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別冊☆大阪百科☆ニュース6
1181
:
名無しさん
:2015/06/28(日) 14:19:41 ID:2nAE9jAc0
箕面2大名物活用 ユズ、モミジ キャラ商品開発
2015年6月23日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/150623/20150623027.html
箕面市は、特産のユズや名物のモミジに着目したイメージ戦略を展開中だ。特にユズをモチーフにしたマスコットキャラクターは、全国の「ゆるキャラグランプリ」で上位にランクインするほど。地域資源を有効活用する試みは新たな商品開発につながっており、市は、定住人口の増加にも余念がない。
■フォロワー急増
箕面市は江戸時代から、山間部で果樹の栽培が盛んに行われ、ユズが特産品になっている。さらに市内の「明治の森箕面国定公園」は秋になると、真っ赤なモミジで埋め尽くされ、大勢の観光客が訪れる一大名所だ。
地域資源であるユズ、モミジを市外へ発信しようと、箕面市は、ユズをモチーフに侍の姿をした「滝ノ道(たきのみち)ゆずる」の名前を2009年に市民公募して制作した。さらに大きなモミジを額に貼り付けた犬の「モミジーヌ」も制作。それぞれのポスターを市内の商店に掲示したり、路線バスにラッピングするなど、両キャラは市内のあちこちに登場している。
ゆるキャラグランプリで毎年上位にランクインする滝ノ道ゆずるは、イベントに出演する度に“追っかけ”が出るほど。滝ノ道ゆずるによる短文投稿サイト「ツイッター」のフォロワー(読者)は11年11月に370人だったが、14年12月には1万5801人まで増えるなど知名度はうなぎ上りだ。
滝ノ道ゆずるの着ぐるみ貸し出しや商標を管理する箕面商工会議所は「頭が大きいので、ほかのゆるキャラと違って激しい動きができないのが課題」としつつも「地域の活性化につながっている」と活躍ぶりを評価。ぬいぐるみなどのグッズ商品の売れ行きも好調という。
■目標は移住促進
ユズを使った和菓子や洋菓子、モミジを活用した天ぷらなどの商品開発も進むが、地域資源はこれだけでない。恵まれた自然環境から生まれた箕面ビールは「ワールド・ビア・アワード」などの世界的な大会で金賞に輝くなど味や知名度で高い評価を受け、全国区になっている。
こうした商品を効果的に売り出すため、市は11年度から、箕面産の食材を使ったものを独自ブランドの「箕面逸品」として登録する制度を開始。現在の登録店舗は107店を数え、商品数は165点に上る。
こうした取り組みの狙いについて、市地域創造部箕面営業室の明路達紀室長は、市内への移住・定住を挙げ「箕面を説明する際にゆるキャラや箕面逸品があることで、相手にイメージしてもらいやすい」と話す。
今後の戦略については「マス(大勢)を狙った箕面ブランドの売り込みをしつつ、これからはターゲットを絞ってアプローチしたい。(箕面市を含む)大阪・北摂エリアのどこに住もうか悩んでいる世帯などへダイレクトに箕面を売り込みたい」と意気込んでいる。
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