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新自由主義と新保守主義

17shinkai★:2007/02/07(水) 23:53:44 ID:???0
元ネオコン論客が語る「アメリカの終わり」http://www.janjan.jp/world/0702/0701238700/1.php

 昨年12月16日、国際政治学者フランシス・フクヤマ氏が、東京の外国特派員協会で講演を行った。昨年2月に出版した著書『America at the crossroads(岐路に立つアメリカ)』の日本語版『アメリカの終わり』の記念講演である。

 1月10日、「イラク新政策」の発表に際し、ブッシュ大統領はこれまでの政策の失敗を認める一方で2万人以上の米兵の増派を決めた。各種の世論調査で、アメリカ国民の2/3以上がこの増派に反対しているという結果が出ている。共和党の中からも反対意見が噴出した。まさにアメリカは今、重大な岐路に立たされている。

 フクヤマ氏はブッシュ政権の外交政策の柱であるネオコン(新保守主義)の論客として知られていたが、2006年2月、『America at the  crossroads』によってネオコンからの“離脱”を公に宣言した。この著作は、彼が2005年4月にイェール大学で行った講演が基になっている。この講演が行われた頃には、米英軍によるイラク空爆開始から2年が経ち、米兵の死者が1,500名を超えた。

 “離脱宣言”の講演から12月の日本での講演までには2年近くのタイムラグがあるが、「ネオコンサーバティズムは、政治的な信条としても思想としても、私にはもはや支持できないものになってしまった」という彼のスタンスに変わりはない。彼はこの本で、過去を分析して、どのような形でどのような理由で我々(アメリカ人)はイラクにいるのか、なぜこういう現状があるのか、ということを明らかにしている。

 ブッシュ政権で活躍しているライス国務長官など多くの面々は、フクヤマ氏の昔からの友人あるいは同僚である。「長くつきあっていただけに、過去5年間の動きに幻滅する」と、期待を裏切られた胸の内を語った。今回の講演の半分ほどは、著作に準じてネオコンの政治思想というのがどのようなものか、彼の「盟友」たちの失敗がどういった判断に因るものだったか、の説明に費やされた。イラク政策の失敗とそれに伴うネオコンの終末については言うまでもない。ここでは彼の言説のうち、とくに印象に残ったいくつかを紹介する。


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