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別冊☆大阪百科☆ニュース6
582
:
よっさん
◆XxkTNAUYOc
:2014/03/10(月) 20:47:22 ID:n4hJTeKU0
若者の“献血離れ”解消へ カフェ風献血ルーム人気
2014年3月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140310/20140310025.html
広々とした空間に落ち着いた照明、アート系の書籍が並ぶ本棚−。一見カフェやサロンを思わせる献血ルームが、若者たちでにぎわっている。献血者の特典も、占いやメークのアドバイスなどユニークなものを提供。深刻化する若者の“献血離れ”解消につなげようと、府血液センターがあの手この手を繰り出している。
■サービスを充実
府内の献血ルームでは、献血特典として飲み物だけでなく、体験型のサービスを提供。ファイナンシャルプランナーによる相談会など実用的なものから各種占いまで多様なイベントを定期的に企画している。
さらに“プチぜいたく”な特典として、高級ホテルの宴会場で献血を実施。献血者はホテルオリジナルのケーキを味わうことができ、女性を中心に人気を集めている。
■スタジオ併設も
大阪市中央区の「御堂筋献血ルーム クロスカフェ」は2011年開設。府内最大規模で、献血を終えた人たちが読書するなどリラックスする姿が見られる。女性の来場者は6割と、他のルームとは逆の構成比となっている。
同ルーム最大の特徴は、全国の献血ルームで唯一という音楽スタジオ。ライブやラジオ放送、ネット配信ができ、高校の軽音楽部が定期的に演奏したり、コミュニティーFMの出張スタジオとして活用したりしている。ライブの際には多くの高校生が訪れ、観覧をきっかけに献血をする例も少なくないという。
■前年度比で微増
これらの取り組みの背景には、若者の献血者数の激減がある。同センターによると、12年度の府内の10、20代の献血者は約8万5千人。15年前と比べると半分以下になった。
広報担当の大石多加夫・推進三係長は、400ミリリットル全血献血(男性17歳以上、女性18歳以上対象)が主流となり、高校への献血バスの出張が減ったことが原因の一つと分析。「経験していないとハードルが高く感じてしまう」と話す。それでも前年度比で微増に反転。わずかながら成果を実感し「献血ルームやイベントに足を運んでもらえば、イメージが変わるはず」と話している。
学校の帰りに同ルームに初めて訪れた大阪府門真市の高校2年、朴井栞さんも「親がよく献血していて、自分もいつかしようと思っていた。明るくてくつろげるし、また来たい」と話していた。
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