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トリップ (2ちゃんねる)
69
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:2008/10/16(木) 00:45:25 ID:1efMR6Qs0
香山がぷちナショナリズムの原因を若年層の精神的変化に求めたのに対して、高原基彰は『不安型ナショナリズムの時代』の中で、近年の日本における若年層には明確な右傾化がみられ、これは経済的な変化に伴う国民の不安の転化であるとしている。 しかし、これらは確固たる根拠に基づいた批評ではない。そのため、これらの意見は若者の政治に対する意識の上昇を「偏屈なナショナリズム」に置き換えることによってこれを矮小化しようとするものだと批判されている。
高原によると、ぷちナショナリズムと類似の「趣味化したナショナリズム」は極東三国(日本、大韓民国、中華人民共和国)に共通してみられるものであり、これは全地球規模で進行しているネオ・リベラリズムによって安定した社会構造が崩壊した結果生じた国民の不安を解消する手っ取り早い手段として、非難を行っても社会的制裁を受けにくい国が攻撃の対象として利用されている。そのため、ぷちナショナリストの国家主義的言動は直接本人が引き受けるほどの思想的・個人的背景をもたず、特定のメディアやインターネットコミュニティの意見を繰り返すだけにとどまっているという。
両者の間には時代的開きがあり、香山は屈託ない「ニッポン万歳」的傾向、高原はインターネットに特によく見られる嫌韓・嫌中的雰囲気に注目するなど、若干観点が異なる。高原によると日本の趣味化したナショナリズムでは、高度経済成長の記憶と、世代間の反目の投影も見られ、事態が複雑化しているという。
また、浅羽通明は今までの社会主義や植民地解放闘争の惨状を踏まえた上で、「ぷちナショナリズム」を批判する反ナショナリズム側の知識人はアメリカ合衆国のグローバリズムを選択する以外の選択肢を提案する責任がある、と批判している。
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