ右翼政治結社が関係しているという話こそ初めて知り、驚いております。また画像処理に捏造があるという話ですが、そういうことはすぐばれるはずなので、それが5年以上経ってもまだそういう話が出てこないことをみると、画像の捏造の話もなんとなく眉唾に思えます。私は、テレビなどで見る限り、あれが遺跡だと感じる人がいても不思議ではない地形と思います。また木村教授の略歴を見ると分かるように、彼は地質学者であって考古学者ではありません。旧石器時代の捏造事件は確信犯ですが、この与那国島の海底遺跡の話では、木村教授はそこまで悪質ではないと思います。むしろ、引くに引けなくなった感じがします。
私がこの海底遺跡を胡散臭いと感じるようになったのは、テレビ・マスコミにいつもこの木村教授しか登場しないからです。もし私がこの遺跡らしい地形を発見したら、自分で勝手に遺跡だなんて判断しないで、まず、考古学者と共同グループを募り、あらゆる専門家の力を結集して研究します。研究とは総合力だと考えております。それをしないで、成果を全て自分のものにしようとしたからまずかったのではないでしょうか。さらにもう一つ、彼の良くないの点は、琉球列島周辺の海底からナウマンゾウの化石や沈没船が発見されることは珍しくないのですが、その事実だけで海底構造物を人工物だと決め付けるのは、あまりに大きな隔たりがあるということです。もし遺跡なら出土しなくてはいけないものが全然見つかっていないのですから、人工物のような穴があるとか、壁面が垂直とか、いくら状況証拠を並べても、はっきり言って無意味です。

私は、与那国島の海底遺跡のような眉唾な考古学が、世界には結構あって、それが横行している気がしています。例えばアメリカ大陸に最初に渡った石器人の遺跡発掘研究だって、信じられないくらい、いいかげんです。無氷回廊説だって胡散臭い説に聞こえますが、極めつけは、氷河時代に海沿いに渡って来たなら遺跡は海底にあるはずだという考えを根拠に、海底を掘り返して石器を拾う調査なんてやっていますが、とても学術研究とは思えません。執念というか、趣味というか、あきれます。また中国の考古遺物も捏造品が多くあるのは昔から有名で、唐三彩なんてほとんどが偽物っていいますし、ひどい状況です。
考古遺物の正確な年代測定を行う計測装置が普及すればいいのでしょうが、そもそもそういうものを欲しがる人間がいるから偽物が作られるわけで、私は、考古学的遺物や美術品は博物館にあるのが本当で、そういうものを欲しがらないように人間性の向上に努める、つまり教養のある人間の育成の必要性もしみじみ感じています。


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