したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

日本で世界遺産登録活動をしている候補地ってありますか?

1:2002/11/04(月) 00:10
現在、日本で世界遺産登録候補地として、挙がっているところはありますか?

また世界遺産登録活動を行っている地域というのはあるのでしょうか?

2浦に〜と:2002/11/07(木) 00:33
暫定遺産として国が正式候補と認めている、鎌倉、彦根城、紀伊山地の霊場と参詣道、平泉の文化遺産、石見銀山遺跡のほかで活発な動きが認められるもの、あるいは最近名乗りを挙げた場所では、

・摩周湖(北海道)
・三内丸山遺跡(青森県)
・閑谷学校(岡山県)
・鞆の浦(広島県)
・四国遍路道(愛媛・香川・高知・徳島県)
・綾の森(宮崎県)
・長崎の教会(長崎県)

この他にも知床、日光杉並木、富士山、奄美大島などは、最近の動向がよく分かりませんが、かつては登録運動や呼びかけも認められました。

3浦に〜と:2002/11/10(日) 21:00
追加です(現在も登録運動が見られる場所)

・善光寺(長野県)
・日光杉並木(栃木県)

4好古学のすすめ:2002/11/10(日) 21:54
国宝の投入堂がある「三徳山三仏寺」(鳥取県)は運動している中でも有力だと個人的には思います。
このほか、この掲示板で既に話題になっているかもしれませんが、今年に入ってから、「会津のブナ林」にも世界遺産をめざす動きがあるようです。動きそのものの出典は未見ですが、
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1053/column/01/63sekaiisan.html
は、その動きに反対ではないが、本当に後世に残すためにはいくつかの疑問があるとの立場のようです。
ところで、根尾谷断層
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0104/html/t06.htm
や、金沢兼六園、玉川上水はその後どうなっているのでしょうか。

5浦に〜と:2002/11/13(水) 06:38
好古学のすすめさん>
三仏寺はすっかり忘れてました。会津のブナ林というのも今始めて知りました。白神山地に追加できるのがやっとというような印象ですが、詳しく知らないので何とも言えません。

・・・が、玉川上水が世界遺産運動というのは、一体なんなんでしょうか!? 検索してみると意外と多く引っかかったのでびっくりしました。おそらく東京都から本格的に話が持ち上がった物件の第一号ではないでしょうか。(小笠原は候補として有力という話は聞くが、地元で運動しているというのを聞いたことがない)。都内から世界遺産候補地を何箇所か挙げる時には、玉川上水も検討するに足る物件だと思います。しかし現実的に世界遺産は難しいでしょう。建設にまつわる苦労話は伝記としてよく聞くものの、果たして上水のどこに「世界的に見て顕著で普遍的な重要性」があるのでしょうか。
(ともあれ東京からの運動物件というのは実に嬉しいことなので、私も調べてみたいと思います)。

6好古学のすすめ:2002/11/13(水) 22:58
浦に〜とさん>
玉川上水については、以前、朝日新聞の東京版で5回くらいの連載があり、切り抜きが今手もとにないのですが、当時としては驚異的な土木工事(何kmかの水平距離でわずか数cmの高度差だったような記憶があります)という価値だったように思います。私は個人的には、当時の江戸はヨーロッパの都市に比べて極めて清潔だったらしいので、江戸博に展示されているような当時の23区内(?)の水道も現地で残っていればさらによいのに、と思います。

ところで、立山・黒部地域も世界遺産登録運動が始まっているようです。http://hokuriku.yomiuri.co.jp/infos/kurasi/kou_t105.htm

7好古学のすすめ:2002/11/13(水) 23:07
富士山の最近の動きです。
http://www.asahi.com/science/news/K2002111300155.html

8好古学のすすめ:2002/11/14(木) 21:41
玉川上水に関する訂正
とんでもない記憶違いでした。
朝日新聞東京地方版2001年8月28日から9月8日の10回連載「涼を訪ねて 玉川上水」には、小平ユネスコ協会による世界遺産登録運動は載っていますが、技術的なことはほとんど載っていませんでした。
別の資料(http://www.tbt.gr.jp/100sen/spot/ta-jyousui.htm)によると、玉川上水の全長は約43km、標高差約92mで、距離100mにつき高度差20cmですから、私が書き込んだ何kmかの水平距離でわずか数cmの高度差というのは何か別のものとの勘違いだと思います。なお、その資料によると、水路をわずか1年2ヶ月程で掘り進んだ当時の技術は驚くべきもの、ということのようです。
新聞連載を読み直すと、羽村の投渡堰が伝統工法のようで、現在でも台風などで推量が急激に増えると堰を丸太ごと「払う」仕掛けになっていること、小金井の桜の景観が美しい、ということが不動産文化財としての付加価値かな、とも思います。

9好古学のすすめ:2002/11/14(木) 23:28
松本城も去年から今年にかけて、松本市や松本古城会など数十の団体によって登録運動を本格的に始めたようです。

10好古学のすすめ:2003/05/20(火) 21:47
先週の新聞報道ですが、
玉川上水が国の史跡に指定されました(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030516-00000513-yom-soci)。
世界遺産には遠いにしても、文化財として保護されることは嬉しいことです。
ところで、細長い史跡は珍しいと思いますが、熊野参詣道とどちらが長いでしょう?

11浦に〜と:2003/05/29(木) 20:38
玉川上水の史跡指定には驚かされましたね〜。でもよく考えてみれば、もっと早くから文化財として守られていなくてはならない物だったのかも。
長さは、調べても分かりませんでしたが、所在自治体を地図でたどる限り熊野の方が上じゃないでしょうか。でも細長いという点で言えば玉川上水の方が特異ですね。

12好古学のすすめ:2003/05/29(木) 22:22
玉川上水の指定が遅れたのは、http://homepage2.nifty.com/KYoshida/tamagawa.htmによると、何と国と都との所有権争いが解決していないかったからだそうです。驚きの理由ですね。

また、長さはhttp://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h14/press030120-01.htmを見ると、約43kmではないかと思います。

13好古学のすすめ:2003/05/29(木) 22:37
すみません。間違っていました。
43kmは全長で、史跡指定区間は暗渠部を除くので、30km強でしょうか。

14浦に〜と:2004/03/03(水) 22:46
「白山と兼六園、世界遺産登録へ運動支援 県、庁内に研究チーム」の記事です。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20040221002.htm

15旅烏:2004/08/11(水) 21:02
軍艦島(端島)も運動起こしてますね。とはいえ、世界から見たら
現代の産業遺構なんてとりわけ珍しいものでもないので、
厳しいと思いますが。

16浦に〜と:2011/08/11(木) 01:13:21
JR肥薩線が世界遺産登録を検討しているとのニュースを見つけました。
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110809ddlk43040513000c.html

肥薩線は多くの乗客を感動させる路線の一つであるとは思いますが(とくに人吉〜吉松間)、にしても世界遺産というのは…。う〜ん。

でもこれって、鉄道メインの世界遺産候補では国内初では?

ICOMOSの事例研究「世界遺産登録の可能性がある世界の8つの鉄道」に、国内から唯一選ばれた新幹線も、まだ具体的な運動は起きてないですし。
http://www.icomos.org/studies/railways.htm


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板