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別冊☆大阪百科☆ニュース6

1194名無しさん:2015/07/14(火) 22:12:21 ID:VPoJH9io0
お手伝いすれば地域通貨、箕面で子供支援広がる
2015年07月14日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150714-OYO1T50023.html?from=oycont_top_txt

100店以上が協力

 大阪府箕面市で、「まーぶ」という愛称の子供向け地域通貨が広がりを見せている。協力店で仕事を手伝うともらえ、お金代わりに使える仕組みだ。家庭の経済的事情で十分に食事を取れない子供がいる現状を知った地元のNPO法人が始め、利用できる店は100を超えた。子供の頃から働く感覚を養い、将来の自立につなげる試みだ。(斎藤七月)

 20分で100円分

 6月下旬、箕面市西宿にあるショッピングセンター「みのおキューズモール」。屋外店が並ぶイベント会場で、「Working」と書かれたビブスを着た子供たちが、大人に交じって手伝いにいそしんでいた。

 チラシ配り、客の呼び込み、イベントPR用の写真撮影……。会場の一角にあるボードに、各店が出した求人票「おしごとカード」が並ぶ。対象は18歳以下。どの仕事(1回20分)を選んでも100円分の「100まーぶ」がもらえる。仕事の「はしご」も可能だ。

 「働くことを体験できるのが楽しみ。社会の一員になれた感じがする」。常連という小学校5年の男児(11)は目を輝かせた。

 「まーぶ」は、「学ぶ」「遊ぶ」の意味。地元のNPO法人「暮らしづくりネットワーク北芝」が2011年に発行を始めた。

 同NPOは、運営する箕面市立萱野(かやの)中央人権文化センターで、経済的に苦しかったり、両親が共働きだったりして孤立しがちな子供たちの「居場所」などを提供。毎日数十人が利用しているが、昼ご飯を食べていない子供たちが少なくなく、過去に街おこし活動で発行した地域通貨のアイデアが浮かんだ。

 掃除や広報誌の配布など、NPOの仕事の手伝いをすれば、「まーぶ」を渡し、センター内の食堂などで使えるようにした。外部の協力店も徐々に増え、昨年6月にキューズモールが加わった。

 自信深まる

 協力店はモール内の映画館や衣料品店、飲食店など83店を含め110店に拡大。昨年度は約390万円分が発行され、2500人以上が利用した。

 みのおキューズモール総支配人の桑原克典さん(41)は「地域貢献活動の一環だが、小さい頃から施設のファンになってもらえ、売り上げにもつながる。メリットは大きい」と説明する。

 NPOの食堂をよく利用する小学3年の女児(9)は「初めて『まーぶ』をもらった時はうれしくて、アイスクリームを三つも買った。お小遣いでは買えない雑貨も買えるようになった」と笑顔を見せる。見守ってきたスタッフによると、学校生活にも意欲的になったという。「まーぶ」をこつこつとためて母の日のプレゼントを買った子供もいる。

 同NPOの松村幸裕子(さゆこ)さん(31)は「以前は、家庭が経済的に苦しいからと自信を持てない子供もいたが、『まーぶ』を通して、自力で人生を切り開くことができると思うようになっている。さらに活動を広げたい」と話している。

2015年07月14日


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