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別冊☆大阪百科☆ニュース6

958名無しさん:2014/12/22(月) 22:15:40 ID:ITrgu2BQ0
レアメタル再生で自立
2014年12月22日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20141221-OYTNT50340.html?from=ycont_top_txt
 
◇堺の「つつじ」など3施設

堺市美原区の障害者施設など府内の3施設が、不用になったパソコンなどを回収・解体し、レアメタル(希少金属)や貴金属を取り出すリサイクル事業を始める。障害者の自立と資源の再生に役立てる取り組みで、回収した希少金属などを24日、初めて出荷する。今後、回収・解体の輪を広げ、「基板ネットワーク」づくりを模索するとしている。(山崎茂)

 知的障害者の通所施設「ワークセンターつつじ」で、20〜50歳代の利用者8人が企業や個人から集めたノートパソコンや小型家電などに向き合っていた。手袋とゴーグルを着け、ドライバーやペンチを使って内部の基板などを取り出し、金や銀の貴金属やパラジウムなどの希少金属が含まれた基板のほか、プラスチックや鉄などに分別した。

 作業は月曜から金曜で、1日4時間。個人情報などを含むハードディスクはデータを破壊するなど情報管理も徹底している。

 同施設の技術マネジャー、川田康弘さん(35)が2月、新潟市内の障害者施設で同様のリサイクル事業を見学したのがきっかけだった。「環境保護に役立つうえ、障害者の経済的自立につながるのでは」と考え、交流があった東大阪市の「アクティビティーセンターひびき きずり」と、松原市のNPO法人ユーカリ友の会「さんらいず松原」に協力を依頼。6月から企業や大学、病院を回り、パソコンなどの小型家電の寄付を募ってきた。

 不用になった小型家電は解体が面倒なため、使われている希少金属などが海外へ流れたり、不法に投棄されたりする問題が指摘されている。

 基板などの買い取りは重さ300キロからで、価格は1キロあたり700〜800円が相場。3施設が共同で取り組むことで目標の300キロのめどが立ち、大阪市の資源リサイクル会社が買い取り、新たな製品に再生されるという。

 作業グループ班長の永原憲治さん(40)は「小さなネジを丁寧に取り除くのは難しいが、うまく解体できると楽しくなる」と話す。川田さんは「安定的に出荷するには回収や解体をするネットワークを築く必要がある。障害者の収入アップを目指したい」としている。

 問い合わせは、ワークセンターつつじ(072・369・7224)へ。

 ◆基板ネットワーク 全国に先駆けて新潟県内では、20か所以上の障害者施設が加盟する「同県基板ネットワーク」が昨年1月に発足。1施設で解体できる量には限界があり、少量では買い取ってくれない場合が多い。そのため、ネットワーク化し、まとまった量の基板を直接納入することで事業の発展を目指している。

2014年12月22日


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