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カンボジアの地雷と戦う日本人エンジニア・雨宮清さん

74(*´Д`)ハァハァ:2013/05/08(水) 13:09:01 ID:BstAWOm.0
要約と感想

地雷はいまだ、世界に10億個以上残っている。地雷を「眠っている」と表現する人もいるが、私はそれは正しくないと思っている。なぜなら地雷は「眠って」しまって動かないのではなく、地中で出番をじっと待っているに過ぎないからだ。その間も地雷は休むことはない。だから「眠っている」ことにはならないと私は思う。

地雷がこれほどまで多いのは、手軽で安価であるからだろう。1個、2〜300円でできるというのだから。その上、埋めておけば勝手に爆発して敵を倒してくれる。兵士の訓練も、技術も必要ない。これほど便利な兵器が他にあるだろうか。

だが、手軽であるがゆえに、新しい、より効果的な地雷の開発は留まるところを知らない。手軽で安いから開発競争が促進されてしまう。そして見つけられ、掘り出されたら困るからと、発見されにくいプラスチック製の地雷まで作られるようになった。これは、戦争が終わった後も取り除くことができない恐怖である。

戦闘では十二分の働きをした地雷は、平和な生活を営もうとするとき、不要で邪魔なものへと変わってしまう。地雷が怖いのは、誰を攻撃するかわからない点だ。残酷である理由も同じだろう。銃やミサイル等の狙いを定める武器と違い、誰にでも無差別に攻撃をかける、無責任な武器が地雷であるといえる。

また、大人が相手のときは、ひざから下を失うだけですむのに、子どもが地雷を踏んだ時、その子は足を一本全く失ってしまうか、悪くすれば死んでしまうこともある。

地雷は数も多いが、戦場ではない場面での被害もまた多い。何も知らずに土地に入り、地雷を踏んでしまう。被害者が出て初めて人々はそこが地雷原であることを知るのだ。被害を受けないためには地雷原に入らなければいいわけだが、まきを取るとか、様々な理由から、生活にために地雷原に入らざるを得ない人々もいる。

あるいは、木に引っかかっている降下式の地雷をおもちゃと誤解して子どもが取ってしまい、被害を受けることある。私は地雷は民間人の被害の方が圧倒的に多いのではないかと思っている。

この映像では、安全になった土地にポルポト派が、地雷を埋めた所で終わっていたが、このように際限がないのも地雷の特徴だと思う。安全にした端から、また地雷が埋められていくのだ。攻撃を受けた時に困るからと言って。それは反政府組織だけでなく、時に地雷撤去を依頼した政府がやる場合もある。

いつか地雷がこの地球上からなくなる日が来るのだろうかと思う。兵器見本市の様子を見ていると、とても無理のように思えてくる。地雷を取り除く機械は様々開発されているけれど、それでも、もっとも確実で有効なのは人の手による作業だと言う。だが人の手による作業は時間がかかりすぎる。

自分自身も地雷で手と足を失い、地雷撤去作業に力を入れているイギリス人のクリス・ムーンさんが、子どもたちに地雷についての授業をするという番組があった。何日かあるうちの一日が、地雷撤去作業を実際にやってみると言うものだった。

作業の手順を教えてもらい、子どもたちが実際にやっていくわけだが、はっきり言って時間がかかる。結局2時間かかって見つけることができた地雷は、クリス・ムーンさんが仕掛けた11個のうち、たった4個だった。

この時私は、地雷撤去がどれ程危険で、それゆえに膨大な時間と手間がかかるのかを知った。子どもたちは途中で単純な作業に飽きたのか、地雷を掘り当てた時いじっていた。本物の地雷だったらそんなことができるはずがない。

クリス・ムーンさんもそのことにはさすがに厳しく注意していた。時間がかかったことには子どもだから、手馴れていないから、と言う理由もあるだろう。

しかし、集中力を必要とする作業では、ほんの少し進むだけが重労働だ。地雷撤去に時間がかかる理由も良くわかった。(岐阜大学生涯教育学科 幸子)


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