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別冊☆大阪百科☆ニュース6

1484名無しさん:2019/03/18(月) 06:44:15 ID:NrdB.GxU0
刑事警察の大阪府警、警備警察の東京警視庁。


取り調べ 迫り続けた真実 府警捜査1課・森下さん
https://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20190317-OYTNT50161/

 今月末引退 後輩へ「人の痛みわかる刑事に」

 殺人事件を捜査してきた府警捜査1課の森下俊弘警部補(60)が今月末、退職する。「被害者や遺族の無念を晴らしたい」と現場に通い詰め、容疑者と真摯しんしに向き合って事件の核心に迫る供述を引き出してきた。後を継ぐ捜査員たちに「人の心の痛みがわかる刑事になってほしい」と願う。

(虎走亮介)

 岸和田市出身。「自分が生きている証しを残したい」と刑事を志し、大学卒業後の1981年、府警の警察官に。住之江署時代に担当した強盗殺人事件で容疑者を特定し、取り調べを担当するなどして能力を認められ、93年、捜査1課へ。退職まで通算16年、所属した。

 忘れられないのは、1課に入って間もない94年に逮捕した強盗殺人事件の容疑者。当時30歳代だった男は、取り調べに対して男性2人を92、94年に殺害したことを打ち明けた。男は「10年前、森下さんの取り調べを受けていたら殺していなかった」と話した。思いが通じたと感じた瞬間だった。

 凶悪事件が起こるたび、多くの容疑者と対峙たいじした。厳しさと優しさを織り交ぜた取り調べで真実に迫り、思いを聞き取った。府警内で「取り調べで右に出る者はいない」と評価する声は多い。2015年には府警の技能指導官となり、後進に捜査手法を伝えてきた。

 「現場百遍」を信念に繰り返し足を運び、「容疑者なら、どう考えたか」と想像して手がかりを探る。周辺の住民には何度も会って信頼関係を築き、貴重な情報を得た。息抜きの散歩中も、事件の被害者と容疑者が頭を離れたことはないという。

 16年4月からは、吉川友梨さんが熊取町で行方不明になった03年5月の事件を担当した。事件の話は自宅で一切しないが、娘を思う母親の気持ちを知りたいと、妻に一度だけ説明した。妻は「必死になって頑張りや」と言った。万感を込めた言葉に奮起し、粘り強く捜査を続けた。果たせなかった事件の解決を、後任に託している。

 刑事にささげた人生に悔いはない。ただ、部下に悲しい思いはさせないと声をかけ、悩みごとや家庭の事情を聞き取って配慮してきた。後輩に「被害者を思いやり、容疑者に正々堂々と向き合う、そんな血の通った仕事をしてほしい」とエールを送る。


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