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別冊☆大阪百科☆ニュース6

1030名無しさん:2015/02/18(水) 20:25:11 ID:SxextI0.0
青色ポストって?「速達専用」大阪に集中、全国に35本
2015年2月18日
http://digital.asahi.com/articles/ASH2944VQH29PTIL010.html?_requesturl=articles%2FASH2944VQH29PTIL010.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH2944VQH29PTIL010
 郵便ポストと言えば赤色が常識。でも青色もあるんです。高度経済成長期、大都市に速達専用として設置されたものの、徐々にその数は減り、今や全国で35本しかない「昭和の遺産」。その希少な存在に注目する人たちもいます。

 オフィスビルが立ち並ぶ大阪・御堂筋沿い。赤色のポスト2本と青色のポスト1本が並んで立っている場所がある。2月上旬、近くの企業で働く女性会社員(29)が職場の郵便物を抱えてやって来た。迷わず赤色ポストの前に立ち止まり、速達用の投入口に投函(とうかん)した。

 記者が青色ポストについて尋ねると、女性は「何か特別な郵便を入れると思っていた。速達用とは知らなかった」と驚いた様子だった。ほぼ毎日この赤色ポストを利用している男性会社員(61)は「赤色に入れるのが習慣になっていて、青色は気に留めなかった」。

 日本郵便広報室によると、青色のポストは1956年に速達専用ポストとして大都市のオフィス街に設置され始めた。前身は東京―大阪間用の航空郵便ポスト。このポストが空をイメージした青色だったため、速達専用ポストもその色を受け継いだとみられている。

 赤色は全国で約18万3千本(14年3月末時点)あるのに対し、青色は今年2月時点でわずか35本。このうち4分の3近い26本が大阪に集中。東京には6本、神戸に2本、名古屋には1本が残る。

 同室によると、最も多かった時の本数は分からないというが、機械で速達郵便物を区別できるようになり、収集時に普通郵便と分けて取り扱う必要がなくなったことや、ポストの老朽化などから、青色が撤去されているという。

 大阪では御堂筋や四つ橋筋周辺に青色が多く残っている。では、なぜ大阪が多いのか。同室は「撤去は地元の郵便局が利用状況などから判断している」と説明するが、理由はわからない。

 郵便の歴史などを調べている郵政博物館資料センター(千葉県市川市)の井村恵美主任学芸員は「東京は大阪より街の再開発が早かったため撤去が進んだのでは。今後、大阪でも徐々になくなっていくでしょう」と話す。

 風前のともしびとなった青色ポストの存在にひかれる人たちがいる。インターネット上には各地の青色ポストの写真と共に「青色のポストがあるって知ってる?」や「赤色より控えめな印象」などのコメントが投稿されている。

 大阪・梅田周辺のユニークなものなどをブログで紹介している大阪市北区の平井裕三さん(40)もその一人。20年ほど前、就職活動中に大阪のオフィス街で初めて目にし、昨夏、近所の青色のポストを撮影して投稿した。兵庫県の友人と歩いていた際、友人が「青色のポストなんて初めて見た!」と驚いたのがきっかけ。投稿を見た友人からも「見てみたい」と設置場所を尋ねる反応があった。話題となったそのポストも昨秋撤去された。

 平井さんは「青色のポストは僕にとっては懐かしいものだけど、見る人によって印象が違うのが面白い。撤去は時代の流れでしょうが、残る青色のポストを見守っていきたい」と話す。(京谷奈帆子)


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