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別冊☆大阪百科☆ニュース6
767
:
名無しさん
:2014/08/17(日) 20:09:24 ID:.c14McE20
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140817/20140817031.html
7日間250キロ走破の過酷レース 宵さんが挑戦
2014年8月17日
日本縦断3880キロ、台湾一周1030キロを走破した大阪商業大学職員のサラリーマンランナー宵豊一さん(51)が、8月23〜29日に石川県白山市の白山麓エリアで開かれる、日本初の7日間で250キロを走破するアドベンチャーロングトレイルレース「第1回白山ジオトレイル」に出場する。大阪からは唯一の出場で、宵さんは「地元の人、仲間たちとの交流が楽しみ」と、スタートラインに立つ。
同レースは7日間の食料を自ら背負って走る過酷を極めるレース。6ステージ制で1日平均30〜50キロを走る設定だが、26〜27日の第4ステージは午前6時にスタートして翌日の午後3時まで徹夜で80キロを走り続けるという。しかも「当日の朝にコースが分かる」(宵さん)と、走力はもちろん、高い地理力と状況判断能力も求められる。
決められたキャンプ地にテントが用意してあり、水とお湯の支給はあるが、宵さんは「1日3千カロリーが必要だろう」と、現在フリーズドライなどを試食し、高カロリーで軽い食料を模索。20リットルのバックパックに詰める重さ約15キロのメニューを考案中だ。
■交流を力に
宵さんは夏、冬の休暇などを利用して、単独で日本を縦断。東日本大震災発生以降は、「自分自身で何かできないか」と考え、「自分の走る姿を通して日本を元気づけたい」との思いで走り続け、被災地での状況や復興状況を走りながら日本全国に伝えてきた。
また海外からの支援に対する恩返しの気持ちを伝えるために台湾を16日間かけてランニングのみで1周。「現地の人の応援やサポートで1周することができた」と交流を力に変えた。
■感動のゴール
「優勝を狙うというよりも、選手や地元の人たちとの交流が楽しみ」と宵さんはレースに期待をふくらませる。そして「やりとげた満足感で感動のゴールシーンが目に見える」と目を細める。
「山に入ると岩、根、ぬかるみで足を取られる。気の使い方、筋肉の使い方が違う」と、日常は階段の上り下りでトレーニングし、休日は近隣の山に入って走り込む。「1週間前になったらエネルギーをためるが、今は脳に苦しさを教え込む時期」と体を痛めつける日々を送った。
「苦しみの向こうに楽しみがある。苦しみを共有してこそ分かりあえるものがある。完走しないと感動はない」と“鉄人”がゴールを目指す。
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