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悟・新界商事

59ハンドルネームでお願いしますt:2007/04/30(月) 13:31:02 ID:gSQz5y2s0
3.漁夫の利を得る

古代中国の「戦国策」に、鴫(シギ)と蛤が争い合っているうち、両方とも漁師に捕らえられてしまった、という故事がある。 ここから漁夫の利とは、ライバルたちの争いに乗じてちゃっかり戦利品を獲る場合などに使われる。 しかし他の人たちの功名心を煽りながら競争させ、労せすして成果を自分のものにすることも漁夫の利と言えるだろう。

花も実もあるきちんとしたホームページを作るというのは、なかなか大変なことだ。アクセスしてきた人の期待に応えるために、 定期的に更新するとなると、ホームページで商売でもしているのでない限り、ほかに仕事を持っている人にはとても続けられることではない。 だから独創的な内容のホームページを個人の努力だけで維持していくのは、超人的と言っても良い能力を必要とする。

しかしインターネットの特殊さは、閲覧者が何らかの形でそのページに参加できる点にある。例えばあなたが或るホームページにアクセスして、 そのページのカウンターの数字が1つふえたとすると、それもひとつの参加には違いない。掲示板やゲストブック、チャットに書き込みすることも、 もちろんれっきとした参加である。こうした CGI システムの特徴を利用すれば、閲覧者をさまざまなコンテンツの参加へと誘導することもできる。

しかし CGI システムを利用しなくても、たとえばこういう企画がありますから参加して下さい、とホームページ上で呼びかけて参加者を募り、 メールなどで送られてきた文章やデータをホームページに掲載する、という方法もある。CGI システムのように気軽に、とは行かないものの、 ホームページの管理者があらかじめ内容をチェックすることができ、いたずら防止になる。

いずれの方法を使うにせよ、企画段階から他の人の協力を得るのと違い、あとから参加を呼びかけるわけだから、 ホームページ作成の名誉は管理者自身に残される。しかも他の人々の協力でコンテンツが作られて行くので、 ホームページ管理者は自分でコンテンツを作る苦労をあまりせずに、ページのコンテンツが作られていくのを見ることが出来るのだ。 一方、参加した人々は、自分の提供したものがどのようにページに反映され、どのような反応を受けているか気になるので、 当該ページにアクセスする。そのことがまたページのアクセスアップにつながるので、一石二鳥というわけである。


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