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別冊☆大阪百科☆ニュース6
969
:
名無しさん
:2014/12/31(水) 23:47:19 ID:Q3aseYFs0
http://www.sankei.com/region/news/141231/rgn1412310017-n1.html
保護犬譲渡+ドッグラン 大阪に犬にやさしい施設オープン
飼い主に捨てられるなどして行き場のない保護犬を譲り受けることができるほか、飼い犬を放して遊ばせることのできる「ドッグラン」機能も併設した非営利施設「鶴見緑地パートナードッグタウン」が、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地の南側エリアにオープンした。公園施設としてのドッグランは市内では珍しく、ペット連れの飼い主を中心に連日にぎわっている。施設の担当者は「動物愛護の懸け橋になりたい」と利用を呼びかけている。
運営するのは「一般社団法人パートナードッグタウン協会」。公園近くでペット用品メーカー「ケーピーエス」を経営する柳原英次さん(54)が理事長を務める。
柳原さんは、行き場を失った犬の多くが殺処分されている現状を憂い、市民が協力して動物愛護に取り組むプロジェクトとして施設を企画。公園を管理する市に事業者として応募したところ、「ペットを飼う市民が増えていて、ニーズにも合う」と評価され、採用された。
敷地面積は約800平方メートルで、事務所と譲渡施設がある。屋外スペースには鉄柵で仕切られた芝生のドッグランが3カ所あり、大型、中型、小型(初心者)の犬用に分けている。
ドッグランは会員登録すれば無料で利用できる。ただし、狂犬病・混合ワクチン証明書を提示することや、施設の簡単な清掃作業をすることなどが条件。
これまでの市内にあるドッグランは、ドッグカフェに併設された私有地や有料施設が多く、公園を利用した非営利施設は珍しいこともあり、今月13日の営業開始以降、すでに会員数は200人を超えている。
一方、保護犬を譲渡する施設では、生野区の動物愛護譲渡促進団体「NPO法人ラブファイブ」が保護した犬を日替わりで5頭前後、紹介している。
譲渡希望者は、実際に犬とふれ合いながら選ぶことができる。犬種はさまざまで、いまは5、6歳程度の犬が多い。譲渡を受ける際には面接があり、避妊手術やマイクロチップ代などとして1万5000円程度の実費が必要。
柳原さんは「まるで笑っているように楽しく躍動感あふれる犬たちの姿を、ぜひ多くの人たちに見てもらいたい。犬を通じて命や笑顔、マナーを育む場として親しんでもらえれば」と話している。
利用した鶴見区の主婦、生駒奈緒さん(30)は「自分が妊娠中で犬を散歩させても走れないので、ドッグランは助かります。さらに1匹、犬を飼いたいので、相性の合う犬がいれば譲り受けてもいい」と話していた。
施設は募金や寄付金で運営されている。開場時間は午前11時〜午後4時。火曜・金曜は休み。問い合わせは鶴見緑地パートナードッグタウン(電)070・5430・1156。
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