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別冊☆大阪百科☆ニュース6

1322名無しさん:2016/07/09(土) 20:57:52 ID:46dRe3lQ0
公園の設備が変身 木造応急仮設ハウス、熊本の被災地にも設置 大阪
 東日本大震災をきっかけに大阪の木材業界の若手経営者らが開発した「木造応急仮設ハウス」が熊本地震の被災地で活躍している。木材パネルを組み合わせ、短時間で建物を作ることができるのが特徴で、長引く避難所生活のストレス緩和やプライバシー確保を目的に開発された。7月5日には熊本県内の別の場所に移築される。これまで利用していた被災者からは「快適に避難生活が送れた」と、感謝の言葉が寄せられた。

 この仮設ハウスのシステムは「ウッド・トランスフォーム」と呼ばれ、東日本大震災をきっかけに、災害時の緊急避難施設として、木材業界の若手経営者らでつくる日本木材青壮年団体連合会(東京都江東区)と大阪府木材連合会(大阪市西区)が昨年10月、共同開発した。

 普段は公園のフェンスやデッキなどとして設置し使用している約20枚の木製パネルを災害時に解体して組み合わせると、縦横約3メートル(床面積約10平方メートル)、高さ約2・5メートルの仮設ハウスに早変わり。6人で作業すれば、30分から1時間で組み立てることが可能だ。

 体育館などでの避難所生活は集団生活によるストレスがかかり、プライバシーも確保されないことから、落ち着ける木造の個室空間を提供しようというもので、被災直後から仮設住宅が建設されるまでの「つなぎの応急仮設住宅」として、乳児がいる家族や障害者、高齢者らに利用してもらおうと開発された。

 4月14日に発生した熊本地震を受け、大阪市住之江区の公園に備蓄していた3棟のうちの1棟を解体し、熊本県大津町に搬送。4月25日、避難所横の公園に仮設ハウスを組み立てた。

 越井木材工業(同区)の社長で、日本木材青壮年団体連合会の越井潤会長(50)ら約20人が全国から集まり、うち6人がスギやヒノキの間伐材を使った約20枚のパネル(縦1・9〜2・3メートル、横0・9メートル)を使って約50分で組み上げたという。

 発達障害の子供を抱える被災家族4人が仮設住宅入居までの仮住まいとして約2週間使用。ほかの被災者の目を気にすることなく暮らすことができたとして、家族からは「とても快適な環境で生活を送らせてもらってありがたい」と感謝の声が寄せられたという。

 この家族が仮設住宅に入居したため、再び解体。7月5日には同県西原村の障害者を支援するNPO法人「にしはらたんぽぽハウス」の施設に移築。越井会長は「木材の香りは被災者の癒やしにもなる。被災地での一時的な避難施設として役に立ててもらえれば」と話している。

http://www.sankei.com/region/news/160705/rgn1607050064-n1.html


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