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別冊☆大阪百科☆ニュース6

805名無しさん:2014/09/16(火) 22:48:53 ID:g44zbdhM0
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140913/20140913028.html
さよなら中津芸術村 10年の活動に幕
2014年9月13日

 大阪市北区の国道176号・中津高架橋(662メートル)耐震化工事計画に伴い、高架下で10年間にわたり地域の芸術拠点として親しまれた「中津芸術村ピエロハーバー」が間もなく営業を終え、10月に退去する。現在、ピエロハーバーは高架下の風景をしのぶ写真展を開催中。戦前から変わらぬ「昭和」のぬくもりが来訪者の郷愁を誘っている。

ピエロハーバーを創立した仲風見さん(66)は元俳優。梅田コマ劇場で活躍していたが、演劇の在り方に悩み引退した。その後演出家に転身して兵庫県尼崎市で地域劇団を主宰。仲さんの取り組みに注目した知人が、中津地区を芸術で活性化してほしいと高架下を紹介した経緯がある。

 仲さんは2004年夏、倉庫跡の1450平方メートルを改装し、カフェや小劇場、スタジオ、フリーマーケットなどを併設するピエロハーバーをオープンした。

■レトロ
 ピエロハーバーは週末を中心に演劇、ダンス、舞踏、プラフープなどのパフォーマーが登場し、1カ月の来訪者数は5千人を数えた。高架下のレトロな雰囲気も話題となって写真撮影のスポットとしても定着。周辺にはアクション俳優やミュージカル俳優の養成所、中国楽器スクール、和太鼓教室など10以上の芸術団体が集積し、修学旅行生や外国人客も立ち寄るようになった。

 10年間の地道な活動が実り、安定した収益が上がるようになった直後、立ち退き話が浮上。「耐震化の必要性は認識しているが、ようやく地域に根付いて街に若者が集まるようになっていただけに残念」と仲さんは話す。

 その悔しさを紛らわすように始めた写真展のタイトルは「100人の中津高架下写真展」。常連客やプロカメラマンがピエロハーバー、高架下を撮影した写真を100点以上寄せ「ここではみんなが笑顔だった」「なくなるのが悲しい」などのコメントを添えている。

 「老若男女、外国人などさまざまな人が訪れ、大阪らしいごちゃ混ぜ感が魅力だった。なくなるのは寂しい」とは出品者で常連客の山田新太郎さん(47)が抱いた感想だ。

■決 意
 中津高架橋の耐震化工事計画をめぐっては、高架下占用者の一部が占用不許可処分の取り消しを求めて昨年2月、市を提訴し、係争中だ。

 立ち退き話に揺れる中、仲さんは10月3、4日にさよならパーティーを開く。5日には有志主催のライブとパーティーで有終の美を飾るつもりだ。

 仲さんは、画家の娘が店内の壁いっぱいに描いたトレードマークのチャップリンを見上げ、決意を静かに語った。

 「諦めずに毎日物件を回っている。規模は縮小するかも知れないが、新生ピエロハーバーをつくって、一度つぶれても復活できることを証明したい」


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