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別冊☆大阪百科☆ニュース6

528よっさん ◆XxkTNAUYOc:2014/01/03(金) 13:10:04 ID:zTbTF29M0
金井啓子のなにわ現代考
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/gendaikou/140103/20140103024.html

昇給と真摯な都構想議論
2014年1月3日

新年の大阪に望むもの

 年の初めになると「今年の予測」が専門家から示される。株価や景気の予想、国際情勢の動向といったものである。そこで筆者も「予測」を考えたが、記者だった時代に株式市場を取材していたとはいえ株の専門家ではないし、まして占い師でもない。ならば筆者の場合は「今年の希望」だ。こうなってほしいという願望をお届けしたい。

 まずは定番の景気から。景気は上がるに越したことはない。その評価は別として、幸いアベノミクスのおかげで民主党政権の時代よりも日経平均は大幅に上がっている。今年は2万円台にのせるだろうとの予測もある。その波に乗って大阪の景気も良くなってほしいと願わずにはいられない。

 だが、会社がもうかっても社員の給料が上がらないと意味はない。庶民の懐が潤ってこその景気回復である。3月にはあべのハルカスが全館オープンする。グランフロント大阪は来店者数こそ多いが、客1人が店で使う単価は安い。社員の給料が上がらないままではあべのハルカスも同じ運命になりかねない。それでは大阪は沈没だ。だからこそ企業にはもうかれば給料にも反映してほしいと願わずにはいられない。

 いわゆる大阪都構想も今年はヤマ場を迎える。政令市を分割して特別区をつくるのだが、大阪都ができるかどうかは今秋に予定されている住民投票を待つしかない。ただ、有権者もイメージに左右されることは避けた方がいい。大阪都になれば二重行政は解消され、東京都に次ぐ巨大都市ができるといったイメージだけが先行しているように思える。だが、その詳細と未来予測については大阪府と大阪市による法定協議会で議論されている最中である。

 大阪都構想とは政令市をぶっ壊す作業である。一度壊せば元には戻らないだけに協議会では時間がかかっても真摯(しんし)な議論を望みたい。

 そして最後は、読者の皆さんのご多幸を願いながら今年最初のコラムにしたいと思う。今年も当コラムをご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

 (近畿大学総合社会学部准教授)


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