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別冊☆大阪百科☆ニュース6
1024
:
名無しさん
:2015/02/15(日) 15:41:39 ID:5aYTlbQo0
折り紙で世界に平和を 教室開講のマナ・オリさん
2015年2月12日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/150212/20150212026.html
オランダ人で、被爆地の広島・長崎へ、1枚の紙から千羽の折り鶴を制作、寄贈するなど、世界平和の願いを込めたオリジナル折り紙の普及に取り組む「平和折り紙」作家、マナ・オリさん(45)=大阪府守口市日吉町2丁目=の芸術活動に共感の輪が広がっている。
オリさんは16歳の時、母国で核兵器反対のデモに参加。広島、長崎へ投下された原爆によって、多くの市民が犠牲になったことを知った。
初めて折り紙を折ったのは21歳の時。職場で腰の骨を損傷し、1年間にわたる入院中、見舞い客から折り紙の本をプレゼントされたことがきっかけとなった。以後も脊髄の障害のため長い入院生活が続き、「考える時間、折る時間がありました」と創作を重ねた。
2007年には1枚の紙だけで赤の千羽鶴を折って広島へ、10年には同様に白の千羽鶴を寄贈した。オリさんの芸術性が高い折り鶴は当時の広島市長の目にも留まり、来県を要請された。
妻の幸枝さんとは、その時、広島の原爆資料館で開かれた「平和の折り紙教室」で出会った。現在は幸枝さんの故郷・守口市でオランダの食材を使ったカフェ「molen(モーレン=オランダ語で『風車』を意味)」を営みながら折り紙教室を開講。平和を願ってオリジナル折り紙を次々と考案し、現在では鶴のピースタワー、ハス、アヤメ、星、くす玉など3千以上のオリジナルデザインを手掛けている。オリさんの「平和の折り紙」運動は母国にも伝わり、2014年10月、オランダ国王王妃両陛下が来日した際には歓迎式典に招かれ、活動報告を行った。
オリさんは「今でも腰の調子が悪いため連続して10分間立ち続けることができないが、多くの人に平和の折り紙運動を知ってもらいたい」と自らが創作したオリジナル折り紙を紹介した本の出版を計画している。
折り紙教室は毎週日・月曜日に開講。問い合わせは電話06(4304)4992。
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