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別冊☆大阪百科☆ニュース6
855
:
名無しさん
:2014/10/19(日) 12:01:43 ID:7BOsdhk.0
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20141016-OYTNT50035.html
寝屋川の民話 ミュージカル
2014年10月16日
◇来年2月 宝塚演出家が新作
寝屋川市で来年2月、地元の民話を題材にしたミュージカルが上演される。宝塚歌劇団の演出家がヒロインを「日本のシンデレラ」ととらえて構成した宝塚の魅力あふれる新作で、市内の小学4年生や一般向けに披露する。市や、地元の音楽家らでつくる実行委員会は「俳優らが再現する美しい民話の風景を五感で楽しんでほしい」と鑑賞を呼びかけている。(広瀬毅)
「苦しみかついだはちかづき 悲しみかついだはちかづき」
ミュージカル「寝屋のはちかづき」の初練習があった今月5日夜、会場となる同市早子町の「アルカスホール」練習室に、ヒロインで鉢を頭にかぶった姫を演じる上畑藍子さん(33)の切ない歌声が響いた。
川に身を投げた姫と、助けた貴族の息子とのやり取りの場面では、演出家の中村暁さんから「姫は、名前を聞かれてもすぐに答えず、ちゅうちょしてから答えて。相手の優しさに気づいて答える感じで」と指示が飛んだ。上畑さんは「いじめられてもつらいことがあっても、最後は幸せになる姿を、ぜひ見てください」と話した。
ミュージカルの上演は実行委などが昨年から始めた。プロによる上質な演劇を子供たちに見てもらい、感性をはぐくんでもらおうという試みで、前回は劇団四季の関係者が演出にあたった。
室町〜江戸時代の口承文芸をまとめた「御伽草子(おとぎそうし)」の民話がテーマ。今回は中村さんが、姫が苦難の末に幸せになる内容を軸にストーリーを構成している。
プロの俳優やオペラ歌手ら15人が出演し、舞台だけでなく客席にも出向いて歌声を響かせる「宝塚的な演出」も予定されており、中村さんは「歌って踊るシンデレラストーリーを楽しんでほしい」と力を込める。
実行委の委員長で作曲を担当する同市在住の大阪音大講師、森本友紀さん(53)は「夢のある、きらきらとした舞台をみんなで作り上げていきたい。作品を見た子供たちが将来は演じる側になりたいと思ってもらえれば」と話している。
上演は来年2月4〜7日で、4〜6日に市立小4年生約2000人に無料で鑑賞してもらう。一般公演は7日午前11時と午後2時からで、チケットは1枚3000円。今月22日から、同ホールや市役所などで販売する。問い合わせは、市文化スポーツ振興課(072・813・0074、平日午前9時〜午後5時30分)へ。
2014年10月16日
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