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別冊☆大阪百科☆ニュース6

502よっさん ◆XxkTNAUYOc:2013/12/12(木) 21:37:34 ID:nIKDzEOU0
「市街地住宅」が人気 利便性、手ごろな家賃
2013年12月11日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/131211/20131211041.html

 かつて著名文化人やスポーツ選手も居住した旧日本住宅公団のアパート「市街地住宅」が、昭和レトロな味わいを備えた利便性の高い都市住宅として注目を集めている。一等地にありながら手ごろな家賃とあって、空き部屋がすぐに埋まる人気物件となっている。

 市街地住宅は、旧日本住宅公団(現・都市再生機構)が昭和30〜40年代を中心に大都市の市街地に建設した集合住宅。地主から借り上げた土地にビルを建設し、低層階を地主が施設として活用、高層階を公団が賃貸住宅として活用する二重構造から「げた履き」ともいわれた。

 2、3DK中心の間取りで、ダイニングキッチンや洋式トイレ、シリンダー錠、エレベーターなど当時最先端の設備が満載。郊外に建設された公団団地よりも家賃が高く、家賃の3倍の保証金が必要だったため、入居者は会社役員など高所得世帯が中心だった。

■デベロッパー■

 典型的な市街地住宅は1〜3階を商業施設として活用。電車の駅のホームを住宅内に造った駅ビルやタクシー会社の駐車場などさまざまな事例がある。

 複数の権利が絡む土地をまとめて借り上げた例もあり、住宅公団はデベロッパーのはしりともいえる。

 大阪市内の市街地住宅は、商業環境に配慮した市との取り決めによって、バルコニーの代わりに室内へのサンルーム設置が特徴。このため、住宅でありながら商業ビル然とした外観となっている。

■魅力満載■

 団地愛好家としてトークショーなどを行っている団体職員、辻野憲一さん(33)=大阪市在住=は2003年、たまたま空きが出た北堀江アパート(同市西区)に入居し、市街地住宅の魅力のとりこになった。

 同アパートは、地下鉄長掘鶴見緑地線西大橋駅から徒歩3分の立地で2DK4万4千円。市街地住宅は建設費で家賃が算定され、退去者も少なく、物価上昇ほどに家賃が上がらなかった。

 「利便性の良さばかりではなく、造り付け家具や土地に合わせた間取りなど見どころは多い。住民コミュニティーもまだ残っている」と感心する。

■セレブ住宅■

 公団の都市型高層住宅の第1号として現存する「西長堀アパート」(大阪市西区)は1958年竣工(しゅんこう)。11階建てで縦長窓が連続した廊下側のデザインは今でも斬新に映る。

 当初は女優の森光子さん、作家の司馬遼太氏郎、プロ野球選手の野村克也氏ら著名人が居住。司馬氏はこのアパートで「竜馬がゆく」「燃えよ剣」などの作品を執筆したという。玄関前のハイヤー寄せの通路や地下商店街跡に「セレブ住宅」の名残をとどめる。

 現在、市街地住宅は順次耐震改修され、改修した物件は賃借している。辻野さんは「公団といえば負のイメージで語られがちだが、ダイニングや洋式トイレなど現在の住宅文化を普及させたのは公団住宅。市街地住宅からは住宅供給のリーダーシップを担った公団の気概が感じられる」と話している。


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