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ラノーン (Ranong)

21ハジャイ・プーケット・サムイ:2011/09/26(月) 22:55:01 ID:mvRf2lo20
マラッカ海峡のボトルネック解消策

この航路の浅さや危険性の改善のため、日本のマラッカ海峡協議会は1971年に浅瀬の浚渫を提案したことがあったが、冷戦下だったこともありソ連軍の艦船が出入りしやすくなる軍事上の危険が指摘されたほか、浚渫で漁業が打撃を受けるおそれがあるとして沿岸諸国が反対したことにより実現していない[4]。

一方、タイ王国は自国領土のクラ地峡に運河を作るという、マラッカ海峡の通航を緩和する一方で重要性も低下させるおそれのある計画を推進している。これが実現すればアフリカ・中東から太平洋への航路は600マイル(960km)ほど短縮される。しかしこの運河でタイ南部は分断され、しかもムスリムが多く分離主義の動きもあるパタニ地方がタイ本土から切り離されてしまう。2004年にワシントン・タイムズは中国が運河建設費を分担する申し出をタイに対して行ったと報じたが、タイの財政難や環境に与える影響の大きさもあり、クラ地峡運河計画は進んでいない。

また、クラ地峡を横断するパイプラインを建設し、両端に超大型タンカーのための港を建設する案もあり、タイだけでなくミャンマーも同様の提案をしている。中東からアジアへの原油運送コストを1バレルあたり0.5ドル圧縮することができるという試算もある。

マラッカ海峡のかわりに、スンダ海峡やロンボク海峡などインドネシア領内の海峡を通ってインド洋から太平洋側に出る航路もあるが、ロンボク海峡の場合、マラッカ海峡より650kmの遠回りになってしまう上、やはり小島や岩礁が多く難所となっている。


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