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別冊☆大阪百科☆ニュース6
1532
:
名無しさん
:2019/04/09(火) 22:34:46 ID:NrdB.GxU0
【京阪HD“渋沢精神継ぐ”】
新しい一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一は、鉄道事業などを手がける京阪ホールディングスの前身会社の創立に携わりました。
今回の決定について京阪ホールディングスの松下靖執行役員は「最初聞いたときにはびっくりしましたが、新しい時代の新しい紙幣に創業者である渋沢栄一の顔が描かれているということを本当にうれしく思います。さまざまなことに挑戦し、社会のためになるのであれば、どんなことがあってもやり遂げるという創業の精神は今も会社に息づいています。今回をきっかけに会社としても、より一層さまざまなことに挑戦し、渋沢栄一のように社会に貢献できる会社であり続けたいです」と話していました。
【渋沢栄一創立の東洋紡は】
大阪に本社がある大手繊維メーカーの「東洋紡」は、渋沢栄一が創立者で明治15年に前身となる会社がつくられました。
社内の大ホールには、渋沢栄一の肖像写真が、歴代社長の肖像画や写真とは少し離れた、特別な場所に掲げられています。
また、役員会議室には、「順理則裕(じゅんりそくゆう)」と書かれた書が掲げられています。
この書は、100年近く前の大正10年(1921年)に渋沢栄一が会社を訪れて、幹部向けに講演を行ったあとにみずから筆をとったということで、“なすべき事をなせば世の中はゆたかになる”として、企業理念として受け継がれています。
東洋紡の大槻弘志執行役員は、「われわれの会社の創立者である渋沢さんは社員にとって特別な方なので、一万円札に採用されて非常に光栄だ。一万円札がたくさん見られるように、日々仕事を頑張りたい」とユーモアを交えて話していました。
【紙幣識別などの機器メーカーは】
紙幣のデザインが一新されることについて、紙幣の識別などを行う機器を製造している大阪・平野区の「日本金銭機械」は新たなビジネスチャンスを期待しています。
このメーカーでは、ATMや券売機、それに自動販売機などに使われる、紙幣の種類や紙幣が本物かどうかを見分ける機器のほか、外貨両替機などを製造しています。
日本金銭機械の小林悟朗人事総務部長は「突然のニュースで驚いているが、改元とあわせて喜ばしいですね。前回、紙幣のデザインが一新されたときは大きな特需があったと認識しているので、ビジネスチャンスになればと期待しています。キャッシュレスの動きはあるが紙幣の識別と鑑別の需要は当面無くならないと考えているので、顧客のニーズにこたえていきたい」と話しています。
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