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別冊☆大阪百科☆ニュース6
641
:
名無しさん
:2014/04/12(土) 05:32:49 ID:pXpgF5m20
南河内舞台の青春映画 三原光尋監督に聞く
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20140411-OYTNT50036.html?from=yartcl_blist
◇私がほっとできる場所 見た人が訪れたくなる作品に
映画制作の支援を通じて地域の魅力を発信しようと、羽曳野市と藤井寺市、太子町が、映画監督の三原光尋(みつひろ)・大阪芸術大客員准教授(49)の作品をサポートする取り組みが本格的に動き出した。タイトルは「あしたになれば。(仮題)」で、3市町を中心に7月に撮影を行い、来春公開する。三原監督に作品への思いなどを聞いた。(岡田英也)
――映画のあらすじは。
「17歳の大介は高校の代表として地元のグルメコンテストに出場し、東京からの転校生・美希らとチームを組みます。コンテストで地元への誇りを持つ人たちと出会い、この土地で暮らすありがたさを知るようになります。恋して、笑って、傷ついて、けんかして、そして食べて……。南河内が舞台の青春映画です」
――なぜ、南河内を舞台に。
「訪れるとほっとする場所なんです。大阪芸術大の学生だった4年間、藤井寺市で一人暮らしをしていましたし、映画も撮影しました。幸いにもプロになり、吹石一恵さんらが主演し、2001年に公開された『あしたはきっと…』を羽曳野市などで撮り、思い入れが深くなりました。大学で教える立場になり、創作の原点でもう1回という気持ちが湧いたのです」
――3市町のサポートを受けるメリットは。
「制作費の助成(500万円)を受けるほか、私の作品を公開する映画祭(19日)などのイベントを通してバックアップしてもらえると聞いています。やはり地域のことを一番知っているのは地元の人で、行政から情報を提供していただけるのは大きいですよ」
――キャスティングは。
「現在、進めている途中です。『あしたはきっと…』では、まだ有名ではなかった吹石さん、佐藤隆太さん、尾野真千子さんに出演してもらいました。今回も未来につながる役者を選ぼうと思っています。吹石さんのような、会った瞬間にピカピカっとした輝きを感じる若手を見つけたいですね」
――どんな映画にしたいか。
「子供からお年寄りまでが楽しめる内容にして、映画で取り上げた食材が地域の特産品になればうれしい。見終わった後、休みの日に散歩がてらにロケ地を訪れてほしいですね。そして南河内がもっと元気になるきっかけになればと願っています」
◇
映画祭の問い合わせなどは、羽曳野市政策推進課(072・958・1111)へ。
みはら・みつひろ 京都府出身で大阪芸術大卒。在学中から映像制作を始め、「SLAPHAPPY」(制作・1994年)でおおさか映画祭新人監督賞を受賞した。少年少女たちの青春をみずみずしく描いた作品が特徴で、代表作は「ドッジGO!GO!」(2002年)、「村の写真集」(05年)など。
2014年04月11日
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