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別冊☆大阪百科☆ニュース6

402よっさん ◆XxkTNAUYOc:2013/09/01(日) 14:27:24 ID:yuaYesRE0
生徒手作りの旅 企画からガイドまで―準備に奔走
2013年9月1日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/130901/20130901026.html

 大阪市立扇町総合高(北区松ケ枝町、朴木謙二校長)で観光の知識や技術を学ぶ「国際観光系列」の3年生15人が企画し、箕面市の勝尾寺から箕面大滝、池田市の小林一三記念館を回るバスツアーが8月27日に行われた。企画から当日のガイドまですべて生徒だけで行う同校の伝統行事。準備に追われる前日からドキドキの本番まで同行した。

■ゼロからのスタート

 同校は2001年に総合学科に改編され、国際観光をはじめ6系列(コース)を設けた。バスツアーは3年生の授業の一環で、今年で11回目。

 今回のツアータイトルは「Rediscover大阪〜北摂のパワーをフライングゲット〜」。勝尾寺で勝ち運祈願し、箕面大滝でマイナスイオンを浴び、阪急電鉄創始者の小林一三氏の企業家精神を学ぶという流れだ。

 生徒は4月から準備を開始。企画会議、関係各所との段取りや行程表づくり、台本作りに奔走した。

 「お連れの方は?」

 「来ていない。いつ来るか分からない」

 本番前日の26日、学校では、担当の大山央佳教諭が客役となり、リハーサルを実施。想定外のトラブルや申し出に戸惑う生徒たち。田中知一教諭は口出しせずに、話し合う生徒の輪を見守る。「全部がゼロからのスタート。笑って帰ってきたい」と栗田将希君。青笹風華さんは「事故がなければいい」と本番を見据える。

■見守る大人たち

 ツアー当日は、猛暑も落ち着き、秋の訪れを感じさせる晴天。年々、一般からの参加も増え、今年は総勢71人が参加した。午前9時20分、定刻通りに大型観光バス2台で大阪城公園駅を出発。車内では、目的地の案内のほか、淀川や地下鉄御堂筋線など車窓の風景を追いながらクイズを絡めて紹介。沈黙すると、車内から質問が飛ぶ。参加者も高校生を盛り上げようと温かい雰囲気の中、バスは進む。

 勝尾寺では、山門の前で記念撮影。その後は生徒は各担当場所に立って、ガイドに当たった。参加者には生徒の保護者も多い。謙夏葵さんの母、旬さんは「ちょっと感動した。外のほうがしっかりしてますね」と娘の成長に頬を緩める。一般客からも「よく勉強している」「一生懸命で応援したくなる」といった声が聞こえた。

■進路へのモチベーションアップ

 箕面大滝に移動し、昼食。案内では、お薦めスポットとともに、サルに注意するエリアも忘れずアナウンス。林果歩さんは「ミスもあったが、添乗員さんの大変さがわかった」とホッと一息。青笹さんは「実際にお客さんを前にすると、焦りに焦った。でも、みんな台本にないこともしゃべっていた」と新たな成果も得たようだ。

 大山教諭は「意欲的に物事に取り組むことができ、仲間意識も芽生えてくる。準備の過程でそれぞれの適性もわかり、進路へのモチベーションにもなる」と学習効果について説明する。

 昼食後は箕面駅まで徒歩で下り、再びバスで池田市の小林一三記念館へ。同市のマスコットキャラクター「ふくまるくん」が登場するサプライズもあり、ツアーは事故なく無事に終了した。木村京左君は「これを機に進路の幅を広げていきたいし、この経験を将来につなげていきたい」と意欲的に話していた。


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