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別冊☆大阪百科☆ニュース6

1222名無しさん:2015/10/15(木) 08:52:29 ID:Mii5n1..0
(勝手に関西遺産)チョコの街 びっくり看板
2015年10月14日
http://digital.asahi.com/articles/ASHB763MSHB7PTFC017.html?_requesturl=articles%2FASHB763MSHB7PTFC017.html&rm=286

■ビッグミルチ

 ミュージシャンの槇原敬之さんは、1993年に発売した曲「No.1」で、「僕の街」への郷愁をチョコレート工場のにおいに込めて歌った。出身の大阪府高槻市に、明治の大阪工場があるからだ。

 18年たった2011年、嗅覚(きゅうかく)に加えて視覚にも訴え、チョコレートの街としての存在を不動にする看板が現れた。JR京都線で大阪から高槻方面へ向かい、摂津富田駅を過ぎた辺りで左側に注目していると、「あっ、チョコレート!」。車内で携帯のシャッター音が鳴る。

 車窓の間近まで迫るのは、高さ27・6メートル、幅165・9メートルのチョコレートの看板「ビッグミルチ」だ。

 ログイン前の続き55年の開設当初からある大阪工場1号館の建て替えにあたり、「これからの菓子工場」というテーマが設定された。テーマから生まれたのが、看板商品である板チョコ「ミルクチョコレート」の巨大看板。従業員は昔からミルクチョコのことを、愛情を込めて「ミルチ」と呼んでいるので、この名前になった。

 大きさは本物の47万枚分。42粒ある。大阪工場技術部の小西克典さん(41)によると、完成した当初、電車の乗客が看板を指さしている姿を工場からよく見かけた。

 大阪工場でつくる製品の98%はチョコレート菓子だ。日本チョコレート・ココア協会のデータをもとに試算すると、国内のチョコレート生産量の約11%(2010年度の重量ベース)が大阪工場で製造されている。近隣住民の間には、「チョコやビスケットのにおいがしたら、雨が降る」というチョコレート天気予報まである。

 チョコの街になじむため、リアリティーが追究された。設計と施工を担ったのは大成建設。板チョコの凹凸の角度から粒の縦と横の比率まで、実物と同じにしようとこだわった。つやつや感と滑らかさを出すため、素材に繊維強化プラスチックを使い、人の手で磨き上げた。

 設計を担当した渡辺賢(さとし)さん(42)は、ミルクチョコを見つめては一口食べ、食べてはまた見つめながら、図面を引いた。「現地で看板の組み立てが始まり、一粒一粒出来上がるごとにツイッターで反応があった。新鮮でうれしかった」

 線路を挟んだ住宅街からも、ビッグミルチはよく見える。日紫喜元系(ひしきもとつぐ)さん(71)も自宅を出るたびに目にする。「おいしそうやなあと思う。宣伝としてええアイデアやな」。夜はライトアップされる。

 取材のため、看板のそばまで近づかせてもらった。工場から漂うチョコのにおいに誘われ、かぶりつきたい衝動にかられた。(中塚久美子)

■高槻出身のミュージシャン ROLLY(ローリー)さん

 看板をつくった人にお礼を言いたい。見た時、やった〜と喜びました。市のマスコット「はにたん」と並ぶ名物です。少年時代、明治の工場は映画「チャーリーとチョコレート工場」のような憧れの存在。私は幼稚園の遠足で工場に入る権利を得たのに当日麻疹(はしか)に。土産にマーブルチョコをもらったけど、悔しくて。いとこの槇原敬之の歌にあるように、チョコに包まれる夢の街、他にないでしょう。


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