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別冊☆大阪百科☆ニュース6

793名無しさん:2014/09/09(火) 19:29:43 ID:.2GQILcc0
里親と子つなぐ一皿 物語そえたレシピ集好評
2014年09月09日

◆「家庭の日常知って」NPO増刷へ

 虐待など様々な事情で、親元で暮らせない子供を育てる里親たちが考案したレシピ集が好評だ。東大阪市の支援団体が昨年9月に1000部を発行。里親と里子をつなぐ一皿の心温まるエピソードが反響を呼び、今月、500部を増刷する。(杉浦まり)

 レシピ集は、里親支援をするNPO法人「キーアセット」が発行する「まいにちの家庭レシピ」(A5判、43ページ)。野菜が苦手の子供のための「ピーマンの肉詰め」や、おかずと白米がバランスよく食べられる「トロロ丼」など里親の女性6人が考えた12品のレシピと料理にまつわる物語が掲載されている。

 東大阪市の辻本真波さん(64)の「ラーメン鍋」は、6年ほど前、里子に迎えた高校生の少年のために作った。少年は、母親の暴力が原因で児童養護施設などで育った。気に入らないことがあると暴力をふるい、帰宅はいつも深夜。注意すると口論になった。

 3月のある夜。辻本さんは一人用の土鍋でラーメンとたっぷりの野菜を煮込んだ鍋を出した。辻本さん自身も児童養護施設で育った経験から「自分のためだけに出来たての料理が出てきたら喜ぶだろう」と考えたからだ。

 「ご飯はいらん」と言っていた少年が熱々のスープをすすり、「土鍋で一人分だけ作るなんて、おしゃれやな」と照れくさそうに笑った。少年との距離がぐっと縮まったように思えたという。

 同NPOが相談会などで販売・配布したところ、子育てに悩む里親から「参考になった」「レシピの料理を作ったら子供が喜んだ」との声が寄せられている。

 府などによると、府内で里親と暮らす子供は、児童養護施設などに入所する子供の1割以下の208人。子供の受け皿となる府内の里親登録者(281人)を増やすことが課題だ。

 同NPO代表の渡辺守さん(43)は「料理のひと手間で、子供たちは親の愛情や家庭の温かさに気づくことができる。レシピ集を通じて、里親に関心を持つ人が増えてくれたらうれしい」と話す。1冊300円(税込み)。問い合わせはキーアセット(06・6720・6811)へ。

2014年09月09日

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20140909-OYTNT50067.html?from=ycont_top_txt


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